キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

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ついに!1週間投稿チャレンジ達成です!!

ここまで描いていて、楽しかったです。クライマックスですので、引き続きペースを落とさず頑張っていきます!


デストラクチャーズ戦ー人を超えた力ー

 

デストラクチャーズのボールで試合再開。アスタがボールを蹴り、ヨシコにボールがまわった。

 

 

ヨシコ「さぁ、行こうか」

 

龍也「オレが相手だ!」

 

堕天解放によって真の力を解放したヨシコ。力と勢い任せにドリブルで突っ込んで来たところを龍也が相手する。

 

 

龍也(強化されたといってもどんな感じか確認しないとな。あのオーラからしてフィジカルは確実に上がっている。あとは何の能力を得たか…)

 

化身アームドやミキシマックスとはまた違った強化である以上、堕天解放したヨシコが何をしてくるかは当然分からない。ここはまずそれを明かしたいところだ。

 

 

 

 

ヨシコ「…」

 

ヨシコは指を上にあげる。指パッチンで技を出すつもりだ。

 

龍也(これは!…ヘブンズタイムか!?)

 

 

ヨシコ「デコイ・リリース」

 

しかし実際に出された技は違う技であった。データと共に無数のヨシコが出現し、龍也を抜きにかかる。

 

 

ギュゥンっ!!

 

 

龍也(チっ!速え!自分自身の能力はもちろん、技も強化されてるな)

 

反応するも間に合わなかった龍也。堕天解放前なら龍也が有利だったが、やはりそうはいかないようだ。

 

 

竜太(ジオウmix)「やはり強いな…!ここはオレがいくしかない!」

 

龍也を抜き去ったヨシコと次に相対するのは竜太。試合再開前にもにらみ合っていた2人のマッチアップだ。

 

 

ヨシコ「堕天使ヨハネの力、思い知るがいい」パン!

 

竜太(ジオウmix)「っ…!」

 

ヨシコは再び指を上にあげて指パッチン。今度はその瞬間あたり一面に羽が舞う。

 

 

ヨシコ「ヘブンズタイム」

 

ここで龍也が予想していたヘブンズタイムが使われる。竜太や他の選手の動きが止まったところをスタスタと歩き、突破していく。

 

 

 

ヨシコ「……………」パン

 

竜太(ジオウmix)「っ…!」

 

バシュン!!!ヨシコのいた場所に風圧が発生。ディフェンスに入った竜太は風に巻き込まれることに。

 

 

ヨシコ「人外の力といえど堕天使ヨハネの前ではこの程度」

 

竜太(ジオウmix)「誰がこの程度だって?」

 

ヨシコ「!?」

 

なんと吹き飛ばしたはずの竜太がまた自分の前に現れる。ヨシコは驚き急いでボールを自分の足で押さえてキープ。

 

 

ヨシコ「ほう…人外の力はやはり素晴らしいようね」

 

竜太(ジオウmix)「40点だな…」

 

ヨシコ「は…?どういうことよ」

 

竜太(ジオウmix)「あんたさ…何のためにその力を得たんだ?…何のためにその力を使うんだ?」

 

ヨシコ「教えてあげる。それは昔の弱い自分を叩きのめすためよ。そして曜も、海未も、エメラも!人間どもをみんな叩きのめす。ヨハネが優れていることを証明するのよ!!」

 

竜太(ジオウmix)「そうか…だったら絶対に負けるわけにはいかない」

 

竜太は拳を握りしめて改めてヨシコに向き合う。

 

 

竜太(ジオウmix)「オレは…大好きなサッカーを、そのサッカーを一緒にやる仲間を守るためにこの力を手に入れた。この力のもとになっている仮面ライダーも、オレのそんな気持ちに応えたからこそ、一部とはいえ自分の力をオレにくれたんだ」

 

 

竜太(ジオウmix)「だから…守るべきものもない、それどころか自分が優れていることを証明するために自分の仲間を傷つける…そんな奴に負けられないんだよ!!」

 

ヨシコ「フン…何を言い出すかと思えば。守るべきものがないことの何が悪いのかしら?誰かに劣ることは悔しい。たとえそれが自分の仲間でも。強くなるために力を得るのは当たり前のことよ」

 

竜太(ジオウmix)「11人で力を合わせるサッカーでそれを言うのか!仲間の事を何も考えないでやるサッカーなんて、どれだけ強くなろうが3流止まりだぞ?」

 

ヨシコ「言ったわね…!だったら試してやろうじゃない!」

 

竜太(ジオウmix)「絶対負けねえぞ!」

 

ヨシコが改めて竜太を抜きにかかる。竜太は当然応戦だ。

 

 

竜太(ジオウmix)「あまいっ!」

 

ヨシコ「ぬっ!?」

 

ヨシコは素早くドリブルして竜太を抜こうとするが、竜太は素早く反応して彼女を一歩も通さない。そんなやり取りを何回も繰り返している内に、ヨシコにイライラが募る。

 

 

ヨシコ「クソッ!相手も人外の力を持つとはいえ、何故ヨハネの力が通じないの!」

 

竜太(ジオウmix)「これが大切なものを守るために戦う力だ!」

 

ヨシコ「ふざけないで!そんなのが何だって言うのよ!」

 

竜太(ジオウmix)「あんた…自分と一緒に戦ってくれた仲間のために戦おうって考えたことはないのか!?浦の星でサッカーした時のことを思い出せよ!」

 

ヨシコ「そんなの…!あの時からずっと実力があったダイヤや果南達に…っ!?」

 

口論しながら競り合いを続ける2人。しかしその状況を1人のDFが破る。

 

 

 

彼方「スリ〜ピィサンクチュアリ…!竜太、フォローしに来たよ」

 

竜太(ジオウmix)「彼方!ナイス!」

 

ヨシコ「っ!…この…!」

 

彼方が催眠領域を展開してヨシコに眠気を与える。当然ヨシコは動きが鈍くなり、そこを竜太に突かれてボールを取られた。

 

 

竜太(ジオウmix)「これが仲間と合わせる力だ…!」

 

 

 

 

魔王「愚かだな堕天使ヨハネとやら…!」

 

そう言って今度は魔王が竜太に突き進んでくる。

 

 

フラエル「堕天使ヨハネの眷属よ、貴様が弱い理由をもう1つ教えてやろう」

 

魔王「それは貴様が他者より貰った力に溺れておるからよ!」

 

竜太(ジオウmix)「は?」

 

ヨシコがヨハネから貰った力に溺れていることを指摘する魔王。実際、ヨシコのオーラはヨハネに完全に侵食されつつある。そのため間違った指摘ではないのだが…

 

 

 

竜太(ジオウmix)「あんたも同類だろ。前半で見せてた超反応、もとはあんたが今乗っ取ってる善子さんの技だよな?」

 

魔王「ほう…気づいたのか。この身体は使える。貴様ら、確実に死ねるぞ」

 

そう言うと魔王は善子が堕天使を捨てて会得した技、"Deep Resonance"を使用する。

 

 

竜太(ジオウmix)「そうはいくか!親父!いくぞ!」

 

龍也「おう!」

 

魔王「…こ、これは…!?」

 

龍也と竜太は魔王が技を発動する前にジャンプ。この後放たれる技に、魔王は驚きを見せた。

 

 

竜太(さて、ここでオレが、"Deep Resonance"って技について解説しよう)

 

先程フランとアスタに善子の過去を見せてもらい、その途中でこの技についても触れた。この技は非常に強力かつ能力が難解な技なので、竜太がしっかり整理する。

 

 

竜太(この技はどうやら全細胞に意識を広げることで相手の動きに合わせ、オフェンス・ディフェンスを完璧にこなす技みたいだ。その様から『共鳴』って言われてるらしい。以後はこっちでもこの呼称を使うぜ)

 

早い話が完全オートで最善のプレーが出来る技ということである。前半でどこに飛ぶか分からないパスに反応出来たのも、初見の技をかわせたのも、これが原因である。

 

 

竜太(…で、この『共鳴』に対応する方法は主に2つと考えている。今回やるのは、『ボールに触れられない状況を作る』だ。オフェンスにしろディフェンスにしろ、ボールに触れて自分のところにキープしないと成立しないからな)

 

これが『共鳴』がどんな感じか見てきたラブライバーズが出した対策法の1つである。実際、ドライブパスに触れた際はボールのパワーに負けて吹っ飛ばされていただろう。

 

もう一つはまた別の時に紹介するとして、そろそろ竜太がその対策法を実践する瞬間に移ろう…

 

 

 

 

 

竜太(ジオウmix) 龍也「キラーフィールズ・V3!!」ドガァァアアアン!!

 

魔王「うおわああーーっ!?」

 

竜太と龍也が出したのはボールを2人で挟み込んで激しい衝撃波を起こすキラーフィールズ。ボールから衝撃波が出ている以上、近づけば吹き飛ぶのみ。最善のディフェンスを取ったとてボールに取りつく島もない状態だ。

 

 

竜太(ジオウmix)「サンキュー親父!」

 

技を出し終えた竜太はそのまま走り去った。

 

 

魔王「クソ…!アイツらがこの娘の過去などを見せなければ…!」

 

龍也「残念だったな。散々人の技で好き勝手してくれたみたいだが、原理が分かった以上もう通用しねえぞ」

 

魔王「舐めやがって!こんなのはまぐれだ!この娘の力と俺の力を合わせれば、負けるはずがないんだ!!」

 

龍也(どうやらコイツに起因するもっと致命的な弱点が分かっていないみたいだな。いや、気づいてはいるがそれを甘く見ているのか…)

 

 

 

 

竜平「《極魔神ガニメデビル・四式》!…アームド!」

 

一方でデストラクチャーズディフェンス陣は迫りくる竜太に身構える。2点差は避けたいのだ。

 

 

 

イシガシ「私が相手です…!」

 

竜太にイシガシが立ちふさがる。彼は再びソウルを発動。レディオに変身して竜太に襲いかかる。

 

 

竜太(ジオウmix)「ドライブパス!…頼む!」パスぅ!

 

こちらもソウルでかち合いたいところだが、ミキシマックスを解除したくないのでパスを選択。魔王が共鳴でパスカットする可能性も考慮してドライブパスだ。

 

 

 

日向「竜太!ナイスだ!」

 

栗松「取るでやんす…うわああっ!」

 

パスを受け取ったのは日向。栗松がトラップを妨害するが、弾き飛ばして何事もなかったかのようにトラップ。

 

 

フラエル「隙を見せたな!ゴー・トゥ・ヘブン!!」

 

しかし日向がトラップしたところでフラエルがディフェンス技を発動。光の柱を放ち、その柱が日向を飲み込む。

 

 

 

日向「効くかよ!!」

 

フラエル「なに…!?」

 

しかし光の柱が直撃しても日向はノーダメージ。実はこの技、元は宿主の花丸の技なのだが、とある事情で花丸はこの技をほとんど使っていなかった。そのため技の練度が低く、圧倒的フィジカルを誇る日向には全く効いていなかったのだ。

 

 

日向「はしれイナズマ!

   うおォォォ〜〜〜〜〜〜!」

 

日向の周りにイナズマが落ち始める。そしてその中で日向は右足のパワーを100%ボールに撃ち込んだ!!

 

日向「ライトニングタイガー・GⅩ!!」ドガァァっ!!

 

 

 

ゴオオォォォォォーー!!!

 

 

 

 

ヨシコ「させるかぁ!!!」

 

竜太(ジオウmix)「っ!こっちに来ていたのか!?」

 

しかしここで先程竜太が抜き去ったヨシコがゴール前に。シュートブロックをするつもりだ。

 

 

ヨシコ「獄の番」

 

 

 

 

 

ヨシコは小悪魔達を繰り出す。その小悪魔達は丸を描きながらやがてゲートとなり、同時に空が闇に包まれる。

 

 

 

 

 

ヨシコ「………ケルベブレイク」

 

 

 

そのゲートからケルベロスが現れボールを踏み潰す。

 

 

ヨシコ「ぬぐっ!?この力…何故ただの人間が!」

 

しかしライトニングタイガーの威力は凄まじく、ケルベロスは今にも吹き飛びそうだった。日向は人外の力を宿しているわけでもないのに、何故ここまでの力が出るのかと思うヨシコ。

 

 

ヨシコ「ぐはあっ!?」

 

持ち堪えるが、やはり敵わずふっ飛ばされるヨシコ。しかしシュートのパワーは弱めた。

 

 

 

竜平(アームド)「ビーストファング・G5!!」

 

竜平は獣の牙の様に両腕を構える。後ろで獰猛な獣が吠え、その状態でシュートに噛みつくように両腕でボールに掴みかかった!

 

 

 

フシュゥゥゥン…!

 

竜平(アームド)「よし…!」

 

日向「チッ!ただ突っ立ってるキーパーじゃねえってことだな…!」

 

威力が弱められたライトニングタイガーを止めた竜平。ヨシコのブロックも強力だが、コイツも只者ではない。

 

 

 

竜平(アームド)「さあいけ!」パスっ!

 

ボールを取った竜平は前線にパス。ボールはユリカにまわる。

 

 

翼「勝負だ!キミの相手はオレだ!」

 

ユリカ「っ!」

 

ユリカ(この男、どこか稲森明日人を思い起こさせる…)

 

ユリカと翼のマッチアップ。ユリカは翼に自分の世界にいる選手を重ねている。

 

 

翼「ここだァ!」ズサー!

 

ユリカ「…」パスっ!

 

翼はスライディングタックル。しかしその挙動に入った時点でユリカはパスを出してワンツーでかわす。

 

 

翼(くっ!短髪の津島ほどじゃないけど、この子の反応も異次元だ!…だけど!)

 

翼「いくぞ!サブマリンディフェンスだァ!」

 

翼は手をついてスライディングを止め、その後ついた手を中心に回転。再びユリカからボールを取りにかかった。

 

 

バシッ!

 

ユリカ「なっ!?」

 

翼「取れた!?」

 

今度はいとも簡単にボールが取れてしまった。

 

 

ユリカ(なんだあのテクニックは…あんなもの教えてもらっていない…!)

 

どうやらユリカにとってサブマリンディフェンスは完全に想定外だったようだ。

 

 

 

魔王「使えん人間め!これ以上調子に乗らせんぞ!」

 

体勢を立て直した魔王が味方に苛立ちながらまたしても立ちはだかる。

 

 

翼「オレの実力をキミに…見せつけてやる!」ダっ‼

 

翼は正面きって魔王に向かって突き進む。純粋なテクニックで共鳴に挑む。

 

 

翼(あの技を破るもう一つの方法、それはテクニックだ。あくまでその選手にとっての完璧なプレーをするに過ぎないのだから…!)

 

極端な例えだが、ヨボヨボの老人が最適解の動きをしてもプロ選手からボールを奪えるかというと答えはNOだ。そのため、宿主の善子を大きく上回る身体能力やテクニックがあれば、最適なプレーをかいくぐることも夢ではない。

 

 

 

ギュンっ!!

 

魔王「っ!?」

 

翼「なにィ」

 

翼は魔王を抜き去ったが、やけにあっさり抜けたことに驚く。

 

 

魔王(どういうことだ?何故人間如きに!!)

 

 

 

シュナイダー「ツバサ!オレとシュートだ!」

 

翼「シュナイダー!…OK!」

 

シュナイダーの声で我に返る翼。もうゴールは目の前だ。

 

 

シュナイダー「やるぞ!! つばさ!!」

 

翼「よし!!」

 

シュナイダーはファイヤーショット、翼はドライブシュートの構えに。そしてこの状態でツインシュートを放った!!

 

 

翼 シュナイダー「ファイヤードライブ!!」

 

 

ゴオオオォォっ!!

 

 

全日本とドイツ、2つのキャプテンのツインシュート。シュートは激しい熱波と共にドライブ回転をかけて、デストラクチャーズゴールに向かっていく!!

 

 

ヘンク「うわああーーっ!!」

 

竜平(アームド)「ぐはあああっ!!」

 

バシャアっ!!シュートは2人に技を使わせる間もなく突き進み、そのままゴールネットを突き破った。これで4-2だ。

 

 

 

シュナイダー「やったな!ツバサ!」パンッ!

 

翼「ああ!…それにしてもさっきのは…」

 

シュナイダーとハイタッチする翼。しかしすぐに魔王の方を向いて、不思議そうに考える。

 

 

翼(前半に比べて明らかに動きが悪い…?)

 

魔王は一応共鳴を発動しているのだが…明らかに翼に反応出来ていなかった。前半はドライブパスにも反応していたのに…

 

 

 

龍也(そういうことか…これ、魔王が共鳴を出せない状態に出来るぞ!!)

 

一方で龍也はその様子を見て何かをひらめいた模様。共鳴を封じられればかなりのアドバンテージだが、果たして…

 

 

ラブライバーズ   4

デストラクチャーズ 2




魔王に異変が起こりましたね…

共鳴は輝こうでも特別な技なので、こちらでも扱いには気を付けています。

先に言っておくと、本来の使用者の善子では絶対にありえない破られ方になる…とだけ言っておきます。
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