宮女の探偵コンビ   作:アッシュクフォルダー

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第三話 ウソは毒の味

宮益坂女子学園の高等部の、図書室には、

浅野六花と、白井仁奈という、二人の探偵コンビがいる。

 

「事件ですよ!仁奈ちゃん!六花ちゃん!」

 

そこには、天馬咲希ちゃんが、やって来た。

 

「大変なの!東山先輩が、グランドで倒れているの!」

 

「それは事件ですね、

わかりました、現地に向かいます、行きましょう、六花」

 

「う、うん」

 

グランドにて…

 

「あれっ?東山先輩は?」

 

「病院に運ばれて、治療中だ」

 

「どんな事件があったんですか?」

 

「スポーツドリンクを飲んだら、

突然。倒れて…

本人に聞いたらね、毒を飲んだような感じがするって、

言うから、だから、二人に頼んでみたの!」

 

「ありがとうございます…

さて、まずは、目撃証言から、行きましょうか」

 

「あの中で一番怪しいのは…塚川先輩だよ!

あの人、東山先輩と同じ、サッカー部に所属していて、

ライバル視していたんだよ!

スポーツドリンクや飴を渡すなんて、不自然だよ!」

 

「でも、スポーツドリンクを直接渡したのは、

別の人ですよね?」

 

「えっと…名前は確か…1年D組の渡辺裕子!」

 

「えっ?私は…その…やっていません!

だって、東山先輩は、私の憧れですから…」

 

「実際に持ってきたのは?」

 

「東山先輩の父親だよ?」

 

「でも、父親ですよ?それは、あり得ない気がします」

 

 

六花は思うのだった。

毒が入っているのは、スポーツドリンク?

それとも、飴?

 

六花は思った。塚川さんの右手がかぶれていることに気が付いた。

 

「塚川先輩が犯人だよ!」

 

「違う!そんな、卑劣なマネは絶対にしない!」

 

「じゃあ、一体、誰が!?」

 

「わかった気がします!この事件の犯人が!」

 

「六花ちゃん、わかったの?」

 

「わかったんです、東山先輩に毒を飲ませた犯人が!」

 

「適当なこと言わないでよ!」

 

「いいえ、私が突き止めます!この事件の真相を!」

 

仁奈が考え込み推理した後…!

 

「東山先輩に毒を飲ませた犯人は…

渡部裕子さん!あなたですね!」

 

「えっ、なんで、私!?」

 

「あらかじめ、毒を仕込んでいたんです。

そして、手を握り、東山先輩にスポーツドリンクを飲ませて、

その毒が付いている部分に口を付けていたことで、

東山先輩の体の中に入ったんです!」

 

「証拠はどこにあるの?」

 

「直接、スポーツドリンクと飴を持ってきたのは、

東山先輩の父親であり、差し替えは不可能です、

そして、あなたの右手に、毒が付着しているからです!

手が明らかに目立つほど被れています!」

 

「うぅ!!」

 

「どうやら、真相に辿り着いたみたいですね」

 

「そうよ、私がやったのよ」

 

「どうして、あんな事を…」

 

「憎んでいたの、東山先輩のマネージャーを

一生懸命やってても、無視されるから」

 

「それだけの理由で」

 

「もしものことがあったら、どうするの?」

 

「警察に出頭してくる」

 

こうして、残酷な形とはいえ、事件は解決した。

東山先輩は、一命を取り留めるのだった。

 

 

 

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