メガル達がフードを追いかけている間何が起こっていたのか。それはカルロスの行動から分かる。
カルロス「後半も同じ戦法でいくぞ。サンタマリアを中心に攻めていけ」
サンタマリア「戦法は変えなくていいのか?」
カルロス「戦法を変えても、結局は俺があの金髪にマークされて他の選手で攻める…で落ち着くだろうな。少なくとも俺があいつを抜けない限りはな」
サンタマリア「そうか…」
後半20分まで戦法に変化がなかったのはこれが原因である。
そして後半20分。現在4-3の状況でサンパウロボール。ボールはセンターラインとフラメンゴペナルティエリアの間だ。
バビントン「突破してやる!」
ジェトーリオ「そうはさせるか!」ズサー!
バビントン「マリ!」パスっ!
ジェトーリオ「うっ」パシッ
パスがジェトーリオに当たり、こぼれダマに。
翼「まだだ!みんな!攻めろ!」
翼がこぼれダマをカバー。
サーノス「させるかよォー!」ズサー!
翼「甘いぞ!」ヒョイ!
フレイ「ブレードアターック!」ドぉ!
翼「う!しまった!」
バシイィィン!
翼「うわっ」
ポンッ
チャーリー「こぼれダマに なった~~!」
かわした先のブレードアタックは流石に避けられなかった。しかしただでボールを渡す翼ではない。とっさにボールを蹴り出してこぼれダマにした。
チャーリー「バビントンくん
ひくいボールに
うごきを あわせる!」
バビントン「マリ!」パスっ!
こぼれダマにバビントンは反応。すぐに鞠莉にパスした。
ビオン「させ…あら!」
浮き球に合わせようとしたフラメンゴDFだが、あてが外れてしまう。ペナルティエリアの外に流れていったからだ。
鞠莉「ナイスパス!バビントン!」
これは鞠莉の狙いだったのだ。DFの干渉を避けるため…でもあるのだが、なにせこの時間帯では、もう最強技をバカスカ撃てる体力がないのだ。
鞠莉「それでも決めてみせる!シャインドライブ・A!」
ドギラァン!!シュートは眩しい光を放ってフラメンゴゴールへ!
ラスレイ「うわああ!」
ラスレイ、ボールに触れることが出来ず。このままゴール…
カルロス「そうはいくかァ!」ドォン!
カルロスがカバーに入った。なんとボールは弾かれてしまう。
チャーリー「ボールはラインを
こえてしまった!」
サンパウロのコーナーキックになった。
鞠莉「くっ!ペナルティエリア外とはいえ必殺シュートをブロックで弾くなんて…カルロス、恐ろしいわ」
翼「試合時間残り5分…そのキックでミラージュシュートを放たれたら終わりだ」
ドトール「フレイのグングニルも…」
翼「みんな、俺に作戦がある」
アマラウ「どうするんだ?」
翼「俺は後ろに下がる…!」
サンパウロのコーナーキック。しかし…
ビオン「ツバサがセンターラインにいるぞ!?」
ジェトーリオ「何を企んでいる!?」
サーノス「ツバサなしでどうにかしようとは舐められたものだ!」
バビントン「いくぞ…アマラウ!」パスっ!
ビオン「あっ!」
バビントンの精密なパス。ビオンが取りに行くけど届かない。
アマラウ「うおおお!」
ハイボールに合わせるアマラウ。このままヘディング…
チャーリー「アマラウくん
スルー!」
ヘディングせずスルー。相手キーパーは体勢を崩す。
ジウ「いけェ!」ドガァ!
フレイ「止める!」
ジウがヘディングシュートを放つがフレイがブロックにかかる。このままではまた前の失点と同じようになってしまうが…
フレイ「うっ!」
チャーリー「こぼれダマに なった~~~!」
ジウが気合を入れてヘディングの威力を引き上げていたようだ。フレイは受け止めきれずこぼれダマに。
ジェトーリオ「させるか!」ドガァ!
こぼれダマはジェトーリオの所に渡った。ジェトーリオはボールをクリア。
チャーリー「しかしつばさくんが
カット!」
翼「まだこっちの攻撃だ!」パスっ!
センターライン付近にいた翼がクリアーされたボールをとって再びペナルティーエリアへ。
ジェトーリオ「チっ!センターライン付近にいたのはこのためか!」
カルロス(確かにそうだが…翼である必要があるのか?)
クリアーされたボールのカバーなら、他の選手でも出来る。わざわざ攻撃力を下げてまで翼にやらせることではないはずなのだが…
鞠莉「さあ、今度こそ決めるわ!」
鞠莉がハイボールに合わせる。ロベッシャイニーを放つつもりだ。
鞠莉「ロベッシャイ…」
カルロス「甘いぞ!」ダっ!
しかしカルロスが止めにかかる。
カルロス「お前が俺をマークした以上、お前も俺に止められるということだ!」
鞠莉(くっ!なんだかデジャブね…)
ボールはこぼれダマになってしまう。
フレイ「チャンス!もらった!」
こぼれダマをフレイがトラップ。
ジウ「アっ!」
ビオン「時間は!?」
サンタマリア「もうロスタイムだ!撃てー!」
フレイ「やってやる!」
グオワァーン!フレイはワームホールを足元に出して、潜り込む。
翼「だあああーー!!」ダっ!
カルロス「!?」
翼は自陣ゴールに走り始めた。技の性能上、シュートブロックは出来ないし出来たとしても吹っ飛ぶのがオチだと思われるが…
フレイ「グングニルV3!!」ジャギイィィン!!
シュートが放たれた。サンパウロゴール上空にシュートが現れる…
翼「見切ったァ!」ダっ!!
カルロス「なにィ!ツバサ、下がっていたのはまさか…!」
翼は何もないところに向かってジャンプした。カルロスの様に察しのいい者なら翼の狙いに気づいているだろう…
グオワァーン!ワームホールが現れシュートがレナートの元へ行くと思われたが…
翼「オーバーヘッドキックだあァァー!」
ドガァ!翼は上空のグングニルをチェインする形で蹴飛ばす。
ドゴオォォォン!!ピー!
グングニルが落ち、激しい衝撃波が。しかしゴールではない。
チャーリー「あーっと!ゴールを通り過ぎた!これは翼くん、オーバーヘッドキックでグングニルの軌道をずらしました!」
フレイ「えええっ!そ、そんなことが!?」
ピッ!ピッ!ピー!!その後笛がなって勝敗が決した。
チャーリー「フラメンゴ やぶれる!!
サンパウロFC V2!!」
カルロス「負けたよツバサ。優勝おめでとう」
翼「カルロス!」
カルロス「まったく、あのシュートを蹴り飛ばすとはさすがロベルトが見込んだ男だ」
フレイ「くぅー!あんなのできっこないはずなのにどうして!」
翼「それは…ボールはトモダチだからさ」
フレイ「ボールはトモダチ…?確か千歌ちゃんから聞いた言葉ではあるけども」
翼「トモダチだから、ボールがどこにいても感じ取ることが出来たんだ」
フレイ「えぇ~」
鞠莉「フフッ、やっぱりグレイトな選手だった…ってことね」
鞠莉「ところでフレイ」
フレイ「ン?」
鞠莉「マリーが言うのもアレだけど、あなた相当お金持ちなのね」
フレイ「ああ…実は今回の留学はサッカー協会持ちなんだ」
鞠莉「サッカー協会が?どうして…」
フレイ「それは…多分後々分かると思うよ…」
そういってフレイは去っていった。果たして、何を企んでいる…?
メガル「うっ…」
ブリリア「メガル!?やっぱり傷が!」
そしてメガル達が出会ったフードは一体…謎がふりまかれた状態でリオカップは終結したのだった。
「翼!小原!」
鞠莉「!?」
翼「あっ!片桐さん!」
片桐「…」
片桐宗正…日本サッカー協会の会員である。何故彼がこんな所にいるのかというと…
片桐「お前たちに、全日本ユースの参加を要請する!」
ようやく世界編ポジションが始まります。今作では全日本ユースの活躍が3つに分けられています。
まず、特訓も兼ねた遠征編です。しかし遠征編で戦った相手チームは後に世界編本戦でも登場します。ボクの技量では繰り返しの試合はネタ切れ必至です。また、全日本ユースは必殺技が非常に多く、普通にやっていたら扱いきれません。
そのため、遠征編は必殺技集という形でダイジェスト形式の試合で進めさせていただきます。もちろん、楽な道を取った以上極力投稿ペースをはやめ、すぐに緊張感のある試合パートに移行できるようにします。
第5章の遠征編もどうかよろしくお願いします。
この中でどれが好き?
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ラブライブ×イナイレ
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キャプテン翼たたかえドリームチーム