宮女の探偵コンビ   作:アッシュクフォルダー

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第二十五話 飼育体験 後編

こうして、三人はハシビロコウのエサの量を測った。

 

ニジマスの量を測った。ただ、ハシビロコウはそんなに食べない様だ。

 

みのり、志歩、仁奈が計りながら、ニジマスをバケツに入れていった。

 

「最後の一匹のニジマスをバケツに入れて…」

 

「これで終わりですね。ハシビロコウさんをエサが用意出来ましたね」

 

「ニジマスを入れる作業だったから、少し大変だったけど、

そこまで大がかりじゃなかったし…」

 

リスのエサも、そこまでおおがかかりなのでなく、

エサやり自体は、比較的簡単であると、飼育員が説明した。

 

エサやりが簡単でも、掃除が異常に大変なため、

覚悟して欲しいと、飼育員に言われるのだった。

 

みのりは、やる気を出していた。

 

「はいっ!掃除については、飼育委員で、沢山やっている為、

少し自信があります!」

 

「広さは学校のウサギ小屋と比べられない位、大きいですよ」

 

「そうだね」

 

掃除について、三人いる為、

リスが一人、ハシビロコウが二人、必要だと飼育員が説明した。

 

三人は相談する事になった。

 

「どうする!?志歩ちゃん!私はどっちでもいいよ!」

 

「リスがいい」

 

「では、私はみのりさんと一緒に、ハシビロコウさんの方を、

担当しましょう」

 

「わかった!じゃあ、決まりだね!」

 

みのりと仁奈は、ハシビロコウ。

志歩はリスを担当する事になった。

 

案外、即決だった。

 

「ついに、ハシビロコウくんに会えるんだ!」

 

「写真で見るより、迫力がありそうな感じがします」

 

「楽しみだね!志歩ちゃん!仁奈ちゃん!」

 

「うん」

 

「そうですね」

 

三人はハシビロコウと対面した。

 

「これが…ハシビロコウ!」

 

「ハシビロコウくん…!写真で見るより、迫力ある…!」

 

「近くで観ると、本当に大きいですね。

私たちの肩くらいまで、ありますね」

 

「そうだね。それに何だか…全然、ハシビロコウは驚かないね」

 

「うぅ…私なんて、好きな人と対面したら、

大騒ぎするのに!」

 

「そこを張り合おうとする理由は…」

 

と、仁奈が呆れていた。

 

飼育員の第一声で、エサやりをすることになった。

 

「ハシビロコウくんのご飯タイムだ!」

 

「どうやってあげるんですか?」

 

飼育員曰く、手であげるようであり、

ニジマスを手に乗せて、ハシビロコウの前に差し出せばいいと説明した。

 

「手で直接あげるんだ」

 

「指や手が食べられたら、どうしよう…!?」

 

「みのりさん。大丈夫だと思いますよ」

 

このハシビロコウには、歯が無い為、

本気で噛みつかない限りは、大丈夫の様と、飼育員が言いだした。

 

こうして、三人のエサやりが始まった。

 

誰が最初にするかは、志歩からする事になった。

次に仁奈、最後に、みのりがエサやりをするのだった。

 

みのりは緊張したが、頑張ってエサを、ハシビロコウに与えていた。

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