ここまで長かった…
それではご覧ください!
フランの全てを破壊するシュートを受け止めたラブライバーズ。それによってフランは温かい光に包まれ、消滅と同時にその光で自分が今まで飛ばしたり消してきたりしたものを全て元通りにしたのであった…
ーユニバーサル・ユーススタジアムー
千歌「…」
翼「ここは…」
日向「間違いねえ。オレ達がオールスターゲームを行っていた場所だ。オレ達は帰ってきたんだ!」
シュナイダー「ああ…!スタジアムも無事だ!」
千歌達は光に包まれた後、無事に元の世界に帰ることが出来たようだ。パラドックスポケモン達に破壊されたスタジアムも、完全に元通りになっている。
曜「千歌ちゃーーん!!」
千歌「あっ!曜ちゃん!無事だったんだね!!」
聖良「はい。皆さんと一緒に戦うことは出来ませんでしたが、私達も元の世界に返してもらえたみたいです」
ディアス「こっちも色んな奴に襲われて大変だったけど、無事でいられて何よりだな…」
ラブライバーズにおらず、本当に行方不明だったメンバーも帰ってきた。他の選手やチャーリーも無事で、この世界は完全に無事だと証明された。
果南「良かった…!でも龍也くん達は!?」
千歌「本当だ!こっちの世界の人しかいないじゃん!」
翼「もしかして…オレ達がこうしてみんな綺麗に元の世界に帰ったってことは、龍也くん達も元の世界に帰ったってことかな…」
どうやら龍也をはじめとした向こうのメンバーは誰一人いなかった。彼らだけ無事ではないとは考えにくい。元の世界に帰ったと考えたいところだが…
シュナイダー「こればかりはこちらからでは分からないな…何も言えずに向こうに帰してしまったな…」
千歌「大丈夫…!いつかまたきっと、会えるって、信じてる…!」
翼「うん。このオールスターゲームで色んな選手と仲良くなれた。このままお別れなんて、絶対にいやだ」
翼(龍也くん、円堂くん、竜太くん、天馬くん…!また一緒にサッカーをしよう。ボールを蹴っていれば、いずれその日が来ると思うから…!)
ヒュウっ!
果南「っ!?」
千歌「あ、あれって…!」
空に突如バスが現れる。それは千歌達に見覚えのある物であった。
千歌「龍也くん達が最初に乗ってきたバスだ!」
翼「ということは…!」
そう、イナズマTMキャラバン。千歌の言うようにこのバスは龍也達向こうの世界の選手達が乗ってきたバス。そんなバスが着陸し、ドアが開かれた。
ヘルナンデス「ただいま」
翼「ヘルナンデス!」
日向「腕をぶっ壊されたが、なんとか無事だったんだな」
ヘルナンデス「ああ。リュウタの世界から200年後の未来で治療してもらったからね。まだしばらく安静にしとかなきゃいけないみたいだが、おかげさまで無事だ」
中から出てきたのはヘルナンデス。レヴィンによって腕の骨を折られていたが、無事に治せてこの世界に戻ってきたようだ。
ヘルナンデス「それと、ここに乗っていたクマによって、リュウヤ達も無事だと分かった」
ワンダバ「クマではない!クラーク・ワンダバット様だ!」
千歌「うわっ!びっくりした!」
ヘルナンデスが龍也達の無事を報告する中、キャラバンの運転手のワンダバが現れる。ただクマ呼びをツッコミに来たわけではないぞ。
ワンダバ「翼くん、今回のオールスターゲーム、竜太くんが代表して手紙を書いてきてくれたぞ」
そう言うとワンダバは翼に手紙を渡す。
翼「手紙…?」
翼は、その中身を早速確認した…
ーーーーーーー
翼さん、元気ですか。
事情があったとはいえ何も言わず、自分達の世界に帰ってしまってすみません。
オレ達は無事に元の世界に帰ることが出来ました。皆さんも無事に元の世界に帰っていることを願います。
今回のオールスターゲーム、オレ達にとってはとても良い経験になりました。
こちらの世界と翼さんの世界のサッカー、最初は細かな違いに戸惑いましたが、最終的には世界を超えて連携とかが出来るようになってて、サッカーを通しての出会いに、国も世界線も関係ないと改めて分かりました。
これも、天馬が言ったように心と心をぶつけ合って生まれた友情だと思います。この友情、オレ達は絶対に大切にします。そして、また一緒にサッカーがやれることを願ってます…
それと、デストラクチャーズにまた違う世界の花丸さんや善子さんがいましたが、彼女達も無事に元の世界に帰れたみたいです。あの3人とも…いや、あの3人とその仲間の向こうの千歌さんやダイヤさんとも、いつか楽しい形でサッカーが出来たらいいですね。
長くなりましたが、今回、オレ達の世界とオールスターゲームを組んでくださってありがとうございました。また、こうした交流が出来ることを祈ってます…
ーーーーーーー
翼「竜太くん…」
シュナイダー「アクシデントも起きたが、今回のオールスターゲームは成功したようだな」
改めて向こうの世界の無事を確認するのと同時に、竜太達の想いも確認出来た。今回のオールスターゲーム、間違いなくお互いにとって素晴らしいものになった。
しかし…良い知らせばかりではなかった…
シュナイダー「ヘルナンデス…ヤノサはどうなった…?」
ヘルナンデス「彼女は…あまりにもケガが酷い。正直に言うと、意識不明の重体だった」
千歌「そ、そんな…」
デストラクチャーズとの戦いの際にガルシアにケガをさせられたヤノサ。ラブライブ会場に両手で全力で叩きつけられたことで、ヘルナンデス…それどころか今までのケガとは比にならない程身体が傷つけられていたようだ。
ヘルナンデス「200年後の治療のおかげで今は意識を取り戻したが…本人曰く、身体の感覚がおかしいらしい。隣で1人で泣いている声も聞こえた…」
シュナイダー「それはケガによるものか…」
ヘルナンデス「そうだ…『もう、ダメかもしれない』と言ってね…」
シュナイダー「ヤノサ…!本当にすまない…!」
シュナイダーは頭を抱えて謝罪の意を口にする。あの時自分が守ることが出来れば…シュナイダーだけでなく、その場にいた他の選手も同じ考えであった…
ー200年後の病院ー
ここがヤノサが治療を受けている病院である。高度な医療でなんとか治療は出来ているが、彼女を元の身体に戻すには程遠い状態であった。
医者「ヤノサさん、今から麻酔撃ちますね」
ヤノサ「はい…」
ヤノサ(ケガはなんとかしてもらったけど、全然感覚が元に戻らない……私…もうサッカー出来なくなって…)
自身の受けた酷いケガに希望を持てないヤノサ。そう考える内に、意識が麻酔によって薄れていく。
ヤノサ「………」
ヤノサ『アハハハ!大好きですよ、ハルヤクン♡』
晴也『ヤノサ…さん…正気に戻って……』
ツサノ『ヤノサ…守って…あげられなくて…ごめん…!』
ヤノサ「!!!」
眠りについたヤノサにとんでもない光景が過る。その光景にヤノサは飛び起きてしまう。
ヤノサ「なんで私が…お姉ちゃんとユヅギさんと…蓮ノ空の皆さんを…?」
ヤノサ(どうして、こんな夢が…私、どうなってしまうの…?)
いつかまた龍也や竜太、そしてその子どもである晴也といった向こうの世界の選手達と会う日が来るかもしれない。そしてそれは…良い形であるかどうかは誰にも分からない…
最後は迷いましたが、また会える時がどうなるか分かりませんので、少し不穏な感じにしてみました…
改めまして、ここまで作品を貸してくださった《松浦果南の自称兄》さんに、感謝の言葉を、述べさせていただきます。
本当にありがとうございました!!
お知らせ
この作品で最後の特別編を行います。今回は新作に向けて、歴代ラブライブ×イナイレ作品が集結します。
ぜひご覧ください…そして、出来れば他のラブライブ×イナイレが好きな方にも伝えて下さったら幸いです!