キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

218 / 240
今回は少し短めです。

まぁ4000字は超えてるので以前のボク基準だと長い方なんですけどね…


デストラクチャーズ戦ー似て非なるものー

 

魔王「使えない人間共がぁ!!」

 

魔王は失点に激昂していた。自分は無敵なのに、周りの人間達が足を引っ張っていると感じた故である。

 

 

栗松「うるさいでやんす」

 

イシガシ「1失点でそこまで取り乱すものではありませんぞ」

 

ヘンク「あなたにそれを言う資格はありませんよ!なんですかあのディフェンスは!」

 

フラエル「黙れ!人間共は平気で同族同士で争いおって!」

 

 

 

 

 

果北「また言い争ってるよ、あの人たち…」

 

龍也「どいつもこいつも悪党、悪い意味でエゴイストだからな…利害が一致してるかも微妙だし、とても連携なんて出来たもんじゃないな」

 

シュナイダー「だが個々の能力は本物みたいだな…気を抜かずにいくぞ」

 

ラブライバーズはその様子を呆れながら見ていた。しかしこんな敵でも圧倒的な実力を持つ相手がいるのは事実。引き続き警戒しながらのサッカーになるぞ。

 

 

 

魔王「俺の儀式の邪魔をするようなら、お前達の魂から喰らってやる!」

 

アスタ「うるさいなぁ。それならお前がそいつらを助ければいいじゃないか」

 

レヴィン「攻撃力は充分足りているからね」

 

魔王「俺に人間共の尻拭いをしろと…仕方ない。特別にしてやろう…!」

 

栗松「ムカつくでやんす!」

 

ヘンク「それだけ言って足を引っ張るなんてことがないようにしてくださいね?」

 

ようやく向こうの言い争いが終わった模様。ゴタゴタがあったが試合再開だ。

 

 

 

 

 

ピー!

 

 

アスタ「フンッ」パスっ!

 

デストラクチャーズのボールで試合再開。アスタがボールを蹴り、レヴィンにボールをまわす。

 

 

果北「いかせないよ!」

 

レヴィン「さて…どうしてやるか…」

 

レヴィンと果北のマッチアップ。レヴィンは早速果北を抜きにかかる。

 

 

レヴィン「ボクのオーロラフェイントにはついてこれまい…!」

 

シュバババ!!レヴィンは果北の前で高速移動。レヴィンの分身が様々な色でフェイントを繰り出し、果北を惑わす。

 

 

果北(何この動き…!でも有利な技をぶつければ…)

 

レヴィン「フッ!」ギュンッ!

 

果北「っ!?」

 

果北は有利な技をレヴィンにぶつけようとするが、その前にレヴィンは果北の横を走り抜けてしまう。

 

 

 

アスタ「こっちだ」

 

レヴィン「いいだろう」パスっ!

 

果北を突破したレヴィンは実質的なキャプテンであるアスタにパスをまわす。

 

 

アスタ「さあ出てこい…!《混沌の王アスタロト・零式》!!」

 

せつ菜「っ!…あれは!?」

 

ボールを受け取ったアスタは自身の化身を出す。その化身を見てせつ菜と彼方と果北、そしてベンチにいる天馬と竜太は驚く。

 

 

 

―ベンチ―

 

 

竜太「あれって!色は違うけどザナークが使っていた化身じゃねえか!」

 

天馬「色が違う化身は見たことあるけど、まさかザナークの化身の色違いが出てくるなんて…!」

 

日向「ザナークって確か4試合目で暴れてたよな…!」

 

岬「色の違う化身でも同じ強さだったりするのかい?」

 

竜太「オレが知る限りでは化身の強さはほとんど変わらないですね…あとはアスタがどれだけの実力を持っているか…!」

 

アスタロトはザナークの持つ《魔界王ゾディアク》の色違い化身であった。恐らくアスタロトはゾディアクと同じ力を持っていると思われる。

 

 

 

アスタ「さあ…止められるかな…?アームド!」

 

舞台はフィールドに戻る。アスタは先程出したアスタロトを化身アームド。能力を底上げしてディフェンス陣に切り込む。

 

 

せつ菜「相手が化身アームドでも負けません!」

 

アスタ(アームド)「ほう…速いな。だったら!」ドゴォっ!

 

アスタが地面にボールを蹴りこむと地面から剣山のように鋭利な何本もの針になったボールが地面から突き出してきた!

 

 

アスタ(アームド)「クレイモア・Ⅴ4!!」

 

せつ菜「あああーっ!!」

 

針と化したボールはせつ菜をズタズタに。彼女が吹っ飛んだところを突破した。

 

 

聖良(松兄)「せつ菜さん!…ですがあなたのドリブルは一つ割れましたよ!」

 

アスタ(アームド)「フッ…!それくらいでいい気になるな!」ドガァっ!

 

アスタは聖良がディフェンスに入る前にボールを上に蹴り上げる。そして上空で今度はボールをゴールに蹴り落す。しかしこれでシュートではなく、突如異空間がボールの周辺に現れ、その中心で止まったボールを両足で思いっきり蹴った!

 

 

アスタ(アームド)「絶・ディメンションストーム!!」

 

ドシュウゥゥゥンっ!!ボールは異空間から出る黒いオーラをふんだんに纏い、極太のビームのようなシュートとなって改めてラブライバーズゴールへ向かっていく!

 

 

聖良(松兄)「来ましたね…!絶・スノーマウンテン!!」

 

アスタがボールを上に蹴った時点でシュートを撃ってくると踏んだ聖良(松兄)。自身の必殺ブロックで氷山を出し、ディメンションストームを阻む。

 

 

ドオオォォォンっ!!

 

聖良(松兄)「ぐっ!?…ですがこれだけ威力を奪えば…!頼みます!」

 

化身アームド込みのディメンションストームの威力はすさまじく、聖良一人では防ぎきれない。氷山は砕けて突破されてしまう。

 

 

 

ヘルナンデス「はああっ!!」ガチィっ!!

 

しかしヘルナンデスが黄金の右腕で威力の弱まったディメンションストームをがっちりキャッチ。

 

 

アスタ(アームド)「やるな。距離が遠かったかな」

 

フラエル「何をやっている!何故あいつらを叩き潰せない!!」

 

ユリカ「切り替えろ。ここからは守備行動をしなければならない」

 

フラエル「チっ!」

 

決めきれなかったアスタを罵倒するフラエル。魔王をひざまずかせた割には大したことないと思われても仕方がない。

 

 

 

竜太(アイツ…多くの世界を滅ぼすことをしてるのにあれだけの実力なのか…?多分まだ全力じゃないだろうな)

 

一方で、ベンチでは相手の分析が行われている。竜太はアスタがまだ全力を出していないと踏んでいた。

 

 

日向「チっ…!クソが」

 

岬「小次郎、どうしたんだい?」

 

日向「あの国木田みたいなやつ、下品に騒ぎやがって…!津島みたいなやつもそうだが、見ていてイライラするぜ!」

 

果南「分かるよ。花丸も善子も、あんな悪い子じゃないんだから…!」

 

果南(松兄)「こっちの花丸と善子もだよ。本当はとっても優しい!」

 

日向「だよな…これ以上国木田達の姿でふざけたマネするなら、オレが出た時にただじゃおかねえ!」

 

花丸や善子の姿で見苦しい言い争いをする魔王とフラエル。本来の彼女たちを知る者はその姿に辟易していた…

 

 

 

ヘルナンデス「よし!このまま逆転だ!」パスっ!

 

舞台はフィールドに戻る。ヘルナンデスがボールを大きく蹴り出し、ボールはヤノサにまわった。

 

 

 

魔王「フフフ…!」

 

ヤノサ「来ましたね!」

 

ドリブルするヤノサを追ってきた魔王。役に立たない悪人共の変わりに自分が守備に入る。

 

 

ヤノサ「これで!」トンットンットンッ!

 

ヤノサはシザースからダブルタッチフェイン。その後ボールに片足で乗っかる。

 

 

魔王「何をする気だ…?いずれにせよ無駄なんだよ!」

 

魔王はヤノサがどう動こうとボールを取れると確信して襲いかかってきた。

 

 

ヤノサ(あの短髪善子さんの皮を被った方はおそらくどうフェイントをかけても反応することが出来るみたいですね…だったらこの技はどうですか!)

 

精度の高いパスや先程の自身のドリブルに完璧に反応した魔王。ヤノサはそれに対抗するべく、ボールの上で勢いよく回転した!

 

 

 

ヤノサ「エアスラッシュターン・V2!!」ビュシュゥっ!

 

魔王「…!」

 

ヤノサの動きに反応してボールに向かった魔王。ヤノサの周りには回転によって生じた空気の刃があるが…

 

 

魔王「フンッ」バシっ!

 

しかし魔王は空気の刃をくぐり抜け、すぐにヤノサに追いついてボールを奪ってしまう。

 

 

ヤノサ「そんな…」

 

魔王「ククク、いいぞ…!もっと恐怖しろ!」

 

龍也「誰がお前の言う通りにするかよ!」シュウゥゥゥン!!

 

顔が引きつるヤノサを見て笑みを浮かべる魔王。その隙に龍也がマジンを出して必殺技で強襲する。

 

 

 

龍也「おらよ!」ドゴオオオォォン!!

 

魔王「っ!?思うように動けん…!」

 

マジンが地面を殴って魔王の足元に地震を起こす。魔王は反応してかわそうとするも地震で思うように動けない。そうしているうちに魔王の足元が赤くなる。

 

 

龍也「ビッグイラプション・G5!!」

 

 

ドバアアアアアアア!!

 

魔王「ぐおおーー!!」

 

魔王の足元で大噴火が発生。当然耐えることなど出来ず、魔王は吹っ飛んでボールは龍也のもとに渡った。

 

 

ヘンク「ええい!大海龍也、やはり彼は危険ですね」

 

イシガシ「ここで止めてやりましょう」

 

今度はDFのヘンクとイシガシが龍也に立ちはだかる。龍也と因縁のあるヘンクは龍也に襲い掛かるように向かっていく。

 

 

イシガシ「ジャッジメント・レイ!!」ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

 

ヘンク「また私を巻き込む気ですか!!」

 

ヘンクと龍也がマッチアップするところで再びイシガシが必殺技を発動。またヘンクは巻き込まれる形になる。

 

 

龍也「スプリントワープ・G5!!」ビュンっ!ビュンっ!ビュンっ!!

 

しかし龍也はスプリントワープで高速移動。降り注ぐ破壊光線をかわして2人を抜き去る。

 

 

 

竜平「やはりオレが止めるしかないか…来い!《極魔神ガニメデビル・四式》!!」

 

ゴール前まで迫った龍也。キーパーの竜平は自身の化身を出して龍也のシュートに備える。

 

 

 

せつ菜「あの化身は!信介くんのタイタニアスの色違い!?」

 

彼方「今度は信介くんの化身が出てくるなんて…」

 

彼方達にとってはまたしても見覚えのある化身が現れたようだ。竜平の化身であるガニメデビルは信介が使うタイタニアスの色違い。タイタニアスの青い部分は赤黒く、黄色い部分は赤くなっているのがガニメデビルだ。

 

 

 

龍也「化身か…ならこっちも全力だ!!」

 

龍也は空中でボールにエネルギーを溜めてオーバーヘッドで下に落として足払いで回転を更にプラスし風の膜をコーティング。そして最後に思いっきり右足でボレーを放った!

 

 

龍也「ラストリゾートD(ドラゴン)・G5!!」

 

 

ドッガァァアアアアァァアアアン!!!龍也一人での最強のシュートが放たれた。シュートは邪龍と共に地面を破壊しながら竜平に襲い掛かる。

 

 

 

竜平「マジン・ザ・ハンド!!」

 

 

竜平は化身と共に右手をラストリゾートDに向かって突き出す。ガニメデビルの赤い腕が邪龍を正面から迎え撃つ!

 

 

 

ドオオォォォンっ!!

 

 

竜平「なに…!?このパワーは!ぐわあああっ!!」

 

 

バシュゥゥゥン!!龍也のラストリゾートDはそのパワーでガニメデビルごと竜平を吹っ飛ばし、ゴールに突き刺さった!!

 

 

 

竜平「なんてパワーだ…何故奴はこれほどの力を出せる…?」

 

どうやら竜平にとってはかつてないパワーのシュートだったようだ。

 

 

 

龍也「っしゃあ!これで逆転だな!」

 

翼「ナイス龍也くん!」

 

魔王「クソっ!あの人間やはり強い…ダークエンジェルを滅ぼしたという話もウソではないみたいだな…!」

 

得点して喜ぶ龍也を讃えるラブライバーズ。その裏で魔王はその龍也を見て苛立ちを見せていた…

 

ラブライバーズ   2

デストラクチャーズ 1

 




明日も頑張って投稿します。

午前6時は多分ムリですが…というかこの時間に投稿しない方が良いかもですね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。