白井仁奈は浅野六花に想いを伝えるために手紙を書くことになったが、
それに関して、何を伝えるべきか?
と思い悩んでいたため、鳳えむと天馬咲希、日野森志歩に相談するのだった。
「仁奈ちゃんは、六花ちゃんに感謝の気持ちを伝えたいの?」
「えぇ、六花のことは私が世話をしていますからね…」
「仁奈ちゃんと六花ちゃんは、宮女でも有名な探偵だからね!」
「仁奈は六花をいつもどう思っているかだね」
と、志歩が言いだす。
「そうですね…私は六花と幼馴染に近い間柄で、
いつも傍には、六花がいました」
「あっ!仁奈ちゃん!」
「どうしましたか?」
「次の学校行事で企業研究学習があるから、それで考えるのはどうかな?」
「咲希さん…そうですね。わかりました」
「仁奈ちゃんもアタシと咲希ちゃんと同じところに行く?
イベント企画の会社!」
「イベント企画…興味深いですね…」
と、仁奈が関心を持つ。
「じゃあ、私も」
志歩も行く事になった。
「えへへっ、四人で行ったら、きっと楽しいよ!
わんだほーいになるよ!六花ちゃんも一緒に行けたらな…」
「六花はしばらく休学するみたいですので、参加できませんね…
探偵の仕事で忙しい為…」
「そっか…一緒に行きたかったなー」
「あたしもー」
と、咲希とえむが落ち込んでいた。
数日後、イベント企画の会社に、
天馬咲希と日野森志歩、鳳えむ、白井仁奈がやって来た。
「わぁ…!」
と、咲希とえむが瞳をキラキラと輝かせていた。
「これが、会社のオフィス…!緊張するかも」
「いよいよ、始まるぞー!って、感じだね!
どんなことをするのかな?社員さんと、
たくさんお話が出来たら良いなー」
「実際に企画を考えたりもしたいね!」
「二人共、楽しみなのはわかるけど、落ち着きなよ…」
「そうですよ。志歩さんの言う通りです。
もうすぐ、担当の社員さんが、やって来ますよ?」
すると、社員と思わしき人がやって来た。
「そんなに身構えなくても、大丈夫ですよ」
「あっ」
「皆さん。ようこそ、お越しくださいました。
案内役を務めます。木崎です。
今日は一日、よろしくお願いしますね」
と、木崎という女性が、案内してくれるようだ。
「はい。よろしくお願いします」
と、仁奈が挨拶した。
えむ、咲希、志歩も後に続いて挨拶した。
「よろしくお願いします」
と、木崎さんに挨拶した。
「では、早速ですが、本日の流れを説明します。
まず、始めに私が弊社の説明をします。
企業理念や事業内容についてですね。
その後、オフィスの見学をして、
最後に皆さんにグループワークをしてもらう形になります」
「グループワーク?」
「はい。イベントの企画を実際に考える内容になっています」
「企画が出来るんですか?やったー!」
と、えむが喜ぶ。
「どういうイベントが出来るのでしょうか…?」
と、仁奈が考え込む。
「楽しみだね~!」
すると、担当者の木崎さんが…
「それは、グループワークの時に発表するため、
楽しみにしてくださいね。
では、ご質問が無ければ、このまま弊社のご案内になります」
えむと咲希が返事した。
「はーいっ!」
と。
こうして、企業見学が始まった。