黄泉がえりの権利を掛けて、異世界の決闘者−終わった遊戯王GXへ   作:SOD

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もうすぐ連休が終わってしまいますねえ……デュエルも一度もしないまま延々デッキだけ作り続ける連休だった……


今日まで読んでくださった方とお気に入り登録してくださった方。ありがとうございます


ガチ勢の褒めるハードルはブサイクの底辺層と同じくらい高いから初心者は頑張れ

デュエルアカデミアの試験会場では、試験官をワンキルした名もしれぬ受験生の話題でいっぱいだった。

 

「あの受験番号10番、デュエルアカデミア伝説のOB遊城十代と同じネオス持ってるなんて、何者なんだ?」

 

「しかもネオスだけじゃない。融合ネオスまで」

 

 

片や、主人公遊城十代と同じエースカード『E・HERO ネオス』を所持しているという話題。

 

 

「ただ持ってるだけじゃ無い。試験官をワンキルしたんだぞ」

 

「ああ!最後のネオスだけでライフ全部を削ったのは格好良かったよなぁ!!」

 

片や、デュエルアカデミアの試験官をワンキルしたという話題。

 

 

そして…

 

「あの受験番号10番の子、ちょっとアブナイ感じがして良かったな〜」

 

「そ、そうでしょうか……あの方、なんだか怖い感じがしました……」

 

「もーお嬢様はおこちゃまなんだから〜。

 

ねえ、あの子良かったよねえ?レイ」

 

 

 

三人組のオベリスクブルーの女子達は、鳴海翔護の容姿、男として有りか無しかという話題だった。

 

そんな中、先頭を歩いていた頭一つ背の低い少女に声を掛けた。

 

 

レイ「……え?ゴメン。聞いてなかった。なに?」

 

 

「だから〜さっきの受験番号10番の子!レイはどう?有りだよね?!」

 

「レイさんもあの方は怖かったですよね!?」

 

 

レイ「ああ…さっきの人か。ボクはそれより、ネオスが気になったかな」

 

 

「ネオスって、レイが好きだって言ってた遊城十代先輩の?」

 

「あの方も、怖い感じの先輩でしたね…」

 

 

レイ「ネオスのカード…一体どこで手に入れたんだろう……」

 

 

少女達がそれぞれの感想を口にしていた時……

 

 

 

 

「遊城十代のエースと同じネオスをもう一度見れるかもしれないぞ!」

 

 

 

 

 

そんな話が聞こえて来たレイは……

 

 

レイ「今のは…ゴメンふたりとも!!ボクちょっと行ってくるよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面は戻って、翔護と閻魔とのデュエルへ。

 

「「デュエル!!!」」

 

 

「それじゃあ、まずはワタシから行きますよー。

ワタシはーえーっと、モンスターセット。カード伏せてターン終了です」

 

 

翔護「…………………………。」

 

 

「うん?どうしました翔護さん?」

 

 

翔護「なあ、一ついいか?」

 

 

「はい。なんでしょうか?翔護さん」

 

 

翔護「舐めてんのかテメエ?」

 

 

「はい??」

 

 

至って真面目に、心底分からないという表情を返してくる閻魔。

 

 

翔護「はあ……いや、何でもない。ただ、もしこのデュエルで俺が勝ったら、一つ頼んでいいか?」

 

 

「え!?何ですか愛の告白ですか?んも〜う翔護さんたら、いくら私が美少女だからって、いきなりこんなところで~」

 

翔護「ごめん頼みたいこと一つ追加していいか?」

 

「そ、それはつまり、告白だけでなく、人生を寄り添って欲しいと!?」

 

 

翔護「もし俺が勝ったら、お前をぶちのめして、その後ぶっ殺していいか?」

 

「も、も~う翔護さんたら、照れ屋なんですからーあはははは…」

 

 

翔護「俺のターン。手札から魔法カード『融合派兵』を発動。

俺のEXデッキから『E・HERO マグマ・ネオス』を公開して、メインデッキから『E・HERO ネオス』を特殊召喚する。

 

そして、装備魔法『ネオス・フォース』を発動。」

 

 

E・HEROネオス ATK2500→3300

 

 

翔護「さらに、アナザー・ネオスを召喚する。」

 

E・HERO アナザー・ネオス ATK1900

 

 

「おおー!!!さっき出てきたネオス達だ!!」

 

 

「本当にいたんだ!ネオス」

 

 

「しかも、攻撃力がブルーアイズより高くなってるぞ!!」

 

 

 

翔護「さあ、死ぬ準備は良いか?」

 

 

「アハハハーいけませんよ翔護さん〜。翔護さんの歳でそんな目をしていては。

無感動に人を殺すプロの目をしていますよ〜?」

 

 

翔護「バトルだ。ネオスでセットモンスターに…!」

 

 

「うわわわわわわーーー!!!?怖い怖い怖い!!!

バトルフェイズ開始時に『威嚇する咆哮』を発動します!!」

 

 

翔護「ちっ!」

 

「あわわわわ…!!これはマジでご機嫌取らないと殺されますよ!?満足させなければ!!!」

 

翔護「カードを一枚伏せて『ネオス・フォース』をデッキに戻して、ターンエンド。」

 

「わ、ワタシのターンです。ドロー!

セットしてあった『黒き森のウィッチ』をリリースして、『デーモンの召喚』を召喚します!」

 

 

デーモンの召喚 ATK2500

 

 

翔護「デーモンの召喚だと……?」

 

何でそんな往年のモンスターが採用されているのか?

デッキのカードなんて基本的には構築者の好みの問題なので、特に文句は無いが……

 

 

「おおー!!アレは伝説のデュエリスト武藤遊戯の使用したモンスター!デーモンの召喚!!」

 

「マジかよ!?ネオスと言い、すげえレアカード同士の戦いだ!!!」

 

「あの女の子何者だ!?」

 

 

どうやらこの世界ではデーモンの召喚も注目度の高いカードらしい。

 

そろそろ真面目にこの世界のカードプールが不安になってきた。

もしさっきの試験官が、この世界の基準で強力な力を持っていることになるんだとしたら、ある意味ここは地獄より地獄だ………。

 

 

「さらに『黒き森のウィッチ』の効果で、デッキから『デーモンの将星』を手札に加えます。

 

翔護さんが装備魔法使うならこっちも行きますよ!装備魔法『デーモンの杖』を発動!」

 

 

翔護「デーモンの杖…なんだっけあの装備魔法」

 

 

「おやおや知らないんですか〜翔護さん〜?

 

じゃあ指くわえて見ててもろて〜!!デーモンの杖の効果発動!

 

装備モンスターの攻撃力の半分の数値分、相手モンスター全ての攻撃力を下げる!」

 

 

翔護「なんだと!?」

 

 

E・HEROネオス ATK1250

 

E・HEROアナザー・ネオス ATK950

 

「さあ行きますよー!バトルフェイズ。

 

デーモンの召喚でネオスに攻撃!魔光雷!!」

 

 

デーモンの召喚 ATK2500 E・HEROネオス ATK1250

 

 

翔護「ぐっ!」

 

 

翔護 LP2750

 

 

「ふふ〜ん!どうですか翔護さん。ちょっとはその戦闘狂な欲望は満足しましたか?………ほんと、少しその昂った純情な感情を鎮めて下さい。」

 

 

翔護「……………」

 

 

「………あ、あの。翔護さん………?」

 

 

翔護「フハハ…!!」

 

 

「え?あれ??あれれ??翔護さん?」

 

 

翔護「良いじゃねえか……ちょっとは面白くなって来たぞ?」

 

 

「え?あー…ありがとうございます。

 

あのー翔護さん??なんか目がギラギラしてませんか?あと心なしか、右目の眼球が少し飛び出してきてるような……」

 

翔護「他のことなんか気にせず、デュエルに集中しろよ。安心しな、俺の右目はとっくの昔に義眼だ。

 

さあ…臆せずもっと攻めてこい」

 

 

「もっと攻めてこいと言われましても……もう攻撃出来るモンスターもいないので、ワタシはカードを一枚伏せてターンエンドですよ」

 

翔護「そうか、そりゃ残念だ。

 

じゃあ今度は俺のターンだな。ドロー。

 

魔法カード『O-オーバーソウル』を使用。墓地のネオスを蘇生。」

 

「それはさせませんよ!罠カード『奈落の落とし穴』を発動!

ネオスを破壊して除外します!」

 

カードイラストに描かれた、長年被害者と思われてきた加害者が、蘇生されたネオスを再び地上から引きずり下ろした。

 

翔護「チェーンは無い。これで自由に動けるな……フフフッ!」

 

「やっべえ……怖いよぉ…この人ドンドンドンドンHERO使いのイメージから遠ざかっていく一方なんですけどぉ!

何でこの人を転生者に選んだんですか閻魔大王様ー!!!!?」

 

翔護「お前の勝手なイメージを俺に押し付けるな!

 

魔法カード『ネオス・フュージョン』を発動!!

デッキからネオスとE・HEROシャドー・ミストを融合!!

 

小さき者よ、光の英雄と一つとなりて、その勇気をここに!!

 

融合召喚!レベル7『ブレイヴ・ネオス』我らはここにあり!」

 

 

 

ブレイヴ・ネオス ATK2700

 

 

「うげぇ!??出ましたねインチキ融合カード!!!」

 

 

翔護「シャドー・ミストの効果発動。デッキからHEROモンスターを手札に加えることが出来る。

 

俺が加えるのは、『E・HEROオネスティ・ネオス』だ。」

 

「もう世界観もへったくれもあったもんじゃねー!!!」

 

翔護「バトルだ!ブレイヴ・ネオスでデーモンの召喚に攻撃!」

 

ブレイヴ・ネオスATK2700 デーモンの召喚ATK2500

 

「ぷぎゃあ!?」

 

 

閻魔 LP3800

 

翔護「ブレイヴ・ネオスが相手モンスターを破壊したことで、『E・HEROネオス』の名が記された魔法・罠カード『NEXT』を手札に加える。

 

さあトドメだ!アナザー・ネオスで攻撃!」

 

E・HEROアナザー・ネオスATK1900

 

「ここで負けてはまだ盛り上がりに欠けますねえ!攻撃宣言時『バトル・フェーダー』の効果発動!攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させます!」

 

 

翔護「フッフッフッ…いいぜぇ。いい子だァ…もっと俺を楽しませろよ。ターンエンドだ」

 

 

 

翔護LP2750

手札『NEXT』『E・HEROオネスティ・ネオス』+一枚

 

ブレイヴ・ネオスATK2700 アナザー・ネオスATK1900

伏せカード一枚

 

閻魔 LP3800

手札『デーモンの将星』+一枚

 

場 バトル・フェーダーDEF0

 

 

 

「これはかなり厳しい状況ですねぇ……これはもう、ワタシも世界観とか言ってる場合じゃありません。

見せてあげましょう!ワタシの『デーモンの』デッキの本気を!!」

 

 




次回の更新はお気に入り登録が10にんくらいになったらあるかも知れません。

今日まで本当にありがとうございました。良い連休でした。

幸運の女神に嫌われた男が遊戯王GXに転生する
もよろしくお願いします


追記

そろそろネタが固まってきたので、次話を書き始めようと思います。ところでTS娘は好きですか?
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