キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

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悲報:今日で休みが終わり

投稿ペースが下がるかもしれません。特に、12月とかはレポートでほぼ活動できないのでご容赦願いたいです。


遭遇

 

―スタジアム―

 

合流した千歌たちは鞠莉ママから逃げつつ、イタリアを観光していた。現在プロチームの試合を観戦している。

 

 

チャーリー「てきの9ばん

      シュート!」

 

「ここだ…!」ガチィ!

 

 

チャーリー「てきの7ばん

      ヘディング!」

 

「あまいっ!」ガチィ

 

 

 

 

聖良「…あのキーパーは?」

 

鞠莉「興味あるの?」

 

聖良「はい。遠目で見ていても分かります。セービングに全くスキがない…とても得点を狙えそうにない。そんな気持ちになります」

 

千歌「聖良さんがそこまで言うなんて…でも、確かにプロ相手に無失点だよ」

 

鞠莉「彼はエウゾ=ゲルティス。ブラジル人のGKよ」

 

賀茂「ブラジルか…確かにここまですごい実力を持った選手がいてもおかしくないな」

 

聖良「ああ、話をしてみたいところですが…」

 

鞠莉「うーん、残念ながら時間切れね…次の場所に行くわよ」

 

20分も滞在していると捕まるリスクが高まる。名残惜しいがすぐに移動だ。

 

 

鞠莉「さて、さすがに夜通し逃げるのはムリだから、今夜はママの別荘の1つに泊まるわよ」

 

梨子「ママの?それこそ見つかるリスクが高いんじゃ…」

 

鞠莉「夜通し活動するわけにいかないのは、ママも同じよ。それに別荘の1つ、つまりママの別荘は何個もあるから、そのうちの1つを上手く割り出すのはそう上手くはいかないはずよ」

 

つまり、鞠莉ママが鞠莉を見つけるには、鞠莉が泊まっている別荘をピンポイントで見つけなければならない。別荘と別荘の間はもちろん離れている。だから総当たりで探すのはムリだ。

 

 

 

 

もっとも、移動した痕跡が残っていればピンポイントで割り出されてしまうが…

 

デモーネ「フフフ…命令通り手がかりを残してくれたわ」

 

デモーネ「もしもし監督?デモーネよ。この道に落とし物があったわ」

 

鞠莉ママ『あなたが今いる地点から予測して…ここデスネ。OK,全員で凸しマース!』

 

デモーネ「凸…?まあいいわ。じゃ、近くの公園で待っときまーす」

 

プツン…

 

 

 

―別荘―

 

休息をとる鞠莉たち。

 

 

聖良「エウゾ=ゲルティス…」

 

果南「まだ調べてる…?」

 

理亜「姉さまは本当にすごいと思ったGKは徹底的に研究するわ」

 

賀茂「良い心がけだ。自分の実力に自惚れず、同じポジションの選手に関心を持つか」

 

善子「偉そうね。監督かなにか?」

 

賀茂「そうだな…信じられんかもしれんが、実は俺は…」

 

バダァン!ドアが突然勢いよく開いた!

 

鞠莉「…!」

 

 

 

 

鞠莉ママ「はあ、はあ…見つけマシタよ…」

 

ターハン「あーあ、息切らしちゃってるよ」

 

ボヤージェ「年甲斐もなく走るからだよ…」

 

鞠莉ママ「でも…早くいかなきゃ逃げられるでショウ…はあ」

 

鞠莉「ど、どうしてここが」

 

デモーネ「曜さんが、教えてくれたからよ」

 

果南「曜が?そんなバカな」

 

千歌「そうだよ!適当なこと言わないで!」

 

デモーネ「いぃやぁ?かわいい曜さんには私の手下になってもらったのよ。そうでしょ?曜さん」

 

 

曜「はい…」

 

千歌「曜ちゃん!?そんな…」

 

ブロッサー「あら、かわいい。いい人選んだわね、デモーネ」

 

梨子「な、なんなのこの人!」

 

善子「魔術…あんたまさか!」

 

デモーネ「ふーん、そういうの詳しいんだ。そうよ。あなたたちが去る前に催眠術をかけておいたわ」

 

ボヤージェ「ああー、見学したいって言ってた時か。やたらと曜さんの方を向いていたね」

 

千歌「ひどい…!」

 

デモーネ「大丈夫よ。いつまでもやるわけじゃないから。ほらっ」パチンっ

 

 

曜「はっ…」

 

千歌「曜ちゃん!大丈夫!?」

 

曜「あれ…私、何を…」

 

 

 

 

鞠莉ママ「さて…どうやってここに来たとかはどうでもいいデショウ…とにかく!私がここに来たからには、イタリアユースに来てもらいマス!」

 

鞠莉「絶対に嫌よ!ぶん殴ってでも日本でサッカーしてやる!」

 

マオ「ママになんてことを…!私達より日本サッカーの方が大事なの!?」

 

鞠莉「そうじゃない。でも、日本サッカーに未来なんてないって考え、間違いよ!」

 

鞠莉ママ「何も間違っていマセン!日本サッカーのレベルがとてつもなく低いのは、あなたたちが証明しているのデース!」

 

ダイヤ「どういうことですか?」

 

鞠莉ママ「春には初心者であった者もいた浦の星…それが鞠莉の持ち込んだイタリアサッカーのノウハウを身に付けるだけで全日本ジュニアユースの選手に充分通用してしまう。裏を返せば、たった少しイタリアの技術で練習すれば、日本サッカーなど簡単に倒せるのデス!」

 

 

鞠莉ママ「全日本ジュニアユース…大空翼が勝ち取った優勝は、文字通り奇跡。ただのマグレに過ぎないのデス!!」

 

千歌「っ…!!」

 

大空翼をバカにされ、さすがにブチギレかけている千歌。

 

 

賀茂「待て」

 

千歌「え?」

 

鞠莉「?」

 

鞠莉ママ「なんですかあなたは。部外者は黙っていなさい」

 

賀茂「確かに俺は部外者だ…だがその部外者から見れば貴様の考えはおかしいと分かるぞ」

 

 

賀茂「貴様、さっきは日本サッカーに未来などないと言っていたな?」

 

鞠莉ママ「はい。どうしてかあなたも聞いていたはずデス」

 

賀茂「ふざけたことを言うな!サッカーはどんな国でも楽しめるスポーツだろうが!未来のないサッカーなど、ありはしない!」

 

鞠莉ママ「綺麗ごとを…少なくとも、日本よりイタリアにいた方が鞠莉のためデス!」

 

 

鞠莉ママ「この際だからはっきり言いましょう。鞠莉はあなたたちとはいる世界が違うのデス!もともと中学で留学するところが延期になっただけで…ハグゥやデスワァのような人たちとはすぐに別れるはずだったのデス!」

 

千歌「…」

 

言い返せなかった。どんな事情があったのかは知らないが、もし手筈通りに鞠莉が中学でイタリアに行っていれば中学生だった頃の千歌はクラブチームに入れなかった。ひょっとしたら浦女でサッカーすることが出来なかったかもしれないのだ。

 

 

鞠莉ママ「千歌さん、あなたたちは招かれざる人間デス。金を返せとは言いまセンが、すぐに日本に帰ってもらいマス!」

 

鞠莉「いい加減にして!果南もダイヤも千歌も、他のみんなも、否定するなら絶対に許さない!!」

 

マオ「どうしてわかってくれないのデス!」

 

人を否定する奴の言う事とか誰が分かってやるかよ。心の中でそう思っているメンバーもいた。

 

 

鞠莉ママ「ええい!埒が明きまセン!」

 

鞠莉「じゃあ、こうしましょう。浦女に鹿角姉妹を加えた11人がママのチームと勝負するわ!」

 

千歌「えっ!」

 

マオ「ホーウ?ジャポネーゼが現代サッカーのパイオニアと言われた私達にサッカーで勝負デスか…」

 

ダイヤ「鞠莉さん!いくらなんでも無茶で…」

 

賀茂「いいや、やってやれ。可能性を閉ざすへなちょこ共など、恐れるに足らずだ!監督は俺がやろう!」

 

梨子「え!?そんな勝手に…」

 

理亜「いいや、やるわよ。好き放題言われっぱなしなんて御免よ」

 

聖良「はい。私も全日本ユースを目指す身…ここまで言われて何もやらないわけにはいきません!」

 

ズノア「フン!ここまで身の程知らずなんてバカバカで草だわ。やりましょう監督。こいつらに本当のカルチョを見せつけましょう!」

 

鞠莉ママ「言われなくても!それでは3日の練習期間を設けマス!3日後、我がクラブチーム・オハラのホームスタジアムでバトルデス!」

 

こうして、イタリア勢は去っていった。

 

 

ダイヤ「鞠莉さん!いきなりあんなこと言って…」

 

鞠莉「ごめんなさい…でも、みんなにお願いがあるの。ママやマオに、日本サッカーもヨーロッパや南米に負けないほどの可能性や未来を持っていることを教えて欲しいの」

 

千歌「私達が…?」

 

聖良「自信がないのですか?」

 

千歌「うん。いきなり日本サッカーを背負うようなことになって…」

 

理亜「まったく!仮にも準優勝でしょう!ちょっとはしっかりしなさいよ!」

 

千歌「…」

 

プルルルル…

 

千歌「あ、電話だ。ごめん、ちょっと出るね」

 

千歌は別の場所へ。

 

 

 

千歌「もしもし…?」

 

サウソン『もしもし、サウソンだよ。ごめんなさい…説得できなかったよ…』

 

千歌「大丈夫だよ」

 

サウソン『千歌ちゃん、ひょっとして緊張してる?』

 

千歌「分かるの?」

 

サウソン『いきなり日本サッカーを背負うようなことになって…そうなるって分かっちゃうよ』

 

千歌「それもそうだね…」

 

サウソン『実はね、私も似たような経験したんだ。いきなりサッカーでイタリアの平和を守るために戦う羽目になって…』

 

千歌「ど、どういうこと?全然分からないよ…」

 

サウソン『だよね。でも本当にそんな状況に立って大変だったんだ』

 

千歌「そういう時、サウソンちゃんはどうしたの?」

 

サウソン『どうしたかぁ…もう、必死で戦ってたからよく分からないよ』

 

千歌「はは…そうなの」

 

サウソン『というか、そういうことはあまり考えなくていい。ただ自分の力を最大限に活かせるか、それが大事だよ』

 

千歌「日本サッカーがどうとか、気にしなくていいの?」

 

サウソン『うん。だって、公園でやるサッカーも、スタジアムで大歓声の中でやるサッカーも、同じサッカーなんだから』

 

千歌「そうか…分かったよ!3日後、サウソンちゃんたちに私の全力をぶつける!」

 

サウソン『その意気だよ。じゃあ、切るね』

 

プツン…

 

 

 

―鞠莉ママの車内―

 

サウソン「…」

 

ターハン「電話、終わった?」

 

サウソン「うん」

 

ブリリア「千歌って人と話していたのですか?」

 

ターハン「別にいいでしょ相手チームの選手と会話しても。戦争じゃあるまいし」

 

ブリリア「ものは言いようですね…」

 

 

ターハン「それに、私もあの子たちと本気でサッカーしてみたいよ」

 

ブリリア「ターハンさん?」

 

ターハン「あの子たち、きっと私達も驚くようなことが出来そう」

 

サウソン「ターハンちゃんは、分かってくれるの?」

 

ターハン「うん。誰譲りか知らないけどカンには自信があってね。それに、サウソンのいう事だよ。私は信じる」

 

サウソン「ターハンちゃん…ありがとう!」

 

 

 

 

 

 

―別荘―

 

千歌が電話で去っている間の話である。

 

 

ダイヤ「一番はあなたです!」

 

賀茂「なんだ?」

 

ダイヤ「なんだではありません!勝手に話を進めて監督をやるとまで言いだして!」

 

賀茂「お前たち、見たところ監督はいないじゃないか」

 

ダイヤ「確かにそうですが…」

 

鞠莉「いいわ。もし本当に監督が出来るならプラスよ。まずは練習、見て欲しいわ」

 

賀茂「もちろんだ。よろしく頼むぞ」

 

もう夜も遅いのでひとまず就寝。翌日から、賀茂が練習を見てくれることになった。

 




といっても、イタリア編が終わったら再び休載する予定です。もう1つ投稿している東京のキセキ、あれをセルフコラボが出来る所まで書き進めます。

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  • ラブライブ×イナイレ
  • キャプテン翼(原作漫画)
  • キャプテン翼(テクモ)
  • キャプテン翼たたかえドリームチーム
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