―全日本ユース 宿舎―
ブラジル戦を終え、決勝に備える全日本ユース。試合が終わった日にはしっかり体を休め、翌日には出かける準備をしていた。
三上「観戦に行くぞ。決勝でどちらとあたるか、そしてどんな戦術を使ってくるかを見るぞ」
千歌「いよいよドイツユースとの試合!…って気が早いよね…」
若林「ああ。まだ気が早いな。準決勝でドイツと戦うのはオランダだが、そこにいるイスラスとリブタはワールドユースの際はシュナイダーに匹敵する選手と言われていたんだ」
聖良「皆さん、遠征の際は最後までイスラスからボールを取れませんでしたからね…」
三杉「それにオランダも、僕たちと同じように強力な女性選手を加えて、攻撃力を大幅に上げたんだよ。男女の垣根を超えた連携はすさまじく、トータルフットボール、無敵のオレンジ軍団と言われているね」
千歌「オレンジかぁ…みかんじゃないなんてダメ!」
日向「高海…お前本当にみかん好きなんだな」
沢田「ここまで来たら過激派ですよ…」
こんなボケが混じったやり取りもしつつ、試合会場に到着。ドイツユースvsオランダユースの試合だ。
―ユニバーサル・ユース スタジアム―
既にフィールドにはドイツユースとオランダユースが散らばっていた。試合が始まるところだ。全日本ユースは観客席で、出場選手に関する話をしている。
若林「当然シュナイダーは出場しているみたいだな。シェスターもマーガスもカルツもミューラーもメッツァもカぺロマンもいる」
千歌「フレイちゃんも出てるね」
全日本メンバーの顔見知りは全員出場している模様。全員、エイリア学園と戦った時で分かる通り、他の代表選手とは一線を画す実力だ。
松山「他のメンバーにも注目しておかなきゃな。シュナイダー達ばかりに気を取られていると他の選手に足元をすくわれるかもしれない」
早田「全員女みたいやな」
次藤「どんなヤツか分からんのが一番怖いタイ」
三上「そうだな。だからワシとマネージャーの陽子さんに出来る限りの情報を集めてもらったぞ」
陽子「ええ。少ない情報だけど、役に立つと嬉しいわ」
石崎「へへへ!陽子さんの出す情報ならなんでも最高だぜ!」
陽子「もう、石崎くんたら…」
陽子さんにゾッコンな石崎が大ボケをかます。それはともかく、シュナイダー達顔見知り以外の残り三人の女性選手に関しての情報だ。
陽子「まずはリリウツ・ユヅギって選手からね。ポジションはDFで、パスカットを特に得意とする選手みたいよ」
岬「金髪に白のインナーカラーを入れたショートの女の子だね」
翼「あの選手かい?ちょっとファッションは分からなくて…」
陽子「翼くん…それはともかく、女性選手の中でも特に身長が高くて、それもパスカットを得意とする武器にしているみたいね」
早田「パスカットか…カミソリパスが通るかで話はだいぶ変わるで」
陽子「続いて、逆サイドにいるロングヘアーの金髪の人。あの人はツサノ・カラムって選手で、ディフェンス全般を得意としているけど、特にタックルに関して右に出る人間はいないとまで言われているわ」
翼「他の選手と連携されたら、ドリブルで一点突破はまず無理かもしれない」
岬「でもヘタにパスをまわしたらシェスターやユヅギって選手にパスカットされるかもしれない…かなりスキのないディフェンスだね」
陽子「最後に、金髪のおさげをしたMFの女の子。彼女はヤノサ・カラムって選手よ」
聖良「カラム…ということは、お二人は姉妹なのですか?」
陽子「ええ。でもヤノサは姉のツサノとプレイスタイルがまったく違って、ストライカー気質の選手よ」
日向「でもアイツ、MFにいるじゃねぇか」
陽子「オフェンス、ディフェンス共にあらゆる分野で世界の中でも一流みたいで、今のドイツユースの穴埋めに最適だとしてMFに配置されてるみたいね。非常に多くの必殺技も使いこなせて、最強の女性選手と言われているらしいわ」
善子「クックック…リトルデーモン陽子、それは大げさというものよ。そんな選手なら、今まで目立たないのはさすがにおかしいとヨハネは感じるわ」
若林「津島、それでは相手の思うツボだぞ。それだけ強い選手だからこそ、対策されないようにあえて目立たないようにしているんだ」
陽子「若林くんの言う通りよ。あと私はあなたの奴隷じゃないわ」
善子「奴隷言うな!リトルデーモンってそんな可哀そうなものじゃないから!」
三上「お前たち、試合が始まるぞ。良いか?さっきの情報を頭に入れながら、この試合を観戦するのだぞ」
いよいよ試合開始だ。果たしてシュナイダー達はオランダユース相手にどんな立ち回りを見せるのか…
―フィールド―
ピー!試合開始の笛が鳴った。オランダボールで前半開始だ。
イスラス「いくぞ!」
早速オランダのエース、イスラスが高速ドリブルで駆け上がる。
マーガス「うおっ!?」
カルツ「やるのォ!」
遠征編の時よりさらにキレとスピードが増した高速ドリブル。これでドイツのMF陣まで次々と抜き去っていく。
ミューラー「カベはいらん。カウンターの準備をしておけ」
フレイ「OK!それじゃ、上がるよ!」
DF陣はイスラスに何も仕掛けず、カウンターを仕掛ける準備に入る。
イスラス「なめやがって!だがそれが命取りだ!」
そう言うとイスラスはパスをまわす。パスを受けたのはカローラという女性ストライカー。アーデルハイト、イナという女性選手と連携技を放つことが出来るらしい。
カローラ イナ アーデルハイト「だあああっ!」
3人は力を放出するように構えると、地面が崩れて土の固形が次々と浮かび出した。その固形がボールにくっつき、全部くっついたところで3人の渾身のトリプルシュート!!
カローラ イナ アーデルハイト「絶・ガイアブレイク!!」
バゴオォォン!!ボールを包んでいた土が砕け、超パワーのシュートがミューラーに襲い掛かる!
ミューラー「ふっ!」ガチィ!
しかしミューラーはこれをワンハンドキャッチ。まるで平気そうだ。
カローラ「そんな!」
アーデルハイト「私たちの最高のシュートがまるで効いていない…」
ミューラー「いくぞォォ!!」
ミューラーはボールを投げてパス。なんとこれで前線のカぺロマンにパスが通ってしまう。
カぺロマン「うなれ!!
サイドワインダー!!」
ドガアァっ!!カぺロマンはセンターライン付近のサイドから必殺シュートを放った。シュートはガラガラヘビの如くくねくねと進んでいく。
アナ「そんな位置からのシュート!」
アナは力を開放する。するとオレンジのオーラでドームが形成された!
アナ「オレンジドーム・Ⅴ4!!」
ヂュウゥウゥ!!サイドワインダーがドームに入り、パワーを奪われる…はずなのだが、まったく威力が衰えない。
アナ「うわぁっ!」
バシュゥゥン!!なんとカぺロマンのセンターライン付近からのシュートで点が入ってしまった。
観客席でその様子を見ていた全日本ユースは驚きを隠せない。
松山「センターラインからのシュートで得点だと!?なんて威力だよ!」
聖良「あのキーパーの技もマウェストさんに少し劣るくらいで、世界に通用するはずですが…」
花丸「オランダの放ったシュートも、アルゼンチン戦までのマルたちにとってはとっても強いシュートずら!」
オランダユースは女性選手を加えて前よりも強力なチームになっていた。しかし、ドイツユースはそれさえ簡単に跳ねのけてしまうのだ。
こうして、ドイツユースが終始オランダユースの攻撃を封じ、そのままシュートにつなぐ展開が続き、試合が終わってしまった…
日向「クソっ…何も得られなかったな…」
若林「ネオファイヤーを見るつもりだったが、シュナイダーは一度も見せなかったな」
千歌「フレイちゃんも、エクスカリバーを一回も見せなかった…」
理亜「それどころか必殺シュート以外まったく必殺技を使っていないわ」
ドイツユースは必殺シュート以外の必殺技を使っていなかった。相手に研究されないようにするためである。
三杉「戦術もオランダのシュートをミューラーが簡単に止めて前線に投げて、シュナイダーやカぺロマンがシュートを放っただけだね」
松山「DFはほとんど守備に入らなかった…だからシェスターやツサノがどんなディフェンスをしてくるのかも分からずじまいだ」
いくらミューラーがいるとはいえ、ドイツのディフェンス陣が何もしないはずがない。だからこそどんな戦術や技を使ってくるかを見ておきたかったが、それすら出来なかった。
三上「どうやら向こうが上手だったようだな…仕方あるまい。こうなった以上、相手の対策は出来ん。がむしゃらに頑張るしかないぞ」
全日本ユース「はい!!」
こうして宿舎に戻る全日本ユース。相手の戦術が分からない状態で練習、試合に臨むことになった。そして相手はかつてない程の強敵。
全日本ユースの最後の戦いが、始まろうとしていた。
今回、ドイツ側にオリキャラ…いや、オマージュキャラが存在しています。
名前を並び替えると…?
次回作のラブライブ×イナイレ作品、どの作品から追加メンバーを出演させてほしい?
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ラブライブ!
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ラブライブ!サンシャイン!!
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虹ヶ咲(文字数足りないので以下略)
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ラブライブ!スーパスター!!
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キャプテン翼(中学~jrユースまで)
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ワールドユース編以降の原作漫画キャラ
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テクモ版キャプテン翼のオリジナルキャラ
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たたかえドリームチームのオリキャラ
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キャプテン翼(RONC)のオリキャラ
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イナズマイレブンシリーズ
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イナズマイレブンGOシリーズ
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イナズマイレブンアレスの天秤シリーズ