無限の成層圏と煉獄騎士   作:ZZZ777

8 / 155
やばい...本当にプロローグの終わりが見えねぇ.....


今回、ラウラを登場させるつもりだったんですが
結局名前だけになったしまいました。


そんなこんなで結構グダってるのですが
今回もお楽しみください!


お気に入り登録者が20人を突破しました!
まだまだプロローグですが、ありがとうございます!!


プロローグ5 力を超える準備

一夏side

 

 

ラウラ隊長を超えると誓った日から3日が経過した。

この3日で調べられるだけのことは調べた。

 

 

「ラウラ隊長には、第3世代型ISの『シュヴァルツェア・レーゲン』が専用機として与えられる予定。

 しかし開発が進んでいないため、現在は第3世代兵器であるAICを試験的に搭載した第2世代型IS『シュヴァルツェア』を専用機としている。

 か.....」

 

 

しかし、調べたはいいものの問題点が2つ程出てきてしまった。

 

 

「...どうやってラウラ隊長と接触しよう?」

 

 

まず1つはそれだ。

俺は未だにラウラ隊長と話すどころか会ったことすらない。

あったことがない相手と接触するというのは、なかなかハードルが高い。

しかも接触するだけでなく、何とかして力こそ全てという認識を改めさせなくてはいけない。

一応教官に頼み、ラウラ隊長の思考を調べてもらった。

結果は、クラリッサさんから聞いた通り、教官の狂信者のようになっていた。

これを知った教官からも

 

 

「私からも頼む。ラウラの考えを改めさせてくれ」

 

 

と言われた。

他のシュヴァルツェ・ハーゼのみんなに聞いても、やはりラウラ隊長の考えは改めないといけないようだ。

因みにその事を聞きまわっている際、殆どの人から

 

 

「一夏ならできるよ!」

 

 

と言われ、謎の信頼があることが判明した。

まぁ、どうやって接触するかはまた後で考えるとしよう。

それに、もう1つ問題がある。

 

 

「何で反応しないんだ...?」

 

 

それは、ダークコアデッキケースが全く反応しないことだ。

あの時のように大剣を出すことも、鎧に変換することもできない。

 

 

確かに俺はまだまだ未熟者なんだろう。

しかしこの半年間での訓練のお陰で、俺は白兵戦ならクラリッサさんと互角に渡り合えるくらいにまで成長した。

それでもダークコアデッキケースは反応してくれなかった。

 

 

俺が考え込んでいると、

 

  コンコン

 

と部屋の扉がノックされた。

俺が返事をすると、

 

 

「一夏。クラリッサだ。そろそろ訓練が始まるぞ」

 

 

という声が聞こえた。

クラリッサさんが呼びに来てくれたらしい。

 

 

「分かりました!すぐ行きます!」

 

 

俺はそう返事をすると、ダークコアデッキケースを仕舞い部屋から出た。

そしてクラリッサさんと並んで訓練場に向かう。

 

何はともあれ、今は訓練だ!

 

 

--------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

訓練も一旦終了し、今は昼休憩。

いつもと同じようにクラリッサさんと二人で過ごしている。

やっぱりクラリッサさんといると落ち着くなぁ、そんなことを考えている俺に少しばかり嫉妬の視線が突き刺さっていた。

 

 

クラリッサさんは隊員達から『お姉さま』と呼ばれるくらい部隊内での人気が高いのだ。

まあ、ただ、その人気の高さ故、ヲタク趣味が広まらないか少し心配である。

そんな人と二人でいる俺に嫉妬するのは当然かもしれない。

 

前に

 

 

「休憩のとき、いつも俺と一緒にいてくれますけど、良いんですか?」

 

 

と質問をしたことがある。

この質問を受けたクラリッサさんは

 

 

「あーあ、なに、あの、その、お前と一緒にいると、なんというか、落ち着くからな。

 それに私がこうしたくてこうしてるんだ。

 問題ないだろう?」

 

 

と頬を赤く染め、少し恥ずかしそうにしながら答えた。

....このときのクラリッサさんを可愛いと思った俺は悪くないと思う。

 

 

そんなこんなで俺は少し居心地の悪さを覚えつつも、クラリッサさんと会話する。

内容は日本のアニメについてだった。

 

 

先程チョロッと触れたが、クラリッサさんは日本のサブカルチャーヲタクである。

俺が此処に来た初めのころは、少女漫画の内容が日本の文化なんだと勘違いしていた。

俺と関わることでその勘違いは治ったが、がっつりと日本の漫画やアニメにはまっている。

 

 

クラリッサさんはヲタク趣味を隠すことはせず、寧ろおすすめの漫画やアニメなどを他の隊員たちに勧めている。

アニメにハマった隊員と、そのアニメについて話したりもしている。

しかし、その隊員いわく

 

 

「お姉さまが一番笑顔なのは一夏と一緒にいるときよ。ちょっと悔しいけどね」

 

 

らしい。

つまり、目の前にあるクラリッサさんの楽しそうな満面の笑みを他の隊員はあまり見ていないということになる。

ちょっと自分が特別みたいに思えて嬉しくなるな。

 

 

.....ん?

ちょっと特別?

それによる嫉妬?

 

 

そうか!

 

 

「そうか!」

 

 

「おお!?い、いったいなんだ一夏!?」

 

 

...あ無意識に思ったことも叫んでたわ。

まぁ、何はともあれ、これならいけるかも!

 

 

「クラリッサさん!俺、ラウラ隊長を変える方法を思いつきました!」

 

 

「なぜ今!?ま、まあいい。それで、それはどういう方法だい?」

 

 

クラリッサさんが聞いてくるが、説明より前に...!

 

 

「取り敢えず教官のところに行きましょう!説明は教官と一緒にします!」

 

 

「あ、ちょ、一夏!?待ってくれ!」

 

 

そうして俺はクラリッサさんとともに教官のもとに向かう。

ラウラ隊長は教官の狂信者だ。

ならば.....それを利用する!

 

 

-------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

千冬side

 

 

軍の訓練の昼休み。

私は教官室でラウラについて考えていた。

 

 

一夏からラウラの思考と考え方の調査をしてくれと言われたときは驚いたが、

.....結果を考えると調査して正解だったと思う。

 

 

ラウラは、力こそ全てと信じ込んでしまっていた。

おそらく...いや、確実に私が原因だ。

 

 

ラウラは部隊の中でも出来損ないの落ちこぼれと言われていた。

そこが少し前の一夏と似ていたからだろうか。

私はラウラを徹底的に指導した。

その結果、ラウラはシュヴァルツェ・ハーゼの隊長になった。

 

 

しかし、力をつけたことで成功したため、それが全てだと、正義だと信じるようになってしまったようだ。

力こそが全てと言いう考えのせいで、まだまだ素人である一夏のことを毛嫌いしているようだ。

 

 

それ以外にも、一夏を毛嫌いする理由がありそうだ。

それはおそらく.....嫉妬。

どうやらラウラは一夏が私の弟であり、大切な存在であるということに嫉妬しているようだった。

 

 

一夏は私に残った唯一の家族なのだから、特別な存在で当然だと思う。。

しかし何を言ってもラウラには届かないようだ。

 

 

一夏なら何とかしてくれそうだがなぁ.....

と、そんなことを考えていると、一夏に対して一つ疑問が出てきた。

 

 

「そういえば、何であいつは大剣の訓練なんかしているんだ?」

 

 

軍での訓練は銃やナイフ、体術の訓練が基本である。

しかしここ、シュヴァルツェ・ハーゼはIS部隊だ。

当然だが、ISに関する訓練なども存在する。

しかし一夏はISに乗れないため、時間が余ってしまうのだ。

 

 

そのため、私はその時間は好きな訓練でもするといい。と伝えた。

すると一夏は大剣の訓練をするようになった。

まぁ、確かに好きな訓練をしろと言ったのは私なのでとやかく言うつもりはない。

それでもやはり違和感を感じる。

 

 

そう。あれは、まるで...

 

 

「大剣を使った実戦をするための訓練の様な...」

 

 

一夏が使っている大剣は、一夏自ら設計し作ったものだ。

何のためにそこまでするのか。

私はそこを疑問に思っていた。

 

 

そんなことを一人考えていると、部屋の扉がノックされる。

 

 

「教官、突然失礼します。

 織斑とハルフォーフです。

 入ってもよろしいですか」

 

 

「あぁ、鍵は開いている。入って大丈夫だ」

 

 

そう返事すると、一夏とクラリッサが並んではいってきた。

 

 

「「失礼します」」

 

 

二人は軽く頭を下げながらそういうと、扉を閉めた。

私は扉が閉まったことを確認すると、二人に言葉を掛ける。

 

 

「それで、いったい何の用だ?」

 

 

「はい。ラウラ隊長のことについて、教官.....いや、千冬姉に協力してほしいことがあって」

 

 

今、一夏は教官と言った後わざわざ千冬姉と言い直した。

つまり、私が姉として協力しないといけないことなのだろう。

 

しかし、久しぶりに一夏に千冬姉と呼ばれたな。

いつもこう呼んでいたのに、久しぶりだからうれしいな。

 

 

ち、違うぞ!わ、私はブラコンではない!断じてだ!

私は頭をぶんぶんと振りながらブラコンだどいうことを否定した。

 

 

突然そんなことをした私に驚いたのか、クラリッサが

 

 

「きょ、教官!大丈夫ですか!?」

 

 

と聞いてきた。

 

それから暫くして落ち着くと私は再び一夏に質問する。

 

 

「それで一夏。協力してほしいこととは?」

 

 

「あぁ。ラウラ隊長の考え方を改めるため計画があって。

 それは.....」

 

 

それを聞いて私は驚いた。

クラリッサも驚いているようなので知らされていなかったらしい。

 

 

「い、一夏。そんなことを考えていたのか」

 

 

「はい、クラリッサさん。確かにこの計画は結構大胆なものです。

 でもこれくらいしないとラウラ隊長は変わらないと思います。

 それで、2人とも協力してくれますか?」

 

 

私は一瞬迷った。

先程一夏が言ったように、これは大胆な計画だ。

失敗したらどうなるか分からない。

だが、確かにこれくらいしないとラウラは変わらなさそうだった。

 

 

だから、クラリッサと私は一夏の計画に協力することになった。

さて、どうなることやら.....

 

 

 

 




ラウラぁ...すまん。
たぶん次回には登場できるから!


ラウラ「本当か?」


ああ!たぶんだけど。


???「それよりも、クラリッサ様はヒロインしてるのに、
   私は出れないってどういうことですか?」


ちょ!タグバレはしてるけど、本文には影も形も居ないんだから出ちゃダメ!!


と、とりあえず次回も楽しみにしていてください!


評価や感想、誤字報告もよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。