「身長190の筋肉モリモリのマッチョマンだ」 作:ジャックマン
授業が始まると皆は何時でも動ける様にと態勢を取っていた。
緑谷出久さんの母親の放つ闘気により、百戦錬磨であるA組の猛者達は常に戦闘……いや、ヒーローらしいいかに生徒を逃がすかと考えていた。
何と言うのか、出久さんを地上最強の生物と言うなら出久さん母は宇宙最強の生物だろう。
ちなみに次の時間は災害救助訓練であり、かの有名なスペースヒーローの作り上げた人工災害発生施設で行うのだ。
何故今日か?普段はリミッターの無いレーシングカーでも今日はリミッター(親)があるので施設の完全崩壊はあり得ないと考えたのだ。
「ミャーは此処の責任者のスペースヒーロー『13号』にゃ」
このアニメに出てきそうな宇宙服を着たのがここ、ウソの災害や事故ルーム(USJ)のトップであり、また救助系ヒーローでもトップの人気を誇る存在だ。
さて此処からは少し変な話をしよう。
諸君等が不良や暴走族だと言う役割を念頭に置いてほしい。
もし自分より強い人物と後日戦う羽目になったら先ずどうする?何人かは闇討ちと答えそうだが正解だ。
勝てないのなら勝てる状況で勝てば良い、なら襲う場所は何処にする?
それは簡単、視界の開けた不意打ちに不向きな場所なんて論外だ。
そう、例えばこのUSJの様に建物や災害のせいで視界の確保が難しく奇襲にもってこいの建物は普通に考えて使うだろう。
此処まで言えば解るだろう。
来たのだ、奴等がッッッ!!!
命知らずのクソ野郎共がたった一回の勝利のために襲いに来たのだッッッ!!!!!
前代未聞ッッッ!!!!!理解不能ッッッ!!!!!此処はヒーローの本拠地ッッッ!!!!!
だが彼等にも秘策は有るッッッ!!!!!
彼等が連れてきたのは脳無と言う化け物ッッッ!!!!!
対オールマイト用の改造生命体ッッッ!!!!!
まさに『普通の』生徒だったら命の危険すら有る超危険生物ッッッ!!!!!
「気色悪いッッッ!!!!!」
「出久、下がってなさい」
我が子を守るために勇気を振り絞り前に立つ親達、なんと麗しい光景だろうか。
だが、ある人物が『キュピッ!キュピッ!』なんて足音を響かせると脳無は怯えた様に震えだした。
「先ずは貴様から血祭りにしてやる」
目が真っ白になり好戦的な笑みを浮かべる出久さん母。
彼女は非常に気が弱く、そして優しくこの様な危険な状態になると気絶してしまうのだ。
そうすることで現れる伝説の超母親。
その実力は出久さん以上とか。
「ウゴオオオオオオ!!!」
錯乱したのか飛び掛かって来る脳無、それの首を片手で掴むと超高速で前飛びをする出久さん母。
彼女の個性は軽い物を引き寄せる程度の能力、その基準は自身の腕力だ。
もし仮に一般主婦程度の腕力だったら出来るのはせいぜい鍋を引き寄せるとかその程度だろう。
だが出久さん母の腕力はあの出久さんすら一撃で瀕死に追い込む程の超怪力ッッッ!!!!!
車や瓦礫どころか巨大な岩盤すら引き寄せれるのだッッッ!!!!!
脳無と飛び込んだ先には超巨大な岩盤、それに綺麗な円のクレーターを作り粉砕した出久さん母。
この岩盤クレーターがゴングとなったッッッ!!!!!
人類初ッッッ!!!!!『悪』による『英雄への奇襲』ッッッ!!!!!
後に語られる『
デクさん母
自分の腕力より軽い物を引き寄せる個性の持ち主
ちなみに腕力だけならオールマイト(トゥルー)を片手で余裕で持ち上げられる