私の妹が天使すぎる!   作:アッシュクフォルダー

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第二十七話 勉強会 後編

三人に危機が訪れた。

 

「留年の危機!?」

 

と、彰人、よつば、杏にはそれが迫っているらしい。

噂を呼んでおり、物議も醸すレベルである。

 

よつばと彰人のクラスメイトである、

直志や真凛は、何とか進級できる学力があるようだ。

 

「うわぁ…真凛や直志は留年回避できるとはな…」

 

「俺もビクビクしたよ。冬弥くんにしごかれたよ」

 

「同い年にしごかれるなんて、滅多にないからね…

思い知らされたよ。ホントに」

 

「でも、俺も真凛も、よつばと彰人が、留年するのも嫌だからな…」

 

「よつばは、彰人達と一緒に進級したいぞ!」

 

「あーはいはい、じゃあ、行くぞ。よつば」

 

「はーい」

 

小岩井よつばと東雲彰人は、今日も倉谷桃子先輩にしごかれる様だ。

 

「おい、白石がいないぞ?」

 

「白石さんだったら、お友達と勉強しているみたいですよ。

小豆沢さんと言う方と」

 

「マジかよ…」

 

「じゃあ、今日はツーツーマンだな!倉谷先輩がよつばと彰人を見てくれるんだな!」

 

「そうなりますね」

 

よつばと彰人は、数学のテスト範囲を勉強していた。

 

「平面図形の図形は、次の5種類に分けられます。

特徴や性質をまとめてみました」

 

と、桃子の手書きのノートを、二人に見せた。

 

「倉谷先輩は字がキレイだな…!」

 

と、よつばはウットリしていた。

 

「まぁ、読みやすいって言ったら、読みやすいけどな」

 

「三角形と四角形、扇形、ひし形と円があります。

四角形には長方形と正方形がありますので、注意してくださいね」

 

「はーい!」

 

「直線、点、角、垂直があります。

それらを教えますので、しっかりと覚えてくださいね!」

 

(笑っているのに、全然、笑ってない!)

 

と、鬼の風紀委員だからか、いざ、ニコッと笑った時の、

倉谷桃子先輩を見て、よつばと彰人は内心怯えていた。

 

「何が何でも、頭に入れねぇとな…」

 

「そうでなきゃ、死んじゃう!皆殺しだ!」

 

「そんなことはしませんよ」

 

と、桃子はよつばに対して、穏やかな笑みを浮かべた。

 

「命拾いしたぞ…」

 

と、よつばは一層、怯えまくっていた。

 

 

勉強後…

 

「よつばちゃん」

 

「寧々!あっ、倉谷先輩!よつばの友達の…」

 

「草薙寧々さんですね」

 

「何で知っているの?」

 

「風紀委員ですから、顔や名前は覚えていて当然です」

 

「そうだったんだ…あっ、よつば、これ差し入れ。

えむ達と作ったの」

 

と、寧々はよつばに対して、手作りクッキーを渡した。

 

「美味しそうだな!」

 

「草薙さん。小岩井さん。東雲さんもだけど、

数日後にテストがあるから、気を引き締めて、

頑張ってくださいね」

 

「よつばの命が懸かっている!頑張るぞ!」

 

「そんな事無いと思うけど…」

 

その後、よつばと彰人、杏は、どうにかテストに合格して、

留年を回避するのだった。

 

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