白井仁奈と浅野六花と鳳えむと草薙寧々は、
フェニックスワンダーランドに来ていた。
「大変!フェニックスワンダーランドに、
怪盗キッドから予告状が届いているの!」
「だから、私達を呼んだのですね」
「怪盗キッド…!」
仁奈にとって、怪盗キッドは、
曾祖父からの因縁。何が何でも捕えないといけない。
その感情で、いっぱいだった。
(怪盗キッド。今度こそ、私の手で!)
予告状には、こう書かれてあった。
(今宵。フェニックスワンダーランドの一番の宝物を奪いに、
参上いたします。怪盗キッド)
「仁奈さん?」
「ビクビクしているけど、大丈夫?」
と、寧々とえむが、心配そうに仁奈を見つめるが…
「大丈夫…うぅ…」
と、仁奈が頭痛で倒れだす!
「仁奈!」
「仁奈ちゃん!」
「白井さん!」
どうやら、めまいで倒れた様だ。
「みなさん。軽いめまいですので…大丈夫です」
「で、でも、焦っていたよ?」
「私は大丈夫です」
「仁奈」
「六花?」
「ここは、私たち、三人で怪盗キッドを!」
「そうはいきません!だって、怪盗キッド、怪盗キッドは!」
仁奈は曾祖父から代々、怪盗キッドと戦っていた、
探偵一族。怪盗キッドを捕らえる、絶好のチャンスを、
仁奈は、どうしても、逃したくないからである。
だから、白井仁奈は、焦っているのだ。
だが、仁奈はフラついていた。
「みなさん…怪盗キッドは恐るべき相手です。
気を付けてください…!」
と、仁奈の体調不良は治らず、ここから離脱。
三人で怪盗キッドの犯行を阻止して、捕えて欲しいと、
お願いするのだった。
「仁奈ちゃんの為にも、怪盗キッドの犯行を阻止するぞ!」
「怪盗キッドは、仁奈から聞いた話だと、
世間を騒がしていて、被害総額は400億って言われているみたい」
「そ、そんなに?」
と、寧々が驚く。
「うん。それに、仁奈は怪盗キッドの話になると、
感情が昂るみたい…」
「うん。私もそう感じた」
寧々は思うのだった。仁奈が怪盗キッドの事を話す時は、
感情が昂っていたと感じていた。
「犯行は、フェニックスワンダーランドの一番の宝物を奪い取る!
って言っていたから、そんなの…そんなの!あたし達でメッって!しないと!」
と、えむが怪盗キッドを捕らえようと目論む。
「でも、怪盗キッドが捕まったことは無いし…」
「えぇ。今の怪盗キッドは二代目」
「そうなの?」
「初代は、仁奈の曾祖父、祖父、父と、
幾度に渡り、戦っていたみたい」
「そうだったんだ…」
「でも!怪盗キッドを捕まえないと!仁奈ちゃんが!」
「うん!じゃあ、捕まえよう!怪盗キッドを!」
果たして、えむと寧々と六花は、怪盗キッドを捕まえられるだろうか…?