キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

212 / 240
アスタ「作者、サッカーなんてもうやめないか?」

バシム「は?なんでだよ」

アスタ「だってお前サッカーしなくなった途端めっちゃすらすら描くようになったじゃないか。サッカー創作向いてねえよ」


はい、なぜか最近すらすら話が描ける作者です…引き続きお楽しみください。


合流

―龍也side―

 

渚と四季を仲間に加えて、12人になったこちらのチーム。今は食料探しに駆り出すところであるが…

 

 

龍也「砂浜を抜けたと思ったら平原に来たな…」

 

ヤノサ「本当に地形が安定しませんね…」

 

ヘルナンデス「果たしてこれで食料を確保できるか…?」

 

絵里「ええ。こう環境が安定しないと厳しいわ」

 

この状況で食料を確保できるか怪しいと懸念を抱く者も。作物がこんな滅茶苦茶な環境で育つとは考えにくいからだ。

 

 

岬「おっ!あれ見て!建物だよ!」

 

翼「本当だ!木製の建物だね」

 

龍也「というか建物がたくさんあるな…これ村じゃね?」

 

ここで岬が平原の村を発見。ここなら作物がすでに育てられていそうだ。

 

 

ユニコーンガンダム「待ってください。ひょっとしたら好戦的な村かもしれませんし、俺が様子見に行っても…」

 

翼「うん、お願いするよ。オレも様子を見に行っても大丈夫かい?」

 

ユニコーンガンダム「大丈夫です。でも、危なくなったらすぐ引き返してくださいね?」

 

翼「もちろんだよ。もし村人がいたら、オレが話してみる」

現在は何が起こってもおかしくない状況。ひょっとしたら人の住む村ではないかもしれない。まずはユニコーンガンダムと翼が村の様子を見る。

 

 

渚「それにしても…あの村よく見たら建物の屋根とかに蜘蛛の巣がたくさんある。イヤな予感がする…」

 

ユニコーンガンダム「そうですね。俺も実はこの村から良くない気配を感じています…だから、まずはどんな感じか確認しますね」

 

トウヤ「分かった。オレはここでみんなを守っておくよ」

 

こうして、村の様子を先に見に行くことにしたユニコーンガンダムと翼。

 

 

 

 

 

ユニコーンガンダム「モビルスーツ反応は…ないな」

 

翼「敵はいないってことかい?」

 

ユニコーンガンダム「いや、このセンサーはモビルスーツとかのロボットにしか反応しませんので。獣とかだと察知できないです」

 

翼「そうなんだ…ン?」

 

話の途中に翼が立ち止まる。どうやら何かを見つけたようだ。

 

 

翼「村の中に人がいる!あれは…オレの知ってる人だ!」

 

ユニコーンガンダム「本当ですか!?じゃあ、早速話を!」

 

翼「うん。おーい!シュナイダー!」

 

翼は村の中に入りながらシュナイダーに呼び掛けた。

 

 

 

シュナイダー「ン?ツバサか!お前もこの世界に来ていたのか」

 

翼「シュナイダーも!それと聖良さんもいるんだね。どっちの聖良さんだ…?」

 

聖良(松兄)「ポジションはDF…と言えば分かりますか?」

 

翼「なるほど。龍也くん達の世界の聖良さんだね」

 

ここでスタジアムにいた選手が2人仲間に。シュナイダーと向こうの聖良だ。

 

 

翼「ところで…そこにいる人は村人さんかい?」

 

翼はそう言うとシュナイダーでも聖良でもない方向に身体を向けた。そこには水色のロングヘアーの少女が。

 

 

シュナイダー「この子か?いや、違うな」

 

フラン「フランです。この2人と近い場所にいたから一緒に…」

 

翼「そうなんだ。となるとこの子も他の世界から来たみたいだね」

 

フラン「はい…」

 

ユニコーンガンダム「あの、大変です!」

 

フランという少女と会話する翼。そこにユニコーンガンダムが。

 

 

 

翼「どうしたんだい!?」

 

ユニコーンガンダム「すぐにこの村から離れてください!ここは廃村です!建物の中にゾンビが!」

 

翼「廃村⁉」

 

なんとこの村は廃村であった。蜘蛛の巣がいっぱいあったのはそのためだ。

 

 

 

村人ゾンビ「ウワー…」

 

翼「うっ、本当だ…」

 

翼が建物の方に目をやると、【マインクラフト】というゲームに登場するゾンビと化した村人がいた。これでは夜になった途端襲われてしまう。すぐに村から出ていくことに。

 

 

 

ドオオォォォン…!!

 

翼「な、なにィ!?」

 

翼は驚愕する。壮大そうな音と共になんと…突然夜になったのだ!

 

 

村人ゾンビ「ウワー…」

 

ユニコーンガンダム「しまった!?外に…!」

 

夜になったことでゾンビが外で活動できるようになってしまう。早速外に出て翼達を襲い始める。

 

 

ユニコーンガンダム「やるしかない!みんなは速く逃げてくれ!」

 

翼「みんな!走れるかい!?」

 

シュナイダー「ああ!大丈夫だ!」

 

聖良(松兄)「ゾンビというだけあって動きは遅いようです。私達なら振り切れます!」

 

ユニコーンガンダムはビームサーベルを構える。一方で翼達はゾンビをかわしながら逃げることにした。

 

 

村人ゾンビ「ウワー…」

 

シュナイダー「遅い!」ダっ!

 

村人ゾンビが襲ってきたところをドリブルの要領でかわす。相手はその辺の選手よりもスピードが遅く、シュナイダー達ならかわすのは容易だ。

 

 

フラン「っ!?前からゾンビが…」

 

村人ゾンビ「ウワー…」

 

聖良(松兄)「スノーエンジェル!」

 

ガキィィィンッ!!聖良は前からフランを襲おうとする村人ゾンビに反応し、スノーエンジェルを放った。村人ゾンビは氷漬けに。

 

 

フラン「ありがと…」

 

聖良(松兄)「大丈夫ですよ。また襲われる前に逃げましょう」

 

こうして4人は村人ゾンビを振り切って村の外に逃げた。

 

 

 

ユニコーンガンダム「ごめん!」

 

ジャコオォォォンッ!

 

村人ゾンビ「ウエエエ」

 

一方でユニコーンガンダムは村人ゾンビをビームサーベルで斬る。こちらもユニコーンガンダムの動きにはついてこられず、落ち着いて攻撃をかわしながら対応出来ていた。

 

 

ユニコーンガンダム「白兵戦しか出来ない!これで!」

 

ユニコーンガンダムは距離を取ってハイパーバズーカに持ち変える。

 

ズドォンっ!ズドォンっ!ズドォンっ!

 

 

村人ゾンビ「ウエエエ」

 

村人ゾンビ「ウエエエ」

 

村人ゾンビ「ウエエエ」

 

遠距離から一方的に村人ゾンビを仕留める。この調子で襲ってくる村人ゾンビを特にダメージを受けることなく倒していった…

 

 

 

ユニコーンガンダム「くっ…」

 

ユニコーンガンダムは龍也達のいた方向に帰りながら村人ゾンビを倒したことに心を痛めていた。相手がゾンビでも無関係の相手を戦って殺すことはしたくなかったのだ…

 

 

 

 

龍也「廃村…か」

 

翼「うん」

 

ヤノサ「そんなところでは食料を探すどころではありませんね…」

 

シュナイダー「いや、食料自体はこの村で見つかっている。さっきジャガイモ畑を見つけたぞ」

 

聖良(松兄)「あれでも畑は健康そのものだったみたいです」

 

どうやら廃村の中にジャガイモ畑があったようだ。せっかくあるのなら取りたいところ。

 

 

 

ユニコーンガンダム「いや、ここはこの村を拠点にするのも考えてみましょう」

 

ヘルナンデス「そうか、ゾンビがいなくなれば襲われる心配はなくなるからな」

 

龍也「気味悪いところだけど、拠点がないよりはマシだしな」

 

果南(松兄)「渚くんと四季ちゃんは大丈夫?」

 

渚「大丈夫です」

 

四季「me too」

 

ユニコーンガンダム「村にゾンビが残ってないか確認してきます!トウヤはまたみんなを護衛してくれ!」

 

トウヤ「分かった!…やっぱりゾンビに生き物がかまれちゃうと何が起きるか分からないしな…」

 

ユニコーンガンダムは再び村の様子を確認。万が一ゾンビにかまれてもガンダムは機械なのでウイルスとかに感染したりはしないぞ。

 

 

 

 

竜太「おーい!果北ー!」

 

果北「ん!?お兄ちゃんだ!」

 

待ってる間、向こうから竜太の声が聞こえてきた。後ろに選手たちやソウゴたち仮面ライダーがおり、ここで両チーム合流出来たぞ。

 

 

千歌「良かった~!翼さん達もこの世界にいたんですね!」

 

翼「うん。今ちょうど村を見つけたところだよ」

 

岬「今は安全か確認してるところだけど…千歌ちゃんや竜太くん達もここでひとまず休まないかい?」

 

竜太「はい。それにこれからどうするかも落ち着いて考えられますね」

 

果南「それにしても…お互い見慣れない子がいるみたいだね…?」

 

両チーム旅の最中にまた違う世界の人間と出会っている。お互いに見慣れない顔がいた。

 

 

 

 

 

メイ「四季!ナギ!」

 

四季「メイ…!」

 

渚「良かった!メイも無事だったんだな!?」

 

メイ「ああ…あの人達のおかげだけどな…」

 

四季「私達もあの人達に助けられたんだ」

 

渚「お互い死にかけだったってことだな…」

 

一方でその道中で出会った人達は再会を喜びあっていた。どうやら同じ世界の人間だったようだ。

 

 

 

竜太「この子は…?」

 

フラン「フランです。よろしくお願いします…」

 

龍也「この村でさっき会ったんだ。彼女も他の世界から来たらしい」

 

竜太「そうなのか…よろしく」

 

天馬「フラン!よろしくね!」

 

千歌「私からも!よろしく!!」

 

フラン「は、はい…」

 

一方でフランに関心を持つ竜太サイドのメンバー。千歌と天馬が元気にフランと接する。

 

 

 

「おーーい!天馬ー!!」

 

天馬「あ!その声は!」

 

天馬の後ろからまた別の誰かが声をかける。その声は天馬の知るものだ。

 

 

天馬「ワンダバ!ここに来てたんだ!」

 

ワンダバ「ああ。TMキャラバンごとここに飛ばされてな。しかしTMキャラバンがあるなら大丈夫。元の世界に帰れるぞ!」

 

向こうの世界の選手がこちらに来るのに使われていたTMキャラバン。これがあればこの世界からでも元の世界に帰ることは可能だ。

 

 

竜太「ちょっと待った!このまま帰ってもまた襲われる。帰るなら事態を解決してからだ」

 

ワンダバ「竜太!…それもそうだな。どうやら他の世界も巻き込んで暴れている者がいるようだからな」

 

帰る手段は出来たが、まだ元の世界に帰るわけにはいかない。元凶が誰かは分からないが、このままでは最悪全ての世界が崩壊してもおかしくないため、絶対に元凶を暴かなくてはならない。

 

 

 

 

 

一方、村の様子を見て回ったユニコーンガンダムは…

 

ユニコーンガンダム「…」

 

ユニコーンガンダム(この村から感じていた悪い予感は殺気だ…でもおかしい。もう襲ってくるゾンビはここにいないのに、なんで殺気が消えないんだ…?)

 

どうやらパイロットの持つニュータイプ能力で殺気を感じ取っているようだ。しかしいくら村を巡回しようとゾンビやそれに準ずる害ある存在はいない。

 

 

ユニコーンガンダム「…この村の安全を確保したと言おう」

 

しかし殺気を感じてもこの村が拠点になることに変わりはない。龍也達にこの村は安全だと報告したユニコーンガンダムであった。

 

 

 

 

そして…

 

 

ヤノサ「皆さん!せっかくですので、私が料理を皆さんに振る舞います!」

 

翼「ヤノサの料理か…」

 

シュナイダー「彼女の料理はオレも食べたことがあるが、本当に美味しいぞ」

 

せつ菜「1人で大丈夫ですか!?私もお手伝いを…」

 

竜太「まずい!」

 

村に入った一同。ヤノサが料理をみんなに振る舞ってくれるようだ。しかし、手伝おうとするせつ菜は実は料理が非常にヘタなので知る者は冷や汗をかく。

 

 

竜太「せつ菜センパイ!この村の建物蜘蛛の巣多すぎるんで、待ってる間それ取りましょう!あとベッドの掃除も!」

 

彼方「うん。ヤノサちゃんもそれで大丈夫だよね?」

 

ヤノサ「はい。やっぱり周りが不潔だと食欲も無くなってしまいますから…」

 

シュナイダー「それに寝床が汚いと身体を休めるどころか病気するしな。いくぞ!」

 

せつ菜「わわっ!?」

 

シュナイダーと彼方が少し強引にせつ菜を連れて行く。ヤノサが料理している間はみんなで村の掃除だ。

 

 

シュナイダー(竜太、キミの反応でこの子の料理は薄々察したぞ)

 

竜太(悪い…ナイス機転)

 

お互いに目配せしてそう伝える竜太とシュナイダーであった…

 

 

 

ヤノサ「さて、料理するとは言いましたが…火とジャガイモだけではベイクドポテトしか作れませんね…」

 

ワンダバ「こんなこともあろうかと、キャラバンの中に色々材料を揃えているぞ!」

 

ヤノサ「助かります!…調味料や香辛料らあります?」

 

ワンダバ「もちろんだ!料理には欠かせんからな!」

 

そう言ってワンダバはキャラバン内にある食料を出す。

 

 

千歌「あ!ニワトリが卵産んだよ!?」

 

ヤノサ「千歌さん!それください!これで作ってみたい料理があるんです!」

 

千歌「オッケー!他にもニワトリが産んだ卵があるし、拾ってくる!」

 

村にはニワトリがそれなりにいた。千歌はニワトリの産む卵を集める。

 

 

 

30分後…

 

 

ヤノサ「皆さん!ご飯が出来ましたよ!」

 

翼「やったぁ!」

 

シュナイダー「こっちも建物の掃除が一通り出来たところだ」

 

渚「この人数だからすらすら進められましたね」

 

ヤノサが料理を完成させて、容器に盛り付けていた。料理は2つあるぞ。

 

 

ヤノサ「今回、日本人の方も多いようですし、だし巻き玉子と肉じゃがを作ってみました!」

 

千歌「えっ!日本料理!?」

 

ドイツ人のはずのヤノサが何故か日本料理を作っていた。これには驚くメンバー多数。

 

 

シュナイダー「ヤノサ、ヤマト料理なんてどこで覚えたんだ…」

 

ヤノサ「実は料理上手な日本人の方と知り合いでして…教えてもらったんです」

 

龍也「まあ、オレらも日本人だけど中華料理のチャーハンとか自分で作ることあるしな。珍しくはないんじゃね?」

 

果南(松兄)「うーん、多分違いそう…?いや、そうでもないかも?」

 

意外と異国の料理を作ることの多い現代。それはともかく、みんな席について手を合わせる。

 

 

 

全員「いただきまーす!」

 

食事の前後の言葉はどの世界でも共通。その後は料理を口に運ぶぞ。

 

 

龍也「うまい!」

 

シュナイダー「ヤマト料理も悪くないな…今度ドイツ代表で食べてみたい」

 

ヘルナンデス「イタリア代表のみんなにも振る舞って欲しいものだな…」

 

トウヤ「美味しいなぁ…ダイケンキ、ほら」

 

ダイケンキ「けおん!」ニッコリ

 

ヤノサ「良かったです!皆さんにこうして喜んでもらえて!」

 

料理はみんな美味しく食べてくれているようだ。ヤノサは経験が活きてとても嬉しそうだぞ。

 

 

ソウゴ「ねえ!せっかくみんな集まって食事してるし、何か楽しい話しようよ!」

 

竜太「良いですね。大人数だし、こんな機会二度となさそうだし…」

 

天馬「国も世界も違うけど、みんな仲良くしましょう!」

 

様々な国や世界から来た者達が総勢28人いるこの状況。せっかくなので、色々トークをしてみることになった…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。