今日は日野森雫、天馬司、倉谷桃子の三人で、
一緒に遊びに行くはずだったが…
「おい。桃子。雫がいないぞ!まさか!?」
「いつもの事ですよ。
雫が遅れるなんて、日常茶飯事です」
「本当にそうなのか?」
「えぇ、いつも、迷子になって、
必ず時間より遅れる事もしょっちゅうですから」
「ただ、雫も悪気がある訳じゃないしな…」
「その通りです。雫はピュアそのものですから。
撫子と並ぶくらい」
「そうだったか…うむ。
こうして、三人で遊ぶのも久々だな…」
「小学生の時以来ですね…」
「小学生の時は、こうして、三人で遊んでいたな。
咲希や志歩、撫子が三人で何度も遊んだこともあったな」
「撫子だけ、初等部でしたから、
遊ぶ機会も、少ない方だと感じています」
「そうだったか。咲希も、
撫子と同じ学校に通えて嬉しいと言っていたぞ!」
「私も嬉しい限りです。
撫子も咲希さんや志歩さんと同じ学校に通えて、
嬉しいと言っていました」
そうこうしているうちに、雫が遅れて到着。
10分ほど、遅れて、やって来た。
「ごめんなさい。遅れちゃって…」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
「雫、大丈夫だ」
「ありがとう。司くん。桃子ちゃん。
二人共、本当に頼りにしているわ」
「うむ、俺を頼っても構わんぞ!」
「もーう、雫ったら、甘え上手ですね」
雫は桃子の発言に対して、少し首を傾げたが、
頭の中では、特に何も考えてなかった。
早速、ショッピングモールへ…
「ねぇ、桃子ちゃん。手を繋いでもいいかしら?
もう、迷子になりたくないから」
「わかりました」
と、雫がニコッと笑いながら、桃子を手を繋いだ。
「桃子ちゃんの手が、少し冷たいけど、
でも、優しくて頼もしくて、温かい気持ちが伝わるわ」
「桃子は風紀委員として、切磋琢磨しているからな!
頼りになるぞ!」
「司さん。学校で校則違反をしたら、
わかってますよね?」
「桃子ちゃんを怒らせたら、メッ!だよ?」
「うむ。わかってるぞ。俺もほどほどにするつもりだ」
「そう言えば、桃子ちゃんと司くんは、同じ学校だったわね。
二人は普段、学校で何をしているかしら?」
「私は勉学と風紀委員の仕事に追われています」
「俺は勉学に励みながら、スターになる為、
日々鍛錬を怠ってないぞ!」
「フフッ、二人共、本当に頼りになるわね。
桃子ちゃんも、勉強でわからない部分があったら、
すぐに、教えてくれるわ」
「それは、雫が私に甘えるからです」
「はーい。ごめんなさい…」
(雫はアイドルだけ、ストイックだから…
それでも、雫は私にとって、大切な幼馴染だから。
ピュアで純粋無垢だから、守ってやりたい。
撫子と同じ位、守らないと!)
「桃子ちゃん、どうしたかしら?」
「いえ、何でも無いです」
「おっ、ここに飲食店がある。何か食べないか?」
「良いですね。食べに行きましょう」
三人で食事をとった。