宮女の探偵コンビ   作:アッシュクフォルダー

6 / 30
第六話 奪われた宝石

白井仁奈と浅野六花の元に、依頼人がやって来た。

 

「あっ!探偵さん!探偵さん!

あたしの依頼を聞いてくれませんか?」

 

「貴女の名前は?」

 

「鳳えむです!

咲希ちゃんから、聞いたんだけど、

一日で事件を解決する、

すっごい探偵さんだって!」

 

「まぁ…一応、一日で解決は、出来ますが、

依頼にもよりますが…今回は、どんな依頼ですか?」

 

「演劇部の催しで、ロミオとジュリエットを、

やるみたいだけど、天使役の女の子が、

怪我で出らなくなったの!

だから、六花ちゃんに天使の役、

やってもらおうかと思って!」

 

「そうでしたか、いいですよ」

 

「うん、やってみる」

 

「よーし!セリフも無いけど…

お礼はするから、天使役をお願いします!」

 

「わかりました、鳳さん、

その依頼、私たちが引き受けます」

 

こうして、仁奈と六花は、えむからの依頼を引き受けるのだった。

 

 

しかし、いざ、演劇部を覗いてみると、

犯行予告が届いていた。

 

「これは…!」

 

「犯行予告…?」

 

(エメラルドは、頂いた。

無事に、小森里奈を返して欲しければ、

決して、警察に連絡するな)

 

「里奈ちゃんって…あたしと同じクラスの演劇部の子だ!」

 

「鳳さんと、同じクラスのですか?」

 

「うんっ!この子ね、演劇がすっごく上手でね、

時々、教えてもらっているんだ」

 

「でも、これ、イタズラなんじゃ…」

 

「よーし!名探偵えむが推理しちゃうよ!」

 

「素人が推理してはいけません、ここは、

私たちに、任せてください!

だって、依頼されているので」

 

 

「あっ!いた!」

 

「貴女は…私と同じE組の?」

 

※仁奈と六花は1年E組

 

「はい、演劇部の、小島七海です。

里奈ちゃんが、何者かにさらわれて!」

 

「それは、何時頃から?」

 

「昨日までは、いたけど…

今日は見ていないですね…」

 

 

「そうですか…」

 

 

後日、犯人と思わしき人から、

図書室に、犯行予告が届いていた。

 

「これは…第二の犯行予告!?」

 

「…」

 

(フェニックスワンダーランドに来い、

そこで、小森里奈が、いる)

 

「むむむ!これは!名探偵えむの出番だね!」

 

「フェニックスワンダーランドに、彼女がいるのか?」

 

「うんっ!きっと、そうだよ!早速行ってみようよ!」

 

「でも、場所を突き止めないと!」

 

「この暗号を解けば…待ってて…」

 

こうして、仁奈と六花とで、

場所を突き止める、暗号を解き、

その場所へ…

 

その場所とは…古い倉庫だった。

 

「ここが…里奈ちゃんのさらわれている場所?」

 

「そうみたい」

 

すると、そこには、里奈ちゃんが倒れていた!

 

「小森さん!」

 

「うぅ…私は…どうして、ここに?」

 

「無事でよかったですね」

 

「無事で、よかったね!」

 

あっ、ここに、手紙が落ちている。

 

仁奈がそれを読むと…

 

(見事な推理だったよ、居場所を突き止めるとはね、

でも、エメラルドは、頂きました。

そして、ボクに会う事は、出来るかな?

では、いずれ、会おう、怪盗キッド)

 

「怪盗キッドって…」

 

「世間を騒がしている、あの怪盗キッド!?」

 

白井仁奈と浅野六花は、

いずれにしろ、怪盗キッドと、会える日は、

果たして、来るだろうか…?

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。