私の妹が天使すぎる!   作:アッシュクフォルダー

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第七話 撫子 臨海学校に行く

倉谷桃子は、妹の撫子を優しく起こした。

 

「撫子ちゃん、朝ですよ!起きて―!」

 

と、耳元で囁いた。

 

「うぅ…あっ!今日は、臨海学校だった!」

 

「やっと、起きたね、朝食の用意出来たから、

早く歯を磨いて、支度してね!」

 

「うん!わかった、お姉ちゃん!」

 

 

桃子と撫子は、一緒に朝食を食べるのであった。

 

「美味しい?今日の朝ごはん!」

 

「美味しい!お姉ちゃん!

お姉ちゃんの朝ごはん、最高だよ!」

 

「じゃあ、もっと、これからも、頑張るね!」

 

「でも…臨海学校に行くから、

しばらく、お姉ちゃんと離れ離れになるの嫌だ…」

 

「私もよ!本当は撫子の事、近くで守ってやりたいのに…

ごめんね、こんな、お姉ちゃんで…」

 

「いいよ、お姉ちゃん、とっても、優しいね」

 

「撫子…じゃあ、お姉ちゃんが、食べさせてあげる!

あーんって、して!」

 

「お姉ちゃんは、

いつも、いつも、撫子に甘いんだから…」

 

「いいのよ!全ては撫子の為だから!」

 

「やっぱ、一人で食べる」

 

「そっか…そうだよね、お互い高校生なんだから、

そうだよね…お姉ちゃんが悪かった…」

 

(撫子に嫌われたのかしら…お姉ちゃんとして、情けない…)

 

と、桃子は思っていた。

 

 

桃子は撫子を、家の門まで、送るのであった。

そこに、志歩が待っていた。

 

「あっ、志歩ちゃん!」

 

「撫子、さぁ、行くよ」

 

「撫子…お姉ちゃんと離れるの、寂しい…嫌だよ…

お姉ちゃん!」

 

「私もよ!」

 

「撫子…死んじゃうかもしれない…

だから、最後に、お姉ちゃんとキスがしたい…」

 

「うん、いいよ…撫子、こっちおいで」

 

桃子と撫子は、抱き合いながら、

優しくて、柔らくて、甘い、キスを落とした…

 

「朝から、何やっているの…この姉妹は!

シスコンなの?」

 

「私と撫子の関係を、シスコンで、片づけるなんて、

心外だよ!撫子は、私にとって、世界で一番可愛くて、

大切なお姫様だから!」

 

「か、可愛くなんか…ないよ?お姉ちゃん…」

 

「撫子も、十分にカワイイと思う」

 

「志歩ちゃんまで…」

 

「私なんか、お姉ちゃんに、ベタベタされて、

散々だったから!」

 

「雫ちゃんも、志歩ちゃんのこと、好きだからじゃないの?」

 

「…撫子、とにかく、行くよ!」

 

と、志歩は撫子の手を引っ張って、

宮益坂女子学園高等部へと、向かうのだった。

 

 

「あっ、行っちゃった…

不安だ、撫子は、ちゃんと、お友達と、

一緒に、臨海学校楽しめるかな?」

 

 

撫子と志歩は、宮益坂女子学園の高等部へと、やって来た。

 

「撫子の班は?」

 

「確か…志歩ちゃんと、一歌ちゃん、

それに、みのりちゃんと、同じ班!」

 

「じゃあ、それなら、私と一緒にいた方がいいよ」

 

「ありがとう…志歩ちゃん、優しいね…」

 

「あ、ありがとう…」

 

二人で、一歌ちゃんと、みのりちゃんの元へと向かうのだった。

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