試合後、話をする両イレブン。
聖良「負けましたよ。まさか最後はあなたが仕掛けるなんて」
千歌「聖良さんには、私たちの全部をぶつけないと勝てないと思ったから…」
松山「あれはキーパーも総出でなだれ攻撃を仕掛けたんだな。最後に決めたのはDFだったし…」
千歌「なだれ攻撃って言う程じゃ…なだれ攻撃は見ていて圧倒されたし、なによりみんなのフォローもしっかりしていたから…」
松山「まあ、何はともあれ、お前たちの勝ちだ。決勝も頑張れよ。それと最後にゴール決めたやつ!」
善子「え?私?」
松山「自分の名前、もうちょっと誇りに思えよ」
そういってふらのイレブンは去っていった。
善子「何言ってんのよアイツ」
その後、ふらのイレブンがロッカーで泣いていたのはまた別の話だ…
松山「すまないな…
―大会用のホテル―
鞠莉が何か豪華そうな食事を準備していた。
ダイヤ「鞠莉さん!祝勝会は決勝で東邦学園に勝ってからですわよ!」
鞠莉「ブッブーよ!今夜はぶっちゃけトークの会を行うわ!」
果南「ぶっちゃけトークの会?」
風見「サッカー以外の不安要素を解決し、決勝戦に集中するための会です」
曜「ああー、なるほど。確かに何か気になる事があったままだと集中しにくいよね」
というわけで、ぶっちゃけトークの会が夕食で行われることに。
―夕食の時間…―
鞠莉「それでは!ぶっちゃけトークの会を行いマース!」
ルビィ「で、何をぶっちゃけトークするの?」
曜「実はこのメンバーのことが大好きですってところかな?」
風見「なんと、私を好きになってしまったと申すか」
曜「黙れ」
風見「ぐすん」
千歌「曜ちゃん…辛辣すぎるよ、キャラ崩壊してるよ」
ダイヤ「まさか飲み物にアルコールなんて入っていませんよね!?」
フレイ「入ってるわけないでしょ。そのネタ飽きたよ」
善子「ドイツではアルコールのネタでも流行ってるの?」
フレイ「ドイツのネタじゃない。その…なんだろう」
果南「何が言いたいか分かったよ」
鞠莉「メタ的な話はそこまでよ。まずは、マリーから大切な話をさせてもらいマース!」
梨子「大切な話?」
鞠莉「そう、学校に関する話よ。浦の星は廃校が決まってしまったけど、このまま浦の星のみんなはスチューデントでなくなる…なんてことはダメだから、統廃合を引き受けてくれる学校を探していたの」
ダイヤ「それが、決まったという事ですか?」
鞠莉「イエス!統廃合先は南葛高校よ!」
梨子「え!あの南葛!?」
鞠莉「そうよ。私達サッカー部の活躍を見て、是非ウチに来て欲しいと言っていたわ」
千歌「やったぁ!」
千歌たちの働きが認められたという事だ。千歌だけでなく、みんな喜んでいた。
ちなみに、もう1つ南葛より内浦に近い統廃合先があったようだが…PTAがキャパオーバー必至の分校に押し込もうとしていたので交渉は決裂したという裏話もあるぞ。
鞠莉「さて!重要な発表も終わったところで、ここからはみんながぶっちゃける時間よ!」
フレイ「うーん、特に悩みとかはないしなぁ…」
果南「鞠莉、リクエストはOK?」
鞠莉「OKよ。果南、カモン!」
果南「アイシー、記憶が戻ったの?」
アイシー「え!?」
鞠莉「ちょっと!いきなりセンシティブよ!」
風見「その言い方…初めから言及するためにこの会を開いたと言うことですか」
鞠莉「ああ…うん」
果南「疑って悪いけど…試合中も明らかに様子が変わってたし」
アイシー「…」
アイシーは少し考えていた…そして少しの沈黙の後、答えた。
アイシー「記憶は戻ったわ」
千歌「ほ、ホントに!一体どんな記憶だったの?」
アイシー「それは…実は私、家族と離れ離れになって…そのショックで記憶をなくしてたの」
曜「え…!?思った以上に酷だよ…」
ダイヤ「記憶を失う程の出来事があったのだろうとは思ったのですが、そういう事だったのですね…」
アイシー「それで、この大会が終わったら家族を探す旅に出る予定で…」
梨子「一人で大丈夫なの?」
風見「私が引率者になります」
と言って、鞠莉の前に辞表を出す風見。
千歌「やめちゃうの!?」
風見「もちろん決勝までは監督として尽くしますよ。心配しないでください」
善子「そうだ。私からもリクエストよ。そもそも、風見監督は何者なの?」
鞠莉「彼は、マリーが中学生を卒業する時あたりに小原家で働くようになった使用人よ」
風見「あの時、ヘリコプターを操縦していたのも私です。いやー、服を脱いで振り回していたのは衝撃でしたね…」
千歌「はは…あれはね…」
花丸「鞠莉ちゃん、ひろーーい家だけど、風見監督がいなくなって掃除とかは大丈夫なの?」
鞠莉「それは…大丈夫よ。マリーは家事出来るんだからね!」
千歌「鞠莉ちゃん、私からリクエストさせて?」
千歌は鞠莉に関して気になる事があった。
千歌「鞠莉ちゃん、東邦にいるイタリアの2人と何があったの?」
鞠莉「えっ」
千歌「サウソンちゃんやマオさんも、もともと日本に来るつもりなんて全くなかったって言ってた。でも、鞠莉ちゃんのためにその予定を変えて…そうする程のことがあったってことだよね?」
鞠莉「それは…」
鞠莉は少し困った表情をしていた。
フレイ「言っちゃえよ!だってよ、ぶっちゃけトークなんだぜ?」
鞠莉「誰のマネよ…そうね。マリーが言いだしたことだから、約束は守るわ」
鞠莉「マリーが去年までイタリアでサッカーしていたことは既に知っているでしょう?」
花丸「うん。だから、まさにエースストライカーって言える上手さだったずら」
鞠莉「実はね…今年日本に帰ることも、ママもマオも反対していたの。日本じゃなくて、イタリアにいるのがマリーのためだって」
ダイヤ「待ってください。私も気になります。何故、わざわざ日本に来たのですか?」
鞠莉「ダイヤや果南とサッカーがしたかったからよ」
果南「え…?私たちのために?」
鞠莉「ダイヤの言う通り、イタリアにいればもっとレベルアップ出来たかもしれないわ。でも私、中学生まで果南やダイヤとサッカーしていたその時が一番楽しかった。そして…果南やダイヤと一緒に、これからずっと日本でサッカーしていたいって思ったの」
ダイヤ「わたくし達のために、そんなことを…」
果南「どうして…言ってくれなかったの?」
鞠莉「果南…」
果南は怒っていた。
果南「私達と一緒にサッカーやりたいって言ってくれるのは嬉しいよ。でも…そんなことしたら、鞠莉の将来にも関わるでしょ!!」
鞠莉「それは覚悟の上よ…でも、それでも…私は果南やダイヤと一緒にサッカーがしたかった!一緒に強くなりたかったの!」
ダイヤ「どうしてそこまで…」
フレイ「わかるよ」
ダイヤ「フレイさん…?」
3年生3人組の言い争いになりそうだったところに、フレイが入る。
フレイ「それだけ、果南ちゃんやダイヤちゃんのことを思っているんでしょ?」
果南「フレイ…あなたに何がわかるの!」
フレイ「確かに3人のことは分からない。でも、やっぱり自分と一緒に生まれ育った仲間は、何よりも大切だって思う気持ちは、私にも分かる」
鞠莉「フレイ…」
ダイヤ「だからといって…ここまで出来るものなのですか?」
フレイ「その思いがあれば出来るよ。こっちの言葉でいう…ゲルマン魂ってやつかな」
千歌「ゲルマン魂?」
地元愛ってやつだろうか。特に友達はあらゆる面で自分を支えてくれる、そんな存在だ。
鞠莉「話には続きがあるわ。千歌っち、男女共同の全日本ユースが結成される話が進んでいることは知っているわね?」
千歌「うん」
ふらの戦前に聞いた話である。
鞠莉「ママやマオに、マリーにはイタリアユースで戦ってもらうと言われたわ。でも、私は全日本ユースで戦うつもりよ」
ダイヤ「わたくし達と一緒にいたいからですか?」
鞠莉「それもあるけど、一番は私は全日本ユースに、日本サッカーに希望を持っているからよ」
鞠莉「日本は未だにプロリーグも設立されないサッカー後進国。発展する未来なんてないとママは言っているわ。でも、そんな日本でもこうしてサッカーに本気で打ち込む人がいる。特に大空翼、彼はまさにサッカーの申し子って言える人だったわ」
千歌「うん!私が今こうしてサッカーをやっているのも、大空翼選手に憧れたから…!」
鞠莉「そこよ。千歌っちのように、彼に憧れてサッカーを始める人もいる…私は思ったの。そんな人もいるのに、未来がないなんて言いきるのは間違っているわ!」
千歌「そうなんだ…だったら、やることは1つだよ!明日の試合、全力で戦おう!」
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全日本ジュニアユースは…大空翼はあの日私に教えてくれていたんだ。諦めないで頑張れば夢は叶うってこと
そして、こうも思った。その夢が叶わなかったとしても、信じて夢に向かって進むことがこんなにも人を輝かせることが出来るなら…!もうそれだけで十分!
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彼らがくれたこの気持ちが本物だって、鞠莉ちゃんのママや、マオさんに伝えるためにも…浦女最後の試合を全力で戦う!
ここで悲報。ラブライブ!スーパースター!!見逃しました。ちくしょう!
この中でどれが好き?
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ラブライブ×イナイレ
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キャプテン翼(原作漫画)
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キャプテン翼(テクモ)
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キャプテン翼たたかえドリームチーム