無限の成層圏と煉獄騎士   作:ZZZ777

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今回も戦闘回です。
うーん、微妙!
バディファイト感を出したかったんだけど、何か微妙になってしまった。

今回はいつも以上に変な感じですが、お楽しみ下さい。


煉獄騎士VS蒼い雫

深夜side

 

 

勝った、勝ったぞ!

セシリアとの試合後、俺は自分に与えられたピットで歓喜をしていた。

マスター・コントローラーのブルー・ティアーズメタも上手くいき、俺はセシリアとの模擬戦に勝った。

でも、これだけじゃまだ駄目だ。

一夏との試合で、セシリア以上に完膚なきまでに叩き潰さねぇと、アンチにならねえからな...

白式メタもあるし、ボコボコにするのは簡単だけどなぁ!

次のセシリアVS一夏は、原作通りだろうから、セシリアの勝ちだ。

その後、俺と一夏の試合で、俺が圧倒的にボコボコにして俺が勝つ。

そうすることで、セシリアに俺の強さが証明できるし、学園中に一夏は雑魚って認識を植え付けることが出来る!!

そうしたら、今は一夏に惚れてる箒、それに鈴だって俺のものに出来る!

やっぱり俺が主人公だ!俺がハーレムを作るんだ!!

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

一夏side

 

 

『第二試合の、セシリア・オルコットVS織斑一夏は機体調整の時間も含め、15分後に開始します!』

 

 

そのアナウンスを聞き、俺は試合が終了したことを知る。

試合の観戦が出来ず、勝敗も分からないので、このアナウンス以外は何も聞こえなかった。

だからこそ、このアナウンスで俺は気合いを入れ始めた。

俺は左手にダークコアデッキケースを握りしめ、目を閉じ、集中し始める。

するとここで、

 

 

[マスター、少し宜しいですか?]

 

 

(ん?何だ、白騎士)

 

 

ダークコアデッキケース越しに白騎士が語り掛けて来た。

俺は脳内で白騎士に返事をする。

俺の返事を聞いた白騎士は、続きの話し始める。

 

 

[例の468個目だと思われるISの反応をキャッチしました]

 

 

(本当か!?)

 

 

俺は白騎士の言葉に反応した。

何処にあるか、もしくは訓練機か専用機のどっちなのか分かりさえすれば、かなり調べやすい...

俺はそのまま白騎士の言葉を待つ。

 

 

[はい、そのISは専用機です。しかし、誰が所有しているのかは分かりません。今反応をキャッチ出来たのも、アリーナで使用されたからなのか、近くにいるからなのか、偶々なのかも分かりません]

 

 

(いや、専用機ってことが分かっただけでも収穫だ。ありがとうな、白騎士。今度頭撫でてやるよ)

 

 

[本当ですか!?楽しみにしてます!!]

 

 

おお、白騎士のテンションが上がった。

そんなに撫でられるのって気持ちいいんだろうか?

 

 

『織斑君、試合開始5分前です。アリーナに出てきて下さい』

 

 

「分かりました」

 

 

アナウンスで呼び出しを喰らったため、俺はいよいよアリーナに出ることになった。

 

 

「さて、ディミオス、白式、白騎士、行こうか!!」

 

 

《ああ、そうだな》

 

 

[[はい、マスター]]

 

 

俺はバディと、サポートの返事を聞くと、ダークコアデッキケースを顔の前に持ってくる。

そして、

 

 

「ディザスターフォース、発動」

 

 

戦闘モードで煉獄騎士の鎧を展開する。

ふう、戦闘モードでの試合は初めてだな...

さぁ、行くか!

 

 

「バディスキル、インフェルノサークル」

 

 

俺はバディスキルを発動し空中に浮くと、そのままアリーナに出た。

俺がアリーナに出た瞬間、観客がざわつくのが分かる。

それは当然か...

煉獄騎士は、全身装甲に加え、マント。

それに、通常なら存在するスラスターが存在しないのだから。

俺が定位置に着いたと同時にセシリアもピットから出て来る。

そしてセシリアも定位置に着く。

それを確認すると、俺はセシリアにプライベートチャンネルで語り掛ける。

 

 

「セシリアと戦うのは、これが初めてだな」

 

 

「ええ、そうですわね...相変わらず、恰好いい鎧ですわね」

 

 

「ありがとさん.....セシリア、全力で行くぞ」

 

 

「ええ、勿論ですわ」

 

 

俺とセシリアはここで会話を終わらせ、各々集中する。

さて、確か途中で切り替え出来ないんだよな。

つまりは...アレ(・・)を言ってもファイトモードにならないって訳だ。

俺はそう判断し、左腕を肘から曲げ、手首の眼をセシリアに向ける。

そして、右手を眼に添えるとオープンチャットに切り替え、アレ(・・)を言う。

 

 

「血盟は今果たされる。集え!絶望の軍団!ダークルミナイズ!断罪、煉獄騎士団!」

 

 

俺は言いながら、添えた右手を振り抜く。

俺の後ろでは、ディミオスがSDのままピットの入り口に立ち、ダークネスドラゴンWのフラッグを振っている。

...何時の間に持って来たんだ。

観客は、俺がルミナイズ口上を言ったからか、盛り上がっている。

セシリアも、驚いた表情を浮かべながらも、口元に笑みを浮かべ、

 

 

「私とブルー・ティアーズが奏でる円舞曲で、踊って頂きましょうか」

 

 

『それでは、1年1組クラス代表決定戦第二試合。織斑一夏VSセシリア・オルコット。試合...開始!』

 

 

『えっ!??』

 

 

試合開始アナウンスが鳴ると同時に、セシリアと観客が驚いた声を上げる。

それはそうだろう。

アリーナのメインウィンドウ。

本来だったらSEが表示される部分。

セシリアのものはしっかりと表示されているが、俺のもの...煉獄騎士のものには、ライフ10、ゲージ2、手札6と表示されていた。

 

 

「こ、これはいったい...?」

 

 

「煉獄騎士の仕様だよ」

 

 

俺はそう言い、

 

 

「装備、煉獄剣 フェイタル」

 

 

フェイタルを装備する。

すると、ウィンドウのゲージと手札が1枚ずつ減った。

 

 

「ライフっていうのがSEだ。ゲージが行動エネルギーで、手札が行動選択肢の数だ」

 

 

「な、なるほど...」

 

 

俺の説明で、セシリアは一応納得したようだ。

そして、セシリアも自身の武装であるレーザーライフルを展開する。

それを見て、俺はアリーナの管制室にプライベートチャンネルを繋ぐ。

 

 

「申し訳ありませんが、もう一度開始合図お願いします」

 

 

『は、はい。分かりました』

 

 

そうして、二回目の開始合図が流れる。

 

 

『改めまして、第二試合...開始!!』

 

 

「ゴー・トゥー・ワーク!」

 

 

俺はゴー・トゥー・ワーク(いつもの)を言うと、行動を開始する。

セシリアも、俺に向かってレーザーライフルを撃って来るが、俺は回避する。

俺はアリーナを飛び回りながら、セシリアの事を観察する。

 

 

...やっぱり、千冬姉よりも動けてる。

俺が戦った時、千冬姉は確かに本気だったのだろう。

だけれども、暮桜が万全ではなかった。

暮桜は第一世代ISで、その中でもかなり初期に開発された機体だ。

しかも、束さんが直接開発し、直接千冬姉に渡した機体だ。

整備も殆ど出来てなかっただろう。

もし暮桜も万全だったら、最初の一撃を掠ることなく反撃できただろう。

つまるところ、あの時の千冬姉は全然全力を出せていなかった。

それに比べ、セシリアの機体は第三世代型。

まだまだ実験機かもしれないが、最新の技術が使われ、整備も定期的に行われているのだろう。

操縦者本人は、圧倒的に千冬姉の方が強い。

しかし、セシリアの操作技術も一流のものであり、機体は万全なのだ。

そりゃあ千冬姉よりも動けても違和感を感じない。

 

 

「セシリアァ!お前、第三世代兵器使ってないだろう!本気で来い!」

 

 

俺はプライベートチャネルでセシリアにそう叫ぶ。

するとセシリアは、

 

 

「ええ、分かりましたわ!お行きなさい、ブルー・ティアーズ!!」

 

 

第三世代兵器であるビットを4基スカートから分離さる。

そして、自身と共にビットを動かし、あらゆる方向から俺に向かってレーザーが発射される。

...自分で言っといてなんだけど、結構えぐいな!

俺はそのレーザーを避ける。

ここで被弾すると、後々辛くなるから、ここは避けきる!

セシリアは、如何やらフレキシブルが出来ないらしい。

フレキシブルは、ビームレーザーを曲げる超高等技術で、結構な訓練が必要となる。

セシリアも訓練をしているのだろうが、やはり超高等技術なだけあって、まだまだのようだ。

 

 

「フッ!」

 

 

俺は迫ってきていたレーザーを避け、別方向から迫ってきていたレーザーとぶつけ合って打ち消す。

そのことにセシリアは驚き、ビットの動きが鈍る。

その瞬間に俺はビットの包囲網から抜け出す。

そして、ゲージと手札が1枚ずつ増える。

 

 

(俺のターン!)

 

 

増えた瞬間に、俺が心の中でターンの宣言をする。

そして、右手を前に突き出し、

 

 

「センターにコール、煉獄騎士団 エヴィルグレイブ・ドラゴン!レフトにコール、煉獄騎士団 ナックルダスター・ドラゴン!」

 

 

そう叫ぶ。

すると、俺の右手の中にカードが2枚出現し、一枚は俺の目の前へ、もう一前は俺の左前に飛んでいく。

そうしてそのカード達は、中央にドラゴンの横顔の様な模様が描かれた魔法陣に変わると、その中からそれぞれ、エヴィルグレイブとナックルダスターが現れる。

 

 

『えええええぇぇぇぇぇ!???』

 

 

その瞬間に観客が大声を上げるが、俺は気にせずに突き出したままだった右手を頭上に上げ、

 

 

「そして、ライトにバディコール!煉獄騎士団団長 ディミオスソード・ドラゴン!」

 

 

俺のコールに応じて、ディミオスは持っていたフラッグを地面に突き刺す...なんてことはせず、その辺に放り投げ、ピットからアリーナに出て来た。

そして、空中で紫のエネルギーに包まれると、SDを解除する。

そのまま包まれたエネルギーから出て来ると、俺の右前に降り立つ。

それと同時に、俺のライフがバディギフトで1回復、11となる。

 

 

『嘘ぉぉぉぉおおおお!?』

 

 

この瞬間、ISの世界で煉獄フォーメーションが完成した。

 

 

「さぁ、これで俺は単一能力を発動した...行くぞ!」

 

 

俺がそう言うと、俺と共に、ディミオス、エヴィルグレイブ、ナックルダスターの3竜も行動を開始する。

先程の呟きはオープンチャットにしていたので、観客にも伝わったはずだ。

本当は単一能力とはチョッと違うんだけどね。

俺と3竜はアリーナを飛び回る。

セシリアもスカートに付いていた残りのビット2基を飛ばし、合計6基のビットと共に飛び回る。

そして、セシリアは射撃をするが、的が急に4つに増えたのだ。

狙いが定まっていない。

 

 

 

「アタックフェイズ!エヴィルグレイブ・ドラゴンで、アタック!」

 

 

《ごぁぁぁああ!》

 

 

俺の指示により、エヴィルグレイブがセシリアに向かって攻撃する。

セシリアは突っ込んで来たエヴィルグレイブに向かって射撃をするも、慌てている事によりビットが思うように動いていない。

そして、エヴィルグレイブの攻撃がヒットし、SEが1割削れる。

 

 

「続いて、ナックルダスター・ドラゴンで、アタック!」

 

 

《ははははは!》

 

 

ナックルダスターも追撃し、今度は2割削れる。

 

 

「ディミオスソード・ドラゴンでアタック!」

 

 

更にディミオスソードがセシリアに向かっていくも、

 

 

「ハァァァァ!」

 

 

セシリアは気合いの籠った声を上げると、ディミオスに向かって2基のビットから攻撃する。

それは今までのレーザーと異なり...ミサイルだった。

そのミサイルはディミオスに向かっているものの、

 

 

「させるかぁ!」

 

 

《団長は守る》

 

 

《ぐらぁ!》

 

 

俺とエヴィルグレイブとナックルダスターがミサイルを落とす。

そしてそのまま、

 

 

《フン!》

 

 

「きゃあ!」

 

 

ディミオスの攻撃が当たり、SEが更に2割削れる。

 

 

「ディミオスソード・ドラゴンの効果発動!」

 

 

《勝利のために命を捧げよ。カノナス・カサルティリオ!》

 

 

俺の効果発動宣言と共に、ディミオスから闇のエネルギーが出現し、エヴィルグレイブを包み込む。

 

 

《グァァァ!煉獄騎士団に、勝利を!!》

 

 

「な、何が!?」

 

 

そして、エヴィルグレイブが破壊させる。

俺はエヴィルグレイブが破壊されたときの効果で手札を1枚増やすと、

 

 

「ディミオスソード・ドラゴンで再アタック!」

 

 

ディミオスに再アタックの指示を出す。

セシリアは、エヴィルグレイブが破壊されたときの衝撃で反応が遅れてしまい、また攻撃を喰らい、更にSEが2割削れる。

 

 

「再びディミオスソード・ドラゴンの効果発動!」

 

 

《カノナス・カサルティリオ!》

 

 

再びディミオスの効果発動宣言をする。

すると、今度はナックルダスターが闇のエネルギーに包み込まれ、

 

 

《ぐひゃはぁ!団長ぉぉぉぉ!勝ってくだせぇ!》

 

 

そう叫びながらナックルダスターは破壊された。

 

 

「ディミオスソード・ドラゴンでアタック!」

 

 

俺の指令で、ディミオスが更に攻撃する。

ただし、

 

 

「流石に何度も喰らいませんわ!」

 

 

セシリアも慣れたようで、ビットを盾にしてディミオスの攻撃を防ぐ。

ディミオスの攻撃を受けたビット2基は破壊され、黒煙が発生する。

...まさか、ビットを犠牲にしてまで生き残るとは。

セシリアも勝利への執念が凄いな...

だけれども、ディミオスに気を取られ過ぎたなぁ!

 

 

「煉獄剣 フェイタル!」

 

 

「えっ...きゃぁぁぁあああ!!」

 

 

俺はセシリアがディミオスに気を取られている隙に、俺はセシリアの背後にハイパーセンサーで捉えられても射撃が出来ない速度で移動した。

瞬時加速とはまた違う加速方法に周りが驚いていたが気にしない。

そして、背後に回った時の勢いを殺さずに(・・・・・・・)フェイタルを構え、そのままセシリアをフェイタルでアタックした。

フェイタルはターン1能力で、自分モンスターが破壊されたときに打撃力が1上昇する能力を持ち、現在の打撃力は3。

これまでの攻撃でセシリアは合計7点ダメージを喰らっている。

そして今、フェイタルのアタックをアタックを喰らい、ダメージ合計は10点!

つまり...

 

 

『GameEnd Winner,RENGOKUKISHI』

 

 

俺の勝ちだ。

 

 

...やっぱりこの音声なのね。

どっから流れてんだ?

 

 

『わぁぁああああああ!!』

 

 

観客は何時もとは違う音声に戸惑っているようだったが、音声の意味を理解したと思われる瞬間に歓声を上げてくれた。

 

 

[むう、マスターが強くて私と白騎士お姉ちゃんの出番がありませんでした]

 

 

(仕方ないじゃん、白式。許せ)

 

 

さて、先ず一勝!

次も頑張りますかね!!

 




エヴィルグレイブって物凄くタイプしにくい。
でも煉獄騎士団デッキではお世話になってた。

今回漸くモンスターコールシーンありの戦闘になりました!
でも、煉獄騎士のアレは無かったです。
出番はありますので、お待ちください。

次回もいつになるか分かりませんが、楽しみにしてください!

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