無限の成層圏と煉獄騎士   作:ZZZ777

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はい、ダークネスドラゴンWに来てから2話目だというのに物騒なタイトルですねぇ...
なるべく早く原作に行けるように早足に感じる所もあるかもしれませんが、ご了承ください。


それと、バディファイト側の時系列はバッツと神の間です。
説明が足りず、申し訳ありませんでした。
指摘してくださった方、ありがとうございます。


今回もいつも通りですが、お楽しみください!


プロローグ17 事件発生

一夏side

 

 

今日も今日とて、俺は訓練に励む。

IS学園に入学するまでしか、バディワールドでの訓練は出来ないだろうし、今のうちに出来るだけやっとかないとな。

 

 

「ふう、ゴール」

 

 

俺は走り込みを終え、煉獄騎士団本部に帰ってきた。

煉獄騎士の鎧を着ながらの走り込みにも、もう慣れたなぁ。

 

 

《一夏、また速くなったんじゃねえか》

 

 

「そうかな?でもそう見えるならそうなんだろうな」

 

 

俺が本部に帰ってくると、クロスボウが話し掛けてきた。

確かに、ここ最近で本部を出てから戻ってくるまでの時間が短くなったように感じる。

 

 

《全く、モンスターと同じくらいの体力になってきたな》

 

 

「そうか?煉獄騎士団の中では、まだまだ...と言うか、一番下だろ?」

 

 

《いや、確かにそうかもしれないが、ヒーローWのヒロイン達よりかはあるだろ》

 

 

「そりゃあ、女の子よりかは男の方が体力あるだろ」

 

 

《いや、アイツらもモンスターだからな?》

 

 

俺とクロスボウはそんな会話を繰り広げる。

でもやっぱり自分ではそこまですごくないように感じる。

まぁ、訓練をしていくだけだけどな!

 

 

「取り敢えず、次は筋トレかな」

 

 

俺はそう呟きながら、いったん自分用の部屋に戻る。

走り込みで服がぐちょぐちょになったため、着替えることにしたのだ。

...俺の服は煉獄騎士団から支給されたものだが、いったいどうやって準備したんだろう?

 

 

俺は汗を拭き、着替え終わると部屋を出ようとする。

その際、部屋の隅に置いてある箱が目に入る。

その箱の中には、ラウラ達からもらったシュヴァルツェ・ハーゼの制服が入っている。

 

 

「...懐かしいな」

 

 

俺はそれを見たことで懐かしい気持ちになる。

因みに、制服はラウラが言っていたように大きかったのだが...デカすぎた。

一年前はもちろん、身長が伸び、体つきもしっかりしてきた今でも大きいと感じるのだ。

どれだけ俺が成長すると思われているんだろうか。

 

 

それより、今は訓練だ。

俺はそう思い返し、部屋から訓練場に向かう。

でも、またクラリッサさんに、会いたいな...

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

「ふぃ~。疲れたな」

 

 

俺は今日の訓練メニューを終わらせ、少し休憩していた。

俺よりも重いものを使って訓練していたブラッドアックスも、疲労は感じていそうだが、俺ほどでもなさそうだ。

 

 

「あ、飯の当番...早くしなきゃ」

 

 

此処で俺は飯の準備を思い出した。

飯を作るために俺は調理場に向かう。

調理場の鍋とかもドラゴンサイズのため、最初こそ使うのに戸惑ったが、今ではもう慣れてしまった。

俺はこの鍋...デンジャーWでもらった、『加圧式美食調理鍋(これひとつでなんでもつくれるばんのうなべ) アツリョーク』に材料を入れていく。

今日のメニューは、同じくデンジャーWで教えてもらった『戦略兵器 でんじゃらす野菜カレー』だ。

何が戦略兵器なのかは、俺にはよく分からない。

でも、なんだかわからんがとにかく美味い。それがデンジャーWのカレーらしいのだ。

 

 

そうこうしてるうちに、俺はでんじゃらす野菜カレーを作り終えた。

俺は各ドラゴンの部屋がある方向に向かって、大声を出す。

 

 

「おお~い!!飯できたぞ~!!」

 

 

連絡手段が大声か、各ドラゴンに直接言いに行くしかないのが、煉獄騎士団本部の欠点だ。

一年以上同じところで生活してるから、これにも慣れたけどな...

 

 

そうしてるうちに、ゾロゾロと食事場にドラゴンが集まってくる。

俺は全員そろったのを確認すると、皿(ドラゴンサイズ)にカレーを盛り、それぞれの前に置く。

全員に配り終えると、俺も自分の分をよそい、席に座る。

 

 

「じゃあ、食べようか。いただきます」

 

 

《ああ、我々も食べさせてもらおう》

 

 

俺と煉獄騎士団全員はカレーを食べ始める。

食事中は、特に話をしない。

まぁ、これはこれでいいんじゃないだろうか。

そんなこんなで、俺達全員が寛ぎながら飯を食べていると、

 

 

どかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!

 

 

と、ものすごい音が聞こえてきた。

一瞬混乱するも、すぐに落ち着き、俺が取るべき行動を考える。

...普段だったら、待機、もしくは周辺を見回しながらの警備をする。

しかし、今回のこれは、もっと重要なものの様な気がする。

だから...

 

 

「ディミオス!ネグロバルス様のところに行こう!!」

 

 

《ほう、何故だ?》

 

 

「なにか、重大な事が起こったような気がする」

 

 

《分かった。ガイラムランス、此処は任せた》

 

 

《了解しました》

 

 

そのやり取りの後、俺は煉獄騎士になると、ディミオスと共にネクロバルス様のところに向かった。

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

俺とディミオスは空を飛びながら、ネグロバルス様のところに向かう。

俺が飛ぶ方法は、ディミオスからもらった『バディスキル インフェルノサークル』だ。

このバディスキルは両足に燃えているような円盤が出現し、自由に空を飛べるというものだ。

ぶっちゃけると、タスクさんとジャックさんのバディスキルの色違いだ。

最初こそ、空を飛ぶのに慣れていなかったため自由に飛べなかったが、今ではこうやってディミオスと並んで飛べるくらいには上達した。

 

 

そんなこんなで、俺とディミオスはネグロバルス様のところに着いた。

 

 

「ディザスターフォース、解除」

 

 

俺はディザスターフォースを解除し、ネグロバルス様の宮殿にディミオスと共に入る。

宮殿の中では、普段ネグロバルス様のもとで働くモンスターたちが右往左往しており、やはり何か重大な問題でも起こった様だ。

俺達はモンスターの一体に事情を説明し、ネグロバルス様がおられる部屋に向かうことにした。

 

 

部屋に向かう途中、俺とディミオスは会話をする。

 

 

「やっぱり、何か重大な事の様だな」

 

 

《その様だな。全く、お前の勘には恐れ入った》

 

 

「本気でそう思ってないだろ?」

 

 

《いや、多少は思っている》

 

 

「多少かい」

 

 

そんな事をディミオスと言い合っていると、ネグロバルス様の部屋の前に着いた。

俺はその人間からすると、馬鹿みたいにデカいドアをノックする。

 

 

「ネグロバルス様、織斑一夏とディミオスソード・ドラゴンです。入ってもよろしいでしょうか」

 

 

《いいぞ、入って来い》

 

 

ネグロバルス様から入室の許可をいただいたので、ディミオスと共に入る。

 

 

《「失礼します」》

 

 

俺とディミオスが部屋に入ってまず気が付いたのは、ネグロバルス様は他の角王の方々と連絡を取り合っていたという事だ。

 

 

「ああ、皆様方と連絡を取り合っていたんですね。急に入ってきてしまって申し訳ありません」

 

 

《いや、問題ないぞ一夏よ。むしろ我が輩たちはお前を呼ぶつもりでいた》

 

 

ドーン伯爵が通信水晶越しにそうおっしゃる。

でも、まだ何も説明を受けていないこの状況では、何故俺なのかが分からなかった。

 

 

「えっと、どういう事でしょうか?」

 

 

《確かに、先ずは起こったことの説明からだね》

 

 

ミセリア様はそうおっしゃると、起こったことの説明をして下さる。

なんと、ダークネスドラゴンWのモンスター一体が無断に人間界に出て行ってしまったらしいのだ。

だが、この説明を受け俺は疑問が出てきた。

人間界に出て行ったモンスターは、人間界のバディポリスの管轄だ。

わざわざ角王の方々は話さないといけない事では無いのだ。

 

 

「それだけでしたら、バディポリスの仕事なのではないのでしょうか?なぜ、角王であられる皆様方が...」

 

 

そんな俺の疑問に反応されたのは、アスモダイ様だった。

 

 

《それだけだったらな。それだけじゃないから、こんなことになってんだよ」

 

 

「それもそうですね。それでは、一体、どんなことが起こったと?」

 

 

《出て行ったモンスターが向かった世界なんだが...》

 

 

ここでアスモダイ様は言葉を区切る。

まるで、伝えにくそうな様子をしておられたが、すぐに覚悟を決めた様な顔になられた。

 

 

《一夏、お前の世界なんだ》

 

 

「えっ...」

 

 

今、俺の世界って言ったか?

...まずい。

俺の世界にはISがある。

でも、俺はダークネスドラゴンWのチカラを使い、ISに戦闘で勝利している。

つまり、出て行ったモンスターも、ISに勝利できる可能性が強いだろう。

そんなことになったら...世界は、ISが登場した時以上に混乱するだろう。

 

 

《軽くパニックになってるとこワリィが、お前に頼みたいことがある》

 

 

俺が絶賛混乱している所に、バーンノヴァ様が俺に語り掛けてくる。

 

 

「は、はい!何でしょうか?」

 

 

《このモンスターを、バーンとぶっ飛ばしてきてくれ》

 

 

「はい?」

 

 

えっと、バーンノヴァ様は今なんと?

まさか、俺にそのモンスターを退治しろとおっしゃられたのか?

 

 

《一夏の旦那。アンタの世界には、アンタが行くのが良いだろう。頼んます》

 

 

ムクロ様にも同じ事を言われてしまった。

今まで発言していない角王の方々も、同じような事を言いたげの視線を(通信水晶越しで)向けてきている。

角王の方々にここまで言われたら、その期待を裏切る訳にはいかない!!

 

 

「分かりました。そのモンスターは、我々にお任せください」

 

 

《フム、よくぞ決心してくれた。感謝するぞ、一夏よ》

 

 

「ありがとうございます、天武様。それで、何処の国に向かった等は、分かっているんでしょうか?」

 

 

《ああ、分かっておるぞ。確か...イギリスと言うとこじゃったな》

 

 

「分かりました。それでは、行ってまいります」

 

 

俺はそう言うと、完全に空気だったディミオスと部屋から出る。

 

 

「ディミオス、何か空気になる事多くない?」

 

 

《我は騒がしいのが嫌いだ...》

 

 

「はいはい...とにかく、すぐにイギリスに行こう!!」

 

 

《ああ、そうだな》

 

 

被害が大きくなる前に、絶対に倒す!!

 

 

 

 




はい、やっぱり急ぎ足に見えるでしょうか。
もうプロローグも17なので、原作が見えなくて焦ってます。
ご了承ください。


そして、今回で漸くタグバレしてるもう一人のヒロインが出てくるフラグが経ちました。
頑張って一夏と絡ませるので、待っていてください。


次回もいつになるか分かりませんが、楽しみにしていてください!


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