キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

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※今読んでいる作品は【キャプテン翼!サンシャイン!!】です。


異世界の悪選手

―ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!の世界―

 

 

―――――――――ドゴッッッッ!!!!

 

 

穂乃果「うわっっ!!??」

 

海未「穂乃果!!!!」

 

ツバサ「フラエルさん…何を!?」

 

フラエルのシュートが穂乃果に直撃する。

突然のことに反応できずに吹き飛ばされる穂乃果、それを見たメンバーはフラエルを見る。しかし…

 

 

フラエル「くくくく…お前達の魂…よこすがいい」

 

「「「!!??」」」

 

まるで魔王と同じ目…いや、魔王そのものだった

 

 

穂乃果「っっ…サッカーはそんなことのために使うんじゃない!!フラエルさん!!あなたは私たちと試合してサッカーの楽しさを分かってくれたんじゃないの!?」

 

フラエル「知らん」

 

穂乃果「!!!!」

 

まるで別人じゃないか…原因はひとつしかない。魔王があの時、フラエルに何かをしたのだ

 

 

和葉「…女神様は魔王に支配されたのかも」

 

にこ「あの魔王…どこまで汚いの」

 

魔王「女神が魔界に堕ちたことにより、我らは天界と魔界を超えた。"ダークエンジェル"の誕生だぁ!!!!」

 

フラエル「くくくく……っっ!?」

 

ジジジッ!!ザザザザザザ!!ダークエンジェルというチームが誕生して魔王が喜びを見せているところに、突如時空が歪みだした。そしてその歪みは魔王とフラエルを飲み込んでいき…

 

 

 

セイン「!!!!…フラエル様と魔王が…消えた?」

 

ルビィ「そ、そんな…花丸ちゃん!?」

 

千歌「善子ちゃん!花丸ちゃん!どこに行ったの!?」

 

なんと魔王とフラエルは消滅。取り残された者達は事態を飲み込めず、いなくなった者の名を叫ぶことしか出来なかった…

 

 

 

 

―ロストワールドスタジアム―

 

 

バシュゥゥゥンっ!!時空の歪みに飲み込まれた魔王とフラエルは、その時空の歪みを起こした元凶の元に連れていかれた。

 

 

フラエル「ぐあっ…あ、悪魔に…意識を支配されるとは…っっ!!」

 

魔王「む…?いつの間にこんな所に」

 

日向「なにィ!なんで国木田がここにいるんだ!?」

 

フラエル「だ、誰だか知らないが…私を止めてくれっ!!私の手が…汚れぬ…うち………………」

 

果南(松兄)「また違う世界の花丸…かな?でも花丸じゃない感じがする」

 

果南「というか隣にいるのって善子じゃん!髪切ってるし雰囲気違い過ぎだし、花丸が隣にいないと誰か分からなかったよ!」

 

魔王「おい!これはどういうことだ!我々は儀式をするはず…」

 

千歌「こっちのセリフだよ!善子ちゃんと花丸ちゃんの姿で何するつもり!」

 

明らかに雰囲気が違う善子と花丸に選手たちはどういうことかとざわつく。一方で魔王とフラエルもいきなりここに飛ばされたものなので、お互いに状況が飲み込めていない。

 

 

 

アスタ「お前達落ち着け。どういうことかはメンバーが揃ってから話す」

 

メイ「お前のせいだろ!」

 

竜太「待て待て!ここはコイツの言う通りだ。これじゃあいつまで経っても話が進まないぞ」

 

魔王とフラエルはアスタが呼び出したメンバーの一人目と二人目に過ぎない。サッカーをやるのに必要なメンバーは11人なので、あと最低でも8人はここに呼ばれる。こんな調子で騒いでいては話が進まなくなるので、全員落ち着いて次の敵メンバーを迎えることに。

 

 

 

 

バシュゥゥゥン!!先程と同じ時空の歪みが発生し、また違う選手が続々現れる。

 

 

レヴィン「ここは…確かスウェーデンユースに合流するはずだったが…」

 

せつ菜「あれは…ミアさん?いえ、よく見たら男性ですね」

 

レヴィン「知らない人間と間違えられているな…ところで、あそこにいるのは大空翼か…」

 

翼「オレを知っているみたいだ」

 

また違うキャプテン翼の世界から、スウェーデンユースのステファン・レヴィンが現れる。恋人を失ったことで破壊衝動を暴走させてしまったストライカーだ。

 

 

 

ヨシコ「おや?ここはどこだ?ミナやレナと一緒に紅狐を探していたはずだけど」

 

千歌「また善子ちゃん!?」

 

果南(松兄)「って!黒い羽根つけてるし変なオーラ出してるじゃん!髪切ってないから辛うじて分かるけど、ヘタしたらさっきより善子の面影ないよ!」

 

続いて、『二つの世界のサッカー』の世界から悪魔に取り憑かれた善子が現れる。これで敵側に善子が2人居ることに。

 

 

 

イシガシ「む…?これは?私は今からアースイレブンを叩き潰すところでしたが」

 

竜太「あいつ!イクサルフリートの!もう復讐はやめたんじゃなかったのか!?」

 

イシガシ「なぜ初対面のあなたが我らの名前を…?」

 

天馬「えっ、竜太のこと知らないの?」

 

竜太「多分善子さんと同じように、また別の世界のイシガシさんってことだな」

 

続いてイクサルフリートのDFであるイシガシがやってきた。竜太のいる世界とは別の世界から来たようだ。

 

 

 

ガルシア「おや!?ここは!メキシコユースはどうなったんだ!?」

 

日向「デカいヤツが出てきたな」

 

シュナイダー「今度はメキシコユースの選手か。だがこんな奴は知らないな…」

 

今度は他のキャプテン翼の世界からメキシコユースのガルシアが現れる。悪役レスラーを目指しており、モラルのかけらもないラフプレーを平気でやる巨漢DMFだ。

 

 

 

 

ユリカ「ここは…円堂守はいるが、稲森明日人はいない」

 

円堂「明日人…?誰だ?」

 

渚「あれってアレオリの敵だよな…卑怯なラフプレーばっかりする作品の…」

 

『イナズマイレブンオリオンの刻印』の世界からシャドウ・オブ・オリオンに所属するユリカ・ベオル。渚は彼女のチームの母体となるオリオン財団の卑怯なやり方を知っているが、実はシャドウ・オブ・オリオンはそういったことをしていなかったりするらしい。

 

 

 

ヘンク「おや、ここは…紛争の最中だったはずですが」

 

果南(松兄)「あいつって!ガルシルドの手下じゃん!」

 

ヘンク「おやおや、イナズマジャパンの大海龍也に松浦果南、円堂守ではありませんか!」

 

龍也「コイツは俺たちの世界のヘンクでOKだな。まだ改心してなかったみたいだな…!」

 

ヘンク「当然です。ガルシルドを葬ったところで、私たちの国の問題は何も解決しませんからねぇ」

 

龍也達の世界からまだ改心していないヘンクがやって来た。ここに来てようやく因縁のある相手の登場だ。

 

 

 

栗松「ここはどこでやんす?」

 

円堂「栗松!…そのユニフォーム、ダークエンペラーズの…!」

 

栗松「キャプテン…随分と大きくなったでやんすねぇ」

 

続いてダークエンペラーズ時代の栗松が現れる。龍也達の世界の円堂は高校生。そのため、まだ中学生の栗松にとっては本来より大きく見えるようだ。

 

 

 

 

「ん?なんだここは…」

 

四季「え…?」

 

渚「おい…そんなことあるのかよ!」

 

そして最後に1人、我々がまだ知らない世界から選手が呼ばれたのだが、その外見に渚達は驚きを隠せなかった。

 

 

渚「お、オレ!?」

 

メイ「なんでナギがもう1人いるんだよ!」

 

「ナギというのはオレのことか?だとしたら人違いだ」

 

四季「でも、ナギと声も顔も同じ…」

 

竜平「オレは火宮竜平と言って、愚かな弟を持つ、『ハーデスト』の一軍GKだ」

 

渚「じゃあオレとは顔が似てるだけの赤の他人だな。オレに弟はいないし」

 

竜平「そうなるな」

 

メイ「それにナギは自分の周りの人間を見下したことなんか言わない!」

 

竜平「そうか。それより…こちらも気になることがある」

 

そう言うと竜平はヤノサの方を向いた。

 

 

ヤノサ「なんですか」

 

竜平「お前…村野さやかではないのか。金髪であること以外完全に一致しているが…」

 

ヤノサ「さやかさん…まさか晴也くんの世界の方ですか!?」

 

竜平「晴也…?そんな奴は知らん」

 

アスタ「待てお前達。知らない人間の名前を次々に出すんじゃない」

 

お互いの人違いからどんどん話が脱線していくのを見かねて、アスタが会話を止める。メンバーも集め終わったので、アスタが呼び出した選手達に自分の目的を話す。

 

 

アスタ「お前達には戦いを消すべくオレに協力してもらう。今から『デストラクチャーズ』としてあいつらと戦うぞ」

 

魔王「なんだと?人間の分際で俺を配下にしようというのか?」

 

アスタ「そうだ。オレのチームだからな」

 

魔王「愚か者め…!身の程を知れ…っ!?」

 

魔王はアスタの要求に聞く耳を持たない。そこでアスタは魔王の肩に右腕を置く。

 

 

アスタ「ひざまずけ…」

 

魔王(バカな!なんだこの力は…!?)

 

魔王はアスタの放つオーラに耐えきれず、膝を折り手を地に着ける形に。

 

 

アスタ「お前の求める魂を食わせてやるからよ…!」

 

魔王「分かった…確かに悪くないな」

 

アスタの語りかけに魔王はあっさり応じた。いや、応じるようにアスタが働きかけたと言う方が正しいかもしれない…

 

 

竜太(デジャブだな。どっかで見たような…)

 

 

 

アスタは他のメンバーにも意思の確認をする。

 

 

アスタ「さぁ、お前達はどうする?」

 

フラエル「私にも魂を食わせてくれるなら、協力してやろう…!」

 

レヴィン「ボクは構わない。勝利を邪魔するものを打ち砕く」

 

ヘンク「私はイナズマジャパンに復讐をしたいものでして…喜んで引き受けますよ」

 

イシガシ「私も。そしてこの世界の力をファラム・オービアスに持ち込めば…!」

 

ヨシコ「そうだ…せっかくだし向こうの選手もヨハネの下僕にしてやろう!」

 

ガルシア「ここで悪役レスラーらしさを学ばせてくれ!」

 

栗松「お前は強そうだから従うでやんす。強さにこそ意味があるでやんすよ…!」

 

ユリカ「私も構わない。イリーナ様のパーフェクトワールドを実現するため、この世界の力が欲しい…!」

 

竜平「ここには異世界の選手が集まっていると…フッ、だったら喜んで参加するか。『ハーデスト』の今後の活動の助けになりそうだからな」

 

悪者達は全員アスタの要求に同意。これでいよいよ『デストラクチャーズ』の完成だ。

 

 

アスタ「助かるぜ。これでハイデュプリも出さなくていいし、オレも全力であいつらを消せる…!」

 

そう言うとアスタも念能力を発動。選手ごとにバラバラのユニフォームをデストラクチャーズのユニフォームに統一した。

 

 

 

 

翼「あれが向こうのチームか…」

 

日向「寄せ集めに見えるが、油断は出来ねえな」

 

龍也「こっちもここにいる18人の力を合わせて戦うぞ!」

 

渚「クソっ…みんな戦ってるのにオレ達だけ何も出来ねえ…!」

 

天馬「仕方ないよ…そうだ!渚達が応援してくれたら嬉しいよ!」

 

四季「応援…」 

 

渚「分かった!それで力になれるなら…!」

 

渚と四季とメイは観客席に移動。選手達は今いるメンバーでの戦術を考えることに。

 

 

 

 

―MEETING―

 

 

ワンダバ「それでは監督は私が務めよう」

 

ヤノサ「クマさんが私たちの監督ですか!?」

 

ワンダバ「クマさんではない!偉大なる大監督、クラーク・ワンダバット様だ!」

 

竜太「今回は本来の監督がみんないないからな…頼んだ」

 

今回はワンダバが監督。なんか色々あって今まで一度も監督はしていなかったが、偉大なる大監督らしい。

 

 

シュナイダー「さて…このメンバーでどう戦うかが問題だな」

 

龍也「相手程じゃないが、こっちも国や世界が違うから何も考えずに戦うとマズイよな」

 

日向「となると個人技主体になるな」

 

天馬「でも、オレ達はオールスターゲームで一緒にサッカーしてきたんです!だから皆でもっと連携も出来るかも…!」

 

翼「天馬くんはオレと連携してシュートを撃ったからね…応用すればこのメンバーのポテンシャルをもっと引き出せるかもしれない!」

 

こちらはデストラクチャーズとは違い、オールスターゲームを通して交流を行っている。それを活かしてより精度の高い連携をすれば勝率は上がるだろう。

 

 

竜太「それにしても相手はもうポジションについてる…」

 

龍也「そうだ、敵の事も分かる範囲で把握しとかないとな。…と言ってもオレ達が本当に全部わかるのはヘンクくらいか」

 

聖良(松兄)「同じ人でも世界によってプレイスタイルが変わるのは、ここにいる果南さんが証明していますからね」

 

果南「おそらくあの2人の善子と花丸も、私達が知るあの子達とはプレイスタイルが違いそうだね…」

 

岬「そもそも、雰囲気も全然違っていたからね…」

 

龍也「それだけど、髪の短い方の善子と苦しんでた花丸さんの来ていたユニフォームから察するに、あいつらはダークエンジェルってチームだろうな。世界が違うから分からないけど、こちらの動きを止める雷を放つ必殺タクティクスを撃ってくるかもしれないから、そこは要警戒だ」

 

竜太「ただでさえ相手が分からないところで開幕1点渡すのは結構マズイしな…」

 

龍也「ああ。知ってる顔でも知らない技や特殊能力を使ってくる可能性も否定できないからな。そこは相手の出方によって適宜対応するぞ」

 

果南(松兄)「それと…アスタって人やヘンクと同じような選手が呼ばれてるって事だし、何か卑劣なプレーをしてくるかも。そこは気をつけよう」

 

千歌「はいっ!」

 

翼「OK!」

 

見知らぬ選手が多い以上、まず相手が何をしてくるかを把握するところから始まる。選手たちはそこに不安を持ちつつ、フィールドに向かった…

 

 

 

 

 

―フォーメーション―

 

GK         竜平

 

DF    栗松   ヘンク  イシガシ

 

DMF       ガルシア

 

OMF  レヴィン  ユリカ  ヨシコ

 

FW   フラエル  アスタ  魔王

 

FW    千歌  シュナイダー 龍也

 

OMF   果北    翼   ヤノサ

 

DMF        せつ菜

 

DF    絵里  聖良(松兄)  彼方

 

GK       ヘルナンデス

 

 

翼「勝負だ!デストラクチャーズ!この…!この…」

 

アスタ「どうした?怖気づいたか?」

 

翼「いや違う。そういえばこっちのチーム名を決めてなかったんだ…」

 

龍也「そういえばそうだな…うーん…」

 

せつ菜「では私が命名します!ここは!『ラブライバーズ』というのはいかがでしょう!」

 

シュナイダー「ラブライバー!?」

 

せつ菜「四季さんやメイさんとスクールアイドルについて話していたのですが、スクールアイドルを応援する方の事を『ラブライバー』というらしいです!今回の試合、メイさん達を守るための試合でもあります!ですので、スクールアイドルを守るラブライバーとして、チーム一丸で戦いましょう!」

 

翼「なるほど…みんなはOKかい!」

 

聖良(松兄)「はい。悪くなさそうですね」

 

千歌「渚くん達の世界じゃ、私達もスクールアイドルなんだって…!だから、そこにいる私達が繋いできた【キセキ】を守るラブライバーになろう!」

 

全員「おう!」

 

遅ればせながらチーム名が決まった。この場限りでは、翼や龍也達はスクールアイドルを守る『戦士(ラブライバー)』だ!

 

 

 

―観客席―

 

 

渚「まさかこんな形で東京大会の応援席に来るとはな…」

 

四季「ナギ、私達は私達で出来ることをやろう」

 

渚「ああ、そうだな」

 

メイ「なぁ、千歌さん達『ラブライバーズ』ってチームで戦うらしいぞ!頑張れー!ラブライバーズ!!」

 

四季「ラブライバーズ…」

 

渚「ラブライバーをスクールアイドルが応援って立場逆転してるような…ま、いっか。頑張れー!」

 

ラブライバー達が守ろうとするスクールアイドル達は観客席で応援。この声援を受けながら、ラブライバーズの戦いが始まる…!

 




今回、《ルビィちゃんキャンディー》さんと《オト姫》さんからそれぞれ許可を頂き、それぞれの作品の悪者をデストラクチャーズの一員として参加させることにしました!…これでサンシャイン系のラブライブ×イナイレ作品のキャラが一同に会するという…

お二方に、この場を借りて感謝を述べさせていただきます。本当にありがとうございます!


そして、敵のGKに見知らぬ方がいたと思いますが、彼は次回作の敵です。次回作は【蓮ノ空×イナイレ~英雄たちのヴィクトリーロード~】との差別化を図るべく、ヤバい敵組織が暗躍するシリアスな作風にする予定です。彼はそのヤバい敵組織の一員と考えてもらえると。
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