キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

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今回は1話完結。次から本気出す

やらない奴の常套句ですな。すみません


ドイツの千歌と炎

 

―ドイツ―

 

ここはハンブルガーSV。ここでは2人の日本人が練習していた。

 

 

千歌「だあ!」ドガァ!

 

若林「せいっ!」ガシッ!

 

ここまで浦の星でキャプテンとして戦ってきた千歌と、GSGK(グレート・スーパー・ゴール・キーパー)として良く知られる若林源三だ。

 

 

若林「さすがのシュート力だな。今やハンブルガーの主力だ」

 

千歌「うう、主力…勝ててるのは若林さんのおかげだから」

 

若林「そういうな。過ぎた謙遜はかえって失礼だぞ。日本じゃないならなおさらな」

 

 

若林「それに、カルツもカぺロマンもメッツァもいないんだ」

 

千歌「せっかくジュニアユース決勝で日本と戦った選手たちを学ぼうと思っていたのに…」

 

どうやらジュニアユースから留学先を決めたようだ。しかし来てみれば有名な選手たちは軒並み研修に出ているようで、ドイツはもぬけの殻同然。完全にアテが外れた状態だ。ちなみにフレイもドイツにいない。

 

 

千歌「はあー、ちゃんと調べるんだった…」

 

若林「仕方ないさ。俺もどうして最近研修に出る選手が多いのか分からないからな。ま、俺とシュナイダーに会えるだけまだ収穫はある方だ」

 

千歌「そうだ、明日がバイエルン戦!シュナイダー選手から学ばなきゃ!」

 

シュナイダー。フルネームはカール=ハインツ=シュナイダーだ。ドイツのキャプテンであり、エースストライカー。千歌が最も参考にできる選手だと言える。

 

 

それでは試合に移ろう…

 

 

 

 

 

チャーリー「ヤーヤー!おちゃのまのみなさま グーテンモルゲン!

      こちらベルリンでは いよいよ

      ハンブルガーSV VS バイエルンのしあいが

      おこなわれようとしています!」

 

チャーリー「カルツくんの かいがいけんしゅうのための

      けつじょうという ハンデをおった ハンブルガーSV!」

 

チャーリー「ゴールをまもるのは

      グレート スーパー ゴールキーパー

      わかばやしくん!」

 

ハンブルガーSVにはメッツァとカぺロマンがいる。とにかく、主力が若林と千歌しかいない状態だ。

 

 

チャーリー「むかえうつ バイエルン!!

      ・・・キャプテンは こうてい

      カール ハインツ シュナイダーくん!!」

 

 

シュナイダー「いくぞ ワカバヤシ」

 

 

若林「こい! シュナイダー」

 

若林が小学生卒業後にドイツに行った頃から因縁を持つシュナイダー。当然2人は闘志を燃やしていた…!

 

 

 

―MEETING―

 

監督「バイエルンは シュナイダーを

   じくにした こうげきがたのチームだが

   そのぶん まもりがあまい

   スキをみて カウンターでいけ!」

 

若林「シュナイダーのシュートは俺が止める。パンチした時のこぼれダマを拾って、攻め上がった後に最後に高海につなげばOKだ」

 

千歌「シュートは決めてみせます!」

 

ノイマン「頼んだぞ。俺達じゃキーパーの体制崩しても決まる確率は3分の1だ」

 

主力が抜けていることで攻撃力がガタ落ちしている。千歌が入っていなければかなりキツイ戦いだっただろう。

 

 

 

フォーメーション

 

GK       メッテルニヒ

 

DF  メンデル フリードリヒ マインツ

 

DMF    レナーテ  ロンバルディ

 

OMF バックス  アルクス  エーベルト

 

FW     ガストン  シュナイダー

 

 

FW  シューア   千歌   ヘッケル

 

OMF シュミット ランベルグ ノイマン

 

 

DF  ヒンケル  マンヘル  ハウプトマン

 

          ベルガー

 

GK         若林

 

 

チャーリー「バイエルンの

      キックオフから

      しあいかいしです!」

 

アルクス「シュナイダー!」パスっ!

 

キックオフ一番シュナイダーにパスをまわすバイエルン。

 

 

シュナイダー「よし!いくぞ!」ダっ!

 

ランベルグ「あっ」

 

すぐさまドリブルを開始したシュナイダーに、MF陣があっという間に抜かれてしまう。そして、DF陣に切り込まないうちにシュート体勢に。

 

 

シュナイダー「ペナルティエリア外からのファイヤーショットが決まる確率は2分の1だ!」

 

シュナイダー「だがこいつは必ずきまる!!いくぞ!ワカバヤシ!」

 

ドガアァァ!!

 

若林「な・なにィ!」

 

 

シュナイダー「ネオファイヤー!!」

 

すると周囲が熱波に包まれ始め、シュートが放たれた途端、ボールは恐ろしい程の熱量を持ったシュートと化した。

 

 

マンヘル「うわ!」

 

ベルガー「ぐわー!」

 

射線上にいたDFが吹っ飛び、ネオファイヤーショットなるシュートが若林のもとへ向かう!

 

 

 

 

ガチイイィ!

 

若林「うっ!」

 

シュートが正面に来たため若林は両手でキャッチ。失点は免れた。

 

 

若林「なんだ!このボールは?!」

 

シュナイダー「くっ!とめたか!!」

 

どうやら未完成だったようだ。しかしボールは若林の手中にあってなおすさまじく回転している。

 

 

 

チャーリー「わかばやしくん

      パス!」

 

気を取り直してボールを前線につなぐ若林。ノイマンがパスキャッチした。

 

 

ノイマン「いくぞ!」

 

エーベルト「ま、まって~」

 

ディフェンスに入るバイエルンだがオフェンスに比べて動きが遅い。体感2分の1程度だ。ハンブルガーは当然すらすらパスをつなげられる。

 

 

シュミット「タカミ!きめろ!」パスっ!

 

メッテルニヒ「フッ!こい!俺は日本人には強いぞ!」

 

千歌「だったら受けてみなよ!」

 

千歌はホップしてボールを地中へ。するとみかん色の炭酸がはじけ始め、それで浮き上がったボールにシュート!

 

千歌「真・スプラッシュみかん!」ダッパァ!

 

 

 

メッテルニヒ「なにィ!必殺シュートだとォ!?」

 

バッシャーン!

 

チャーリー「きまった!ゴ~~~ル!!」

 

ハンブルガーSVが先制し、1-0に。

 

 

その後、バイエルンのキックオフになりシュナイダーにボールがまわる。

 

シュナイダー「HA!」ダっ!

 

ランベルグ「くそっ」

 

マンヘル「なにィ」

 

すぐに抜かれるランベルグたち。シュナイダーは国内では敵なしなほど強力なプレーヤーなので、すぐにペナルティエリア付近まで詰め寄られる。

 

 

シュナイダー「くらえ!ファイヤーショット!」

 

ドガァ!!

 

シュナイダー「ファイヤ~~~~~~~!」

 

シュナイダーはファイヤーショットを放った。

 

 

若林「はあ!」バチィ!

 

若林はパンチで弾く。こぼれダマはDF陣が拾ってくれた。

 

 

若林「なぜネオファイヤーを撃ってこない!」

 

シュナイダー「フッ!お前にネオファイヤーを何度も見せるほどバカじゃない!」

 

いわゆる温存だ。しかしこの試合はトーナメントでも予選でもない。一体何に温存しているのか…

 

 

ノイマン「タカミ!」パスっ!

 

フリードリヒ「させるかぁ!」

 

マインツ「うおお!」

 

千歌にパスがまわろうとしているところをバイエルンのDF2人が止めにかかる。得点源なのだから、マークするのも当然の話である。

 

 

千歌「だあああ!!」シュウウゥゥン!

 

フリードリヒ「うわああ!」

 

マインツ「ぎゃああ!!」

 

千歌はシュートのために炎のマジンを出した。その時の衝撃波でマークに入った2人は吹っ飛ぶ。

 

 

千歌「爆熱ストーム・G3!!」ドガアァァ!

 

メッテルニヒ「ぎゃああ!!」

 

バシュアァ!!

 

スプラッシュみかんより強力なシュートに、当然耐えられるはずもなく、メッテルニヒは吹っ飛んでゴールネットを突き破った。

 

 

さあ、こちらのシュートは決まり、向こうのシュートは2分の1の確率…シュナイダーも全力を出そうとしない以上、どうなるかはもう言うまでもないだろう。

 

 

シュナイダー「ファイヤー!」

 

若林「うわああ!」

 

 

千歌「スプラッシュみかん!」

 

メッテルニヒ「うわああ!」

 

点取り合戦に発展し、6-4になって試合終了。

 

 

 

試合終了後…

 

若林(ブレーメンからはシェスターとマーガス。このハンブルガーからはカルツが…)

 

若林(それだけではない。ドイツユースの選手たちが次々と研修に出ている…シュナイダー、お前たち何を企んでいるんだ?)

 

そんなことを考えていた若林。とうのシュナイダーは…

 

 

シュナイダー「やあ。君がタカミ=チカだね」

 

千歌「え!?シュナイダーさん、どうして私を…」

 

シュナイダー「フレイから聞いてるよ。ジャパンでヒュウガやミサキと死闘を繰り広げたってね」

 

千歌「ああ、そうかフレイちゃんが…ひょっとしてドイツユースに?」

 

シュナイダー「ああ。候補として挙がっているさ。え?今どこにいるのかって?」

 

千歌「はい。出来ればフレイちゃんにも会いたかったから」

 

シュナイダー「フレイは今ドイツにはいない。彼女は今…」

 

 

 

 

 

 

 

シュナイダー「ブラジルにいる」

 

千歌「ぶ、ブラジル~!?」

 




改めて考えると、フレイちゃんってすごく無理がある設定だよね。

「ドイツジュニアユースを倒した日本サッカーに興味を持った」なら一応なんとかなるか…?

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