雲仙・長崎 殺意の旅   作:新庄雄太郎

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そして、神奈川県警の刑事が到着した。


第2章 横浜で殺人

「何、後藤は同窓会ツアーで長崎へ行っていた。」

 

「はい、長崎の高校の同窓会ツアーで雲仙温泉で1泊していた事が分かったんです。」

 

「なるほど、すると後藤は露天風呂には行った後に亡くなったのか。」

 

「ええ、死因は溺死と見て間違いないみたいですね。」

 

そこへ、小海がやって来た。

 

「高杉班長、後藤の死因は体内から睡眠薬が検出されました。」

 

「睡眠薬か。」

 

「ええ、どうやら毒殺による溺死と見ていいですね。」

 

「ああ。」

 

「後藤は、5年前に金融業を経営し、トラブルはないだそうです。」

 

「うーむ、問題は犯人は資金売りによる犯行ではないかと考えられるんだが。」

 

「それも考えられますね。」

 

そこへ、神奈川県警の吉井警部補と大下刑事がやって来た。

 

「おい、南はいるか。」

 

「ありゃー、大下刑事、何か事件ですか?。」

 

「実は横浜港署管内で、マンションで女性の死体が発見されたんです。」

 

「何ですって。」

 

「それで、被害者の身元は。」

 

「ええ、被害者は横浜市在住の清川 政美さん、27歳。」

 

「死因は、ナイフによる出血死です。」

 

「ほう、ナイフはどれぐらいですか。」

 

と、高山は言う。

 

「恐らく凶器はバタフライナイフと見て間違いないね。」

 

「それで、特捜班は何をすればいいんですか。」

 

「ええ、実はですね、目撃者の話だと野球帽と紺のトレーナーを着た20代から32歳ぐらいの男がマンションから走り去るところを目撃されています。」

 

「わかりました、公安特捜班はこの男をマークし、事情を聴いてみます。」

 

「じゃあ、特捜班はその男をマークします。」

 

「それでは、よろしくお願いします。」

 

特捜班は、横浜の殺人犯と思われる男を追跡することにした。

 

「この男か。」

 

「へぇ、男が清川を殺したの?。」

 

と、桜井は言った。

 

「ああ、詳しいことはわからないが、その男に聞かないとな。」

 

「とにかく、その男に事情聴取だ。」

 

「はい。」

 

「行くわよ、高山。」

 

「待ってよ桜井。」

 

鶴岡は、高山と桜井と一緒に20代から32歳ぐらいの男を追うことにした。

 

「大丈夫かな、桜井。」

 

「かなり、熱くなっているな。」

 

「ああ。」

 

「でも、問題は誰と後藤に資金売りしたんでしょうか。」

 

「うーむ。」

 

特捜班は、4人の関係者と思われる実物をボードに書いた。

 

松岡 進 (42歳)

 

中西 恵美 (24歳)

 

川井 淳朗  (35歳)

 

湯尾 美咲  (26歳)

 

「なるほど、この4人か。」

 

「ええ、その4人の内の中に犯人がいると考えられます。」

 

「ほう。」

 

「とにかく、その4人に聞いた方がいいかもな。」

 

と、高杉は言った。




昨日、横浜で女性がナイフで殺害される事件が起きた。

事件当日に長崎へ行っていたのだろうか?
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