でも、スクフェスの専用スキルはオレンジだぞ?よくわからん。
―グラウンド―
今日は個人練習。必殺技の習得、強化をやっていく。
まず、ダイヤ、フレイ、千歌、鞠莉のシュート・セービング練習。(花丸、梨子、ルビィは測定中)
ダイヤ「ドライブシュート!」ドガァァ!
千歌「みかんパーンチ!」
バキィ!
千歌「うわああ!」
ダイヤのシュートをパンチングして吹っ飛ばされる千歌。
千歌「ううー!必殺技にならないよー!」
ダイヤ「いえ、技としては完成しているのですが…なにせ力不足ですわ」
鞠莉「オレンジをガードに使うのはちょっと無理があるわねー」
千歌「あ、ちょっと!みかんだから!ここ重要だよ!」
鞠莉「でもオレンジシュートって言うじゃない?」
千歌「それは…クラブにいた時にチームメイトが名付けてくれて、私も初めて必殺シュートが出来た嬉しさで頭が回らなかったっていうか…」
フレイ「後で言ったりはしなかったの?」
千歌「それも考えたけど…やっぱりサッカーで初めて出来た友達だから、やっぱりその人たちの思いも入ってるって考えちゃうんだ…」
ダイヤ「千歌さんらしいですわね…」
千歌「あ!良いこと思いついた!フレイちゃん!ちょっとキーパーやって!」
フレイ「いいよ。善は急げだからね」
千歌はボールを構える。
千歌「ええーい!」ドゴォン!
千歌はまずホップしてボールを踏みつける。ボールは勢いが強かったからかボールは地中へ…
ダイヤ「千歌さん!ボールを粗末にあつか…」ブッッシャアァー!シュワシュワシュワ…
地中が弾け、ボールはみかん色のオーラを纏い、周りの土からみかん色の気泡が。まるで炭酸だ。
千歌「スプラッシュみかん!」ダッパァ!
千歌はそのボールに思いっきりシュート!
フレイ「キラーブレード!」シャキィーン!
フレイはキラーブレードを使ってボールを弾こうとする。
キイィィン…!パチパチパチパチ!
フレイ「こ、このシュート…!すごい威力!」
パッシャァーーン!
フレイ「きゃあ!」
バシュウゥゥン!
フレイは弾き飛ばされ、ボールは勢いよくゴールに。
ダイヤ「わたくしが破れなかったキラーブレードをあっさりと…」
フレイ「すごいよ!ところで、スプラッシュオレンジじゃダメ?」
千歌「うーん、確かにそっちの方がかっこいいかもしれないけど…私が考えたシュートだからみかん!」
一方、こちらは善子、曜、アイシー、ルビィ、果南、梨子のオフェンス、ディフェンス練習。
善子「ぜえ…すごく疲れた…」
果南「でしょ?必殺技ってとても疲れるんだよ」
善子「うう…必殺ポイントとかあると思ったわ…」
果南「ゲームじゃないんだから。ここで必要なのはスタミナとガッツだよ!」
善子「こ、今度からランニング頑張りまぁす…」
果南と必殺技の特訓をしてとても疲れた善子。この世界の必殺技発動に必要なのはガッツだ。TPとGPが共有されている。
一方、曜とアイシーは1対1で練習。2人の技に磨きをかける。
曜「ダッシュアクセル!」ダダダ!
アイシー「フローズンスティール!」ズサァー!
曜「うっ…」
しかし、曜はボールを取られっぱなしだった。
アイシー「ねえ、何かあったの?」
曜「え?別に大丈夫だけど…」
アイシー「なんだか、元気がなさそうだから…」
曜「…」
10分後、今度は果南、ダイヤ、アイシーが測定へ。練習メンバーは全員集合している。
善子「ずら丸!なにかされなかった!?」
花丸「変な本の見過ぎずら。実際には女子3人で協力して測定してたよ」
ルビィ「後は練習して自分のプレイスタイルが分かればちょうど良いシューズが出来るんだって」
千歌「よーし!だったら練習!必殺みかんセービングの特訓に付き合ってもらうよ!」
梨子「み、みかん…ちょっと無理がありそう」
千歌「はあー、鞠莉ちゃんもそう言ってたんだ」
善子「当たり前でしょう!?みかんでガードしようもんなら潰れて果汁がブッシャーって…ぞわわ!」
曜「ど、どうしたの善子ちゃん」
声に出して身震いする善子。
花丸「善子ちゃんはみかんが苦手ずら」
千歌「えー!こんなにおいしいのに!」
善子「そうやってたくさん食べさせられて嫌なのよ!とにかく!みかんでセービングは断固反対!!」
千歌「えー!」
梨子「善子ちゃんの言うことはあんまりだけど…私はみかんにこだわる必要は無いと思うな」
千歌「梨子ちゃんも!」
梨子「だって…千歌ちゃんにあるのはみかんだけじゃないでしょ?私と話すときも、いろんな話題で楽しんできた」
千歌「うーん、確かに。…じゃあ、普通怪獣キャッチっていうのはどうかな!?」
ルビィ「か、怪獣…」
善子「まあ、それなら強そうね。普通という言葉にはひっかかるけど」
千歌は自分のことを普通星に生まれた普通星人と思っている。それが発展して、普通怪獣チカ!というのが生まれたようだ。
梨子「じゃあ、そのイメージを持って特訓しよ?」
千歌「うん!じゃあ、まずは曜ちゃんから!」
曜「あ、うん!りょーかい!」
こうして全員でシュート練習。
曜「はあ!」ドガァ!
千歌「ふっ!」ガシィ!
曜の正面のシュートを簡単にキャッチする千歌。
曜「だいぶ上達したんだね」
千歌「ふっふーん、木に括り付けてあったタイヤで特訓したんだ!」
鞠莉「監督考案の根性ど根性の特訓よ!」
善子「これ…鞠莉とずら丸だけでやった方がよくない?弱いシュートじゃ千歌の特訓にならないわ」
曜「だ、ダメだよ!」
善子「え…ど、どうしたのよ」
曜は明らかに焦っているような言い方をしていた。
曜「いや…ごめんね。なんでもないよ」
鞠莉「みんな、ハイボールのセンタリングはできる?」
善子「は、ハイボール?お酒はダメよ」
梨子「そんなわけないでしょー?ヘディングに適した高いボールでしょ?」
ルビィ「うん。これならパス練習になると思うよ」
鞠莉「それじゃ、マリーにレッツ、センタリング!」
花丸「マルもヘディング頑張るずら!」
ハイボールの特訓を始める善子たち。花丸、鞠莉が交代でヘディング練習。
善子「パスよ!」パスっ
花丸「えい!」バゴ!
千歌「っ!」ガシッ!
花丸の正面のヘディング。これは普通に止める。
ルビィ「えい!」パスッ
鞠莉「グレイト!行くわよ!」
ルビィのパスに合わせて鞠莉はジャンプ。
梨子「あ、あれは!」
梨子は驚く。なにせ、鞠莉は空中で宙返りしていたのだ。
鞠莉「シュート!」ドガァ!
鞠莉のオーバーヘッドキック。これは一流の選手にしか出来ない技だ。
千歌「止める!」ガシ
正面に飛んできた。千歌は両手でボールを押さえるが…
千歌(お、重い…!やっぱり鞠莉ちゃんはすごいや…でも!)
やはり威力は高い。千歌は手を離しそうになる。
シュウゥ…
花丸「!」
千歌「わあ!」バシュン!
梨子「あちゃー、残念」
結局弾き飛ばされてしまう千歌。しかし…
花丸「見えたずら!」
千歌「え!花丸ちゃん、反応できるの!?」
花丸「違うよ。千歌ちゃんがキャッチしている間に後ろに何か見えたずら!」
善子「必殺セービング?いや、ずら丸、あんた寺の子でしょ!?それ幽霊かもしれないわよ!」
ルビィ「ゆ、幽霊…ピギャア!」
鞠莉「オー!ゴーストセービング!」
千歌「やだよ!幽霊はさすがにいやだよ!」
梨子「幽霊…すり抜けてゴールしそうな気がする」
曜「幽霊は千歌ちゃんとは違うかなー」
千歌の後ろに見えたナニカに関していろいろ言っているうちに、果南たちが帰ってきた。
ダイヤ「幽霊が見えたですって?冗談はほどほどにして練習しますわよ」
鞠莉「せっかちね。ジョークかどうかはシュートして決めるのよ」
果南「話が読めないけど…」
曜「花丸ちゃんが千歌ちゃんの後ろに何かが見えたんだって」
花丸「千歌ちゃんの背中から、オーラみたいなものが出ている気がしたずら」
風見「では千歌さん達の測定をする前に全員でシュートしてみましょう。善は急げ、思い立ったが吉日。必殺セービングがあれば相当有利です」
フレイ「じゃあ、早速やってみよ」
こうして、千歌に対して全員でシュートを撃つことになった。
必殺技解説
みかんパンチ 必殺パンチング 使用者 高海千歌
みかん色のオーラを纏ってパンチング。威力はめちゃくちゃ低い。
スプラッシュみかん 必殺シュート 使用者 高海千歌
ボールを踏んで地中に埋め、炭酸が吹き上がったところをシュートするオリジナル技です。こちらは威力が高いです。
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