私の妹が天使すぎる!   作:アッシュクフォルダー

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第二十四話 倉谷桃子と日野森雫

11月に入り、放課後、宮益坂女子学園の正門に、

日野森雫の幼馴染の倉谷桃子が立っていた。

 

「あっ!桃子ちゃん!」

 

「雫さん」

 

「この人は?」

 

「朝比奈さんは、初めましてだよね?

私の幼馴染の倉谷桃子ちゃんよ」

 

「初めまして、神山高校の全日制の二年。

倉谷桃子です」

 

「宮益坂女子学園の高等部。二年、朝比奈まふゆです。

日野森さんがお世話になっています」

 

と、桃子とまふゆが挨拶を交わした。

 

「朝比奈さんも桃子ちゃんも、お勉強がとっても出来て、

真面目でみんなに頼られているの!優等生の鏡だわ!」

 

と、雫が言いだす。

 

「ありがとう。日野森さん」

 

「改めて、雫さんに言われると、照れますね…」

 

「桃子ちゃん、大丈夫かしら?寒くないかしら?」

 

と、雫が桃子にギュッと抱き着く。

 

「あっ、雫さん!いきなり、抱き着かれたら…!」

 

「だって、桃子ちゃんが寒がっていたら、

私まで寒がるわ」

 

「気持ちは嬉しいけど…あっ、雫、これって雫の刺しゅう入りのマフラー?」

 

と、桃子が雫がマフラーを編んだと感じていた。

 

「そうなの。私が編んだのよ。あっ、今度、桃子ちゃんの為に、

マフラーと手袋を編みたいわ」

 

「私は大丈夫だけど…」

 

「ううん!私、桃子ちゃんの為に、編みたいわ!マフラーと手袋を!

ダメ…かしら?」

 

と、雫の純粋無垢な瞳を桃子に向ける。

 

「わかりました。それでは、楽しみにしていますね」

 

「ありがとう!桃子ちゃん!大好きだわ!」

 

と、雫が再び桃子に抱き着いた。

 

「ちょっと、苦しいですよ…」

 

「日野森さんと倉谷さんは、本当に仲良しですね」

 

「えぇ、とっても、仲が良いのよ。

あっ、桃子ちゃん。手袋とマフラーはクリスマスに完成させるから、

楽しみにしていてね」

 

「わかりました」

 

と、桃子が了承した。

 

「あっ、みんなでマフラーと手袋の生地や糸を買いに行くのはどうかしら?」

 

「私も行くの?」

 

と、まふゆが言いだす。

 

「もしよかったら、一緒に行けれないかしら?」

 

「もちろん、行けれるよ」

 

「じゃあ、倉谷さんと朝比奈さんと、私とで行きましょう!」

 

こうして、来週の日曜日に、三人で買い物をすることになった。

 

 

日曜日、買い物の当日…だが。

 

「朝比奈さんと私だけ…雫がいませんね…」

 

「日野森さん、道に迷わず、ちゃんと来れるか心配だね…」

 

「探しに行ってくるから、朝比奈さんは、

この場で待ってて!」

 

「わかった」

 

桃子は雫が居そうな場所を特定して、

雫を探し出すことに成功するのだった。

 

「ごめんなさい…道に迷って迷子にになっちゃって…

そうしたら、桃子ちゃんが探してくれて…」

 

「それは、よかったね。じゃあ、行こっか」

 

「えぇ、行きましょう」

 

と、三人は糸と生地を買いにショッピングに向かった。

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