宮女の探偵コンビ   作:アッシュクフォルダー

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第三十話 PRと企画を考えよう

えむと咲希は、考え込んでいた。

 

「みんながお手紙を書く企画…PR…!」

 

「うーん…何が良いんだろう…

何だか、頭がこんがらがって来たよ…」

 

「私もここまで考え込むとは想定外です…」

 

「考える事がいっぱいだよ…」

 

「白井さんまで、ここまで考え込むとは…」

 

「えぇ、申し訳無いです…」

 

「さっきの内容を見て、様々なお客さんが、

楽しませるため、意見を出し合って考えてるみたいだし」

 

「私達もそれくらい、深く考えないとですね…」

 

と、咲希、志歩、えむ、仁奈が悩んでいた。

 

すると、えむが…

 

「あっ!それなら、イベントに来る、

お客さんを、もっと考えたらどうかな?」

 

「お客さんのことを…?」

 

「うん!お客さんの年代や趣味嗜好や、普段何をしているか?

いろんなことを考えて、企画の内容を決めたらどうかな?

だから、あたし達も、イベントに来る、お客さんを考えたら、

もっと、いいアイディアが生まれるかも?」

 

「なるほど…確かにその方が考えやすそうだね。

ありがとう。鳳さん。早速やってみようか」

 

「まず、イベントはショッピングモールで行なわれるから、

そこに来る、お客さん達を考えないとね」

 

「えぇ、お客さんが、どういうお客さんが来るかも、

想定しないとですね…3月に開催されますが、

みんな、何を買いに行くのでしょうか?

私はあまり、買い物をしませんので…」

 

「ひなあられ?」

 

「それは、ピンポイント過ぎますよ?」

 

「あっ、そっか」

 

(3月、ショッピングモール…

私はあまりそういうのには行かないから…

思わず、六花の事を考えてしまってるし…

私としたことが…)

 

と、仁奈が考え込む。

 

すると、咲希が…

 

「アタシ!思いついちゃったかも!」

 

 

その後、オフィスにて。

 

他のグループは、モザイクアート作りという案もあった。

 

「楽しそうなアイディアが沢山ありましたね。

私たちも負けてられませんね…」

 

「そうだね。どれも、いいアイディアとは思うな」

 

次は、咲希、志歩、えむ、仁奈のグループの発表だった。

 

「あっ、はいっ!」

 

(アタシ達のアイディアも、いいアイディアだから、

4人で企画したんだ。きっと、良い企画になりそう!)

 

と、咲希は思っていた。

 

(自信を持って、発表しよう。みんなで考えましたから)

 

と、仁奈は感じていた。

 

最初に仁奈が言いだす。

 

「私たちは、この会社の商品を使って、

お客さんにメッセージカードを作ってもらう、

イベントを企画しました!」

 

「実際に手に取ってもらえることで、

商品の魅力と、こだわりや想いを、

感じてもらおうかと考えてみました!」

 

「ですが、メッセージカードを作ってもらうだけでは、

ありません。

普段から、文房具を使わない人が、関心を持たないかもしれません」

 

「そこで考えたのが、ありがとうを贈るイベントです」

 

その時期は、ホワイトデーの為、

それに因んだ、内容を考えていた。

 

「はい!ちょうど、イベントをやる時期は、

ホワイトデーの時期です!」

 

「バレンタインのお返しや、プレゼントを探す為に、

ショッピングモールに行く人が多いと思っています!」

 

「そういう人達に向けて、プレゼントを添える為の、

メッセージカードを作る、ワークショップを開けば…

いつもは、文房具に関心の無い人でも、

関心を持ってくれると思います!」

 

「なぜなら、ホワイトデーは、ありがとうの気持ちを伝える為の、

お返しの日で、メッセージカードを伝えるのに、

うってつけだからです!」

 

「感謝の気持ちって、伝えにくいのが多いとは思います」

 

「でも、メッセージカードなら、普段は言葉でも、

伝えやすいのでは?と考えています」

 

「それに、この会社は心を贈るお手伝いをする為、

素材やデザインにこだわって商品を作っています!」

 

「きっと、相手が喜んでくれる素敵なカードが見つかります!」

 

「これをアピールしたら、やってみたい!

と、思ってくれる人が増えると思います!」

 

「私達はこのイベントで、たくさんの人の、

この会社の文房具の良さを、知ってもらって、

私達自身も、ありがとうの気持ちを心を贈るお手伝いが、

出来たら良いなと思っています!」

 

「以上で発表を終わります」

 

こうして、発表は無事に終わった。

課題を社員たちが指摘して、改善点を教えてくれた。

アイディアを出したり、意見をまとめる大変さを学んだ。

実を言えば、この会社もホワイトデーの企画を考えていた様で、

細部は異なるが、何かシンパシーを感じていた。

 

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