ということで、新年最初のSSはこの小説を!
千歌「梨子ちゃーん!」
今日も梨子を勧誘する千歌。これで27回目だ。
―音楽室―
梨子「18回目の後に場所を変えたけど…やっぱりすぐに見つかっちゃったよ…また場所を変えても、見つかるだろうな…」
梨子(でも、不思議といらだったりしない…千歌ちゃんの声を聞けて嬉しいというか、友達になれていいなというかそう感じる)
ガラガラ…
音楽室の扉が開いた。
梨子「千歌ちゃん…」
千歌「梨子ちゃん…1回だけ、チカと付き合ってくれない?」
梨子「え…」
1回?それじゃサッカー部に入るってことにはならないよ…どうするつもりなんだろう…
―小原家―
今日も練習…とはいかず、別の部活がグラウンドを使用している。そしてなにより…
鞠莉「ポジションとフォーメーションを決めるわよ!」カチカチ
果南「うん。そうしないとろくに作戦も立てられないからね」
ルビィ「でも、まだ9人しかいないよ?」
フレイ「大丈夫だよルビィちゃん。別の世界だったら9人でサッカーできるから」
ダイヤ「フレイさん…」
フレイのメタ発言。まあそれはともかく…
千歌「花丸ちゃんはどこ?」
ルビィ「休んでいる友達にプリントを届けに行ったよ」
果南「どうやら不登校になってるとか…毎日届けなきゃいけないらしいし、私が勧めたランニングで届けるように言ってるよ」
鞠莉「不登校…理事長としては見過ごしておけないプロブレムね~」カチカチ
ダイヤ「鞠莉さん!さっきからあなたはパソコンで何をしているのですか!?」
鞠莉「何ってユニフォームよ。体操服で大会に出るわけにはいかないでしょ?」
曜「曜ちゃんも一緒に考えているであります!」
千歌「曜ちゃん、どんなユニフォームを考えてるの?」
曜「まだ決まってないけど…こんな感じ!」
曜はユニフォーム案を見せる。
アイシー「なんだろう…見たことあるような…」
曜「よく分かったねアイシーちゃん。確か、ここにきた直後はユニフォーム着てたでしょ?それを参考に作ったんだ」
果南「上が白と水色、下は青色。なんだか、海を表してるみたいだね」
曜「正解!さすが果南ちゃん!」
花丸「遅れてごめんなさーい」
ルビィ「あっ、花丸ちゃんも来たみたい」
鞠莉「じゃあ、ユニフォーム作りは中断してフォーメーションを決めましょう」
こうしてフォーメーション決めに入るサッカー部。
千歌「前にサッカーをやってた人のポジションは…私がFW、曜ちゃんがMF…」
ダイヤ「どっちのMFなのですか?」
千歌「え?右…だっけ?」
ダイヤ「いいえ!OMFかDMFかどっちのMFかと聞いているのです!」
千歌「すみません、よく分かりません」
アイシー「同じです。サッカーの記憶だけは覚えてる方だけど、そんな言葉聞いたこともないわ」
ダイヤ「アイシーさんまで…まあ、MFと一括りにしたり、ボランチという言葉を使うこともあるので、今回は咎めたりしません」
ルビィ「発音の通り、OMFはオフェンスよりのMF、DMFはディフェンスよりのMFって意味だよ」
ダイヤ「さすがルビィ。しっかり勉強していますわ」
フレイ「妹を謙遜せずにほめる…!私の国のあの人とどっちがすごいかなぁ?」
曜「とにかく…私は千歌ちゃんと一緒に点を取りに行ってたからOMFだね」
千歌「続き。果南ちゃんがDF、鞠莉さんがFW。ダイヤさんは…FW?」
ダイヤ「ブッブーですわ!わたくしのポジションはOMF、大空翼選手と同じポジションです!」
花丸「かなり翼選手を意識しているずら」
ルビィ「確か、花丸ちゃんは日向小次郎選手に憧れていたんだよね」
花丸「うん!やっぱりあのシュートを撃つ姿はかっこいいずら!」
果南「花丸ちゃんはFWがいいね」
鞠莉「ええ。花丸、マリーと一緒に相手のゴールネットを破りまくるわよ!」
花丸「ネットを破れるかどうかはわからないけど…いっぱい点をとるずら!」
花丸のポジションはFWで決定した。
果南「次はルビィ」
ダイヤ「ルビィ!お姉ちゃんとコンビプレイをしましょう!黒澤家のゴールデンコンビ、名付けてブラックコンビですわ!」
ルビィ「ブラックコンビ…」
フレイ「ブラックって…悪そうな名前。まあ、こっちにも核弾頭ヘッドとかちょっと不謹慎なものもあるけど」
ダイヤ「マンフレート=マーガス選手のことですね?」
フレイ「その通り。やっぱりジュニアユース選手権の選手は軒並み知っているみたいだね」
ダイヤ「はい。ジュニアユースのことを1日語ってもよいのですよ?」
果南「いや、早くルビィのポジション決めようよ」
ルビィ「そうだよ。ルビィと一緒にサッカーできないよ?」
ダイヤ「う…それはダメです」
ルビィ「ルビィ、お姉ちゃんとパス練習は何回もやったことはあるよ。あと、ディフェンスはオフェンスの第一歩って言って、オフェンスよりディフェンス練習をやってたよ」
フレイ「お姉ちゃんとの連携プレイは?」
ルビィ「それもやったことがあるよ」
フレイ「じゃ、DMFかな。経験を活かせそうだし、位置が近い方が連携しやすいし、ちょっとだけオフェンスにも参加できるよ」
ルビィはDMFに決定。
千歌「アイシーちゃんはどこかな?」
曜「サッカーに関する記憶はある方なんだよね?どんなサッカーをやっていたかは覚えてない?」
アイシー「具体的には…フローズンスティールでボールを奪っていた記憶しかないわ」
ダイヤ「あの技を最初に見た際は驚きを隠せませんでした」
千歌「じゃあDF?」
フレイ「いや、オフェンスも出来る。DMFあたりがいいかもしれない」
アイシーのポジションはDMFに決まった…のだが千歌たちはとんでもない失策をしていた。
アイシー「いいけど…これじゃDFが少ないし、GKがいない気がするけど?」
千歌「あ…」
そう。GKがいないのだ。
フレイ「それに関してだけど、千歌ちゃんに提案があるんだ」
千歌「ひょっとして私にGKやってみてって!?」
フレイ「当たり。鋭いね」
果南「確か最初のサッカーバトルを見ていたとか言ってたけど…あれでGK向きだって思ったの?」
曜「千歌ちゃんはずっとFW一筋だったよ!」
フレイ「確かにFWも向いてる。でも同じくらいGKも向いてるって感じた」
ダイヤ「わたくしのドライブシュートを弾いてはいました。確かに並のキーパーでは不可能ですが…あれは距離があったから。第一、千歌さんはポジション合わせでGKをやっていたのです」
フレイ「ポジション合わせ…ということは伸びしろがあるってことだよ」
千歌「分かった。やってみるよ」
曜「千歌ちゃん!?いいの?」
千歌「うん。確かに私にとってはなれないポジションだけど、それはルビィちゃんや花丸ちゃん、そして梨子ちゃんも変わらないから」
フレイ「ありがとう。もちろん、千歌ちゃんだけに押し付けたりしない。私も状況に応じてGKやるよ」
果南「フレイはキーパー技使えたんだよね」
フレイ「うん。だけど多分、日向小次郎のタイガーショットとか松山光のイーグルショットは止められない。それにひょっとしたら、千歌ちゃんがすごいキーパー技を覚えちゃうかも?」
千歌「そう言われるとGKが楽しみになってきたよ!」
曜「ところで、さっき梨子ちゃんのこと言ってたけど、今はどうなってるの?」
千歌「そうそう。今度子ども祭りがあるでしょ?それに一緒に行くことにしたんだ」
フレイ「なにそれ面白そう!私も一緒に行かせて!内浦のこともっと知りたい!」
果南「フレイは私と一緒!多分、ここは千歌と梨子ちゃんの2人がベストな気がする…!」
鞠莉「私も、連れていきたい人がいるから、その人と一緒に行こうかしら」
花丸「マルも参加したいずら」
ルビィ「ルビィも」
アイシー「私も…ここの事もっと知りたい」
ダイヤ「あくまで子ども祭りですから、子ども達を困らせないようにするのですよ」
こうして、サッカー部は今度の子ども祭りに参加することに。
感想を書いてくれたら嬉しいです。
ちなみに、梨子ちゃんの勧誘にはイナイレのある小ネタを挟んでいます。
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キャプテン翼(テクモ)
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キャプテン翼たたかえドリームチーム