「身長190の筋肉モリモリのマッチョマンだ」   作:ジャックマン

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早く上鳴さんを出したいです


鍛惨ッッッ!

「覇ッッッ!!!」

 

「邪ッッッ!!!」

 

「キタキタキター!!!メインディッシュの時間だオーディエンス!!!

お茶漬け(お茶子+飯田)は少し置いといて骨付き肉(爆豪+出久さん)に行くぜェェェ!!!」

 

何処かの危ない解説者はステージらしき物を作るとそこに登り、マイクで解説をしていく。

それを聞いてテンション上げ上げな面子と、テンション下げ下げの相澤先生。

 

「出久パンチがクリィィィィンヒッツ!!!!!

だが中国四千年の歴史は動かないッッッ!これが爆豪克己が爆海王たる究極の技『消力(シャオリー)』ッッッ!!!

さしもの地上最強の生物もこれにはたまらないッッッ!」

 

「そらよッッッ!」

 

「ヌンッッッ!」

 

「来たァァァ!!!

爆海王の十八番の一つ鞭打(べんだ)ァァァ!!!

だが叫ばないぞ出久さんンンン!!!しかしあれは痛ァァァい!!!」

 

解説者は無視しよう。

爆豪さんが使っているのは中国拳法の一つの果てである技術、己の力を完全に抜き流れに身を任せると言う技術だ。

この技術はまさに言うは易く行うは難し、例えば目の前に車が出てきて引かれそうになると一瞬ではあるが体が固まってしまう。

それすらも許されない、究極とも言える技術だ。

 

その効果はまさに最強!

濡らしていないティッシュを殴るかの如く、柳に雪をのせるが様に、全ての攻撃を無へと返していく。

確かに更に力を込めて速くすれば対応出切るかもしれない、だが爆豪さんは合気道の達人でもある。

力を込めれば込めるほどその返しは強くなり、相手の反撃すらも許さない姿。

 

そしてそこに加えるのは十八番と称された鞭打。

ダメージこそ少ないが瞬間的に痛みが襲ってくるこの打撃は相手のペースを乱し敵を追い詰める。

悪は彼を『ミスター・ワンサイド』や『歩く迷宮』と恐れている。

 

話を戻そう。

爆豪さんは出久さんの攻撃を全ていなし大振りになった瞬間にすかさず鞭打。

悶絶すると思われた矢先、出久さんは舌打ちをして痛みに耐えたのだ。

 

「流石だねかっちゃん」

 

「お前こそな」

 

空気が変わった。

二人の個性(全力)が出るとッッッ!

 

「お前の個性……聞いてなかったな」

 

「僕の個性はただの筋肉の増加だよ」

 

その瞬間、世界中の悪は阿鼻叫喚の地獄絵図ッッッ!!!

個性が無いときから個性持ちよりも強かったあの生物に個性が発現したッッッ!

それだけでも絶望物なのに更には最も相性の良い身体能力の強化ッッッ!

この日だけで半数の悪は引退を決意、とある危険な悪は二度と関わらないと決めたのだ。

 

「ヌンッッッ!」

 

「カッ!?」

 

個性を出した瞬間、圧により建物の半分が崩壊。

そして爆豪さんも弾き飛ばされてしまった。

まさに絶望、だがこんなのは序の口だ。

出久さんは両腕をスリークォーター辺りに上げると、背中に鬼が現れた。

最強のヒッティングマッスル、殴るのは腕ではない背中だ。

それを体現するその姿はまさに恐怖その物だ。

 

「キタキタキターッッッ!

鬼神デクさんの究極フォーム『鬼の顔』ッッッ!!!!!

だがだがだがだがだがァァァァァ!!!爆豪さんは真っ正面から迎え撃つつもりィィィ!

シュトロハイーーーームッッッ!ドイツの科学力は世界一ィィィ!!!」

 

ファン垂涎の光景にとうとう壊れてしまった解説者。

興奮し過ぎて一部にモザイクが掛かる事態へと陥ってしまったのだった。

 

戦闘開始から一時間、既に授業の時間は終わりを迎えた筈なのにいまだに戦闘が続いている。

フィールドは既に広野へと変わり果て、一部の女性は蠢く筋肉を見れて良かったとかなんとか。




出久さん
ヒーローネームは『デク』
言った瞬間は周りから何処がデクだよっ!と言われ、皆からはデクさんと呼ばれる

爆豪さん
ヒーローネームは『ダイナマイト』
周りからはテポドンかそれともファットマンではと突っ込まれた
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