今から22年前に開催された高校サッカー世界大会、「FFI(フットボールフロンティアインターナショナル)」で世界の強豪たちを破り優勝し、見事世界一の座に輝いた日本代表イナズマジャパン。
その影響で、日本国内でのサッカー人気は爆発的な物になりサッカー強豪校には入学希望者が殺到。一方で弱小校は生徒数の減少から経営が立ち行かなくなり廃校になる学校が出始め、サッカーにおける実力が、社会的地位まで決める様になってしまった。
その事態を打開すべくイナズマジャパンの優勝から10年後、サッカー協会はサッカー管理組織、「フィフスセクター」を設立。そしてその組織の立ち上げの集会に、
観客たち1:『『『フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス!』』』
観客たち2:『『『フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス!』』』
観客たち3:『『『フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス!』』』
響木:「これは希望などでは無い。これから始まるサッカー暗黒時代への決起集会だ········」
久遠:「ええ」
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そしてそこから更に12年の月日が流れ、故郷静岡県沼津市にある港町内浦を離れ、春にかつてのイナズマジャパンメンバー、「円堂守」、「豪炎寺修也」等を輩出した東京の名門、「雷門高校」に入学を控えた一人の少年がいた。
?:「行ってらっしゃい。体に気を付けてね」
?:「了解。親父と母さんもね。あとアイツにも宜しく言っておいて」
?:「ああ。思い切りやってこい!!」
そして少年を見送った両親は、リビングに飾られた、22年前のとある集合写真を見る。
?:「フィフスセクターが設立されて12年か······今年は荒れるぞ」
?:「うん。今のクソみたいなサッカーをぶち壊す為の戦いが起こるからね。」
?:「俺たちやアイツも忙しくなるな。····果南!!」
果南:「うん!! 龍也!!!」
この二人、世界一のイナズマジャパンのメンバー、旧姓「松浦果南」。今の名を「大海果南」と伝説のエースストライカー「大海龍也」の子供たちとその仲間たちが起こす、12年に渡るサッカーの闇の夜明けを願い、二人は自分たちと、金がかった茶髪の男の子と、青い髪をサイドテールに結った女の子の四人が写った写真を眺めていた。
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バシム「2020年8月4日…龍也の息子の竜太が天馬達と駆け抜ける物語が始まった日だ。ちなみにこのプロローグは2021年2月18日に追加されたものだ」
竜太「細かいとこまで解説どーも。…それにしても、この時はサッカーを守るための戦いをずっとしていたな…」
聖良(輝こう)「フィフス…というものがありましたが、あれは一体…」
天馬「サッカーが力を持ち過ぎたから、それを管理することを目的とした組織なんです。勝敗も点差も、全部管理されて、みんな従わないといけなかった…」
晴也「要するに…あの時のサッカー選手たちはみんな八百長を強制されていたんです」
エメラ「何それ…それじゃサッカーが茶番になる!」
翼「そんなサッカー、楽しくともなんともないと思うよ…」
竜太「そうですよ。だからオレ達はフィフスから本当のサッカーを取り戻すために戦ったんです。その後もサッカーを消そうとする未来人と戦ったり、地球の生き残りをかけたサッカー大会に出場したりで、本当に大変だった…」
花帆(バシム)「ということは…天馬センパイと竜太センパイは一番大変な思いをしたことに…?」
バシム「原作もそうだけど、舞台設定を見ると多分一番シリアスだと思うね。天馬が何のしがらみもなくサッカーを楽しめることはほぼなかった気がする」
天馬「そうなんだよ!でも、嫌な事ばかりじゃなかった!サッカーを守るために戦う中で、いっぱい仲間や友達に出会えた!それを是非見てくれ!!」
竜太「ダイナックル!!」スパアァァンッ!!
天馬「ぶふぅっ!?」
声を大きくして語る天馬にハリセンを使う竜太。
竜太「いきなり大声を出すんじゃない!みんなビビっちゃうでしょうが!」
さやか(松兄)「案外…シリアスじゃなさそうですね」
綴理(バシム)「うん。なんだか楽しそうだ」
ハリセン芸に場の空気が和む。…それでは原作と同じようにサッカーを守るために戦った竜太や天馬達のサッカーを、是非見て欲しい…
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まずは帝国学園戦。相手は化身のパワーにものを言わせて雷門をなぎ倒し、エマと果林をケガさせる。しかし竜太が交代で出場してリードを奪い、化身使いが逆転しようと攻める所に竜太が立ちはだかる。
御門:「お前たちごときに負けてたまるかぁっ!! 来いっ!! 【黒き翼レイヴン】!!」
御門が化身を出すと俺は御門の前に立ち塞がる。
御門:「貴様ごとき一瞬で消し飛ばしてくれるわぁっ!! [― レイジングクロウ ―]!!!」
レイヴンの爪の一振りで爪痕のような鋭利なシュートが飛んでくる。
竜太:「前から試してみたかったんだよな」
俺がシュートの構えに入り左足を前方へ振り上げる。すると左足に長大な聖剣が出現。それを踵落としで化身シュート目掛けて振り下ろした。
竜太:「[エクスカリバー・改]!!!」
ギャリィィイイイイイン!!!
鋭い金属音が辺りに響き、俺の剣をレイヴンが爪で受け止める。
ビシ!!
御門:「!?」
ビシ、ビシ、ビキ、バキ
レイヴンの爪には次々亀裂が入っていき、
竜太:「果林さんとエマさんの仇、とらせてもらうぜぇぇええええええ!!!!」
ザンッ!!
エクスカリバーは、化身を真っ二つに斬り裂いた。
御門:「グワァアアアアアアアッ!!!!?」
化身のシュートとエクスカリバーの相乗効果ですさまじい威力になっている。そこに龍崎が【龍騎士テディス】を発動し立ち塞がるが風圧だけで吹き飛ばされ尚もシュートは進み、キーパーが反応する事すら許さずにゴールに突き刺さった。
竜太:「俺の仲間を傷付ける奴は絶対に許さん!!!」
エマ・果林:「「っ!//////」」
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続いて音ノ木坂戦。幼馴染の竜太と共にサッカーをして、穂乃果やことりの血を引く桐穂達の実力に苦戦して引き気味になる雷門。一度キーパーを天馬に交代して化身を覚醒させ、三国もそれに影響され、改めて音ノ木坂の化身シュートに挑む。
音ノ木坂の化身シュートが物凄い勢いで迫ってくる。
三国:「絶対に止めてやる!!! 「三国先輩!! 三国先輩のやり易い方の手でやればできます!!」やり易い方の手? ・・・そうか! 利き手か!!」
龍也さんに[炎の鉄槌]を見せてもらったとき、龍也さんは左手でエネルギーをコントロールしていた。だから俺も左手でやろうとしていた。だが、龍也さんが左利きなのに対して、俺は右利き。利き手が違うのに、同じ手で同じようになんてできるはずがない。
俺は
三国:「[炎の鉄槌]!!!」
ドグシャァアアアアッ!!
シュートは、黒焦げになり地面にめり込んで停止した。
三国:「やった.......。出来た!! 止めたぞーーーー!!!」
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続いて浦の星戦。こちらも果南たちの血を引く竜太の幼馴染達が立ちふさがる。お互いに互角の勝負を繰り広げるが、天城がレッドカードをもらったことで一気にピンチになってしまう。
ボールを奪われた雷門。最悪なことにボールは果北に渡ってしまう。しかし彼方がディフェンスに入る。
彼方:「(天城くんの想い、絶対にムダになんかさせないよ~!!)止める!! [スリーピィサンクチュアリ]!!!」
彼方の新たなディフェンス技が発動される。彼方の足元を中心に、[フェアリーゾーン]の約2倍の直径を持つ魔方陣が展開される。すると魔方陣の中に入った相手(味方には影響無し)、が突然膝を突き、何かを振り払うかのように頭を振る。
果北:(な、何····コレ?)
美歌:(頭が····ボ~ッとする·······!!)
ルリ:(ね、眠······い····)
彼方:「今だぁ~~っ!!」
果北:「し、しまっ!? グワンッ !?」ガクッ
果北がボールを奪い返そうとするが、走り出そうとした瞬間目眩を起こした様に膝をつく。
美歌:「果北ちゃん!?(まさか精神干渉型の必殺技なんて·····)」
そして彼方からボールはカウンターで一気に天馬、剣城、キャプテンの3人に繋がる。
千夏:「不味いよ!! 早く戻って!!!」
神童:「遅い!! 行くぞ2人共!!」
剣城とキャプテンが跳び上がり[ジョーカーレインズ]を真下に落とす。そしてそれを天馬がダイレクトで[マッハウィンド]で併せる。
天馬・剣城・神童:「「「[エボリューション]!!!!」」」
合同合宿の時の雷門からは考えられない威力のシュートが浦の星ゴールに襲いかかる。
善美:「絶対に止めてやるわ!! [風神・雷神・ゴースト・改]!!!!」
善美の必殺技と天馬たちのシュートが激突する。善美は必死に抗うが、[ジョーカーレインズ]を止められなかったのでは当然[エボリューション]など尚更無理で、シュートはゴールに突き刺さった。
実況:「ゴォォオオォォオオオル!!!!! 雷門勝ち越しに成功ーーーー!!!」
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舞台はクロノ・ストーン編へ。普通の人間よりも圧倒的な力を持ったセカンドステージチルドレンとの3番勝負。その2試合目にてかつての敵が勝手な行動をする中、一年生の3人が奮闘する。
璃奈:「しずくちゃん・・・!」
璃奈はしずくにボールを渡すと、かすみと共にしずくの元へ。そして3人で攻め上がる。
ナージェ:「これ以上進ませない!!」
しずく:「かすみさん!」トッ
かすみ:「りな子!」トッ
璃奈:「しずくちゃん!!」トッ!
ナージェ:「なっ!?」
今度は3人の息の合った三角形のトライアングルパスでナージェを簡単に抜き去り、3人で中に侵入する。
ベータ:「こっちだよこせ!!」
ベータがボールを要求しているが、
しずく:「大事な試合で自分の事しか考えてない人には渡せません!! かすみさん!! 璃奈さん!!」
そして3人は、ボールを中心に黒い三角形の黒いオーラを形成しながら飛び上がった。そしてボールに3人のオーラをチャージし、それを練り上げ肥大化。3人のトリプルキックで蹴り落とした。
しずく・かすみ・璃奈:「「「[デスゾーン2・Gx]!!!」」」
ドガァアアァアアアンッ!!!
3人が初めて自分たちの力で作り上げた、一番最初の連携シュート。3人の友情の結晶とも言えるシュートが、上空からギルゴールに突き進む。
ブーフウ:「今度こそ!! [リジェクション]!!」
しかしギルも負けじと必殺技を使いシュートを止めに掛かる。刺々しいオーラがシュートを串刺にするが、
ブーフウ:「なっ!? 俺のオーラが・・飲み込まれる!?」
[リジェクション]のオーラは、3人のシュートの力に飲み込まれ消滅。そして・・・・、
しずく・かすみ・璃奈:「「「決まれぇええぇえぇえええっ!!!!」」」
シュートは轟音と共に、ゴールに突き刺さったのだった。
しずく:「どんな敵が現れようと・・・!!」
璃奈:「私達の友情は・・・!!」
かすみ:「絶対無敵です!!」
3人の高らかな宣言とともに、スタジアムは歓声に包まれたのだった。
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最後に紹介するのはギャラクシーからファラム・ディーテ戦。キーパーの伊吹をケガさせてさらに追い打ちをかけることで伊吹にダメージを蓄積させようとする相手の戦法にキレた竜太が動く。
ガンダレス「おーらよっ!!」
ガンダレスのシュートがゴールを襲う。しかし……
バシイッ!!
ガンダレス「何っ!?」
伊吹「大海……!!」
前線から戻ってきていた竜太がシュートをトラップして防いだ。
大海「行くぜ……」ユラァッ
竜太の姿が揺らいだかと思ったら、ものすごい速さのドリブルで攻め上がる竜太。そこにロダンとヒラリが二人がかりで潰しにかかる。
ヒラリ「抜けると思って?」
ロダン「ヒヒッ、行かせないよっ!!」
竜太「邪魔だ……」ボソッ
ヒラリとロダンはダブルでスライディングを仕掛けてくる。竜太と2対1でボールを蹴り合う形で押し合いになる。が、
竜太「邪魔だぁっ!!」
ドゴォオオォおァああぁああんっ!!
ヒラリ・ロダン「「ぐぁあぁああっ!?」」
呆気なくふっ飛ばされた二人。不味いと思ったのかロッツとメルヴィルも止めに入る。
ロッツ「通行止めだよ!!」
メルヴィル「行かせないわっ!!」
竜太「[ライトニングワープ・Gx]!!」ギュオンッ!!
左右の鋭い踏み込みから足にイナズマをチャージ。それを一気に解放して瞬発力を爆発的に上昇させ、二人を抜き去った。後追いの突風で女子2人は吹き飛ばされる。
ロッツ・メルヴィル「「キャァアアアッ!?」」
バルガ「行かせんぞ!!」
するとバルガはソウルを発動。黄色い甲殻獣に姿を変えて突進してくる。
竜太「ハァあぁあああっ!!」
竜太もソウルを発動。海竜モササウルスへと姿を変える。激突する竜太とバルガのソウル。しかしモササウルスのソウルはバルガのソウルをフィールドの海中に引き摺り込み、身動きの取れないバルガのソウルを喰い破った。
ソウルとソウルのぶつかり合いに、光子砲には一気に大量のエネルギーがチャージされる。
オズロック「もっとだ! その調子でどんどんやれ!」
バルガはふっ飛ばされたダメージが大きく倒れ伏す。ドリブルを再開する竜太に、モームとキセノが止めに入る。
モーム「行かせるかっ!!」
キセノ「これ以上はっ!!」
2人が襲いかかって来るが、竜太は冷静に動きを見極めて左右のフェイントで抜き去った。
モーム「何だとっ!?」
キセノ(何なんだコイツっ!?)
残すはキーパー一人のみ。
アルゴ「っ! 来いっ!!」
俺はシュート体制に入る。ボールに莫大なエネルギーを纏わせて下に落とし、先回りからの左の足払いでボールに回転をプラスして風の膜をコーティング。
竜太「[ラストリゾート・Z]!!」
それを、左足のボレーで思い切りぶっ飛ばした。
ドガァアアンッ!
ドガァアアンッ!!
ドガァアァアアアンッ!!
フィールドを破壊しながら、岩石の龍がファラム・ディーテのゴールに襲い掛かる。
アルゴ「止める!! [リバウンドレイヤー]!!」
アルゴの手の先に3重のエネルギーシールドが発生。シュートを受け止める。するとバネのような張力でボールを押し戻そうとする。
しかし竜太は決まったと確信し後ろを向いて歩いて自陣に戻る。
必死に耐えるアルゴ。しかしエネルギーシールドには亀裂が入っていき、
アルゴ「くっ、くそぉっ!!」
竜太「散れ……」
ドゴォオォオオォオオオンっッ!!
竜太のつぶやきと共に[ラストリゾート]はアルゴの[リバウンドレイヤー]を粉々に砕き、シュートはゴールに突き刺さった!!
ダクスガン「ゴォオオォオオオルッ!! 大海竜太の[ラストリゾート]が、ファラム・ディーテのゴールに突き刺さった!! しかし驚くべきはその前、自陣のゴール前からフィニッシュまで、すべて自分のドリブルで持っていき叩き込んだ!! 何という圧倒的なテクニック、パワー、そしてスピード!! Fantastic!!&Beautiful!!」
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バシム「以上!これが【虹ヶ咲×イナイレGo~虹の彼方に~】のハイライトだ!」
竜太「ありがとな。正直もっとみんなの活躍見て欲しかったけど、さすがに人数多すぎるよな…」
バシム「そうだね…何せラブライブ×イナイレの中で一番話数が多いし、主役級の人数も多かったからね…」
聖良(輝こう)「映像の中に穂乃果さんや果南さんに似た方がいらっしゃいましたね」
竜太「はい。あの子たちはさっきの母さんや穂乃果さんといった、イナズマジャパン世代の音ノ木坂や浦の星で活躍した皆さんの子どもですね。そしてオレは最初の映像で分かると思いますが、大海龍也と松浦果南の息子です」
晴也「そしてオレはその大海竜太の息子…つまりオレにとって果南さんはおばあちゃんになりますね」
果南(バシム)「おばあちゃん…私もとうとうそこまで来ちゃったんだね…」
綴理(バシム)「ボク達も、いつかおばあちゃんになるのかな…?」
バシム「そうなるかは…今後ラブライブ及びラブライブ×イナイレが続くかどうかだな…」
今最新のラブライブ×イナイレ世代は蓮ノ空。蓮ノ空のみんなが親世代になる日は来るのか…
龍也「続くといったら、確か天馬と竜太の物語が一番話数多いんだったな」
天馬「はい。龍也さんは世界大会だけでしたけど、こっち2回サッカー大会やったり、旅をしたりしたから…」
バシム「それもあってか、UAに関してはラブライブ×イナイレ中最も多いぞ!」
真姫(オト)「輝こうより上なんてすごいわね!」
ちなみに作者も一番思い入れがあるラブライブ×イナイレ主人公は竜太だったりする。コラボなどでお世話になったこともあるが、やはり一番は長きにわたって様々な仲間との絆や竜太ならではの強さを見せてくれたからだ…
バシム「それでは次の作品へ!天馬達が化身アームド習得に奮闘する中、とうとうこの作品が産声を上げた!!」