「身長190の筋肉モリモリのマッチョマンだ」 作:ジャックマン
そんな作品が書きたくて書きました
ある時代を境に個性と呼ばれる超能力が出現し始めた。
火を出す、物を爆破する、様々な能力が存在する。
国は法で許可の有る物以外は使うなと端的に言えばそんな物を作ったのだがそれに反発する者も居る。
彼等はヴィランと呼ばれ、公で個性を使う者をヒーローと呼んだ。
それから幾年が流れ、今ではヒーローとヴィランの構図は1つの様式美になっている。
そんな中、たまに産まれる個性を持たない少年『緑谷出久』。
彼を中心に物語は動き出した。
とある中学校、そこにはヴィランすら恐れる2人の怪物が生息していた。
1人は中学生にしては鍛えている程度の少し生意気そうな少年。
1人は見る者を威圧し、歩くだけで道行く人が道を譲る程の怪物。
「み…みみみみみみみみ緑谷君」
「ハイッッッッッ!!!」
時は中間テスト返却の日、ソバカスと少し…いやかなり跳ねた髪がチャームポイントの少年が教師に呼ばれテストを受け取る。
クリクリとした目に愛嬌の有る顔付き、容姿『だけ』で言えば子供らしく町の人から親しまれそうな純朴な少年だ。
だが、体は違う。
『デク』や『コラ』なんてアダ名がつけられている出久少年、身長は190を越えて腕は並の大人なら一撃で倒せそうな程に太い。
首はプロレスラーですら滅多に居ない程に鍛え抜かれ、もし合格発表で喜んでハグなんかしたら骨が折られそうな程に全身が鍛え抜かれている。
(やっぱり画風が違うよな…)
「うぅ~……まただ」
テストの点数を見て落ち込む出久。
悪くは無いのだが、志望校を受かるには足らない点数なのか落ち込みながら椅子に座る。
その時だ、勢いが良かったのか椅子がキレイに潰れてしまい床に穴が空いた。
「ご、ごめんなさいッッッ!!!」
「ききききき気にしないで緑谷君!先生すぐに椅子持ってくるから少し待ってて下さい!
本当に待っててね大人しく!!!」
日常茶飯事だ。
今月に入って8個目の御臨終なのだが生徒達は誰一人として責めない。
いや責めれないのだ、確かに出久はデカイが入学当初はその恐怖を知らずに所詮は~なんて言って挑んだ個性持ちの先輩が居た。
だが出久の筋肉には通じず、軽く肩を押されただけで壁の一部になってしまい卒業するまで何故か出久さんと呼び犬のように付いてきた。
出久の伝説はこの程度では留まらない。
前に何か変な黒い仮面を被ったヴィランをスイミングに行く途中に見つけたのだが、非道な行いをしていたので怒り殴ったら上半身が蒸発してしまったのだ。
それを見ていた金髪のムキムキマッチョな男は「アメイジング…」なんて言っていたが当時の出久にとってはそれよりもスイミングに遅れると慌てて駆けていった。
ヴィランが個性を使い建物を破壊した時に落ちてきた瓦礫が直撃したが無傷な上、「かっちゃんの拳骨の方が痛い」と言って瓦礫を一蹴。
3日に1度伝説を作るなんて言われているがそれが全部事実。
まさに事実は小説より奇なり、の言葉が似合う化け物だ。
お陰でヴィランからは『鬼』のコードネームを貰い、この町だけは平和なのだ。
そんな彼は将来ヒーローになりたいと思っているが、体つきとかから天性のヴィランやなんでジャンプに来たの?お前チャンピオンじゃんなんて不名誉なアダ名ばかりだ。
はたして彼は(受験生達が)無事合格出来るのだろうか。
緑谷出久
昔ある人物に助けられて覚醒した少年
無個性なはずなのに個性持ち相手に生身で挑める化け物
別名「デ(カくて)ク(そヤバい奴)」
顔は原作通りな癖に体は範馬さん家のお父さんな怪物