宮女の探偵コンビ   作:アッシュクフォルダー

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第七話 探偵の休日

白井仁奈と浅野六花は、二人でデートに行っていた。

 

デートの途中、迷子の女の子を見かけたので、

話しかけてみた。

 

「おねーちゃん達、わたし…迷子なの…」

 

「迷子…あっ、私たちに任せてください!

私たち、探偵なんで!

人探しも、仕事の内ですから!」

 

「あの…お名前は?」

 

「わたし…コヨミって、言うんだ…」

 

「じゃあ、コヨミちゃん、

お母さんは、必ず私たちが見つけ出します!」

 

「ありがとう!おねーちゃんたち!」

 

こうして、私と六花とで、

コヨミのお母さんを探すことになったのですが…

 

そう簡単には、見つかりません。

 

 

すると、六花がコヨミの体を嗅ぎだす。

 

「…!六花、何しているんですか!?」

 

「これは…メロンソフトクリームの香り」

 

「メロンソフトクリーム?

あっ、向こうに、ソフトクリーム売り場がありましたね、

行ってみましょう」

 

 

しかし…

 

 

「コヨミちゃん、お母さんはいますか?」

 

「ここには…いない…」

 

「うーん、あっ、案内地図があります!」

 

「本当ですね、案内図が建てられています、

これで、ヒントを得れば…」

 

「あっ、おもいだした!」

 

「何か、思い出したの?」

 

「いぬのコロにバイバイしてね、

はしをひとつわったの、

それでね、おおきなふねをみてね…」

 

「だとしたら、港の方という、

可能性がありますね」

 

「仁奈ちゃん、わかったよ、

コヨミちゃんのお母さんの居場所」

 

「えっ?わかったんですか?」

 

「見てください、どの道も、

あまり変わらない様に見えますが、

コヨミちゃんの話す条件で、

この公園までいけるルートは、一か所だけです」

 

「橋を一つ渡る、大きな船とは、

恐らく、遊覧船の事だと思います。

その条件で、この公園に辿り着ける場所は…

ここです!」

 

「それじゃあ、そこに行きましょう」

 

 

こうして、コヨミちゃんの、

お父さんとお母さんに出会い、

何とか事件は解決するのだった。

 

コヨミちゃんと別れて…

 

 

「もう、夕方ですね」

 

「でも、この記憶は、一日で無くなりますので…」

 

「大丈夫ですよ、私が覚えていますから」

 

「うん、ありがとう、仁奈ちゃん」

 

「それじゃあ、私たちも、帰りましょうか」

 

「そうだね」

 

「それにしても、今日の一件、

六花さんのお手柄でしたね」

 

「そんなことないよ、仁奈ちゃんの行動力のおかげだよ」

 

「辿り着くのに、時間がかかりましたね、

後、コヨミちゃん、妙に六花さんに懐きますね」

 

「私…子どもに懐かれたこと無いけどね」

 

「過去にありましたよ?」

 

「私が覚えていないだけかな?」

 

「そうですよ、誰かが忘れても、

誰かが覚えているはずですから」

 

こうして、二人は手を繋いで帰った。

 

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