フォロワーファンタジー ー小豆味ー   作:ニャル太郎

13 / 30
忘れてはいけない、ここがファンタジーの世界だということを

──そして、時間は現在に至る。

 

「さっきの全身炎上状態で飛べないかな」

 

レバーを引いて見るが浮く様子は全くない。

 

「くそぉ、今度リチャードさんに会ったらジェット機かなんかつけてもらお」

 

「東雲さーん!そっちは片付きましたかー!」

 

「あ、エアさーん!片付きましたよー!」

 

上から覗いてるAirealに手を振る、とりあえず無事で何より。

 

「申し訳ないんですけど助けてもらえませんかねー!ボクの力じゃ上がれないんですよねー!」

 

「わかりましたー!ちょっと待っててもらっていいですかー!」

 

「はーい!」

 

「ええと、ここをこうして」

 

バチバチッッッ、と全身から赤黒い電気が走る。

 

「これで、よっ!」

 

穴から飛び降り、磁力で体を浮かしながら着地した。

 

「あれ?カレンちゃんは?」

 

「穴の大きさ的に入れなくて」

 

「え?どうするんすか」

 

「まあ見ててください」

 

壁に手をつけると黒い粒のようなものが宙を舞い始めた。

 

徐々にその黒い粒は足場のように形を変え始める。

 

「この山、砂鉄を多く含んでるみたいなので」

 

「おぉー!どっかで見たことあるぅ!」

 

「これで足場を作って、上に登れば」

 

突然バチンッッッ、と電気が切れる音がする。

 

直後足場が崩れ落ちた。

 

「あっ」

 

「えっ、な、何?どしたの?」

 

「……あの、東雲さん」

 

「な、なんすか」

 

「電力切れちゃいました」

 

「……え?」

 

「この能力基本充電式なんです、エアロカレンの電力で充電させてもらってるんですよね」

 

「うんうん」

 

「それで電力切れると、なにもできなくなっちゃうっていうか」

 

「え、てことはボクらは登れなくなっちゃったってこと?」

 

「そうですね」

 

しばらくAirealを見つめて、数秒後。

 

「なんで先言ってくれなかったのー!?」

 

「言う暇なかったんで」

 

「いやまあ、それはそう」

 

「ちなみにこれ以上使うと自分半日は動けなくなるんで」

 

「そんな!ご飯食べれなくなっちゃう!」

 

「そこなんだ?」

 

「こっちに来てから異様に食欲があってねぇ、早く戻ってご飯食べたいんですよ」

 

「この状況でご飯のこと考えられる東雲さんある意味強いかも」

 

「そうなのか?最近の人間はよくわからない」

 

「自分はその感性がよくわからないよ」

 

参ったなぁ、と頭を掻き穴を見上げる。

 

「エアさん」

 

「なんです?」

 

「生体電気って知ってます?」

 

「……なんですかそれ」

 

「脳に命令とか出す電波のことを言うんですけどね」

 

「はい」

 

「これによって人間の体には少なからず電気が存在するんですよ、今目の前にちょうどいい人間がおるじゃろ?」

 

「………………………」

 

「そんなクッソ嫌そうな顔しないでくださいよ」

 

「はぁ、貴方たまーにトンチキなこと言いますよね」

 

「え?真面目に言ったんですけど」

 

「は?」

 

「嘘嘘、冗談ですから」

 

「……目がマジだったんですけど」

 

「はっはっは」

 

はぁ、とため息を吐き穴を見上げる。

 

「でも困りましたね、どうやって登りますか」

 

「この大きさだとエアロカレン召喚できないですよね」

 

「詰みじゃん、草」

 

「笑ってる場合じゃないですよ」

 

「笑うしかないでしょこんなん」

 

しばらく乾いた笑いをして一言漏らす。

 

「一応解決方法はあるけど」

 

「さっきのじゃないですよね?」

 

「今度のは……大丈夫だから!」

 

「間が気になるけど、まあいいでしょう」

 

で、どうするんです?と聞いてきた。

 

「ええと、まずシノタロスを呼びます」

 

ドライバーに手をかざし、「召喚、シノタロス」と呟く。

 

ドライバーから煙が噴射しシノタロス(バイク)が現れた。

 

運転席に乗り動くかどうか確認し、Airealの方を向く。

 

「はい後ろ乗ってー」

 

「え?はい」

 

言われるがまま、Airealは後ろに乗った。

 

「東雲さん、それで?」

 

「まあまあ、あっボク免許とかないんでぶっつけ本番で行きますね?」

 

「え?は?待って何をするつもりで」

 

エンジンを蒸し、正面を見る。

 

「今からド素人が感覚でバイクで壁走りをするんだよォ〜!!!」

 

スロットルを回し、エンジンを轟かせる。

 

バイクの排気音が洞窟内に鳴り響き、速度を上げ、壁に直進。

 

「しっかり捕まっててくださいねエアさん!!!」

 

「嫌な予感しかしねー!!!」

 

全体重でバイクを持ち上げ、ウィリー走行で走る。

 

「なんとかなれーッ!!!」

 

一か八かでバイクを弾ませ、壁を登る。

 

そのまま壁を駆け上る。

 

「あっ、行ったわ!!!」

 

「ハンドル掴んで前向いて!!!」

 

言われた通りにハンドルをしっかり掴み、前を向く。

 

このまま何もなければ、無事地上に出られるはず。

 

そう、何も、なければ。

 

突然下の方からドカーンッッッ!!!と破壊音が響き渡る。

 

「何ッ!?」

 

「あれは、やばい東雲さん前向いといて!!!」

 

「なになに!?なんか下からすごい音したよ!?!?」

 

「いいから!!!追いつかれたらまずい!!!」

 

「なにそれこわい!!!見たい!!!」

 

壁を駆け登っていき、下から襲いかかってきた何かから逃げる。

 

「ねえねえ来てる!?やばいやつ来てる!?」

 

「来てるから運転に集中して!!!」

 

速度をどんどん上げていき、地上に飛び出る。

 

なんとか着地できたが、衝突の衝撃でシノタロス(バイク)は煙に包まれドライバーに吸い込まれていった。

 

Airealは受け身を取り素早く立ち上がり、東雲の幻想屋は地面に普通に衝突したものの身体を起こす。

 

「やばいやつどこ!?見たい見たい!!!」

 

周りを見渡したが、姿が見えない。それどころか気配すらも感じられない。

 

「あれ、どこにもいねえ」

 

「どっかにいったのか?うっ……」

 

Airealがよろめくと同時に変身が解ける。

 

「あちゃー、限界だったか」

 

「大丈夫!?」

 

「大丈夫ですよ、充電したらまた変身できるんで」

 

「あぁそっか、よかった」

 

ボトルを引き抜き変身を解除する。

 

「それで、さっき何を見たんです?」

 

「大きな蛇みたいな顔したやつです、ギルドから討伐依頼が出てるモンスターであの洞窟もおそらくそいつが原因かと」

 

「え〜見たかったなぁ」

 

「好奇心の塊だ……」

 

「だって蛇顔可愛いじゃん」

 

「いやそうだけど……ッ!」

 

突然、地面が揺れる。

 

「来る……ッ!」

 

Airealが東雲の幻想屋の腕を掴み、後ろへと引っ張った。

 

直後地面から蛇のような頭で体はふっくらした、全長は十五メートルほどある化け物が現れた。

 

「……ツチノコじゃん!!!!」

 

「あぁ、言っちゃうんだ?」

 

「もろツチノコじゃん!!!」

 

側から見たらただの可愛いマスコットキャラみたいなやつが飛び出て、若干拍子抜けした。

 

瞬間。大ツチノコは二人の方を向き、突進してきた。

 

その巨体にそぐわない速度で距離を詰め、こちらを飲み込もうと口を開ける。

 

何本もの鋭い牙が見え、奈落とも思える真っ暗な口の中が見えた。

 

見えた瞬間、背筋がゾッとした。恐怖で足が固定するとはこういうことなのかと理解させられる。

 

(あ、死んだな)

 

そして、初めて死を確信した。

 

 

「────其は悪行にて焦身へと至る(フィリップ・サンクチュアリ)

 

 

声が響き、一瞬だけ世界が変わったように思えた。

 

突進してきたであろう大ツチノコが、何かに殴られたかのように吹き飛ぶ。

 

「──は」

 

理解するのに時間がかかった。

 

さっきまで自分は死ぬことが確定していたのに、今それが覆ったのだ。

 

「な、なにが、起きたの?」

 

声の主は、ただそこに佇んでおり、言葉を紡いでいた。

 

「悪には罰を。罪には裁を」

 

力が宿った声が響き渡る。

 

「善には報いを以て応え、無辜には庇護を以てこれを法とす」

 

はっきりと、意思(つよさ)がこもった声。

 

「さあ、」

 

いくつもの力が積み重なり、その重みで全身が押し潰されそうになる。

 

「お前の罪を数えろ」

 

言葉を紡ぎ終えると同時に、少しだけ風が吹いた。

 

「……………はわ…………」

 

驚きと感動と戸惑いで、貧弱な語彙力が漏れ出す。

 

「なにいまの……」

 

Airealに聞くが、返答が帰って来ない。

 

「え、エアさん?大丈夫?」

 

彼の方を見てみると、ひどく苦しそうだった。

 

こちらの方を一度向くと何かを伝えようとして、倒れる。

 

「エアさん!?しっかり!!!」

 

倒れそうになった彼を支える。とりあえず意識を失ってるだけだった。

 

「よ、よかった、いやよくねえよバカ!」

 

吹き飛んだ大ツチノコは身体を起こし、こちらににじり寄ってきた。

 

(うわあいつまだ生きてる……でも変身したら身体に影響が出る……)

 

いや考える暇があるなら戦え、いま自分が出来る最大位の策はこれくらいだ。

 

身体が壊れようと知ったことか。もう自分は壊れてる人間なんだよ、いっそのこと砕け散るまでやってやるか。

 

失うもんは失ってるんだ、今更怖いとかあるかバカ。

 

そう自分に言い聞かせ、“クラウドドライバー“に黒いボトルを入れる。

 

〈感情認証:成功 人格認証:成功 変身:可能〉

 

二回連続の変身はアールマティで体験してるから恐れる必要はない。

 

それでも息が詰まる、手が震える。

 

(本当に、うまくいく保証があるのか?)

 

また、あの時(・・・)みたいにならないか?

 

それは絶対嫌だ、もう誰も、失いたくない。

 

怖い、死ぬのも怖い、失うのも怖い。

 

息が荒れる。呼吸が乱れる。死がにじり寄ってくる。頭が。思考が。全てが。目の前が。

 

「────あ゛ぁぁもうバカ死ねクソ野郎根性なしいくじなし人でなしろくでなし悪魔鬼文才なし締め切り守れゴラうるせえバカ!!!!!」

 

不安を吐き出し、泣きそうな声で叫ぶ。

 

「──変身ッ!!!」

 

ドライバーから 黒と白と橙(三本)の光が飛び出る。

 

自身を包み、ライダーの姿へと変わる。

 

「かかってこいよウスノロデブ野郎!」

 

煽るように手招きをする、その挑発に乗るように化け物は突進してきた。

 

巨体にも関わらず、風の如く速い。

 

その突進に、臆すこともなく構えを取る。

 

外したら二人とも死ぬ。一瞬だけ呼吸をし、狙いを定める。

 

左手に全意識を集中させた瞬間、黒い炎が左手を包んだ。

 

──見せてみよ、お前の意思(つよさ)を。

 

あの声が頭の中に響く。

 

「……いいぜ、見せてやるよ!」

 

声の主に見せつけるかのように言い放つ。

 

歯をくいしばり、化け物の顔面に向かって左手を撃った。

 

焦熱地獄(インフェルノ・パンチ)

 

「これがボクの全力、だァッッッ!!!!!」

 

弾丸のように放った左手は化け物の頭を捉え、貫き、その体を黒い炎で燃やし消滅させた。

 

「ハァ……ハァ……どうだゴラァ……!」

 

もうあの声は聞こえない、幻聴だったのだろうか。

 

「うぁ……体が痛え……」

 

激痛が身体中を走り、変身が解ける。

 

「……誰だっ……たんだ……あの声……」

 

激痛で呼吸がうまくできずに倒れる。

 

「……起きろ……似たようなのきたら……まずいぞ……」

 

身体を無理やり起こし、Airealの元に急ぐ。

 

歩くだけで血管が破裂しそうで、心臓が破裂しそうで、骨が折れそうだった。

 

「……とりあえず……安全な場所に……移動させないと……」

 

立ち上がるだけでも精一杯なのに、連れて行くのは無理がある。

 

ふと、あの(きおく)の内容を思い出した

 

“困ったらそれを引くんだよ、必ず君の助けになる“

 

それは、確かアホ毛を指していた気がする。

 

「……今は……これに賭けるしかない……」

 

深く深呼吸をし、息を整える。

 

左手でアホ毛を握る。その瞬間、頭の中に言葉が流れた。

 

 

「──己の夢を追い、己の理想を(えが)き、己の現を壊せ」

 

 

言葉は途切れることなく続いた。

 

 

「──なおそれが生ける黒歴史であろうとも、己を否定するものであろうとも、己を認めよ」

 

 

これが本来正しい詠唱(・・)なのだろう。

 

 

「──書け、黒歴史(白歴史、理想を描け)

 

 

それを合図にアホ毛を引く。

 

白と橙(二本)の眩い光が東雲の身体から飛び出る。

 

光が人の形を作ると、見覚えのある二人が現れた(・・・・・・・・・・・・)

 

知ってる顔だった、一人は呆れた顔を向け、もう一人は心配な雰囲気を醸し出していた。

 

「……エアさんを……おねが……い……」

 

絞り出した声で告げる。

 

目の前のやつが深いため息を出し、後ろにいたイマジンはAirealの元に走り出した。

 

張り詰めていた緊張の糸が切れ、前に倒れる。

 

倒れる直前、そいつ(・・・)に支えられた。

 

「……無理しやがって」

 

怒っているようにも感じ、心配しているように感じるその声は、一番聞き覚えのある声だった。

 

「……へへっ……おかえり……」

 

二人の名前を呼ぼうとしたところで、意識が暗闇へと落ちていった。




気づいた時には、目の前にあの東雲(バカ)が満身創痍の状態で立っていた。

また無茶したのかよ、とツッコミを入れる気分にもなれなかった。

そんな身体になってまで、戦わなくてよかっただろうに。

「……エアさんを……おねが……い……」

そいつは潰れそうな声で、喉から絞り出した声で言った。

思わず、深いため息が出る。

どこまでこいつは、他人(人間)想いなんだろうか。

人間嫌いが激しいくせして、他人を傷つけるのは絶対に嫌がる。

その代わりに自分が傷つこうとする、オレはお前のその薄っぺらい正義感みたいなのが大嫌いだよ。

糸が切れたように倒れてきたから、仕方なく受け止めた。

あの時(・・・)もう少しオレが役に立っていたら、こんなことになっていなかったかもしれない。

後悔を積み重ねても、もう意味はない。もう前を向くしかねえだよな。

「……無理しやがって」

後でたくさん怒ってやるし、たくさん心配したって言ってやろう。

「……へへっ……おかえり……」

安心しきったその声は、一番聞き覚えがある声だった。

「はぁ、重てえ」

成人男性(よりはちょっと軽い)を軽々とおんぶする。

「ニャル太郎さーん!この方転生者ですわー!」

シノタロスがもう一人の男性を連れながら近づく。

「まじか、容態は?」

「意識を失ってるだけですわ、ですが念のためお医者様に見てもらったほうがいいかもしれません」

「よし、じゃあこっから近い街は……」

頭上から何かの気配を感じ、見上げる。

空に、鉄の竜というべきなのかそれとも戦闘機というべきなのか、そんなやつがこちらをじっと見ていた。

「なっ」

驚きのあまり、一歩後退りをする。

「は、初めましてですわ」とシノタロスが挨拶をする。

〈初めまして ごきげんよう〉

「喋った!?」

鉄の竜は、機械音ながら日本語で話しかけてきた。

突然カランッ、と音がした。

音の方に目線を向けると赤いドライバーが落ちていた。

「これ、この方のドライバーでしょうか」

(……まさか意識を失う直前に、この鉄の竜を呼んだのか?)

赤いドライバーを拾い上げ、男性のポケットに戻す。

そして目線を鉄の竜の方に向けた。

「ええと?初めまして」

〈初めまして 貴方達はマスターのご友人様でしょうか?〉

「マスターって、この人か」

鉄の竜はこくりと頷いた。

「あー、ちょっとちげえかな?オレこの人とは初めましてなんだよな」

〈左様ですか〉

「けど、これ信じてくれっかな」

「いけますわ!自信を持ってくださいまし!」

「お、おう。ええとお前さん名前は?オレはニャル太郎」

「シノタロスでございます」

〈当機体はエアロカレンと申します〉

エアロカレンと名乗る鉄の竜はお辞儀のように頭を下げた。

「……いよいよ世界観がわからなくなってきた」

「せかいかん?」

「なんでもねえ、ええとエアロカレンさん?」

〈なんでしょうか〉

「オレ、もう一つ名前があるんだよ。東雲の幻想屋(・・・・・・)っていうんだけどよ」

〈     〉

エアロカレンの頭部から白い煙が出始めた。

「そうなるわな!!!」

「はわわ……爆発します……?」

〈いえ 理解はできませんが 問題はありません〉

「ほんとに、大丈夫か?」

〈貴方様が嘘を言っている様に思えません それに今はお二人の回復が最優先です〉

「それはそうだわ」

〈ここから少し離れた場所に街があります そこまで飛びます〉

意識不明の二人を戦闘機に乗せていいのだろうか、と口に出しそうなのを抑える。

〈一時的に自動運転モードに切り替えていますので お乗りください〉

「悪いな、あぁシノタロスその人渡してくれ」

「わかりましたわ、よっ」

二人をエアロカレンに乗せ、自分達も乗る。

「重くないでしょうかワタクシ……」

〈問題はありません ご心配はなく〉

「大丈夫だ、こいつの方が重い」

「そうですわね!男性の方は筋肉量が多いですから!」

〈飛びます シートベルトはありませんが掴まっててください〉

「おう」「ええ」

ジェット機から火を吹き出し、エアロカレンが空を駆ける。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。