「身長190の筋肉モリモリのマッチョマンだ」 作:ジャックマン
雄英高校の授業は非常に高度だ。
我々が学ぶとしたらごく普通に進み、FXや株なんて踏み込んだ内容に行くのはあり得ないだろう。
だが此処はする。何故?簡単だ、敵はこう言った電子の世界でも活動するからだ。
さて、どうしてこうしたかと言うとこの組が脳筋ばかりで話になら無いからだ。
担任は最初に身体能力の測定を行い酷い成績なら退学と伝えたのだが、それによりやる気を出した生徒が生物的におかしな数字ばかり出したせいで、自分が産まれた時代が良かったと遠い目をしたからだ。
「え~……まぁ、仮想通貨を筆頭に電子で攻めてくるヴィランが居るのを忘れない様に」
全員が全員、最低でも10を超える敵を潰してきた猛者ばかり。
その顔は地獄を見てきた兵士その物であり、誰もおちゃらけて来たなんて口が割けても言えないのだった。
授業が終わり一息吐いた時、爆豪克己が出久さんに話しかけた。
その時の表情は恥ずかしがってる様な、でもこいつなら知ってると言う安心感の混じった複雑な物だ。
「デク、仮想通貨ってなんだ?
あの説明じゃサッパリ解らねぇ」
「っ!?」
驚天動地ッッッ!!!あの幼馴染みだがプライドの高い彼が解説を求めたッッッ!!!
だが出久は仮想通貨を知らない、でも頼られた以上応えたいッッッ!!!
そこでとった方法は……
「手を出して」
「は?」
「むんッッッ!!!」
可愛らしい掛け声とは反対に鬼の表情で手に何かを握る。
そして見えてくるのは一万円札、まるでそこに有るかの様にリアルな物だ。
これはイメージだ、だがあまりにも強いイメージは他者にも干渉するのだッッッ!!!
「お、おぉ?」
「これを店で使えるか聞いてみて」
「あぁ……」
解らない、だがこれを聞きすぐに近くのコンビニに駆け込み使えるか訪ねると店員は「何を言ってるんだ?」と怪訝な表情を浮かべて使えると言ったのだ。
「つ、使える……らしい」
「これが仮想通貨ッッッ!!!
人の気迫のみで使える究極の通貨ッッッッッ!!!
これを使わない馬鹿が居るかッッッッッ!!!」
あまりにも暴論ッッッ!!!あまりにも異常ッッッ!!!
だが、地上最強の生物のイメージは究極なのだッッッッッ!!!
そう
それを聞き大粒の涙を流すクラスメイト達!
彼等は皆その脳筋理論に感動し、またそれを実行しようと動くのだ!!!
担任が教室に戻る頃、異常な光景に目を疑う。
数多の国籍の美女に囲まれる人物や、真似して仮想通貨を作成する生徒。
はたまた何故か暗殺者に見える少女等、理解の範疇を超えているのだ。
彼は考える事を止め、こんなものだと無理矢理納得するのだった。
出久さん
もはや説明不要ッッッッッ!!!
地上最強の生物にして理論を暴力で捩じ伏せる化け物
克己さん
出久さんに挑める唯一の生物
別名『爆海王』