ブルアカも2周年で最終章やったし、こちらも最終章にいかなければ。
―全日本ユース グラウンド―
イタリアユースも交えて練習を行う全日本ユース。ドイツユースもやってきて自己紹介だ。
シュナイダー「さて、我々ドイツユースからは5名協力させてもらう」
鞠莉ママ「ありがとうございマース」
シュナイダー「自分から協力すると言ったわりに、ケチな支援かもしれないが了承してくれ」
鞠莉ママ「気にすることもありマセン。全員で来られてケガでもされたら大会に関わりマスので」
三上「その通り。それに船頭多くして船、山に登るということわざもあるからな」
全員合わせると50人ぐらいになる。扱いきれないよ。第一、ケガでもして大会に出られないとかなったら本末転倒だ。
カルツ「まずはドイツの仕事師、ヘルマン=カルツ様や」
善子「早田さん、今しゃべった?」
早田「はあ?」
似たような声に戸惑う善子。
シェスター「フランツ=シェスターだ。一時期の共闘になるが、よろしく頼む」
ダイヤ「シェスターさん…心強いですわ」
シェスター「本当に心強いのは、フランスにはいなかった強いGKさ。ほら」
ミューラー「デューター=ミューラー。俺はブラジルで特訓を重ね強くなった!」
千歌「出た!幻のゴールキーパーだ!」
この話冒頭の試合で出ていたドイツGKはコイツ。ちなみに特訓を重ねて強くなったと言っているが、特訓前でも冷蔵庫より大きい大岩を殴って壊せる。
フレイ「シュバルツ=フレイ。久しぶり。浦の星のみんな」
千歌「フレイちゃん!」
フレイ「ところでミューラー!ブラジルにいるなんて聞いてないよ!?」
ミューラー「おう。秘密特訓だからな」
シュナイダー「最後に。ドイツユースキャプテン、カール=ハインツ=シュナイダーだ。ユニバーサル・ユース、そしてゲルマン民族の誇りを守るためにも、この戦い協力させてもらおう」
翼「シュナイダー…こんな形だけど、一緒にサッカーが出来てうれしいよ」
シュナイダー「ツバサ、俺もだ。君の言う通り、出来ればポジティブな形で共闘したかったがな…」
翼「大丈夫さ。サッカーを続けている限り、その日は必ず来る。だから今は…俺たちのサッカーを守るために戦おう」
ドイツユースの紹介が終わり、続いてイタリアユース。
鞠莉ママ「我らイタリアユースはクラブチーム・オハラ…女性選手を参戦させマース」
松山「ヘルナンデスはいないんだな…」
マオ「あの人強敵に挑んでは腕を壊しマスからねぇ…大事をとって今回はお休みデース」
日向「へっ!そうかよ!」
ズノア「チョー本人がっ」
鞠莉ママ「これはイタリアユースのためでもありマス。ヘルナンデスに頼りがちなイタリアユースを改革しなければなりまセーン!」
三上「さて…意気込んだものの全日本ユースも試合が出来る程度には選手を温存しなければな」
翼「俺はいきます!あのチームに、サッカーはこんなことをするスポーツじゃないと教える!」
千歌「私もいきます!あそこにアイシーちゃんがいるはず…あんなことやめさせないと!」
果南「浦の星は全員参戦だね」
日向「何言ってんだ。男性選手も全員参戦するぜ」
聖良「私達鹿角姉妹もです」
三上「うーむみんなやる気満々だな…」
鞠莉ママ「人数的にもちょうどいいので、この際全日本ユースを中心として戦いマショウ」
松山「そうこなくっちゃな」
全日本ユースを中心としたエイリア学園に対するレジスタンスチームが組まれた。
鞠莉ママ「名付けてワールドレジギガスデース!」
次藤「スロースタートしたらダメタイ」
さすがに全日本ユースと名乗るのは違う気がするこのチーム。ここは「ワールドレジスタンス」とというチームを名乗らせていただこう。
石崎「ところでなんでこの人数で良いって分かるんだよ」
鞠莉ママ「過去のデータ、そして彼と関係があるからデース」
そういうと鞠莉ママは部屋から男を連れ出してきた。
千歌「あっ!…誰だっけ」
賀茂「賀茂港だ。まあ短い付き合いだから仕方ないな」
新田「確か国木田たちが留学に行っていた時に会ったおっさんだったか」
花丸「千歌ちゃん、ちゃんと覚えておくずら」
曜「賀茂監督に何か関係があるの?」
賀茂「俺が別の世界の全日本ユースの監督という事は聞いているな?」
ダイヤ「はい」
日向「このおっさんさりげなくとんでもないことを言っているぞ」
鞠莉ママ「なんと、ミスターガモウの世界の全日本ユース選手もエイリア学園の傘下に入ってマース」
マオ「元々いるプロミネンスとダイヤモンドダストのメンバーが17人、それにミスターガモウの世界の選手が7人、2チーム編成してちょうどいい人数になりマース」
岬「その賀茂監督の世界の全日本ユースってもしかして…」
賀茂「ああ。女子はいないが男に関してはここと同じメンバーだ。日向小次郎・新田瞬・岬太郎・立花兄弟・次藤洋・早田誠があちらのメンバーにいる」
政夫「はぁ?」
早田「そっちの世界の俺、何してんねん!」
次藤「ワシらの本当のサッカーを見せてやる必要がありそうタイ」
三上「まさか別の世界の自分と戦うとはな…そうと決まればすぐにでも合同練習だ」
気合が入るワールドレジスタンス。合同練習開始だ。
ミューラー「おいツバサ!」
翼「!?…ミューラー、どうしたんだ」
ミューラー「俺はサイクロンを止めるために修行を積んできた!勝負だツバサ!俺にサイクロンを撃ってみろ!!」
日向「ミューラー、俺のネオタイガーショットを忘れてるんじゃないか?」
ミューラー「お前のへなちょこシュートなど問題ではない」
日向「なんだと!じゃあ今ここで俺のシュートを受けてみろ!」
なんかけんか腰になっているところがある。シュート対決に発展。
日向「くらええ!!ネオ・タイガーショットォ!!」
ドガアァァ!!キレていたこともあって今までのネオ・タイガーショットの中でも強力なネオ・タイガーショットが放たれる。
ミューラー「ここだあぁぁ!」
ガチィ!!なんと必殺技なしのノーマルキャッチでネオ・タイガーショットをいとも簡単に止めた!
日向「なにィ!」
ミューラー「フッ…ツバサ、サイクロンはオレが止める。ユニバーサル・ユース楽しみにしているぞ!」
千歌(こ、これがミューラー…!!)
世界の本当のカベがその姿を表した瞬間である。
他のメンバーの練習でも、頭角を現す選手が見受けられた。
カルツ「そりゃあー!」
善子「げふうー!?」
デモーネ「げふうー!?」
カルツのドリブルで吹っ飛ぶ善子とデモーネ。
ターハン「似たもん同士だねぇ、あの子たちも」
善子「もー!なんなのよあのドリブル!」
カルツ「これがワシのハリネズミドリブルじゃい!」
ハリネズミドリブル。カルツの十八番の必殺ドリブルだ。強引なドリブルと似ている様だが、威力と精密さがケタ違い。カルツはパワーファイターというより万能タイプで、それ故にドイツの穴を埋める役割をこの上なくこなしている。
松山「津島…」
果南「あぁ…最初に気を付けてって言ったのに…」
善子「あの選手知ってるの!?」
果南「うん。イギリスでね。私もさっきみたいに吹っ飛んだよ」
善子「うっ…それは恐ろしい相手ね」
果南「だから、もっと特訓しないとねっ」
善子「うう、そうね…」
善子は遠征の時に果南が悩んでいたのを思い出した。
善子(特訓と言っても…どうするのよあんなの!)
内心そう思っていた善子。エイリア戦に向けての練習だが、どうやら千歌たちが海外で修行していたころからのドイツの選手の台頭の方が気がかりになりつつある…
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