天馬司が極意を伝えたことで…
「それでは、極意も伝授したところで、
早速、ブドウ狩りを始めようではないか!」
雫と咲希はノリノリの気持ちでいっぱいだった!
撫子はニコッと笑っていた。
桃子と志歩は、やれやれ…という表情であった。
「桃子おねーちゃん!どのブドウを採る?」
「司さんが言っていたのを実践してみましょうか」
と、桃子は司のアドバイスを意識して、
愛しの妹の撫子と一緒にブドウを採っていた。
「先端の実が、しっかり色づいているブドウが良いみたい!」
「あっ!これ!」
「撫子!おねーちゃんに任せて!」
と、撫子のために桃子はブドウを採るのだった。
ブドウの茎の切り方を意識しながら、桃子はブドウを採った。
「やったー!ブドウだ!」
「茎の根元から、しっかり支えれましたね」
「ねぇねぇ!後で食べようよ!桃子お姉ちゃん!
あっ!こっちのブドウも採りたい!撫子が採るね!
おねーちゃんの為に!」
「ありがとう。撫子」
撫子は頑張って、愛しの姉の薬子の為に、
ブドウの茎を取って、ブドウを採るのだった。
「瑞々しくて美味しいそうね」
「わーい!やったー!」
その後、6人でブドウパーティーをした。
「それじゃあ、手を洗わないとね!
ブドウもだよ!」
と、雫が言いだす。
「はーい!」
と、咲希と撫子が言いだす。
「はいはい…」
手をキレイに洗い、ブドウも洗って、
早速、食べる事になった。
「みんな!準備は出来た?」
「それじゃあ…いただきます!」
撫子はこう言った。
「とれたてのブドウって、瑞々しくて美味しいね!」
すると、司が…!
「何て素晴らしいんだ!」
「え?」
「どうしたの?お兄ちゃん?」
「自ら採ったブドウを、頬張り、
微笑みあう妹達!この瞬間を…撮りたい!」
と、桃子が一眼レフを用意して…
「パパから借りちゃった!
撫子!志歩ちゃんと咲希ちゃんと三人で!」
「う、うんっ!」
「はーい!」
「うん…」
と、志歩、咲希、撫子の妹三人組は、
桃子が一眼レフで、その笑顔を撮るのだった。
咲希と撫子はニコッと笑っていたが、志歩は…
「しぃちゃん!スマイルよ!ニコッっと!」
「う、うん…」
志歩はニコッと笑っていたが…無理矢理感が半端ない笑顔だった。
「何て最高なの!しぃちゃん!咲希ちゃん!撫子ちゃん!
もう、一生の宝物にして、額縁を買っては飾るわ!」
「おう!俺もだ!」
「私もです」
「シスコンなの?」
「もーう!お兄ちゃんは、アタシの為にだと思っているから!」
「私も撫子の為に」
「私も、しぃちゃんの為に!」
「…何言っているんだ?司さんとバカ姉コンビは」
と、志歩が言いだした。
こうして、ブドウ狩りは終わった。