キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

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日向に関する回です。先に言っておくと、東邦学園の監督は北詰監督ではない。ストーリー的に彼がいるとおかしいので。キャプテン翼では最もまともな監督ですけどね…

ちなみに北詰監督のボケてを見ていたら、この状況に近いセリフがありました。ボケてにあるようなシチュエーションという事だ。

後書きに続く


東邦学園

 

―東邦学園―

 

ワシは吉良耕三。日向小次郎の恩師だ。今は沖縄でゆっくりしておる。

 

しかし今、そうもいかん状況になっておる。予選の南葛と浦の星の試合だ。彼女たちは今までわしらが知るサッカーとは違うものであった…確実に言えるのは、このまま決勝まで進んでも、おそらく東邦はその全く違うサッカーに負ける。

 

そこでワシは、まず東邦学園にコンタクトを取り、本戦前からコーチとして東邦を支えたいと言い、その後浦の星に関して調べてみた。どうやらイタリアに留学していた選手がいたようだ。さらにイタリアについて調べてみれば、どうやら現代サッカーを引っ張る存在らしい…

 

そして、予選と本戦。つまり夏休みの間にイタリアで情報を集めてきた。そして…無理を承知でイタリアの選手を東邦に連れて行こうとも考えた。すると、オハラという人が、何やら事情があったようで、2人の選手と一緒に日本に来てくれるようだ。ワシはそれを手土産に東邦学園に行った。

 

 

 

 

―全国大会1か月前―

 

東邦学園にサウソンとマオを連れてきた。北詰監督は驚いている。

 

東邦の監督「吉良さん、これは一体…」

 

吉良「留学生として東邦学園に来たイタリア人女子選手の2人です」

 

東邦の監督「それは分かります。私も彼女たちのことは聞いたことはある。しかし、よくここに来てくれましたね…」

 

マオ「こちらにも事情がありましたので」

 

吉良「どうやら、浦の星女学院の人に用があるとか…全国大会の際に、彼女たちと話をする時間が欲しいというのが、この2人の監督が提示した条件です」

 

サウソン「よろしくお願いします」

 

東邦の監督「空き時間であれば構わん。ここに来た以上、たとえ上手くても独断は許さんぞ」

 

そして、練習が始まる。

 

 

 

 

日向「吉良監督!?どうしてここに…」

 

吉良「今日からコーチとしてお前たちを指導する」

 

沢田「そこの女の子2人は?」

 

吉良「イタリアからの留学生だ」

 

サウソン「よろしくお願いします」

 

若島津「よく来てくれましたね」

 

マオ「ママが浦女に用があるというので」

 

日向「浦女…?ああ、南葛を破った高校か」

 

吉良「それは知っているか…日向、先に言っておこう。このままでは、東邦は浦の星かふらのに確実に負ける」

 

日向「!?…確かに強いと言えますが、確実に負けるって…」

 

吉良「大げさではない。試合を実際に見ただろう?奴らは今までの日本サッカーとは全く違う。あれはヨーロッパで既に使われているサッカーじゃ」

 

日向「つまり、この2人にそれを教えてもらうと…」

 

吉良「そうじゃ。だがそれだけではない。日向、お前にはサウソンとストライカー対決をしてもらう!」

 

 

吉良「そして…お前がサウソンにかなわない場合、たとえ決勝でもお前を試合から外す」

 

日向「な…!」

 

吉良「なに。勝てばいい話じゃ。一度世界一になっておるのだ。決して勝てぬ相手ではない」

 

こうして、サウソンとストライカー対決が始まったが…

 

 

 

サウソン「ふっ!」

 

日向「なにィ、なんてテクニックだ」

 

ドリブルやポストプレイ、シュートの面で、サウソンに全くかなわなかった。

 

 

 

日向「くそっ…」

 

吉良「小次郎、約束じゃ。これからお前は使わんよう監督に言っておく」

 

若島津「そ、そんな!」

 

沢田「それでどうやって本戦を戦うんですか!?」

 

吉良「サウソンを使えばよい。今ここで実力は見ただろう?」

 

沢田「それはそうですけど…」

 

戦力的に言えばそうだが、東邦学園として戦うなら邪道である。

 

 

日向「いいんだ。俺は未熟だって分かったんだ。サウソンって言ったか…今はお前に東邦のストライカーの座は渡す!だが、俺は必ずそこに返ってきてみせる!」

 

サウソン(すごい。ここまで打ちのめされても諦めないなんて…これが全日本ジュニアユースのエースストライカー…!)

 

日向「そうと決まれば特訓だ!吉良コーチ、早速イタリアでどんなサッカーが行われているのか教えてください!」

 

吉良「その意気じゃ小次郎。だが、それはサウソンと同じ土俵に立つ特訓に過ぎん。彼女に勝ちたいなら、お前自身がさらに強くなる必要がある」

 

 

吉良「しかし…ワシからお前に教えることはその同じ土俵に立つためのものしかない。自分で切り開くのだぞ」

 

日向「はい!よし、いくぜ!」

 

サウソン「えっ」

 

こうして…しばらく特訓して全国大会が始まった時辺りで、日向は山に籠るようになった…

 

 

サウソン「あの~失礼ですがいくらなんでも適当過ぎる気がしますよ?」

 

吉良「いいんじゃ。小次郎は虎。それも逆境に立たされるほど強くなる猛虎じゃ」

 

 

 

 

 

 

 

そして、準決勝後…

 

 

沢田「とうとう決勝ですね…」

 

反町「本当に日向さんを出さずに戦うつもりなのか…」

 

若島津「絶対にダメだ!あの時のように、監督に直談判だ!」

 

 

 

 

 

東邦の監督「気持ちは分かるが、それは難しい。これは勝つための吉良コーチの判断だ」

 

反町「勝つためなら、なおさらですよ!俺なんかより、日向さんの方が良いってこと、皆知っているはずです!」

 

マオ「それがダメなんデス」

 

沢田「オハラさん!?」

 

マオ「ヒューガは確かに強い。デスがそれゆえに彼のポジションが固定される。安心感が生まれて、どうしてもハングリー精神が失われてしまうのデス」

 

若島津「でも…」

 

「大丈夫だ」

 

沢田「…日向さん!」

 

日向「今からポジションを取り返せばいいだけのことだ。監督…!」

 

日向は胸ポケットから紙を取り出した。

 

東邦の監督「こ、これは…!果たし状!?」

 

日向「吉良コーチとサウソンをグラウンドにお願いします」

 

 

 

 

―東邦グラウンド―

 

吉良「ついに来たかっ」

 

日向「サウソン、俺は全国大会が始まるまで未熟だった…だが今は違う。この大会は俺の東邦学園最後の戦いだ!お前を再起不能にしてでも、俺はポジションを奪い取る!」

 

サウソン「言うね…でも、そんなハッタリはイタリアで慣れっこだよ」

 

日向「ハッタリかどうかは戦えばわかるんだよ!いくぞ!」

 

こうしてポジション争いが始まった。

 

 

 

まずは1on1。サウソンのオフェンスだ。

 

サウソン「いくよ!」

 

ドリブルを始める。

 

 

日向「タイガータックルだ!!」ズザアァ―!

 

サウソン「…!?うわああ!」

 

なんと、ドリブルを始めるやいなや、すぐに日向が新しく覚えた必殺タックルで吹っ飛ばされてしまう。

 

日向「見たか!」

 

サウソン「くっ…!交代だよ!次は油断するもんか!」

 

 

続いて日向のオフェンス。

 

日向「いくぞ!」

 

サウソン「とるっ!」

 

ドリブルする日向にディフェンスを仕掛けるサウソン。

 

 

日向「はあ!」

 

サウソン「しまった!?」

 

日向は足を出してきたサウソンを気にせずに直進。サウソンは弾き飛ばされる。

 

若島津「すごい!…日向さん、最後に見た時とまるで違う!」

 

山に籠っていたことで、日向のフィジカルは以前と比べ物にならないほどであった。

 

 

それは当然他の場面でも活かされる。次は5vs5のサッカーバトル。

 

 

マオ「通しまセン!」

 

8ばん「しまった。とられる!」

 

日向「クリアーだ!出来るだけ高くボールをあげろ!シュートできなくても構わん!」

 

8ばん「えっ、でもやるしかない!」ドガァ!

 

マオ「ワオ!これは」

 

ボールは辛うじてコート内だが、高すぎる。これではただ外に出るのを見るしかないが…

 

 

日向「ポストプレイだ!頼んだぞ、反町!」パスっ!

 

なんと、恐ろしい程のジャンプ力でかつボールを正確にとらえ、反町にパスした。

 

反町「よし今だ!たああ!」ドゴ!

 

反町はヘディングを放った。

 

 

そして肝心のシュート対決。

 

サウソン「いきます…!」

 

若島津「よしこい!」

 

サウソン「はあっ!」ドギィ!

 

サウソンがボールを上から踏みつけると、サッカーボールは赤色のボールと青色のボールの2つに分かれた。そして、それに両足で1個ずつ同時にオーバーヘッドキックを炸裂させた!

 

 

サウソン「ダブルショットV3!」ドギャァァン!

 

ボールは途中で1つになり、勢いよく若島津に向かっていく!

 

若島津「キエエエェェ~~~~~~~!!」ガタァン!

 

若島津はゴールポストを蹴って三角飛び。ボールに勢いよく飛び掛かる!

 

 

若島津「うーわぁっ!」

 

バシュン!

 

しかしダブルショットの威力にはかなわず。ふっとばされた。

 

 

 

若島津(あの子が来てから、俺もレベルの違いを思い知らされた…やっぱりストライカーと言えるほどの強さだ)

 

若島津はキーパー故に、サウソンのシュートを多く受けてきたのだ。

 

 

 

日向「若島津…ケガするんじゃねぇぞ」

 

若島津「なにィ!」

 

いくらなんでも調子に乗りすぎだ、と思う若島津。

 

 

日向「くらえ!超タイガーショット!!」

 

日向の代表的な必殺技、タイガーショット。とことん極めたようで、最上級の超となっていた。

 

ドッゴオォォン!!

 

若島津「…!!!」

 

ネオ・タイガーショットというシュートがあったため、タイガーショットは日向の技では最強ではなかった。そのため、「舐めるなぁ!」と言ってシュートに飛び掛かろうとしていたが、そう反応することも出来なかった。

 

 

若島津「ま、全く手が出なかった…」

 

サウソン「さっきの私のシュートより、強い!」

 

日向「吉良コーチ!」

 

吉良「分かっておる。流石はワシが見込んだ男じゃ。小次郎、やはりお前は東邦のエースストライカーだ。決勝は思う存分暴れてこい!」

 

日向「はい!」

 

猛虎が檻から放たれた瞬間である。浦の星は、果たしてこの男を止めることが出来るのか…!

 




前書きの続き

まあ、実際ありえませんよね。ましてや、オリキャラに既存キャラのポジションを奪わせるなんて、まるでスクスタ20章ですよね(ちなみにボクは今でもランジュ許せない人です。ファンの人はすみません)。

このストーリーは、原作漫画版の日向をモチーフに書いたものです。あっちでも日野竜馬という海外選手との実力勝負で負けて全日本ユースを追放されます。

ですが、その後は日向はパワーアップして見事日野を打ち破り、良きライバルとなりました。これがスクスタとの違いです。裏切り者やバックダンサーの役を負わせるならそれを挽回する程の見せ場や活躍を作れよ。

長い愚痴になってしまいましたが、これからもよろしくお願いします。後1話練習回を挟めばいよいよ決勝です。

この中でどれが好き?

  • ラブライブ×イナイレ
  • キャプテン翼(原作漫画)
  • キャプテン翼(テクモ)
  • キャプテン翼たたかえドリームチーム
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