宮女の探偵コンビ   作:アッシュクフォルダー

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第二十八話 みんなで考える企画

数時間後。大会議室にて。

 

担当者の木崎さんの元、一通りに見学が終わっていた。

 

「以上でオフィス見学は終了です。いかがでしたか?」

 

「会議させてもらっている所を見学してもらえて、

とっても、勉強になりました!」

 

「もっと、ピリピリピシーンって感じだと思っていたけど、

わいわいピコピコ―ンって、感じだったね!」

 

「意外と楽しい雰囲気で、想像をはるかに超えていました。

これが、イベント企画の会社…!とても、興味深かったです!」

 

「言いたいことはわからなくもないけど、

えっと、思ったより、賑やかで楽しい感じでした」

 

四人の感想の後、木崎さんが言いだす。

 

「会議中はメリハリを出しているのです。

特に案出しの段階では、ラフに意見を出し合った後、

いいアイディアが出たりする時がありますからね。

なので、この後のグループワークでも、肩の力を抜いて、

考えてくださいね」

 

「わかりました!」

 

「では、このまま、大会議室でグループワークを行うので、

3人か4人のグループを作ってください」

 

「はいっ!咲希ちゃん!志歩ちゃん!仁奈ちゃん!」

 

と、えむが言いだす。

 

「わかりました」

 

「うん!」

 

「はいはい」

 

席についた後…

 

「皆さん、席につきましたね。

それでは、さっそく皆さんに考えてもらう企画を発表します」

 

その内容は…

 

「今回企画するのは、文房具メーカーのPRイベントです。

また、文房具メーカーから許可を頂き、

実際に弊社が依頼を受けた案件をもとにしています。

ですので、くれぐれも情報の取扱いに注意してくださいね」

 

「はい!」

 

「制限時間は90分です。話し合いが終わったら、

社員に向けて、企画を発表する時間がある為、頑張ってください」

 

「えっ!発表もするんだ…!」

 

「実際の案件をもとにするとは言われていますから、

かなり本格的ですね…」

 

「そうだね。結構、本格的だと思う」

 

「四人でわんだほーい!な、企画を考えようね!」

 

すると、木崎さんが…

 

「最後に話し合いの進め方ですが、

まずは、お手元の資料に目を通して、クライアントである、

この文房具メーカーの企業理念や商品の特徴について、

整理してみてください。

その情報を踏まえて、どのように商品をPRすれば良いか、

具体的なアイディアを出しましょう」

 

「ふむふむ…」

 

「文房具メーカーのPR…!」

 

白井仁奈にとっては、鉛筆と消しゴムばかり目を通していた。

 

「仁奈ちゃんは、鉛筆と消しゴムが気になるの?」

 

「六花に対する手紙を考えていたら、ついつい目に行って…」

 

「そっかー大切な相棒!だもんね!」

 

「えぇ」

 

と、4人で企画のPRを考えるのだった。

 

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