私の妹が天使すぎる!   作:アッシュクフォルダー

21 / 27
第二十一話 ブドウ狩りマスター!?

フルーツ農園にて。

 

「よしっ!みんな!虫よけスプレーは持っているな!」

 

「はいっ!お兄ちゃん!」

 

「はーい!」

 

「えぇ」

 

「うん」

 

「は、はい…」

 

「いざ、ブドウ狩り、だぁぁー!」

 

と、司が叫ぶのだった。

 

「この農園のブドウを、迷惑にならない程度に、

採って、楽しみ食べようではないか!

その味を堪能しようではないか!」

 

「司くん!とっても元気ね!」

 

「何で、わざわざ叫んだの?」

 

「ブドウって、スーパーや果実屋さんで売っているんじゃ…」

 

「ちっちっちっ!志歩ちゃん!甘いよ!

お菓子のように甘い!」

 

「あぁ!ただ、食べるだけが、ブドウ狩りではない!

仕方ない。ブドウ狩りマスターの俺たちが、

極意を教えてやる!」

 

「ブドウ狩りマスター?」

 

と、雫が瞳をキラキラと輝かせた。

 

「ズバリ!ブドウ狩りは、自らの手でブドウを採る事に、

大変重要な意義があるのだ!」

 

「あるのだー!」

 

と、司の言い分に咲希が加わる。

 

「なに、これ…」

 

「えぇ…」

 

と、桃子と志歩が言いだす。

撫子はクエスチョンマークを頭に浮かべて、ボーッっとしていた。

 

「まずは、農家さんから美味しいブドウの特徴を聞く!

そして、それを己の目で選び抜く!」

 

「それで、これだ!って思うブドウを採って、

食べて見た時に、本当に美味しかったら、

すーっごく、美味しいんだよ!

美味しくて!嬉しくて!幸せ!

これが、ブドウ狩りの極意なのです!」

 

と、咲希が言いだす。

 

「まぁ!そうなのね!じゃあ、思いっきり楽しみましょう!

でも、どうして、二人はブドウ狩りに詳しいかしら?」

 

「実は小さい時に、家族でブドウ狩りに行って、

色々と学び調べて、研究したのだ!」

 

「お兄ちゃんが、肩車して、絶対に甘くて美味しいのが、

上にあって、アタシが採ったんだよ!」

 

「二人で力を合わせて採った、ブドウは最高に美味しかった!

途中でフラフラしていたが、咲希と美味しいブドウの為に、

頑張ったんだ!

その時、食べたブドウは、達成感もあって、

非常に美味しかった!とても美味かった!」

 

「うんうん!それでね、そのブドウだけで、

なんか、満足しちゃって…大事に抱えて、

家で食べたんだよね!」

 

「司くんと咲希ちゃんの仲の良さがわかる。

ステキな思い出ね!」

 

と、雫が感心する。

 

「それで、ブドウ狩りマスターに…」

 

「細かい事は気にするな!

それでは、二手に分かれて、ブドウ狩り開始だ!」

 

「6人一斉だと、探しにくいからね!」

 

「わかった」

 

司、桃子、雫の、兄姉チームと、

咲希、撫子、志歩の妹チームに分かれて、

ブドウ狩りを行うのだった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。