Digital_Dream!   作:睡眠タイム

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皆様、御久し振りです。

展開はある程度決まっているのですが、いざ文章化すると中々自分の考えた通りの形に表現出来ない面がある&途中で当初の予定から変わってしまうなどで、時間が掛かってしまう事があります。

話は変わりますが、秋アニメが始まってもう一ヶ月ですね。
私が今期見ているのは、


・笑顔のたえない職場です。
・3年Z組銀八先生
・私を喰べたい、ひとでなし
・元祖!バンドリちゃん
・DIGIMON BEATBREAK(但し、見逃し配信などでの視聴)
・ウマ娘シンデレラグレイ(第2クール)
・ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん


と言う感じです。
『ビートブレイク』に関しては『ゼッツ』&『ゴジュウジャー』を視聴している都合で、見逃し配信(但し、期間限定版)での視聴になっていますが、その辺りはご了承下さい。

と言う訳で、文化祭編中編です。


第22話 炎と修羅

 

 

「待ってボサモン!」

 

 

辺り一面が真っ白な中、たえは必死でボサモンを追いかける。

 

 

しかしボサモンは此方を振り向く事無く跳ねていき、その距離は徐々に広がって行く。

 

 

だがたえの方も日頃の趣味の一環でランニングをしている事もあり、走るペースを上げた事で、逆に広がっていたボサモンとの距離が少しずつ縮んで行く。

 

 

「ボサモン!」

 

 

そしてたえはそのまま勢いを付けて、ボサモンに抱き付いた。

 

 

「ボサモ~ン……! ……?」

 

 

だが暫くしてたえはボサモンの様子に違和感を覚え、再度視線を向ける。

 

 

「ヒッ……!」

 

 

たえの口から、小さく悲鳴が零れる。

 

 

 

 

彼女に腕の中にいたのは、ボサモンーーーー否、『ボサモンだったであろう』赤黒い物体だった。

 

 

 

 

「ボサモン……?」

 

 

たえが小さく呟いたその瞬間、その赤黒い物体は細かな粒子となって霧散した。

 

 

 

 

「あ……あああああ……うわああああああああああああああーー!!!!」

 

 

 

 

その瞬間、絶叫と共にたえの視界が暗黒に染まった。

 

 

 

 

☆☆

 

 

 

 

チュンチュン……チュンチュン……。

 

 

「んっ……」

 

 

耳に届いた鳥の囀り声に、たえの意識が覚醒していく。

 

 

「朝……」

 

 

そう言えば昨日、『CIRCLE』から出た後、自分はどの様にして家に帰って来たのだろう?

 

 

そう思いながら、たえは視線を自分の掌に向ける。

 

 

「っ!」

 

 

その瞬間、彼女の脳裏に夢で見た『『ボサモンだったであろう』赤黒い物体』が浮かび、同時に昨日の出来事が思い出された。

 

 

 

 

『おたえ……』

 

 

 

 

そしてたえの目から涙が少しずつ溢れ出す。

 

 

「うううっ……ううっ……!」

 

 

たえは枕に顔を埋めながら声を押し殺して、母からの呼び掛けが聞こえるまで泣いたのだった。

 

 

 

 

☆☆

 

 

 

 

キーンコーン。

 

 

所変わって、此処はポピパの面々が通う『花咲川女学園』。

 

 

昼休みを告げるチャイムが鳴り、他の生徒達は思い思いの場所へ移動して行く。

 

 

そして中庭ではポピパのメンバー達が昼食を取っていたのだが、何時もと違い、今日はたえを除いた4人しかいなかった。

 

 

「おたえちゃん……相当落ち込んでたね」

「無理も無いよ……。 一番仲の良かったボサモンと、あんな形でお別れをしちゃったんたんだもん……」

 

 

りみの呟きに、沙綾が静かに呟く。

 

 

そして香澄経由で事情を知った有咲も、口には出さない物の心境は複雑であった。

 

 

「御免ね。 私達がもう少し来るのが早かったら……」

「香澄達は何も悪くはねぇよ」

「有咲の言う通りだよ。 自分をそんなに攻めないで」

 

有咲と沙綾はそう言って慰めるが、香澄の表情は曇った儘だ。

 

 

結局この日の昼休みは4人共会話も無く、終始弁当の食事を食べるだけの時間で終えたのであった。

 

 

 

 

☆☆

 

 

 

 

同時刻の昼休み。

 

 

たえは1人で校舎の屋上で弁当を食べながら、外の景色を眺めていた。

 

 

「ボサモン……」

 

 

たえの小さな呟きは、静かな空気の中に霧散する。

 

 

「おたえちゃん!」

 

 

突然背後からの声にたえは視線を向けると、其処には心配そうな様子で見つめる花音の姿があった。

 

 

「花音先輩?」

「隣、良いかな?」

 

たえが首を傾げると、花音は落ち着いた様子でたえの隣に座り、持っていた包みから自分の弁当を取り出す。

 

 

「美咲ちゃんから聞いたよ。 ボサモンの事……」

 

 

花音の言葉で、たえの表情が一瞬強張るも、それを誤魔化す様に自分の弁当を食べ始めるが、その箸の動きは何時もよりも遅い。

 

 

そんなたえの心情を察してか、花音は何も言わずに食事を食べ始める。

 

 

「怖かったんです……」

 

 

そして暫くして弁当を食べ終えたたえが、ポツリと話し始める。

 

 

「ボサモンの体が消えていくの見た時……私、悲しかったの同時に香澄とドルモンに対して言ってしまいそうになったんです。 「何でもっと早く来てくれなかったの!?」って……。 最低ですよね……。 2人は何も悪く無いのに……正直、今ポピパの皆に合わせる顔が無いです……」

 

 

たえは辛そうな表情で花音に訴えるが、花音は首を横に振って答える。

 

 

「そんな事無いよ。 おたえちゃんにとってボサモンは、初めて出来たデジモンの友達だったんでしょ? 友達が居なくなって悲しみや辛さは……私も良く知っているから……」

 

 

花音の脳裏に、ペンモンの姿が浮かぶ。

 

 

「花音先輩……」

「無理に元気にならなくたって良いの。 だから今は……おたえちゃんが納得するまで泣いて良いんだよ?」

 

 

その言葉が引き金になったのか、たえの目から涙が溢れ出す。

 

 

「ううっ……うあっ……ああーー!!」

 

 

そしてたえは花音に抱き付き、花音の胸の中で暫く泣き続け、その様子を花音と少し離れた場所にいた千聖が見つめていたのだった。

 

 

 

 

☆☆

 

 

 

 

「おたえ……大丈夫かな?」

 

 

時間と場面は変わって、此方はつぐみを除いたAfterglowの面々。

 

 

生徒会の用事で遅れると言うつぐみからのLINEのメッセージを受けた後、学校を出て『CIRCLE』に向かう最中であった。

 

 

「何だか寂しいよな……」

「おたえちゃんとボサモン……あんなに仲良しでしたからなぁ……」

 

 

アフグロとパスパレ、Roseliaとモニカの面々もまりな経由でボサモンの一件を知った事もあって、複雑な心境を見せていた。

 

 

「『大切な存在が居なくなる事』って……こんなに心がぽっかり穴が空くほど、辛いんだね……」

「うん……」

「如何したんだ蘭?」

 

 

巴からの疑問の声に、蘭は複雑な様子をしていた。

 

 

(アタシはこれから先、モカ達を守れるのかな?)

 

 

蘭はふと最近の事を振り返る。

 

 

オーレモン、そしてこの前のライノカブテリモン……何れもが今の蘭とアグモンの力を上回る程の強さを持ち、2人はその力の前に、容赦無く一蹴されるばかりだった。

 

 

前者は香澄とグレイドモン、後者は沙綾とメガログラウモンの助けで退けられた物の、何時までも香澄達2代目テイマー組や一歩先を進んでいる沙綾ばかりに頼るのも良くないと思っているも、如何すれば分からず、もどかしさを感じていた。

 

 

「それよりももう直ぐ文化祭だよね! 今年の薫様の演劇、楽しみだなぁ~……!」

「そしてその後は、文化祭の出店の食べ物を堪能するひーちゃんなのであったとさ♪」

「もーっ! モカってばー!」

(((それは『フラグ』だよ(だぞ)、ひまり……。)))

 

 

モカとひまりの会話を聞いた蘭達3名の脳内には、文化祭が終わった後に自身の体重増加に悩まされるひまりの姿が浮かんでいた。

 

 

「ちょっと!? 何で誰も何も反論言ってくれないの!?」

「いや、だって……なぁ?」

「モカちゃん的には、ひーちゃんが幸せならそれで良いのだよ~。」

「それ絶対思ってない奴だよね!?」

 

 

蘭はそんな3人のやり取りに、呆れながらも笑っていた。

 

 

 

 

「では、私共が君達をボサモンの手向けにしてあげましょう」

 

 

 

 

突然の聞き覚えのある声に、Afterglowの面々の動きが止まる。

 

 

「! アグモン!」

『応!』

 

 

蘭は咄嗟に自身のディーアークからアグモンをリアライズして、警戒をする。

 

 

「相変わらず手厳しい方ですねぇ」

 

 

すると蘭達の目の前に、フェレスモンが現れる。

 

 

「フェレスモン……!」

「ハァ!」

「「「「「「ウワァ(キャア)!」」」」」」

 

 

そう言ってフェレスモンは、何やらブツブツと呪文の様な言葉を発して蘭達の方に手を翳すと、周り一面が暗い光に包まれ、次に彼女達が目を開けると、其処は地面に草が生い茂り、すぐ近くには川が流れている広地の様な所であった。

 

 

「此処は……」

「少し場所の方を変えさせて貰いました。 此処なら、目一杯力を出しても問題無いでしょう」

 

 

そう言って、フェレスモンは指を慣らす。

 

 

「「「ワアアアア(キャアアアア)!?」」」

 

 

突然の悲鳴に蘭とアグモンが振り返ると、そこには何やら顔を押さえて倒れているモカ達3人の姿があった。

 

 

「皆!」

 

 

2人が慌てて駆け付けると3人の顔にはそれぞれ、モカには泣き顔のデザイン、ひまりには喜び顔のデザイン、巴には怒り顔のデザインと、それぞれ異なるデザインの仮面が付けられていた。

 

 

「モカ! ひまり! 巴!」

 

 

蘭は必死に呼び掛けるも、3人共何の反応も示さない。

 

 

「オイ! 3人に何をしたんだ!?」

「文句に関しては、『彼』の方に言って下さい」

 

 

フェレスモンの言葉に応じる様に、その横から一回り大きな影が現れる。

 

 

「素晴らしい……力が漲ってくるぞ!」

「今まで喰らった者達の中でも、これ程の感情の強さを持つ者は初めてだ……!」

「だがまだ足りぬ。 もっと……もっと多くの感情を我等の下に!」

 

 

その正体は4本の腕と3つの顔を持ち、鋼の如き筋骨隆々とした肉体をした異形の存在だった。

 

 

「何者だ御前は!?」

「「「我の名はアシュラモン!そして今、その小娘共の感情は我等の糧となった!」」

 

 

アシュラモンは、力強い声で高らかに叫んだ。

 

 

「モカ……ひまり……巴……。 ……皆を……皆を元に戻して!」

「「「赤い切れ目の娘とそのパートナーデジモンよ! 取り戻したくば、我等に挑むのだ!」」」

 

 

蘭は怒りに震えながらディーアークを構え、アシュラモンは余裕の様子を見せる。

 

 

「アグモン!」

「応!」

 

 

 

 

 

 

――EVOLUTION

 

 

 

 

 

 

「アグモン進化!」

 

 

ディーアークから放たれた光を浴びたアグモンはそのまま巨大化し、頭部の甲殻や体も全身凶器の様に発達し、より攻撃的な恐竜へと姿を変えていく。

 

 

「ジオグレイモン!!」

「我等に怯えずに挑むその勇気は褒めてやるぞ」

「黙れ! お前は必ず倒してやるぞ!」

 

 

3人がやられた事により怒りに燃えるジオグレイモンは、アシュラモンに向かって飛び掛かる。

 

 

「フン……」

 

 

しかしアシュラモンはジオグレイモンの突進を、表情を変える事無く両手で止めてしまう。

 

 

「グッ……グウウウ……!」

「……だが、進化したからといって安易に勝てると考えるのは、『愚の骨張』なり!」

「グオッ……!」

 

 

アシュラモンはそのまま残った2本の腕で強力な拳の一撃をジオグレイモンに浴びせ、ジオグレイモンはそのままバランスを崩す。

 

 

「ジオグレイモン!」

「何だ? もうこの程度の攻撃で崩れるか?」

「まだだ……! 御前を倒して……必ず、モカ達を元に戻すんだ――!」

 

 

ジオグレイモンは自身の全力を、口内で貯めた超高熱火炎に注ぎ込む。

 

 

「そこまで言うなら、しっかり当ててみるがいい!」

 

 

アシュラモンは臆する事無く、腕組みを構えた儘の状態で立ち止まる。

 

 

 

 

 

 

「メガ……バーストーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

そしてジオグレイモンは、口から自身の全力を込めた超高熱火炎を吐き出し、放った一撃はそのままアシュラモンを飲み込んだ。

 

 

「へへへ……! 見たか、俺の全力を……! ……!?」

 

 

やがて爆炎が少しずつ治まっていき、完全に収まった瞬間、ジオグレイモンの表情は驚愕に染まった。

 

 

「今の一撃、先程に比べて悪くは無かった」

「だが、それとこれとは話は別」

「此処からは、我等の攻め時だ」

 

 

蘭とジオグレイモンの視線の先には、平然とした様子でゆっくり此方に歩いて来るアシュラモンの姿があった。

 

 

「ゴアッ……!」

 

 

突如ジオグレイモンの口から、苦悶の声が零れる。

 

 

視線を向けると、自身の腹部にアシュラモンの強烈な拳の一撃が刺さっていた。

 

 

「えいえい……おーー!!」

「ウワアアア!」

 

 

そして今度は顔面にアシュラモンの強烈な一撃が炸裂し、そのままジオグレイモンは吹っ飛ばれる。

 

 

「ジオグレイモン!」

「な……何とか……」

 

 

蘭は慌ててジオグレイモンの所に駆け寄って呼び掛け、ジオグレイモンも無事の意を示す。

 

 

「今のって……ひまり?」

 

 

アシュラモンの言動に、同じバンドメンバーでリーダー兼幼馴染みの面影を感じた蘭は戸惑いを覚えた様子で相手を見る。

 

 

「そうだよ~蘭君」

「今度はモカ……」

「今のアタシ達は……こんな風になったんだぜ!」

 

 

アシュラモンが3つの顔に付けられた仮面を外す。

 

 

「ヒッ……」

 

 

蘭の口から、小さく悲鳴が零れる。

 

 

 

 

仮面を外したアシュラモンの顔ーーーーそれはモカ達3人の物だった。

 

 

 

 

「ハッハッハ! これから蘭が困ってたら、アタシ達も一緒に戦うぜ!」

「や……止めろおおおおーー!!」

 

 

激昂したジオグレイモンが、アシュラモンに向かって突き進む。

 

 

「2人共~。 モカちゃんは悲しいよ~」

「じゃあ私達3人の強さ、じっくり味併せて納得させようよ!」

「行くぜ! これがアタシ達の……『阿修羅神拳』だ!!」

 

 

そして次の瞬間、アシュラモンは4本の腕から拳の連打を繰り出し、其れ等はジオグレイモンの体に容赦無く叩き込まれた。

 

 

「ウワアアアアアアーー!!」

「ハアアー……ソイヤッ!」

 

 

そして最後の一発を受けて吹っ飛ばされたジオグレイモンは、その儘アグモンの姿へ退化すると、蘭の所へ転がった。

 

 

「アグモン! しっかりしてアグモン!」

「すまねぇ……蘭」

「見たか! アタシ達の必殺技!」

「モカちゃん達の大勝利ですな。 ……それにしても、蘭の方は散々だね~」

「それ……どう言う意味?」

 

 

アシュラモンの指摘に、動揺を抑えながら蘭は返す。

 

 

「……何でもかんでも手当たり次第技を当てれば、勝てると思っているのか?」

「そーそー。 焦りは禁物だよ~」

「アタシは……焦って何か……」

「可哀想だね蘭。 折角私達を守る為の力を得たのに、それが突然通じなくなっちゃって……蘭って、とんだロマンチストだよね!」

「ねぇ~蘭。 如何して私達の事、ちゃんと守ってくれなかったの?」

「止めて……そんな目で……私を見ないで……!」

 

 

あれは偽物。

 

 

頭では理解している筈なのに、今のアシュラモンの言動や仕草は完全に蘭の知る巴達の物であり、まるで本人達から責められる様に思えて、それが蘭の精神面に抉る様な苦しみを与えていた。

 

 

「そうだ! 蘭とつぐも私達みたいにしちゃおうよ!」

「お~。 確かにそうすれば、蘭ももっと強くなれるし、一石二鳥だねぇ~」

 

 

アシュラモンの言葉に、蘭は背筋が凍った。

 

 

(何それ……あんなキモい姿の奴に、アタシの全てが取り込まれるの?)

 

 

蘭は今まで自分が17年の人生の中で培った物が喪失していくのを感じて、両腕で体を抱き締める。

 

 

「大丈夫だぞ蘭。 直ぐにつぐも私達の仲間にしてやるからな♪」

 

 

そう言ってアシュラモンは、右手に怒り顔のデザインが施された仮面を持って少しずつ迫って来る。

 

 

 

 

(アグモン……ゴメン)

 

 

 

 

蘭は目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

 

 

 

その時、突然横から伸びてきた腕がアシュラモンの右腕を掴み、動きを止める。

 

 

「ん?」

 

 

アシュラモンが伸びてきた腕の方向に視線を向ける。

 

 

 

 

「其処までだ」

 

 

 

 

其処には、威風堂々とした佇まいをし、金色の鬣を靡かせた獣人の姿があった。

 

 

そしてその獣人は、空いた方の拳をアシュラモンのがら空きのボディに叩き込む。

 

 

「っ!」

 

 

アシュラモンは、そのまま数メートル吹き飛ぶ。

 

 

そして金色の獣人は蘭とアグモンの方に視線を向け、ポツリと呟く。

 

 

「大丈夫か?」

「あ、ああ……」

「あ、有難う……。 アンタは一体……」

「? ……あ~、そっか。 この姿を見るのは、初めてだったな。 俺だ、コロナモンだ!」

「えっ、コロナモン? でもその姿……」

「この姿は完全体の時の奴で、『フレアモン』って言うんだよ」

「完全体……」

「フレアモーーン!」

 

 

背後から聞こえた声に蘭とアグモンが振り向くと、日菜を筆頭に紗夜とクレシェモン、そしてつぐみが此方へと向かって来た。

 

 

「つぐみ…それに日菜さん達も…」

「大丈夫、蘭ちゃん?」

「私は何とか……。 でも、つぐみ達は如何やってこの場所まで?」

「紗夜とルナモン……ううん、クレシェモンのおかげだよ」

 

 

つぐみは語り始める。

 

 

生徒会の仕事を終えたつぐみはバンド練習の為に『CiRCLE』へと向かったのであったが、着いた直後にまりなから『蘭達がまだ来ていない』と知らされ、同伴した紗夜と日菜達と共に蘭達を探し始め、途中で蘭達が最後にいた場所に立ち寄った際に、闇の力に敏感なルナモンが闇の力を感じ取り、その後は其れを頼りにこの場所まで来たのだった(尚、コロナモンとルナモンは戦闘音を聞いて、直ぐに完全体に進化し、今に至る)。

 

 

 

 

「そうだったんだ……」

「蘭さん。 青葉さん達は如何かされたんですか?」

「モカ達は……「あの3人の娘なら、我等が魂を貪ってやったわ!」……!」

 

 

蘭の言葉を遮って、吹き飛ばされたアシュラモンが立ち上がり、此方へとやって来た。

 

 

「あの3人……結構、味わい深かったぞ」

「他の人間達の魂の中で、一際美味だったわ」

「御前ら……! 良くも……うっ!」

 

 

アグモンが怒りに身を任せてアシュラモンに飛び掛かろうとするも、戦いのダメージの蓄積もあって、蹲ってしまう。

 

 

「此処は任せてくれ」

「クソッ……本当なら、俺がやらなくちゃいけないのに、情けねえ……!」

「アグモン……。 御前と蘭のその悔しさ、俺達が代わりに晴らしてやるぜ!」

「フハハ! 次は貴様の魂を頂こうか!」

「御姉ちゃん、クレシェモン。 アフグロの皆を御願い」

「分かったわ」

「いざ尋常に……勝負!」

「フレアモン!」

 

 

アシュラモンとフレアモンの拳が激突し、衝撃が辺り一面に走る。

 

 

「うおおおおっ!」

「ハアアアア!」

 

 

フレアモンとアシュラモンはラッシュの応酬を繰り広げ、互いに一歩も譲らない状況が続く。

 

 

「中々やるな! ならば、これはどうだ? 阿修羅王馬拳(あしゅらおうばけん)! ソイヤ!」

「クッ!」

 

 

アシュラモンの巴の感情から生んだ虹色の拳の一撃がフレアモンを捉え、殴り飛ばす。

 

 

「次はあの緑の服の娘の感情を喰らうが良い! 阿修羅爆進拳(あしゅらばくしんけん)! バクシーン!」

「グアッ……!」

 

 

更にアシュラモンは、モカの感情を込めた青緑の輝きの拳による追撃をフレアモンのボディに叩き込む。

 

 

「今度は我だ! 阿修羅不桃拳(あしゅらふとうけん)! えい・えい・おーー!」

「負けるか!清々之咆哮!」

 

 

今度はひまりの感情を込めた桃色の光の拳が振り下ろされそうになるも、フレアモンは咄嗟に口から火炎を放って相殺し、その勢いを利用して後退する。

 

 

「躱したか!」

「今、ひまりの雰囲気を感じたぞ……!」

「ハハハ! 今の技はあの3人の感情を取り込んで生み出した技!」

「言い換えれば、今の我等は、あの3人の人格が宿っているのと同じ!」

「っ! テメェ等……!」

「貴様の仲間の感情も、我等の更なる強さの糧にしてやる! 阿修羅王馬拳(あしゅらおうばけん)! ソイヤ!」

「クッ……紅蓮獣王波!」

 

 

両者の拳が激突し、その周りに衝撃が走る。

 

 

「キャア!」

「クッ!」

 

 

その衝撃を前につぐみは悲鳴を上げ、蘭は地面に蹲るアグモンを抱き抱えながらも踏ん張っていた。

 

 

「見た感じでは、ほぼ互角ね……」

「でも、このまま長引けばフレアモンが……」

「同じ完全体だけど、青葉さん達の感情を取り込んでいる事もあって、強化されていると言うのも一撃一撃から伝わって来るわ」

 

 

紗夜とクレシェモンは冷静に状況を分析しつつ、心配そうに呟く。

 

 

「……あの言動や様子、何だかモカちゃん達がデジモンになって戦っているみたい……」

「! ……つぐちゃん、今何て言ったの?」

「え? えっと……、モカちゃん達がデジモンになって戦ってるみたいって……」

「(! 若しかして……!) フレアモン! アタシが合図したら御願い!」

「分かった!」

 

 

つぐみの台詞から何かを閃いたか、日菜はフレアモンに向かって叫び、フレアモンの方も応じる。

 

 

「何をしようが無駄だ! 阿修羅爆進拳!」

 

 

アシュラモンのモカの感情を込めた必殺技が、フレアモンに降りかかろうとする。

 

 

 

 

「モカちゃん! 今度『山吹ベーカリー』で全パン100円セールが開催されるって!」

 

 

 

 

「っ!? 全パン100円セール!!??」

「ウオッ!?」

 

 

日菜の台詞に反応したアシュラモンの動きが急に鈍る。

 

 

「(今だ!) 紅蓮獣王波!」

 

 

そしてその隙を付いてフレアモンは、そのままアシュラモンのがら空きのボディに、獅子を象ったエネルギー波を込めた拳の一撃を叩き込み、アシュラモンを吹き飛ばす。

 

 

「ぐああっ! な、何だったんだ今のは……? 今度こそは……阿修羅王馬拳(あしゅらおうばけん)!」

 

 

先程の事に疑問を覚えながらも、アシュラモンは今度は巴の感情を込めた拳をフレアモンに向かって振り翳そうとする。

 

 

「巴ちゃん! 今度『三郎ラーメン』が新作ラーメンを販売するんだって!」

「っ!? 新作ラーメンだと!?!?!?」

 

 

再び日菜の台詞に反応したアシュラモンの動きが鈍る。

 

 

「紅蓮獣王波!」

 

 

その隙を付いたフレアモンは再び紅蓮獣王波を繰り出し、アシュラモンはそれを喰らうも何とか堪える。

 

 

「ぐっ……さっきから一体何なのだ……?」

「……そう言う事ね」

「紗夜さん?」

「青葉さん達の感情を取り込んだ今のアイツは、体はアシュラモンでも、性格は青葉さん達その物」

「うん。 だから一か八か3人の人格や性格に影響を与える様に叫んだけど、上手く言った見たいだね!」

「己~! 小賢しい真似を……!」

「フレアモン!」

「行くぜ! 紅・獅子之舞!」

 

 

フレアモンはアシュラモンの懐に入り込み、炎をまとわせた拳と蹴りによる高速連続の格闘乱舞を叩き込む。

 

 

「ハアアア……ウェリャアアー!」

「ぐわあああああ!!」

 

 

そして最後の炎を纏わせた拳の一撃を叩き込み、アシュラモンを打っ飛ばした。

 

 

「やった!」

「……いえ、まだよ」

「え?」

「う、うう……」

 

 

アシュラモンが立ち上がる。

 

 

「まさか、感情を取り込む事にこの様な弱点があったとは……! だが……我等はもっともっと人間の““顔”を! “気持ち”をォ! 無限に味わい尽くしてやるゥ!」

「……っ! 何処までも自分の欲望に拘りやがるのか」

「フレアモン」

「ああ」

 

 

フレアモンは日菜の隣に立ち、アシュラモンに対峙する。

 

 

両者の間に漂う緊迫した様子を、紗夜達が息を呑んで見守る。

 

 

 

 

暫くして、一迅の風が吹く。

 

 

 

 

「喰らえ……! 我等の切り札にして最強の技、阿修羅神拳!!」

 

 

そしてアシュラモンは駆け出すと同時に、4本の腕からパンチラッシュを繰り出す。

 

 

「俺もこの一撃に全て込めるぜ……!」

 

 

フレアモンは自身の拳に獅子の闘気と火炎を集中させ、獅子を象ったエネルギー波を生成する。

 

 

「ウオオオオオオ!!!」

「獅子炎光走!」

「グオオッ……!」

 

 

そして駆け出したフレアモンは眩い輝きの火の玉となり、その儘アシュラモンの体を貫いた。

 

 

その直後、眩い輝きの火の玉が解除されると同時にフレアモンはコロナモンの姿に戻るも、臆する事無くアシュラモンの方に向き直る。

 

 

 

 

「……見事なり」

 

 

 

 

アシュラモンはそう呟くと同時に、胴体に空いた風穴から中心にデータの粒子となり、静かに消滅していくのだった。

 

 

 

 

☆☆

 

 

 

 

「んんっ……。 何だか気絶してたのに、変に疲れを感じる~……」

「モカちゃんも何だか、『爆進』しっぱなしの気持ちだよ~……」

「アタシ何て、競走馬になってレースする夢を見てたよ……」

 

 

アシュラモンが倒された事で、仮面が外れて元に戻ったモカ達3人が、思い思いの事を語りながら帰路を歩いていた。

 

 

「まりなさんに迷惑掛けちゃったから、今度何かお詫びしないといけないね」

「……うん」

 

 

その後ろから蘭とつぐみ、紗夜とルナモンに日菜とコロナモンが歩いて来る。

 

 

(……また、何も出来なかった……)

 

 

蘭は自身のディーアークを強く握り締める。

 

 

特に今回は守る筈のモカ達を危険に曝して仕舞った上に、結局日菜達に任せる事になった事もあって、その表情は一層暗かった。

 

 

「紗夜……」

「……今はそっとした方が良いわ」

「蘭ちゃん……」

 

 

ルナモンは蘭に対して何か言おうとするも紗夜が静止し、つぐみは不安気な表情で、蘭を見ている。

 

 

それぞれの想いを抱きながら、一行は帰路を進んで行った。

 

 

 

 

☆☆

 

 

 

 

~~♪、~~!

 

 

音楽が終わり、暫く静寂に包まれる。

 

 

(凄い……!)

 

 

その音楽を演奏したメンバーの1人であるたえは、純粋な気持ちで評していた。

 

 

蘭達がアシュラモンと対峙していたのと同じ頃、たえはレイヤに誘われ、彼女の参加しているバンドの活動拠点であるタワマンの最上階の部屋に来ていた。

 

 

「あなたがタエ・ハナゾノね?」

「……はい」

 

 

目の前のヘッドホンの少女----この部屋の主であり、レイヤの所属するバンドのプロデューサーの珠手ちゆ(チュチュ)の問いに、たえは静かに答える。

 

 

「私はがプロデューサーのチュチュよ。そっちがパレオ。 あっちがマスキング。 そして……」

「マネージャーのアンジェロだよ。 宜しくね」

 

 

チュチュが答えるより先に、隣にいたパレオと同じ位の体格の金髪の少年が名乗りを入れる。

 

 

「早速だけど、これを聴いて」

 

 

そう言ってチュチュはたえに、デモCDを渡す。

 

 

「これは……?」

「今から1時間だけあげるから、それを聴いてその曲を覚えて。 誰でもいいわけじゃないの。 私の聴きたい音を出せなきゃ帰って貰うわ! Ready?」

 

 

たえは少し長考した末に、そのデモCDを手にする。

 

 

(ボサモン……私に力を貸して……!)

 

 

そして1時間後、曲を覚えたたえはレイヤ達4人と共に曲の演奏を行い、それを終えて今に至る。

 

 

「はなちゃん、お水」

「有難う……」

「お前……まぁまぁだな」

「マッスーさんが褒めるってすごいですー!」

「パレオ……お前はアタシを何だと思ってんだ……」

 

 

そんなやり取りを余所に、たえの心の中に浮かんだのは、ボサモンの事であった。

 

 

(もしボサモンが生きていたら、この音楽を聴いてどんな様子を浮かべるかな……?)

 

 

その時、今まで黙っていたチュチュが口を開く。

 

 

「But! まだまだよ。 パレオ」

「アテンションプリーズ!」

 

 

チュチュの命令を受けたパレオが右手に所持したリモコンを操作すると、スクリーンが下がり、其処に『RAISE_A_SUILEN』と書かれた巨大なロゴが映し出された。

 

 

「We are RAISE A SUILEN! 略して”RAS”よ!」

「すいれん? 花の?」

「『ジャパニーズ簾カーテン』って言った方が、分かるかしら?」

「あぁ、御簾のこと?」

「Yes! この名前が表す意味は『御簾を上げろ!』」

「ですっ!」

 

 

たえの解答にチュチュは満足気に答え、パレオも同調の意を示す。

 

 

ピッ

 

 

しかし、その際にパレオがリモコンの操作ミスをした所為で、スクリーンのロゴが消えてしまう。

 

 

「No! パレオー!」

「はいご主人様!」

 

 

チュチュの叫びを聞いたパレオが慌ててリモコン操作を行った事で、再びスクリーンに先程の巨大なロゴが映し出される。

 

 

チュチュは咳払いをして、再度口を開く。

 

 

「改めて宣言するわ。 RAISE A SUILEN!この名前を掲げることが表舞台に立ち続けるって意思の表明になる! 私の最強の音楽でガールズバンド時代を終わらせる! New Worldが始まるのよ!」

 

 

チュチュの声高らかに宣言するその姿に、たえは自身の目に深く刻み込まれる感じを覚えていた。

 

 

 

 

☆☆

 

 

 

 

「『New Worldが始まる』……かぁ」

 

 

帰路を歩くたえの口から小さな呟きが零れる。

 

 

 

 

「気持ちは大分落ち着いたかな?」

 

 

 

 

背後からの声にたえが振り向くと、其処にはマネージャーのアンジェロが存在しており、彼の周りには白い羽根が舞っていた。

 

 

「アンジェロ……。 如何言う……「ボサモン」!」

 

 

たえの動きが止まる。

 

 

「実は僕達RASもデジモンの存在は把握していてね。 君の友達の事もレイヤから聞いているよ」

「そうだったんだ……」

「誤解しない様に言うと、僕達はデジモンの存在は把握している反面、パートナーデジモンがいないんだ。 だからレイヤの事を責めないでくれ」

「如何して私にそれを教えに来たの?」

 

 

たえの問い掛けに、アンジェロは答える。

 

 

 

 

「花園たえ。 君は本当は……悔しかったんじゃないのかい?」

 

 

 

 

アンジェロの指摘を受け、たえの背筋に緊張が走る。

 

 

「若しも私に戸山香澄や市ヶ谷有咲、山吹沙綾の様な力があったら、3人が困っている時に力になれるかもしれない。 ……そして何より、『ボサモンの事を助ける事が出来たのでは無いか』とね」

 

 

たえは黙って目を逸らす。

 

 

「図星の様だね。 たえ、君は実に正直で良い。 自身の無力を嘆くのは罪では無いさ」

「……はっきり言ってよ。 何が言いたいの?」

 

 

たえの若干の苛立ちの籠もった問い掛けに、アンジェロは口を開く。

 

 

 

 

 

 

「君は若しもその願いを叶える方法が存在するとしたら、如何する?」

 

 

 

 

 

 

アンジェロの言葉にたえが聞き返そうとした時、突然たえのスマホから着信音が鳴り出す。

 

 

「……如何やら時間みたいだね」

 

 

そう言ってアンジェロは踵を返して立ち去ろうとする。

 

 

「最後に1つ言っておくよ。 『逃げたら一つ手に入り、進めば二つ手に入る』。 焦らずに、自身の信じる答えを見付けられる事を期待しているよ」

 

 

そう言って去って行くアンジェロの姿を、たえはただ呆然とした様子で見ているだけだった。

 

 

 

 

(さて。 色々助言や策も講じたとは言え、正直これは『賭け』だね。 果たして『勝利の女神』は何方に微笑むのやら、焦らずに行くしか無いか)

 

 

 

 

アンジェロは人気の無い所まで来ると、『本来の姿』へと姿を変え、内心自嘲しつつも次の一手を考えながら、帰路に向かって夜道を飛び立って行ったのだった。




此処まで読んでくれて、有難う御座います。
さて少しネタバレしますと、アンジェロ君のイメージCVはこの方です。


アンジェロ/?????? イメージCV:市ノ瀬加那さん


作中で彼が去り際におたえに言った助言(?)の台詞は、イメージCVの人が演じたとあるキャラの台詞をオマージュした物です。


それでは最後は何時も通りのデジモン解説です。




アシュラモン

世代:完全体
タイプ:魔人型
属性:ワクチン

4本の腕と3つの顔を持つ伝説のデジモンで、古代インド文明の文献を解析している最中に、突如コンピュータ内に降臨した。
アシュラモンには3つの顔があり、1つは怒りの顔、1つは慈悲の顔、そして最後の1つは祝福の顔となっている。
見た目の姿とは裏腹に正義を重んじ、不正を見ると徹底的にそれを攻撃して許さないという、まさに光明神の化身と言えるような性格である。
必殺技『阿修羅神拳(あしゅらしんけん)』は4本の腕から繰り出されるパンチラッシュで、敵そのものを消滅させてしまうほどの攻撃力を持っており、もちろんそれはアシュラモン怒りの顔の時に使われる、最後のそして最強の技である。


余談

今作のアシュラモンのキャラは、『フロンティア版』&『ゴーストゲーム版』のキャラを混ぜた感じを意識しています。


オリジナル技解説

・阿修羅王馬拳(あしゅらおうばけん)

怒りの顔の時に使われる技。
巴の感情から生んだ虹色のオーラを込めた拳の一撃を浴びせる。


・阿修羅爆進拳(あしゅらばくしんけん)

祝福の顔の時に使われる技。
モカの感情から生んだ青緑の輝きの拳による一撃を浴びせる。


・阿修羅不桃拳(あしゅらふとうけん)

慈悲の顔の時に使われる技。
ひまりの感情から生んだ桃色の光の拳による一撃を浴びせる。
因みに名前の『不桃』とは、ひまりの二つ名の『不発の大号令』+イメージカラーの『桃色(ピンク)』を混ぜた言葉である。


・獅子炎光走

フレアモンが使用。
自身の拳に獅子の闘気と火炎を集中させ、獅子を象ったエネルギー波を生成し、その儘駆け出しながら眩い輝きの火の玉となり、相手を貫く技。
但しかなりエネルギー消費が激しい為、余程の事が無い限りは滅多に使われ無い。
コンセプトは、『コロナモンの究極体の必殺技の完全体version』。
技のモチーフは、『聖獣戦隊ギンガマン』のギンガの戦光。


因みに、モカと巴の技にもモチーフにがあります(最も気付いている人がいるか如何かは分かりませんが)。
それでは此れにて、失礼致します。

皆様がMyGO!!!!!&Ave_Mujicaのメンバーの中で好きなのは、どのキャラですか?

  • 高松燈
  • 千早愛音
  • 要楽奈
  • 長崎そよ
  • 椎名立希
  • 三角初華/ドロリス
  • 若葉睦/モーティス
  • 八幡海鈴/ティモリス
  • 祐天寺にゃむ/アモーリス
  • 豊川祥子/オブリビオニス
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