倉谷撫子は、姉の桃子に相談を持ち掛けていた。
そう、今の季節、暑い夏なのだ。
撫子は、水着などといった、
露出度の高い服は、好まないが、
姉の前なら、何故か着れるらしいが、
しかし、ヘソ出しのビキニなど、
撫子にとっては、非常に恥ずかしい服装である。
「ねぇ、お姉ちゃん…」
「どうしたの?撫子?」
「えっとね…撫子のお友達がね、
プールに行こって、誘われて…」
「そうなの!じゃあ、水着買わないと!」
「でも…撫子…ビキニは苦手だし…」
「うーん、じゃあ、露出度の低い水着とか、
選んで、買ってみるとか?」
「そ、そうだけど…撫子…
ビキニが良い…へそ出しの水着…」
「えっ…ええええっ!?」
「そんなに、ビックリすること?」
「ううん、そうじゃないけど、
撫子が、ヘソ出しのビキニを着るなんて、ビックリしただけ…」
「お姉ちゃん、撫子と一緒に選んでもらえる?」
「もちろん!一緒に選ぼうね!」
こうして、桃子と撫子は、
撫子のビキニを買いに行くのであった。
「小学生の時、覚えてる?」
「えぇ、ブラジャー買った時、お姉ちゃんと一緒に買いに行ったわね」
「それ位、ドキドキしている…!」
水着のショップにやって来た。
「ねぇ、撫子、このビキニとか、どう?」
「カワイイ…他には?」
「うーん、ピンクもいいし、
イエローもいいし、シアンもいいかな?」
「撫子…ピンクがいいかな?」
「うん、撫子はピンクが似合う子だからね、
じゃあ、パステルピンクの水着と、
後…パーカーは何色が良いかしら?」
「シンプルに、ホワイトがいいな…」
「じゃあ、それにするね」
こうして、撫子が試着した後、気に入ったようであり、
桃子は撫子のビキニとパーカーを買うのだった。
桃子と撫子は、自宅に帰るのだった。
「ねぇ、撫子、それで、プールは誰と行くの?」
「えっとね、咲希ちゃんに、えむちゃん、
それに、みのりちゃん、こはねちゃんとで、
行くんだよ」
「みんな、仲が良いの?」
「うん、みんな、優しいし、いい人だよ…」
「いい子達に会えて、よかった…」
「お姉ちゃん、心配し過ぎだよ…」
「でも、撫子の身に何かあったら!」
「ありがとう、お姉ちゃん…
撫子…嬉しいよ!」
ギュッ
と、撫子は桃子を抱きしめた!
「お姉ちゃんは、いかないの?」
「私は…風紀委員の仕事で忙しいから、
なかなか、遊べれないんだよね…」
「寂しくない…?」
「ううん!寂しくないよ!
だって、撫子がいるんだから!」
「お姉ちゃん…大好き!」
撫子は桃子を強く抱きしめた。
「うぅ…苦しいよ…」
「あっ、ごめん、お姉ちゃん…」
「いつ行くの?」
「日曜日に行くよ?」
「気を付けてね」
「うん、わかった、気を付けていくね」
「じゃあ、寝よっか!」
こうして、桃子と撫子は、
一緒のベッドで眠りに着くのだった。