宮女の探偵コンビ   作:アッシュクフォルダー

21 / 30
第二十一話 犯行予告

白井仁奈と浅野六花と鳳えむと草薙寧々は、

フェニックスワンダーランドに来ていた。

 

「大変!フェニックスワンダーランドに、

怪盗キッドから予告状が届いているの!」

 

「だから、私達を呼んだのですね」

 

「怪盗キッド…!」

 

仁奈にとって、怪盗キッドは、

曾祖父からの因縁。何が何でも捕えないといけない。

 

その感情で、いっぱいだった。

 

(怪盗キッド。今度こそ、私の手で!)

 

予告状には、こう書かれてあった。

 

(今宵。フェニックスワンダーランドの一番の宝物を奪いに、

参上いたします。怪盗キッド)

 

「仁奈さん?」

 

「ビクビクしているけど、大丈夫?」

 

と、寧々とえむが、心配そうに仁奈を見つめるが…

 

「大丈夫…うぅ…」

 

と、仁奈が頭痛で倒れだす!

 

「仁奈!」

 

「仁奈ちゃん!」

 

「白井さん!」

 

どうやら、めまいで倒れた様だ。

 

「みなさん。軽いめまいですので…大丈夫です」

 

「で、でも、焦っていたよ?」

 

「私は大丈夫です」

 

「仁奈」

 

「六花?」

 

「ここは、私たち、三人で怪盗キッドを!」

 

「そうはいきません!だって、怪盗キッド、怪盗キッドは!」

 

仁奈は曾祖父から代々、怪盗キッドと戦っていた、

探偵一族。怪盗キッドを捕らえる、絶好のチャンスを、

仁奈は、どうしても、逃したくないからである。

 

だから、白井仁奈は、焦っているのだ。

だが、仁奈はフラついていた。

 

「みなさん…怪盗キッドは恐るべき相手です。

気を付けてください…!」

 

と、仁奈の体調不良は治らず、ここから離脱。

 

三人で怪盗キッドの犯行を阻止して、捕えて欲しいと、

お願いするのだった。

 

「仁奈ちゃんの為にも、怪盗キッドの犯行を阻止するぞ!」

 

「怪盗キッドは、仁奈から聞いた話だと、

世間を騒がしていて、被害総額は400億って言われているみたい」

 

「そ、そんなに?」

 

と、寧々が驚く。

 

「うん。それに、仁奈は怪盗キッドの話になると、

感情が昂るみたい…」

 

「うん。私もそう感じた」

 

寧々は思うのだった。仁奈が怪盗キッドの事を話す時は、

感情が昂っていたと感じていた。

 

「犯行は、フェニックスワンダーランドの一番の宝物を奪い取る!

って言っていたから、そんなの…そんなの!あたし達でメッって!しないと!」

 

と、えむが怪盗キッドを捕らえようと目論む。

 

「でも、怪盗キッドが捕まったことは無いし…」

 

「えぇ。今の怪盗キッドは二代目」

 

「そうなの?」

 

「初代は、仁奈の曾祖父、祖父、父と、

幾度に渡り、戦っていたみたい」

 

「そうだったんだ…」

 

「でも!怪盗キッドを捕まえないと!仁奈ちゃんが!」

 

「うん!じゃあ、捕まえよう!怪盗キッドを!」

 

果たして、えむと寧々と六花は、怪盗キッドを捕まえられるだろうか…?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。