なんか第四次聖杯戦争に神霊が来ちゃったんですが…。   作:イビルジョーカー

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ピクシブ百科事典で改めて三幻神を調べてみると、やっぱり『神』だけに
凄いな~って、思わず痛感してしまった自分(笑)

そんなこんなで最新話です!


鬼神さんの違和感。聖杯戦争開始から二日目を迎えたようです。

 

 

 

 

鬼神・阿修羅は今自分が置かれている立場というものが理解できていなかった。

 

いや、聖杯から与えられた知識によって自分が聖杯戦争における『狂戦士』の座

に据えられたサーヴァントの一人、であるということは、その点においては理解

できている。

 

しかし『自分が召喚される理由』が分からないのだ。

 

そもそも自分は世界のバランスを崩壊させ、全てを滅ぼす狂気の神。狂っている

と言うのであれば、それだけでもバーサーカーが相応しいものだが果たして世界

がそのような存在を許すのだろうか?

 

世界には意志があり、世界にとっての悪性的要因は『抑止力』又は『修正力』に

よって消される筈。それがないと言うことは、この世界においての存在が許可さ

れているということになる。

 

「妙なものだ。この俺が使い魔など……やりたくない、面倒だ」

 

ならば単純的な話、この男を殺せばいい。

 

別にたかが塵も同然な人間一人の命を尊重し、信愛しているわけでも何でもない

。かつての自分の親であり師であり、『規律を司りし生と死の神』とは違う。

 

だが何故か。非常に有り得ないことだが、阿修羅はこの男を殺す気にはなれなか

った。一目見ただけでも分かる。この男は魔術において何らかの無理を行使して

、生命維持が危うい状態になっているのだと。

 

しかし、それが何だ。

 

そんなこと自分の知ったことではない……筈だった。

 

こんなこと言うのもどうかと思うが、阿修羅は基本的に自分の以外の他に対して

興味など一寸さえ持ってなどいない。何故なら怖いから。

 

最強最悪の狂気という名の修羅の神である阿修羅は、最強のビビリ屋でもある。

 

彼ほど猜疑心に塗り固められ、他者を恐怖するが故に他者を消し安穏たる無の静

寂を心底愛する者など他にそうそういないだろう。

 

そんな彼が……死にかけの男一人を殺すのに躊躇するなど、絶対にありえない。

 

「おい。小娘」

 

ふいに阿修羅は、自分の背後に立つ存在に声をかける。その存在は間桐雁夜とい

う男が命がけで救おうとしている幼き少女『間桐桜』だった。

 

「寝室は何処だ。いや、寝室で無くてもいい。この男を安静に寝かすのに此処は

色々と汚いし不快極まりない」

 

「……こっち」

 

阿修羅は意識を失った雁夜を両手で抱え、桜の案内に従い寝室へと目指す。

 

あまりに埒外な……自分の行為に違和感を覚えながら。

 

 

 

 

 

 

 

「やっと……やっと私の出番だぁ!!」

 

遠坂邸にて一人、最初の1話であるプロローグから今に至るまで『そう言えば…

…全然出番が無かったね的』な魔法少女の神様こと『アルティメットまどか』は

久々の自分の出番に浮かれるあまりハイテンションで叫んでしまっていた。

 

幸い、誰もいないの自分の専用部屋だった為に誰にも聞こえてなかったのが救い

と言うべきだろう。

 

「さやかちゃんたちは聖杯戦争で頑張ってるし、マスターの時臣さんや綺礼さん

やアサシンさんも色々頑張ってる………だったら私も頑張らなきゃ!」

 

そう意気込む彼女だが、そもそも彼女が今に至るまで何もしなかったのは、決し

て怠慢な心境からではなく『時臣本人』が異常なまでに心配してしまっているた

めだった。

 

まどかを召喚したあの日以来から、遠坂時臣という一人の魔術師の男は…傍から

見てもおかしいと思うほどに変調を喫していた。

 

前もって言うが、肉体ではない。

 

つまり身体的な変調ではなく、なんというか………『異様なほど過保護』になっ

てしまっているのだ。

 

無論。それは弟子である綺礼や璃正神父から見ても認めたくはないが、しかし断

言できてしまうほどに時臣は『異常に過保護な親バカ(もといサーヴァントばか)

な御三家マスター』へとシフトチェンジしてしまったのだ。

 

「いけません」

 

故に時臣は、自分の部屋へと入って来たまどかに対しそう断じた。

 

「いいですか、まどか様。貴方は神霊とは言え年端もいかぬ少女………そんな、

そんな子である貴方を……むざむざ聖杯を巡る闘争の戦場へと投げ入れろと仰る

のですか! いけません、いけませんよ。そんなことはっ!!」

 

「(………師よ。聖杯戦争の序盤で切り札を出さずに温存しておくというのは、

まぁ分かりますが、………言動と動機が一致していません)」

 

その傍の片隅で綺礼はそんなことを思っていた。

 

そもそも何故、根源に至るという魔術師らしい信念に基づいた魔術師たる遠坂時

臣がこんなにも過保護な親バカも同然になってしまったのか……原因はまどかの

保有スキルにあった。

 

『チャーム(過保護欲)EX』。

 

あの輝く貌のディルムットが持つ呪いの黒子が異性を虜にし、恋の坩堝へと落と

すのであれば、まどかのそれは恋愛ではなく『守りたい、この笑顔』と言う風な

感じで『相手の保護したいという欲』を活性化させてしまうもの。

 

英霊であればともかくにしても、時臣によって召喚されたまどかは神霊。

 

誰にでも掛かる…と言うわけではないにしろ、掛かってしまったのであればチャ

ームの解除は決して容易なことではない。

 

「まぁまぁ、いいんじゃないですか時臣さん」

 

そんな色々と残念な状態の時臣の手厳しい言葉にしゅんと、可愛らしく落ち込む

まどかに対し、助け舟を出す形で二人の会話にまどかが召喚した魔法少女『美樹

さやか』が入って来た。

 

「危険って言っても、まどかはアーチャーのサーヴァントとして現界したんだか

ら、やっぱり三大騎士クラスの一角としてはそれなりの成果ってやつは残さない

と割りに合わないと思いますよ?」

 

「しかし、彼女のような無垢で清廉潔白な女の子が今の冬木に赴くと言うのは…

…」

 

「だーかーらっ! 時臣さんは色々とズレちゃってるんですよ! 危険云々言う

んだったら、私と他の魔法少女でまどかを護衛しますから大丈夫ですって!!」

 

さやかの言葉にやはりと言うべきか納得がいかないような、そんな怪訝な顔を如

実に表している。しかしまどかの必死に懇願するかのような眼差しに負けてしま

い、結果的に言えば時臣はまどかの『時臣たちへの手伝い』を許可してしまった

 

「それで、冬木へ出て何をすると言うのですか? 生憎のところ『偵察』といっ

た隠密調査はアサシンが担っていますが……」

 

「他の陣営と戦って、サーヴァントを倒します!」

 

「ぐぶゥゥッ!!」

 

まどかの言葉に対し、思わず口に含んでいた紅茶を噴き出してしまった。

 

その姿に優雅さは微塵も感じられない。

 

「あ、貴方は自分が何を仰っているのか分かっているのですか! もし……もし

もその峰麗しく、いたいげな身に卑しき者の毒牙が突き刺さったりでもしたら」

 

「師よ。動揺するべきポイントを見誤っていると思われますが」

 

「……いくらまどかのスキルのせいだからって、そりゃないですよ」

 

若干とは言え、時臣に対し冷ややかな視線を送る二人に時臣はわざとらしく咳き

込み、改めて厳格な姿勢でまどかを問い質した。

 

「それは、一体何をどう思って言っておられるのか。説明して頂きたい」

 

「単純な話です。私はサーヴァントとして召喚されてから時臣さんと一緒にこの

屋敷に篭城してるだけ。だったら外に出て敵と戦った方がいいです!」

 

「うん。確かに貴方の意見は最もでしょう。サーヴァントとは本来ならば人間に

は呼び出せぬ英霊をこの世界へと招き寄せ、聖杯戦争に勝利する為のもの。で、

あれば貴方の意見は一寸違わぬほどに正しいが、何事もただ戦えばいいという訳

ではないのです。敗因を全て排除して確実な勝ち筋が見えた、その機に乗じ敵を

討つのです」

 

確実に勝てる見込みが出るまで本腰を入れて戦わない。それは魔術師の視点で言

えば合理性に適った良策だが、英霊などの武人から見れば戦闘による悦楽を度外

視したもので、『つまらない』の一言に尽きるだろう。

 

しかしまどかは元々武人ではなく只の女子中学生だった。普通の人としての幸せ

を充実させていた筈の純真無垢な少女だったが、そんな彼女はふとしたきっかけ

で魔法少女となり、その代償として神霊となったのだ。

 

故に武人高い英霊から見て『つまらない』と思うものでも、まどかは特に思うと

ころなどなく、しかし時臣の言葉に納得がいかなかったのは単に自分がサーヴァ

ントとして使われていないという点に尽きていた。

 

そもそもの話だが、まどかは誰かを傷つけることが嫌いだし、命を奪うなど持っ

ての他だ。であるとしたなら……やはり神霊であるサーヴァントの命を奪うこと

が前提のこの聖杯戦争に極力参加せず、最終決戦に備えて篭城を決め込んでいた

方がまだ得策と言えるし、その方が心情的にもあまり負荷をかけずに済むだろう

 

だが、例えそうであったとしても。まどかは諦めない。

 

「確かに、時臣さんの言う通りかもしれません。でも私は戦います。だって……

みんなが戦ってるのに私だけ見てるだけなんて……嫌ですから」

 

いつもそうだった。自分はただ見てるだけ。

 

それだけのことで自分の友人や先輩が絶望的なまでに悲惨な末路を迎え、違う時

間軸の事柄だったとは言え、自分にとって最高の友達を幾度も苦しめて来た。

 

だから。そう思ったからこそ、まどかは神霊となった。

 

魔法少女の神という、この世界におけるガイアやアラヤのような『概念的存在』

として、誰の記憶からも無いものとなって。

 

「…………はぁぁ、分かりました。他の陣営との交戦を認めます」

 

「……よろしいのですか?」

 

あまりに予想外の言葉だが、綺礼はあまり気にした様子はなかった。そんな綺礼

の言葉に対し、時臣は視線をまどかへと向けた。

 

「彼女の決意は本物だ。そして何より、まどか様は神霊。我が遠坂は神秘におい

て尊き者を敬う……それもまた、遠坂の家訓だ」

 

こうして、正史ならば有り得ない遠坂陣営のアーチャーによる『本格的な戦闘』

が今、この瞬間に始まりを見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

倉庫街においての決戦から早翌日の昼頃。

 

冬木市にある高級なハイアットホテルの頂上において居を構えていた魔術師こと

『ケイネス・エルメロイ・アーチボルト』は、確実に怒りが頂点に達していた。

 

原因は言わずもがな。

 

昨日の夜に倉庫街を跡形も消し飛ばし、更地へと変えたランサーだ。

 

「昨日は本当によくやってくれたぞ、ランサー。おかげで私の胃に穴ができてし

まいそうだよ」

 

テレビに映った悲惨丸出しの倉庫街はニュースに取り上げられ『尋常ならざる謎

の大爆発!一体何が起こったのか?!』などと言うキャッチフレーズが画面の片

隅ながら大きく飾っていた。

 

「………マスター。原因は僕だけじゃないと思うんですけど……」

 

「だがお前も原因だろうがッ! ええッ?! なに、私はそんなに可笑しなこと

を言ったか?!」

 

とうとう堪忍袋の緒が切れたようで、先程まで冷静を保っていた優雅なる雰囲気

は一欠けらもなく消滅してしまった。

 

「先生~何言ったって一度起きたことは仕方ありませんよ。その後の処理は聖堂

教会と魔術協会のスタッフたちが何とかやってくれるでしょうし、諦めた方が得

策ですよ」

 

「そうですよ~ケイネスさ~ん。あんまり怒ってるってと頭ハゲちゃいますよ」

 

そんなケイネスを余所にそんなことを呟きながら、ライダーとそのマスターであ

るウェイバーはス○リートファ○ターⅡをプレイしていた。

 

「き・さ・ま・ら・は~~何を暢気にテレビゲームなんぞしている!! しかも

ス○Ⅱって……私が……私がこんなにもストレスで胃を痛めているというのに…

…もう嫌だァァァ~~こいつら~~!!」

 

あまりにも自由過ぎる自分のサーヴァントと弟子+サーヴァントに対し、根を上

げるかのように叫ぶケイネス。まぁ…傍から見てもその苦労は分からなくもない

が、しかしそんなケイネスめがけて一つの置物(壷)が頭部へと見事にジャストヒ

ットした。

 

「うるさいわよケイネス。そんな風にガタガタ騒いでいる暇と元気があるなら、

一刻一瞬にでもサーヴァントを狩りに行きなさい」

 

「元気も何もソラウさん。さっきの一撃でたった今死んじゃいましたよ?」

 

置物を投げつけた、燃えるような真紅色のショートヘアーが特徴的な女性の名は

『ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ』にウェイバーがツッコミを入れるものの、そ

れを意に介さないどころか、今度はウェイバーめがけ、つい先ほど空にしたばか

りのワインのビンを思いっ切り彼の顔面へとスパーキング!!させた。

 

「貴方も貴方よウェイバー。ソラウさんは貴方を自分のサーヴァントも御し切れ

ないようなダメダメマスターな魔術師に育てた覚えはありません」

 

「い、いや……そんなこと言われてもアレは事故みたいなそげぶッ!?」

 

「言い訳しないの」

 

満身創痍ながらも必死に弁解しようとしたウェイバーだったが、またもそれを意

に介さず、先程のワインのビンで今度はウェイバーの脳天へとスパーキング!!

させるソラウ。

 

相手に対し有無を言わさず、『暴力と恐怖』で二人を制するソラウにランサーと

ライダーは『この人だけは怒らせていけないっ!』と、見事なまでのシンクロ率

を叩き出していた。

 

「さて……現状を確認するけど、あの倉庫街での戦いでは四騎ものサーヴァント

が集結し過ぎて大変なことになったけれど、当初目標にしていたセイバーの討伐

にはならずに失敗。故に今のところ私達に戦果はない。でも、それは他も大して

変わらないと思うわ」

 

「ふむ、確かに。やはり三大騎士クラスの一角を召喚したとは言え、同じ三大騎

士クラスのセイバーの首級を取ろうとしたのは拙かったか」

 

何事もなく復活するケイネス(何故かウェイバーも復活)だが、ケイネスとウェイ

バー以外の3人は空気を読んで敢えてツッコまず、話を続けた。

 

「そうね。セイバーは難敵だから早々に排除したかったけど、序盤から大物狙い

って言うのも良い夢の見過ぎだったわ」

 

「じゃあ、どうするんですか? 三大騎士クラスは除外するにしても残るクラス

は『キャスター』と『バーサーカー』、それに『アサシン』です。やはり中でも

一番狩りやすい『アサシン』ですか?」

 

ランサーの言葉にソラウは首を横に振り答える。

 

「狙うのは『キャスター』よ。使い魔の情報によれば、倉庫街に出現したあのオ

ベリスクの巨神兵と名乗った異形は十中八九『キャスター』の使い魔よ。それに

加えて神霊となると……自分が神霊であるにも関わらず、神霊を召喚することの

できる、さぞ高名な召喚魔術師と見て間違いないわね」

 

「そんな相手といきなりやり合うんですか?」

 

ウェイバーの言葉に若干が不安が混じるが、それも当然だろう。ソラウの仮説が

もし本当だとした場合、間違いなくあの強力な巨神兵が障害として立ち塞がる筈

。ならばランサーの言ったとおり『アサシン』を倒す方が利巧的戦略と言えるだ

ろう。

 

だが、それをソラウは否定する。

 

「やるわ。ランサーの宝具は『対神』だし、ニャル子の宝具にもそれが備わって

る。だったら、これはもうやるしかないでしょ?」

 

不敵な笑みを浮かべてそう断言するソラウに、ウェイバーは仕方ないと言わんば

かりに溜息を零し、対するケイネスは自分の妻の在り方に改めて感心した。

 

ちなみに遅いかもしれないが、ソラウはケイネスの妻である。

 

正史では婚約者同士で結婚はしていなかったものの、こちらは結婚に至り同時に

仲も結構いい感じになっている。

 

まぁ、ケイネスがソラウに尻を敷かれているという事実は正史と何ら変わりない

が。

 

「じゃあ、今夜始めるわよ。私達の聖杯戦争を」

 

 

 

 

 

 

 

時臣自身がその知略をもって構築した計画では、まずアサシンの宝具によって言

峰綺礼とアサシン自身の幻影を仮初のアジトに配置。この幻影は『悪夢』を司る

アサシンが生前の能力の一環として生み出せるもので、本物とほぼ同一と称して

も過言ではなく、見破るには相応のスキルが必要不可欠だ。

 

そしてこの幻影を他の陣営によって殺害させる。

 

仮初の住居は非常に分かり易く、尚且つ情報が漏れ易い場所にある為、いかに三

流の魔術師であっても気付くだろう。

 

つまりこれは陽動。そうすることで他の陣営は監視として使い魔を配置させ、他

の陣営が偽りのアサシン陣営を屠る瞬間を見せることで、使い魔の目を通して見

た者は『アサシンは死んだ』と思い込み、直接手を下した者もそう思う筈。

 

これでアサシンに対する警戒は無くなり、アサシンは諜報活動がより一層しやく

なる。

 

そしてアサシンが集めた情報を下に対サーヴァント戦略を練り上げ、サーヴァン

トを駆逐する。これが時臣の考えた最良の策であった。

 

しかし、アーチャーであるまどか自身の要望から計画は大きく変更してしまった

ことでその結果、新たなる戦略を練らねばならなくなった。

 

時刻は9時丁度。聖杯戦争開始から二日目の夜を迎えた冬木市は嵐の前の静けさ

を張り付かせ、ただ神々による闘争が始まるその時を待ち続けていた。

 

「昨日に引き続き、自ら気配を全開に発して敵を挑発する輩がいると思えば……

まだ見ぬ顔だな」

 

とあるビルの屋上で両者は互いに相対していた。一人は倉庫街に現れたキャスタ

ーが召喚したサーヴァント『オベリスクの巨神兵』。

 

もう一人は……遠坂時臣のサーヴァントであり、『アーチャー』のクラスで現界

した『アルティメットまどか』。

 

「見て分かると思いますけど、アーチャーです。貴方を……倒します」

 

自らの宝具である薔薇の花が飾られた弓を構え、戦いの狼煙を上げる宣言を解き

放った。

 

 

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