使用してるパソコンが家族共用だから、家族が使うこともあるんだ…
ミューラーがファイアブリザードをいとも簡単に止めた。その衝撃はフィールドの外にも伝わっていた。
ブリリア「な、なんてことですか…」
日向「若林があれほど苦戦したシュートを、こうも簡単に…」
千歌「これがミューラーの…ドイツユースの力なの!?」
カルツ「シュナさんもやべえことするもんだ…ところで向こうのベンチを見てみな」
千歌「向こう…?」
向こうのベンチと言うのはカオス陣営のベンチだ。ふと見てみると…
風見「あ、ああ…あぁー…」
今まで見たことがないレベルで顔が青ざめている。
千歌「か、監督!?どうなってるの!?」
日向「多分あれがカオスとか言うチームが放てる精一杯のシュートだったんだろうな…全日本ジュニアユースで例えるなら俺と翼で放つドライブタイガー…あれをこうも簡単に止められたんだ。もう、勝ち目はほぼゼロだ…」
バシャアァ!!
千歌「!」
突然ゴールネットが勢いよく破れる音が。フィールドで何かあったようだ。
―フィールド―
先程のやり取りの間、フィールドでも動きがあった。
ガゼル「ば、バカな。私たちのシュートがこうも簡単に…」
バーン「あ、ありえねぇ!俺たちの最強のシュートが!!」
ミューラー「ははははは。どうだ?」
シュナイダー「ミューラー!早くボールを渡せ!」
ミューラー「おっとそうだな。おらよ」
あんまり長くボールを持ってると反則になるため、シュナイダーにボールを渡したミューラー。
シュナイダー「さぁいくぞ!」ダっ!
シュナイダーはドリブルを始める。そのスピードは速く、あっという間にセンターラインに。
シュナイダー「もらったぜ!トドメだカオス!」
シュナイダーはなんとそのセンターラインからシュート体勢に。一見ファイヤーショットと同じ構えだが…
メガル「暑い…」
ダイヤ「そんなに近くにいるわけでもないのに…恐ろしい熱量ですわ」
ファイヤーショットやその派生形とは比べ物にならない熱量を持っていた。熱い。熱すぎる。
シュナイダー「ネオファイヤー!!」ドガアァァン!!
青い炎を纏ったシュートが放たれた。先程フレイが放ったエクスカリバーとは違い威力は距離が離れていることで落ちている。しかし…
グレント「ぐおおおおっ!!」
バシャアァ!!
それでもグレントは全く手が出せず吹き飛んだ。そして、ゴールネットが破れる。
シュナイダー「これで3点差だな」
バーン「く、くそっ!まだだ!」
シュナイダー「いや、もうダメだ。諦めろ」
ガゼル「なっ、なにっ!」
シュナイダー「本当はサッカー選手として言ってはいけないが、今回は別だ。もうお前たちに勝ち目はない。いたずらに選手を苦しめるな!」
バーン「ふざけんな!まだ試合は終わってねぇぞ!まだ負けてねぇ!」
シュナイダー「口ではそう言っているが、分かるぞ。お前たちはミューラーに自分たちの最強のシュートを簡単に止められてうろたえている。そして今の俺のシュートも見ただろう?」
メガレ「ふ、ふざけるな!いくらお前たちが強くても私たちは絶対に…!絶対に…」
メガレ「う…うわあああああああ!!!」
シュナイダー「!?」
降参を呼び掛けるシュナイダーに反論するメガレ。なんと今までにないレベルで苦しみ始めた。
メガレ「私たちは負けない…どんなにカベが高くても一緒に…」
ダイヤ「そうか…そういうことですわ!」
ダイヤ「メガルさん!今なら説得が出来るかもしれません!」
メガル「えっ!?…分かった!」
メガルは改めてメガレのもとに向かう。
メガレ「私たちは勝つんだ…11人の力を合わせて…」
メガル「そうだよお姉ちゃん!どんな相手が来ても一緒に勝とう!私達と今までそうしてきたように!!」
メガレ「…!!メガル…!」
メガレがメガルの言葉を聞くようになった。そしてメガルのことを口にする。
メガル「メガレお姉ちゃん…また一緒にサッカーやろ?ブリリアお姉ちゃんも、サウソンちゃんも、みんな待ってるよ」
メガレ「メガル…そうだ。そうだった…私の家族は…うわあああっ!!」
メガル「メガレお姉ちゃん!?」
説得できそうだったが、また頭を抱えて苦しみだすメガレ。もしかしてと思いカオスのベンチを見ると…
風見「ダメです!」
先程メガレを暴走させるのに使っていた装置を、また使用していた。
ダイヤ「そこまでです!!」ドガァ!!
ダイヤはフライングドライブシュートを風見が手に持っている装置目がけて放つ。
風見「うわぁー!」
グシャ!!
風見「あぁ…装置が…私達の復讐が…」
ダイヤ「何が復讐ですか!監督!もうこんなことはやめてください!」
風見「ダメです…!あのイタリア選手たちのせいで私達は散り散りになったんです…!」
風見「せっかくですので、なぜ私たちがメガレをさらったか教えましょう…一つは、彼女のストライカーとしての実力がバーン様とガゼル様の良い成長材料となると判断したこと、そしてもう一つは私たちを散り散りにした奴らに同じ思いをさせたかったからです…!」
ダイヤ「っ…!」
ダイヤは怒りそうになった。そもそも事の発端はエイリアがこちらの世界に襲ってきたことなのに…それで自分たちと同じ思いをさせたいなんて身勝手すぎる。
「いい加減にせんか!!」
ダイヤ「!」
ダイヤではない別の人間が怒号を飛ばした。
ダイヤ「三上さん…」
三上「浦の星の監督よ…貴様はいつまでこんなことを続けるのだ!それが貴様の選手にとってなんにもならんことが分からんのか!」
風見「なんにもならないことなどありません。何故ならそれがバーン様とガゼル様の望みだからです」
三上「バカ者!そうやって子供が道を踏み外しているのであれば、監督…いや、大人である貴様がそれを止めんか!」
風見「うっ…」
三上「さらにお前はメガレと言う選手を洗脳し、彼女がそれで苦しんでなお酷使しておる!カオスの選手たちはその非道な行いに協力していることになる!それを分かっておるのか!」
三上は選手たちのいるグラウンドを向いて続ける。
三上「カオスの選手たち!お前たちのサッカーの実力は大したものだ!だからこそその才能をこんなところで腐らせてはいかん!」
ガゼル「な、なにを…」
バーン「うるせえ!俺たちはお義父様の仇をとるんだ!!」
翼「それは俺たちを倒せば出来るのか!?出来たとして、そのあと君たちはどうなるんだ!?」
バーン「そ、それは…」
言葉に詰まるカオスのキャプテンたち。まずこのままでは勝てない。勝てたところで何かが得られるわけでもない。翼の言う通り、この試合に何の意義があるのかもう分からない。
風見「みなさん…もうやめましょう」
ガゼル バーン「…!」
風見「皆さんは吉良様によって育てられた、とても優秀な子どもたちです…こんな事じゃなくて、もっと皆が笑いあえて、迷惑をかけない事をしましょう。それであの方もきっと喜びます」
バーン「監督…分かった。もうこんなことはやめるぜ」
ボンバ「バーン様!!」
ガゼル「こんなことをしているより、人に迷惑をかけず先に進む方が、お義父様のためでもあるだろうからね…」
シュナイダー「分かってくれたようだな…さぁ、メガレを解放するんだ」
ガゼル「分かった…監督!」
風見「いえ…装置はもう壊れています。ですから…」
メガレ「う、うーん…」
メガル「メガレお姉ちゃん!」
メガレ「メガル…?ど、どうしてそんなにボロボロなの!?」
メガル「メガレお姉ちゃん!!」
メガレ「おわっ!?」
メガルはメガレにハグした。メガレは突然の出来事で驚いている様だが…とにかく、メガレは正気に戻ったのだ!
翼「よかった…これでメガレを助けることが出来たんだ!」
シュナイダー「ああ。これでイタリアユースのみんなも救われるな」
これでカオス戦も終わりです。試合を最後まで見たかった…という人は申し訳ございません
もうすぐ2つの世界の遠征編も終わります。
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ラブライブ×イナイレ
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キャプテン翼たたかえドリームチーム