いつもと同じ時間に目覚まし時計がいつものように鳴り響く。
毎日、毎日、桃子と撫子は、
高校生であるにも関わらず、一緒のベッドで寝ている。
そのことを、幼馴染の日野森雫は、羨ましがられていた。
私と一緒のタイミングに起きて若干眠そうな表情をしている。
「寝起きのお姉ちゃん可愛い…っ」
「撫子だって可愛いよぉ…」
「あ…待って…!支度の手伝いするから!」
「うん、一緒にお姉ちゃんとやりたい!
ちょっと朝ご飯作ってくるね お姉ちゃん一緒に食べようよー」
「うん 一緒に朝ご飯つくろっかぁ」
「うんっ!先下行ってるね!」
部屋を出ようとしたとき。
「ちょっと待ってよー」
ギュッ
撫子に後ろから、抱きしめられる。
「おんぶしてー」
「もーしょうがないんだから!」
寝起きの桃子は、撫子をおんぶして、
階段を下るのだった。
踏み外さないように、一段一段ずつ、慎重に下るのだった。
いつもなら、撫子より早く起きて、
お姉ちゃんが朝ご飯を作っていてくれるのだが、
今日はその逆だ、まだ、若干眠たそうな表情の、
お姉ちゃんはリビングの椅子に座って、じーっとこっちを見ている
「お姉ちゃん? どうしたの?」
「んー? 撫子が可愛いなって」
「お姉ちゃんのほうが可愛いよ!」
「私は可愛くないもん、撫子と比べて、美形じゃないし、
雫ほど、キレイじゃないし…」
一応、桃子も撫子や雫に負けず劣らずの美形だが。
「そ、そんな…」
撫子は桃子の為に、朝食を作った。
「はーい おまちどおさま 美味しいかわからないけど…」
「大丈夫! 撫子が作ったものなら何でも美味しいよ いただきまーす!」
「召し上がれ!」
お姉ちゃんが私の料理を口に運ぶ。
「美味しい…! 撫子、料理上手になったね!」
「桃子お姉ちゃんには及ばないよ」
「うぅん! 美味しい!」
幸せそうな表情のお姉ちゃんは、とっても可愛かった。
「あ…お姉ちゃん ちょっとじっとしてて…」
「んー?」
チュッ…
「っ!?」
「口の周りにご飯ついてたよー?」
「あ、ありがと…っ!」
「お姉ちゃん照れてる! 可愛い…!」
「だ、だっていきなりキスするんだもん!」
「だって取るにはこの方法以外考え付かなかったんだもん!」
「もー ごちそーさま! 美味しかったよ!」
「食器は私が洗うね!」
「うん!ありがと!お姉ちゃん!」
一方、妹は出かけるが、家にいる姉は…
「家事全部終わらせちゃおう! とりあえず洗濯…!?」
姉が見つけたのは…
「な、撫子のブラジャー… いやいやいや! だめだめ!
いやでも… う… す、少し…だけなら…ね…」
その後、夕方になるまで、どうしたかは不透明だが。
そして夕方になった。
「ただいま~! おねえちゃーん!」
「おかえりー!撫子!」
桃子と撫子はハグをした。
夜ご飯はお姉ちゃんが作ってくれた
やっぱりお姉ちゃんが作る料理は美味しい。
「よーし! 今日も、お風呂一緒に入ろ、おねーちゃん!」
「いいよー」
「先はいってるねー!」
「うん、着替え用意してくるね
「うん!」
いつも、撫子はお姉ちゃんと一緒にお風呂に入るけど、
今日は、ちょっとドキドキ…
「じゃあ背中流すね」
「お願いね!」
ペタ…
「ひゃ…っ 手で洗うの…?」
「うん! 肌に優しくね!」
「う、うん… ひゃ…くすぐった…っ」
「ちゃんとじっとしててよー!」
「だ、だって…! んっ…ちょ、そこ…っ! だめ…っ」
「何もしてないじゃんー! 洗ってるだけだって!」
「くすぐったいんだもん…
え、ちょ…っ ま、えは…っ だめ…っ!」
「前もだよー 決まってるじゃん!」
「ほんと…っだめっ! やめぇええっ…!!!」
「ごめんごめん! 機嫌治して?ね?」
「じゃあ、今日も一緒に寝てくれる?」
「うんっ!」
ギュッと、桃子と撫子は、また、抱き合った。
二人の寝室にて、ダブルベッドで、
撫子の反対のほうを向いて寝てる、お姉ちゃんに抱きつく
「ちょっと…嬉しかった…」
お姉ちゃんが小さい声で何かを呟いた
「ちょっと嬉しかった…」
と囁いて抱きしめてくれた
「お姉ちゃん大好き…!」
「私も撫子が大好きだよ」
こうして二人は眠りに落ちた、
桃子にとっては、至福の時だった、
なぜなら、妹の撫子のニオイを嗅ぎながら寝るなんて、
桃子にとって、これ以上にない、幸せだからだ。
この幸せが永遠に続きますように…