無限の成層圏と煉獄騎士   作:ZZZ777

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クラリッサ「作者、言いたいことがある」


うわぁ!な、何でクラリッサがいるの!?出番無いよ!?


クラリッサ「何で私よりもチェルシーの方がヒロインしてる場面が多いんだ!」


ちょっと!本編じゃ顔合わせてない処か存在を知らないのに!!


クラリッサ「前にチェルシーが後書きに出てたから問題ないだろう」


た、確かに。


クラリッサ「それで、何でなんだ!」


チェルシーの方が話の展開的にやりやすかったからです~!
ゆ、許して~!


プロローグ24 チェルシーとの会話

一夏side

 

 

俺はあれから、セシリア、ロバートさん、ロザリーさん、他のメイドや執事の方々、シェフにダークネスドラゴンWに帰る旨を伝えた。

全員が帰るのが寂しいと言ってくれたので、俺としても嬉しかった。

でもやっぱり、俺も寂しいと思う。

仲良くなった人達と離れるというのは、誰でも寂しいものだと思う。

特に、チェルシーさんと別れなきゃいけないのは...

ん?何で俺はチェルシーさんを特別視してるんだ?

確かに、屋敷の人で一番関わりがあったのはチェルシーさんだが、それだけではない気がする。

シュヴァルツェ・ハーゼの時も、クラリッサさんが俺の中で特別だったし...

いったい、何なんだ?

まぁ、いいや。

 

 

そして翌日。

俺はいつも通りにトレーニングをした後、チェルシーさんとエクシアの二人と共に屋敷の掃除をしていた。

確かに、俺は織斑家の掃除全てを担当していたし、煉獄騎士団本部の掃除も俺が主に行っていた。

でも、素人なのには変わりはない。

そんな俺が掃除をしていいのだろうか?

ロザリーさんは、

 

 

「あら、良いのよ別に。あなたの掃除スキルは、十分ここでも使えるわ」

 

 

と言っていたが、本当だろうか?

オルコット家の屋敷で働くメイドの方も執事の方も、修行を積んだ超が付くほど一流な人達だ。

そんな人達に混じれるほどの掃除スキルではないと自分では思ってるんだがなぁ。

俺の作った料理も、何故かシェフがショックを受けていたが、本職であるシェフの料理の方がおいしいと思うんだがな...

 

 

って、今はそれより掃除掃除。

この屋敷は途轍もなく大きい。

それに伴い掃除をするメイドの数も多いのだが、それでも一人がサボっていると掃除が終わらない広さなのだ。

なので、俺は掃除に集中する。

全く、何で窓一枚が脚立使わないといけないほどデカいんだよ。

俺が脚立に上ろうと足を上げる。

その瞬間、

 

 

「あわわわわ!!」

 

 

という声が聞こえた。

急いで振り返るとエクシアがバランスを崩して脚立から落ちそうになっていた。

脚立とはいえ、落ちたら怪我をする可能性がある。

特にエクシアは小柄だから、特に怪我の危険性が高い。

俺が慌ててエクシアの所に向かうと、エクシアはとうとう落ちてしまう。

俺は何とかエクシアと地面の間に滑り込むと、そのままエクシアを受け止める。

あ、危ねぇ~。

ちゃんと鍛えておいて良かった~。

 

 

「エクシア、大丈夫?」

 

 

「は、はいお兄様。ありがとうございます」

 

 

「次からはしっかりと注意して作業してね?」

 

 

「分かりました。肝に銘じておきます」

 

 

取り敢えず、エクシアに怪我がなくて良かった。

 

 

...何だろう、何か視線を感じる。

それも、結構ガッツリ見てる感じの視線が...

俺はチラッ後方を見る。

そこには...こっちをジッと見ているチェルシーさんがいた。

何でそんなに見つめてるのかは疑問だが、俺はエクシアを立たせる。

エクシアは俺にもう一度お礼を言うと、チェルシーさんの所に行った。

何やら二人でひそひそ話しているが、俺には聞き取れない。

ていうか、チェルシーさんはもう自分の担当場所を終わらせてる...

俺も早くやっちゃわないとな。

俺は意識を切り替えると、掃除を再開した。

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

時刻は夜10時。

俺は自分の部屋でベッドに座って寛いでいた。

っていうか、何でエクシアに部屋がなくて、俺にはあるんだろうか?

俺がダークネスドラゴンWに帰ったら、この部屋をエクシアが使うんだろうか?

 

 

まぁ、それを考えるのは俺の仕事じゃないし、いいか。

俺はそう考え、椅子に座っている(うずくまっている?)ディミオスに話し掛ける。

 

 

「なぁ、ディミオス。イギリスに来てからも色々あったな」

 

 

《そうだな。まさか、モンスター脱走事件からこのような貴族家と関わりを持つとは我も思わなかった》

 

 

「そうだよな~。それに、心臓病の女の子に魔法を使うことになるとは...」

 

 

《我が止めてもお前なら使っただろうが...》

 

 

「あ、あははは...」

 

 

そんな会話をディミオスと繰り広げていると、

 

 

コンコン

 

 

と、部屋の扉がノックされた。

こんな時間に?とも思ったが、俺は昨日似たような時間にみんなの部屋を訪れたから、別に問題は無いか...

俺はそう思い、ノックに返事をする。

 

 

「はい」

 

 

「一夏、チェルシーよ。入っても大丈夫かしら?」

 

 

チェルシーさん?

確かに、昨日部屋を訪れた時にあまり会話をしなかったな。

 

 

「鍵は開いてるので、入ってきて大丈夫ですよ」

 

 

「お邪魔するわね」

 

 

そう言ってチェルシーさんは部屋に入ってきた。

その表情は、何処か決意を決めたような顔だった...

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

チェルシーside

 

 

私は、一夏の部屋に向かっています。

キチンと話さないと、絶対に後悔するので。

 

 

私は一夏の部屋に向かっている途中、一夏との思い出を思い出しています。

やっぱり、出会いが一番衝撃的でしたね...

だって、この世界の生物ではないモンスターの攻撃から、守ってくれたんですもの。

そりゃあ、衝撃を受けますよ。

今思い返すと、私はその時から一夏の事を意識していましたね。

素性どころか、顔すら分からなかったのに。

 

 

しかし、まさか一夏のお陰でエクシアが退院できることになるとは思いませんでしたよ...

あの子の心臓病は、イギリス最高峰の病院でも手の施しようがないくらいに深刻なものでしたからね。

そう考えると、私達姉妹はどちらも一夏に助けてもらった事になりますね...

一夏は私の思い人であると同時に、恩人なんですよね。

...自分で思っておいて何ですが、恥ずかしいですね。

 

 

それに、私が思っている以上にエクシアは成長したようです。

家事能力...特に料理の成長は凄まじいですが、何と言うんでしょうか...精神の成長もすごいんですよね。

今日の掃除の際、エクシアは脚立から転倒してしまいました。

一夏が滑り込んで受け止めたので、エクシアに怪我は無かったのですが、エクシアは私に、

 

 

「お兄様とくっ付いちゃってごめんなさい」

 

 

とわざわざ言ってきましたし、さっきまで部屋で話していたのですが、

 

 

「お姉様と一夏さんが結婚したら、一夏さんはお兄様ってなるじゃないですか。だから今からお兄様って呼んでるんですよ」

 

 

って言ってきた。

...本当に、何処からそんな知識を持ってくるんでしょうか?

っていうか、エクシアは最初から一夏の事をお兄様って呼んでましたね。

ということは、つまり.....!?

...そんなにも、私の一夏への好意は分かりやすかったんですかね?

 

 

そんなことを長々と考えていると、一夏の部屋の前に着きました。

やっぱり、この屋敷は広いですね。

自分の部屋から真っ直ぐここに向かってきたというのに、色んなことを考えられたんですから。

...いざ話すとなると、結構緊張しますね...

でも、話すと覚悟を決めたんですから!!

私は、一夏の部屋の扉をノックする。

 

 

「はい」

 

 

一夏の声が聞こえました。

それを確認すると、私は返事をします。

 

 

「一夏、チェルシーよ。入っても大丈夫かしら?」

 

 

「鍵は開いてるので、入ってきて大丈夫ですよ」

 

 

一夏の返事が返ってきたので、私は部屋の扉を開け、

 

 

「お邪魔するわね」

 

 

と言いながら、一夏の部屋に入りました。

 

 

如何やら、一夏はディミオスと寛いでいたようですね。

時間も時間ですし、それも当然かもしれませんね。

まぁ、昨日は同じ様な時間に一夏が訪ねて来たので許してくれるでしょう。

 

 

「チェルシーさん、何かありましたか?」

 

 

「ええ。一夏と話したい事があって」

 

 

「話したい事...ですか?」

 

 

一夏はそう言って首をかしげます。

いつものカッコいい表情もいいけど、こんな可愛い表情もいい...じゃなくて!

 

 

「そうよ。...駄目かしら?」

 

 

「いえ、別に駄目ではないですけど...」

 

 

《...我はいないほうが良さそうだ。一夏よ、我は暫く外に出ているぞ》

 

 

「分かったよ、ディミオス」

 

 

ディミオスソードが気を利かせたのか如何かは分かりませんが、部屋には私と一夏の二人きりになりました。

改めてそう思うと、何か...緊張しますね。

 

 

「チェルシーさん、立ってるのもあれですし、取り敢えず座ったらどうですか?」

 

 

「そうさせてもらうわね」

 

 

私はそう言って、一夏が腰を掛けているベッドに腰を掛ける。

ちょうど、肩と肩が触れ合うかどうかの距離だ。

私が隣に腰を掛けたのに驚いたのか、一夏は上擦った声を出します。

 

 

「チ、チェルシーさん?な、何でこの位置なんですか?」

 

 

「私がここが良いと思ったからよ。問題は無いでしょう?」

 

 

「はい、無いです...」

 

 

やっぱり一夏は、『個人の自由』という答えに弱いようですね。

まぁ、私でも勝てるとは思いませんが。

一夏は暫くアワアワしていましたが、落ち着きを取り戻した。

 

 

「それでチェルシーさん、話っていったい何ですか」

 

 

「そうね...今までの感謝を言いたくてね」

 

 

「感謝...ですか?」

 

 

「そうよ」

 

 

一夏は感謝と言われ、ちょっと驚いたのか、私の方を見てきました。

私も一夏の方に向き直ります。

...見つめ合っているようで、これはこれで恥ずかしいですね。

 

 

「私達は、あなたに助けられたことが沢山あるわ。モンスターから命を守ってくれた」

 

 

「それは、此方側のミスなので感謝されることでは無いですよ」

 

 

私の言葉を、一夏は直ぐに否定した。

如何やら、本当に感謝されることでは無いと思っているようです。

でも、そうだったとしても...

 

 

「でも、あれがあったからこそ、私達は出会うことが出来た」

 

 

「それは...」

 

 

「私達が出会えたからこそ、エクシアは心臓病を克服することが出来た」

 

 

私がそう言うと、一夏は一瞬驚いた表情を浮かべた。

でも、直ぐにいつもの明るい笑顔を浮かべた。

...何回見ても、一夏の笑顔はカッコいいなぁ。

 

 

「ハハハ、確かにそうですね。あの事件が無かったら、この関係は無かったわけですね」

 

 

「そうよ。だから言わせて。ありがとう」

 

 

「なら、素直にその言葉は受け取らせてもらいます。どういたしまして」

 

 

こうして、私と一夏は笑い合う。

なんか...幸せだなぁ。

好きな人と、こうやって笑い合えるのって...

 

 

ここで、私はある事を思いついた。

今はディミオスソードもいないし、イケるんじゃないか...?

そう思い、私はそれを口にする。

 

 

「なぁ、一夏。今日は一緒に寝ても...いいかしら?」

 

 

私はそう言うと、一夏は...

 

 

驚いた表情と、またか...という表情が混ざった表情を浮かべていた。

 

 

 

 




なんか、前書きで怒られたのって、二回目...?
私だって頑張ってるんだから、ちょっとくらい良いでしょう!


え、添い寝ネタの使い回しをするな?


..........


申し訳ありませんでしたぁ!!


こんな感じですが、次回も楽しみにしていてくださいぃ。


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