キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

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や…や…やっと…


この町で…!

子ども祭りでお店を回る千歌と梨子。今は射的コーナーにいる。

 

パチィン!

 

千歌「ぐえ」

 

梨子「千歌ちゃん…自分に撃っちゃったよ」

 

「だ、だいじょうぶ?ゴムでっぽうがこわれちゃって、てでゴムをうつことになったけど…」

 

千歌「大丈夫!次は自分に撃ったりしないから!」

 

もう一回手にゴムを括り付ける千歌。

 

千歌「あ」パチィン!

 

「痛っ!」

 

千歌「わあ!?ごめんなさい!」

 

「大丈夫だよ千歌ちゃん」

 

千歌「あ、フレイちゃん。それに果南ちゃんも!」

 

果南「千歌、うまく回れてる?」

 

千歌「今は二つ目。ゴム鉄砲が壊れちゃって、手で射的やってるんだ」

 

フレイ「手か…よし!やってみる!」

 

パチィン!

 

梨子「きゃあ!」

 

フレイ「あ…ごめん」

 

フレイのゴム鉄砲は、梨子に当たってしまう。

 

 

「やっぱりゴムでっぽうつくろー?」

 

フレイ「うん…そのほうがいいね」

 

果南「じゃ、私たちが手伝うよ。千歌は他のところ回って」

 

千歌「ありがと。梨子ちゃん、次のお店行こう?」

 

梨子「うん…」

 

千歌と梨子は次のお店へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌と梨子は水ヨーヨーやさんに。そこには先客がいた。

 

 

アイシー「取った!」

 

ルビィ「すごいよアイシーちゃん!」

 

ダイヤ「これでルビィの水ヨーヨーゲットですわ」

 

鞠莉「あ、千歌っち!見て!アイシー、水ヨーヨーを2つゲットしてるのよ!」

 

千歌「そっかぁ。ところで、何円かけるの?」

 

アイシー「一回100円だから…200円。ここにいるみんなの分も欲しいから、後300円かな」

 

千歌「ふっふっふーっ…。もっと効率よく、100円でとらなきゃ」

 

アイシー「100円?後1回?」

 

千歌「うん!ちょっと貸して」

 

千歌は100円払って針金を持つ。

 

 

千歌「ぐぐぐ…」

 

梨子「すごい!3つ同時に取ってる!」

 

ルビィ「でも…嫌な予感がするよ」

 

千歌「だいじょう」ブチっ!

 

ボシャーン!

 

糸が切れて水ヨーヨーが落ちる。その水しぶきで千歌はびしょ濡れに。

 

 

ダイヤ「やはりそうなりましたか…」

 

梨子「わああ!?タオルタオル!」

 

「はいどうぞ」

 

千歌「ありがとうございます…って誰!?」

 

千歌は驚く。見知らぬ男の人がタオルを渡していたのだ。

 

 

鞠莉「紹介してなかったわね。この人が監督になる人よ」

 

風見「どうも。これから監督を務める風見です。そちらの人も、部員ですか?」

 

千歌「初めまして…梨子ちゃんは…友達です。部員じゃないです」

 

風見「そうですか…」

 

梨子「千歌ちゃん…」

 

鞠莉「別のところに行きましょう。ここは千歌っちとリリーの二人っきりがベストだと思うわ」

 

千歌「大丈夫。私達そろそろ移動するから。行こう、梨子ちゃん」

 

梨子「あ、うん…」(今あの金髪の人私にあだ名を付けてなかった?)

 

なんとも言えない状況。それはともかく、再び移動する二人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌と梨子はお店にはいない。今は会場の近くの公園でゆっくりしている。

 

千歌「梨子ちゃん、今日は来てくれてありがとう」

 

梨子「あわわ…う、うん、こちらこそ誘ってくれてありがとう…」

 

うろたえる梨子。どうやら先にありがとうと言いたかったようだ。

 

 

梨子「ところで…千歌ちゃん、私のこと諦めたの…?」

 

千歌「え?」

 

梨子「いや…ほら、監督さんとあった時に、千歌ちゃんだったら「もうすぐ梨子ちゃんが部員になってくれるよー!」とか、そういうんじゃないかなって思って…」

 

千歌「チカは梨子ちゃんのことは諦めていないよ?今でもサッカー部に入って欲しいって思ってる。でもさ…今日は梨子ちゃんと子ども祭りを楽しみたかったんだ。サッカー部の交流とかじゃなくて、1人のトモダチとして」

 

梨子「1人の友達…」

 

千歌「私、梨子ちゃんのこと、きっと優しい人で、友達になれるだろうなぁ~って、思ったんだ。チカは末っ子だから、甘えっこレーダーが発達してて、そういうのが分かっちゃうんだよね♪」

 

 

千歌「チカもこの学校の出身なんだけど…いつもなかなかお客さんが来てくれなくて寂しかったんだよね。だから幼馴染の曜ちゃんとお店屋さんとお客さんと交代交代でなったりしてて…もちろんそれでも十分できるけどさ…なんだかつまらないっていうか、寂しいっていうか、なんか…悲しいじゃない?」

 

千歌は梨子に語りかける。最初こそ笑顔だったが、だんだんと悲しみを纏った笑顔になっていた。

 

 

千歌「もう、なにをするのもどうしようもなくて、人数が足りないんだよこの町…」

 

梨子「……」

 

 

 

梨子(やっと、分かったような気がする…千歌ちゃん、本当は自分の後輩になる人たちにお客さんを連れていきたかったんだと思う。たとえ自分1人でも…)

 

 

千歌「ごめんね、こんな暗い話につき合わせちゃって。今度は明るい話、しよ?ほら、あっちに曜ちゃんもいるし」

 

梨子「そうだ…え!?あ、あの子!」

 

千歌が指差す方を見る梨子。そこには曜と…見覚えのある女の子がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曜「今日は楽しかったね、善子ちゃん!」

 

花丸「ほら、先輩もこう言ってるずら」

 

善子「良かった~…赤いリボンを付けた人とトラブル起こしたから2年の間でさんざん言われてるんじゃって思ったわ…」

 

曜「そんなの聞いたこともないよ!むしろ曜ちゃん、堕天使ってかっこいいな~って今日思ったよ」

 

善子「そういってくれて嬉しいわぁ…む!ムム!!」

 

花丸「善子ちゃん?」

 

曜「あ!千歌ちゃん!」

 

 

 

 

 

 

千歌「曜ちゃん!それに花丸ちゃん!その子は?」

 

梨子「お、覚えてる…確かこの子」

 

 

善子「わ、我が黒歴史の生き証人…」

 

花丸「え?」

 

千歌「何言ってるかわからない…えーと、どこかで見たような…」

 

梨子「ほら!千歌ちゃんが廊下で私を誘って、私がそれから逃げてた時にぶつかって…」

 

 

梨子「よくもこの堕天使ヨハネに無礼な真似を…!首を垂れて…」

善子「やめなさぁぁい!!」ガシィ!

 

善子の真似をする梨子に勢いよく飛びかかる善子。そして梨子を拘束した。

 

 

梨子「きゃああ!ぜ、全然動けない!助けてぇ!」ジタバタジタバタ

 

善子「うるさい!だったら前言を撤回してあの時のことを忘れなさい!」

 

 

 

 

「すごーい!じぇいけいのかくとうぎだー!」

 

暴れながら言い合う善子と梨子。だんだんヒートアップしていき、騒ぎを聞きつけた子どもたちが集まる。

 

 

千歌「まずい。これ子どもたちに見られてる」

 

梨子「う、うそ!?は、放しなさい!」

 

善子「そっちが忘れれば済む話だっつーの!」

 

梨子「そっちが放せばいいのー!」

 

全然話が進まず、時間だけが過ぎていく。

 

 

 

フレイ「みんなどうしたの…って!なにやってんの千歌ちゃん!」

 

鞠莉「オー!ビッグプロブレム!」

 

サッカー部のメンツも集まる。

 

 

 

 

ダイヤ「あなたたち!いい加減にしなさい!!」

 

梨子 善子「あ、あれは!生徒会長!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤの静止でなんとかなった…ぽい。で、梨子と善子はダイヤの前に座っていた。

 

 

ダイヤ「あれほどあくまで子ども祭りですから騒ぎを起こすなと言ったのに!」

 

梨子 善子「そんなこと聞いてません!」

 

果南「ダイヤ、この子たちはサッカー部の部員じゃないでしょ?」

 

ダイヤ「う…!そういえばミーティングで言ったのでした…。しかし!たとえそうであっても高校生として良識のある行動を取るべきです!」

 

鞠莉「まあ、そう怒鳴っても仕方がないでしょ。まずは当事者と目撃者に事情を聞くこと!」

 

梨子「そんなこと言われても…なんだか真似したらいきなりつかみかかられたとしか…」

 

善子「それはあなたに都合が良すぎるでしょう!」

 

千歌「ちょ、ちょっと!」

 

どうしても話がまとまらない。

 

 

風見「これは複雑な事情がありそうですね…まずは当事者より目撃者に話を聞くのが良いのでは」

 

鞠莉「確かにその方がベターかもね…じゃあ、まず曜から事情を言ってみて」

 

風見「もし分かるなら、この2人のことを詳しく教えてください。」

 

サッカー部の監督である風見の提案で、まずは曜が事情を説明することに。

 

 

曜「まず善子ちゃん、今まで不登校で、今日はちょっとでもみんなと触れ合いたかったから花丸ちゃんと一緒に子ども祭りに来たんだ。それで、梨子ちゃんと千歌ちゃんに会ったら突然言い合ってつかみかかって…」

 

善子「曜さんまで…」

 

梨子「だってそれが正しいんだもの」

 

曜「まあまあ、善子ちゃんを悪く言うつもりはないよ。ただ、私が思ったのはひょっとして善子ちゃんが言う赤いリボンの人って梨子ちゃんのことなのかなって思ったな」

 

千歌「そういえば私が来た時、慌ててどこかに行っちゃったけど、それなら話がわかるよ」

 

善子「ええ…みんなの前であんなこと言っちゃって恥ずかしくなって、学校に行けなくなったわ…だから、真似されたら思わずやめてって言ってしまって…」

 

 

 

善子「その…ごめんなさい。先輩が悪いわけじゃないのに、つかみかかったりして」

 

冷静な状況説明で落ち着いてきた。善子は梨子に謝罪する。

 

 

梨子「いや、こちらこそごめんなさい。よく考えたら、逃げ出すぐらい恥ずかしいんだから、あまり掘り返して欲しくないよね…」

 

善子「いや、それは…その、もう大丈夫っていうか」

 

梨子「もう大丈夫って?」

 

 

 

善子「実は…今日も堕天使やってたけど、みんな優しく迎え入れてくれて、これでいいって言われて…」

 

花丸「子どもたちがみんなかっこいいって言ってくれたずら」

 

「だてんしヨハネ、かっこいい」

 

 

フレイ「ヨハネか…親近感があるんだよねー。嫌いじゃないな」

 

アイシー「ヨハネっていうのがどういう意味の名前かわからないけど、なんだかかっこいいかも」

 

善子「そういってくれるなんて嬉しいわぁ…」

 

花丸「他の子にもそう言ってもらえたし、善子ちゃん、もう大丈夫そうずら」

 

千歌「よろしく!ヨハネちゃん!」

 

こうして…子どもや同世代の女子と触れ合って、子ども祭りを過ごした一同であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―翌日、グラウンド―

 

梨子「よろしくお願いします」

 

果南「こちらこそ。これからよろしく、梨子!」

 

あれから、もう一回千歌ちゃんに「一緒にサッカーやりませんか」って言われて今ここにいます。未だに私に本当に出来るか、わからないけど…この町を好きに思う千歌ちゃんに心を打たれて、私も千歌ちゃんと大きなことを成し遂げたいって思えたんです。

 

 

それと、もう1人メンバーが来てくれました。

 

善子「同じ新入りね。リトルデーモン」

 

梨子「り、リトルデーモン?」

 

堕天使ヨハネこと、津島善子ちゃん。花丸ちゃんに誘われて、あっさり承諾してくれたんです。どうやら、自分のことを受け入れてくれた曜ちゃんや花丸ちゃん、そしてサッカー部のみんなと一緒にサッカーがしたいって。

 

善子「堕天使ヨハネの使い魔…!あなたもそうなのよ。リトルデーモンリリー」

 

梨子「こら!調子に乗りすぎ!」ダっ!

 

善子「わああ!」

 

果南「こらこら。今走ったら後で泣きを見るよ。みんなでグラウンド10週するんだから」

 

梨子 善子「えええ!」

 

優勝を目指すからとっても厳しい道のりだけど…乗り越えた先にみんなでやりきったんだって思えるって信じてます!

 

 

 

風見「それでは練習を始めましょう」

 

11人「はい!」

 




オリキャラ解説 風見監督 

小原家のマネーで雇われた監督。なんだか、タメ口は立場的におかしいと感じ、常時ですます調のキャラクターになりました。 妄想cv 宮内洋

僕が見ていたラブライブ×イナイレ作品に「結城」という監督がいたので、じゃあ仮面ライダーⅤ3つながりで、風見にしました。妄想cvもⅤ3の人です。

ようやくメンバー集めが終わりましたが、いかがでしたか?作ってる間にも加入パートいらないんじゃね?とも考えたりしました。実際になかった人もいましたし。ですが、ここでは加入回が無いと、一部のキャラクターが伏線不足になるので。

加入云々で色々言われているアニメですが、やってみるとスタッフ一同の苦労がよくわかりました。すんなり加入させようとしても、問題提起でごたごた…特に1年組とその推しの皆さん、僕の他の作品ならμ’s3年とその推しの皆さん、本当に雑で申し訳ございません。

ここから本格的にサッカーを始めるので、是非とも見て欲しいです。よろしくお願いします。できればアンケートも…

この中でどれが好き?

  • ラブライブ×イナイレ
  • キャプテン翼(原作漫画)
  • キャプテン翼(テクモ)
  • キャプテン翼たたかえドリームチーム
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