数時間後。大会議室にて。
担当者の木崎さんの元、一通りに見学が終わっていた。
「以上でオフィス見学は終了です。いかがでしたか?」
「会議させてもらっている所を見学してもらえて、
とっても、勉強になりました!」
「もっと、ピリピリピシーンって感じだと思っていたけど、
わいわいピコピコ―ンって、感じだったね!」
「意外と楽しい雰囲気で、想像をはるかに超えていました。
これが、イベント企画の会社…!とても、興味深かったです!」
「言いたいことはわからなくもないけど、
えっと、思ったより、賑やかで楽しい感じでした」
四人の感想の後、木崎さんが言いだす。
「会議中はメリハリを出しているのです。
特に案出しの段階では、ラフに意見を出し合った後、
いいアイディアが出たりする時がありますからね。
なので、この後のグループワークでも、肩の力を抜いて、
考えてくださいね」
「わかりました!」
「では、このまま、大会議室でグループワークを行うので、
3人か4人のグループを作ってください」
「はいっ!咲希ちゃん!志歩ちゃん!仁奈ちゃん!」
と、えむが言いだす。
「わかりました」
「うん!」
「はいはい」
席についた後…
「皆さん、席につきましたね。
それでは、さっそく皆さんに考えてもらう企画を発表します」
その内容は…
「今回企画するのは、文房具メーカーのPRイベントです。
また、文房具メーカーから許可を頂き、
実際に弊社が依頼を受けた案件をもとにしています。
ですので、くれぐれも情報の取扱いに注意してくださいね」
「はい!」
「制限時間は90分です。話し合いが終わったら、
社員に向けて、企画を発表する時間がある為、頑張ってください」
「えっ!発表もするんだ…!」
「実際の案件をもとにするとは言われていますから、
かなり本格的ですね…」
「そうだね。結構、本格的だと思う」
「四人でわんだほーい!な、企画を考えようね!」
すると、木崎さんが…
「最後に話し合いの進め方ですが、
まずは、お手元の資料に目を通して、クライアントである、
この文房具メーカーの企業理念や商品の特徴について、
整理してみてください。
その情報を踏まえて、どのように商品をPRすれば良いか、
具体的なアイディアを出しましょう」
「ふむふむ…」
「文房具メーカーのPR…!」
白井仁奈にとっては、鉛筆と消しゴムばかり目を通していた。
「仁奈ちゃんは、鉛筆と消しゴムが気になるの?」
「六花に対する手紙を考えていたら、ついつい目に行って…」
「そっかー大切な相棒!だもんね!」
「えぇ」
と、4人で企画のPRを考えるのだった。