サブタイそのままの内容です。
今回もお楽しみください!
一夏side
クラリッサと共に就寝した翌日。
俺は目を覚ました。
隣では幸せそうな寝顔を浮かべているクラリッサがいた。
可愛い。
俺はそう思いながらクラリッサが起きないようにベッドから降りる。
いったん身体を伸ばしてからスマホを手に取り、時刻を確認する。
「...4:10」
昨日は疲れ果てて起きるのが遅かったが、そういう事が無いとやはりこれくらいの時間に起きるのか...
まぁ、もう習慣だからな。
昨日のラウラとの約束で、俺は今日の晩御飯を作ることになっているが、今からする事なんてない。
「...身体動かすか」
俺はそう呟くと、部屋の扉に向かう。
だが、その直前に俺はクラリッサの方に移動する。
クラリッサは相変わらず幸せそうに寝ている。
「いち、かぁ...」
すると、クラリッサは俺の名前を呼びながら寝返りを打つ。
か、可愛い...
名前を呼ばれたから一瞬起こしてしまったかと思ったが、如何やらただの寝言のようだ。
「クラリッサ...大好き」
俺はそう言いながらクラリッサの頭を撫でる。
すると、クラリッサは気持ちよさそうに
「ん、んぅ...」
と声を漏らす。
その事に俺は笑みを浮かべると、今度こそ部屋の扉に移動し、そのまま部屋の外に出る。
「まずは着替えて、そのままランニングだな」
俺はそう呟くと、そのまま自分の部屋に向かって移動する。
さて、何時もより朝食の時間が早いから何時もよりも身体動かせる時間が短いからな。
気合い入れますか!
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あれから時間は進み、現在9:00。
俺は私服に着替え、車の前にいた。
あの後、ディミオスと共に身体を動かした俺はそのまま食堂に行った。
結構ギリギリまで身体を動かしていたから、俺が食堂に着いたときにはみんなが集まっていた。
俺は昨日と同じようにクラリッサの隣で食事をとっていたのだが...
何となくクラリッサが不機嫌そうだった。
まぁ、理由は分かる。
朝声を掛けることなく部屋を出たからだろう。
でも、これはもう習慣なんだ。
仕方が無いじゃないか。
因みに、2人きりになったときにその事を素直に謝ると許してくれた。
優しい。
これからは気を付けます。
そして今、俺はクラリッサと共に買い出し用の車の前にいた。
私服で良いのかとも思ったが、今回注文するのは銃火器等では無く、ただのトレーニング機器なので私服で問題ないとの事だ。
その為、クラリッサも私服だ。
正直に言おう、凄く良い!
今のクラリッサの服装は黒メインのシンプルな服だが、クラリッサにはごちゃごちゃした服よりもこういうシンプルなのが似合ってる!
「クラリッサ、その服似合ってるよ」
その為、俺は素直にそういう事にした。
俺が褒めると、クラリッサは嬉しそうに笑みを浮かべる。
可愛い。
「一夏も、やっぱりカッコいいな」
「そうかなぁ?自分ではそう思わないんだけど...」
今の俺の服は通販で買った適当な物。
前々から来てるタスクさんが前に着ていたものの色違いの服は確かにお気に入りだが、夏は少し暑い。
その為、この間通販で夏物を買ったのだ。
本当だったら服屋に行ってちゃんと見ていたいが、日本の服屋は男性物が極端に少ないし、最近の忙しさのせいで買い物に行く暇すらない。
臨海学校前ならまだ少し余裕があったから、みんなで買い物いった時に買っておけば良かった。
通販で服を買うとなると、そこそこな値段のものを買うのはサイズ間違いとかが怖いので買えない。
だから、どうしても安くてファッション性というものが全くないものを買う事になってしまう。
正直にこの服じゃクラリッサとつり合う気がしない。
「ああ、確かに服は安物なのかもしれないが、一夏がカッコいいからな。どんな服でも似合ってるぞ」
すると、クラリッサがそんな事を言ってくれる。
「ありがとう」
俺は口元に笑みを浮かべながらクラリッサにそう返す。
恋人に褒められると素直に嬉しいな。
そうして、クラリッサが運転席に、俺は助手席に座る。
そのままクラリッサはエンジンを起動させ、車を走らせる。
俺は初日と同様にクラリッサの横顔を見つめる。
やっぱりいいなぁ...
俺がそんな事を思っていると、
「あ、あの、一夏?」
クラリッサがそんな事を言ってくる。
「ん?如何した、クラリッサ」
「何で、私の事をジッと見てるんだ?一昨日は隊長もいたから聞けなかったが...」
「何でって、クラリッサが可愛くて、魅力的だから」
俺がそういうと、クラリッサは顔を赤くする。
だが、運転の集中が切れる事は無い。
流石。
「い、一夏...恥ずかしい」
可愛い。
そのまま暫く移動をし、車は様々なお店が連なっている通りの近くの集合駐車場に停まる。
そうして、俺とクラリッサは車から降りる。
「部隊車だけど、そこまで目立たないな」
「買い出し用の車だからな。目立つ車だと市街に出れないからな」
「なるほど」
確かに、目立つ車だと普通に来れないか。
俺はそんな事を考えながらクラリッサの隣に移動し、その手を握る。
その握り方は、いわゆる恋人繋ぎだ。
その瞬間に、クラリッサは顔赤くする。
「っ!一夏、その...」
「ん?嫌だった?」
「いや、嬉しいに決まってるじゃないか...」
クラリッサは若干俯きながらそういう。
可愛い。
そのまま、俺はクラリッサの歩幅に合わせてゆっくりめに歩きながら店に入る。
この店は筋力器具を扱う店のようだ。
「何が不足してるんだ?」
「そうだな...ダンベルとかだな」
「持ち帰りは出来ないから発注して送ってもらうんだな?」
「そうだ」
クラリッサと軽く会話した後、発注の手続きをしに行く。
そんな感じで、訓練に必要な器具全てを注文し終わった俺とクラリッサは、取り敢えず元の通りに戻って来た。
そんな中、俺は案内板を見ていた。
なるほど、大体ここから10分歩けばカフェとかが並んでるエリアね...
「なぁ、クラリッサ」
「如何した、一夏」
俺がクラリッサの事を呼ぶと、クラリッサは俺の事を見ながら反応する。
俺はその案内板を指さしながら
「俺とデートしない?」
そういう。
クラリッサは、
「へぇ!?」
と、顔を赤くしていたが、
「あ、ああ!デートしよう!」
と、笑顔で言ってくれた。
その事に俺も笑顔で返しながら、恋人繋ぎのまま2人で移動する。
そして、飲食店を始めとした様々な店が集合しているところに着いた。
「クラリッサ、何食べたい?」
「私に合わせなくていいんだぞ?」
「デートは、女の子の意見を尊重するものでしょ?」
俺、何だかんだでデートするの初めてだけど。
「そ、そうか...なら...」
クラリッサはそう言いながらあたりのお店を見回す。
そして、
「クレープにしないか?」
クレープの店を指さしながらそういう。
「ああ、良いね。じゃあそうしよう」
俺はそう頷き、2人でそのクレープ 屋に入る。
そのまま2人でメニュー表を見る。
そこそこ種類があるな...
「じゃあ、俺はこのバナナミルクってやつにしようかな?」
「ならば、私はストロベリーアイスにしよう」
俺とクラリッサがお互いに注文する品を決める。
「Ich bin jetzt bereit, eine Bestellung zu machen(注文お願いします)」
俺はそのままドイツ語で定員さんにそう声を掛ける。
俺がドイツ語を話したからかクラリッサが驚いたような表情を浮かべる。
「Ja, welches willst du(はい、どれにしますか)」
「Ich hätte gerne eine Bananenmilch und ein Erdbeereis(バナナミルク1つとストロベリーアイス1つお願いします)」
「Verstehen.Es sind 5 Euro(分かりました。5ユーロです)」
俺は店員さんに言われた通り財布から5ユーロを取り出すと、そのまま渡す。
「Bitte warte ein bisschen(少しお待ちください)」
金を受け取った店員さんはそのままクレープを作り始める。
「一夏...ドイツ語なんて話せたのか?」
「ああ。ドイツ語と英語は使えるようになっておいた」
クラリッサにそう聞かれたので、俺はそう返す。
「何でその2つなんだ?」
「クラリッサとチェルシーがいるから」
クラリッサの質問に俺が間髪入れずにそう答えると、クラリッサは顔を赤くする。
恋人の母国語くらい覚えておいて当然だろう?
「Es ist vollständig. Bitte nimm es(出来ました。受け取って下さい)」
「Danke sehr(ありがとうございます)」
定員さんが差し出した2つのクレープを受け取り、ストロベリーアイスの方をクラリッサに差し出す。
そのまま2人で空いている席に座る。
「「頂きます」」
そして、2人で同時にそういうとそのままクレープにかぶりつく。
「.....甘」
いや、クレープだから甘くて当然なんだけど。
ここ最近甘いの食べてなかったし、ブラックコーヒーばっかり飲んでたから凄く甘く感じる。
「美味しいんだけど、甘いな」
「確かに甘いな。だが、偶に食べるのは良いものだ」
クラリッサは嬉しそうにそういう。
普段から副隊長として頑張り、キッチリした雰囲気を出しているクラリッサだが、やはりこういうところは女子らしい。
物凄く可愛い。
そのまま食べ進めていき、ふとクラリッサの方を見ると、頬にストロベリーソースを付けていた。
普通に教えるのも良いけど...
やっぱりこうやってやろうかな?
「クラリッサ」
俺はとある方法を考えながらクラリッサのことを呼ぶ。
「一夏、どうかしたか?」
すると、クラリッサは俺の方に顔を向ける。
俺はそのままクラリッサの頬に顔を近付けると、付いているストロベリーソースをそのまま舐めとる。
「い、一夏!?」
「ソースついてたよ」
クラリッサが顔を赤くしながら慌てたように声を発したので、俺はそういう。
すると、クラリッサは顔を赤くしたまま視線を逸らす。
「可愛い、可愛いよクラリッサ」
「一夏...恥ずかしい///」
「ごめん」
俺が謝ると、クラリッサはそのまま残っていたクレープをパクパクと食べる。
それを見た俺も残っていた自分の分のクレープを食べる。
「「ごちそうさまでした」」
そうして、2人同時に食べ終わる。
そのまま俺とクラリッサは恋人繋ぎをすると、2人同時に店を出る。
「クラリッサ、次如何する?」
「そうだな...服でも見ないか?」
「良いね、俺も服買おうかな?行こう!」
そうして、2人で談笑しながら移動する。
デートって、こういう感じで良かったのかな?
何せ、急に始めたデートだからな...
クラリッサが喜んでくれてると良いんだけどな...
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急遽始まったデート、そしてその後の俺の晩御飯作りを終え、現在22:30。
俺はクラリッサの部屋にいた。
あの後、ラウラ達に怪しまれない時間まで2人で過ごした俺とクラリッサは、俺が考えてた晩御飯用の食材で不足していたものを買って基地に戻った。
2人で食材を買っていくのは夫婦みたいだと考え、1人で顔を赤くしてしまった。
まぁ、そんな俺を見てクラリッサも同じ事を思ったのか顔を赤くしていた。
基地に戻って特にみんなから突っ込まれることは無かったので良かった。
そうして、そのまま暫くみんなと談笑した後、俺は晩御飯を作り始めた。
俺が選んだメニュー、それは戦略兵器 でんじゃらす野菜カレー。
バディワールドにいた時は定期的に作っていたのだが、IS学園に入学してから作って無かったメニューなので結構懐かしさを覚えながら作った。
まぁ、
今度戻ったときアツリョークを新しくこっちに持ってこようかな...?
みんなが美味しいと笑顔で言ってくれたので良かった。
デザートとしてプリンも作ったのだが、それもみんな喜んでくれた。
やっぱり、自分が作った料理を美味しそうに食べてくれるのは嬉しいな。
夕食を食べ終わった後は、再びみんなでバディファイトしながら談笑した。
俺は明日にはもうこの基地を出なきゃいけない。
本当だったらもっと滞在していたいのだが、俺は忙しいし、イギリスにも行くことを考えるともう明日にも出発しないといけない。
だから、俺はみんなと出来るだけ会話をした。
そうして、今は昨日と同じようにクラリッサの部屋にいる。
ディミオスも昨日と同じように部屋で留守番。
因みに、
《寧ろ留守番させろ。1日お前のポケットでデートの会話を聞いていたんだ、胸焼けする》
と言われた。
何で会話聞いてただけで胸焼けするんだ?
まぁ、いいか。
俺はクラリッサと共にベッドの縁に腰を掛けながら2人で談笑する。
「今日のデート、如何だった?急に始めてプランも何もなかったから、クラリッサが楽しかったか如何かが心配で...」
「心配しなくても、私は楽しかったぞ。スイーツを食べ、服を買い...なんてことはないかもしれないが、一夏と一緒だったから凄く楽しかった」
俺と一緒だったから、か...
それは、恥ずかしい...
「それは良かった」
俺が笑顔でそういうと、クラリッサも笑顔になってくれる。
可愛い。
そうやって2人で話していると、もう23:00になっていた。
「クラリッサ、そろそろ寝ようか?」
それを確認した俺は、クラリッサにそう声を掛ける。
...だが、クラリッサの反応が無い。
俺が隣に座っているクラリッサの方を見ると、クラリッサは俯いていた。
俺は心配になって声を発する。
「クラリッサ、如何し...」
だが、俺の言葉はそこで途切れた。
いや、途切れざるを得なかった。
俯いていたクラリッサが、顔を上げたかと思うとそのままの勢いで俺の事を押し倒してきたから。
突然の事に反応出来ず、そのままベッドの上に倒れる。
その衝撃に俺が一瞬だけ痛みを感じると、クラリッサはそのまま俺の上に馬乗りになって来た。
「ちょ、クラリッ...」
俺のその言葉も、クラリッサが急にキスをしてきたため遮られる。
「ん、ん...」
「は、ん、んぅ...」
俺とクラリッサはそんな声を漏らす。
な、急に、何が!?
そして、1分以上はキスした後、クラリッサは唇を離す。
「はぁ、はぁ」
「ふぅ、はぁ...」
2人同時に、そんな感じで息を吐く。
俺が混乱していると、クラリッサはそのまま自身が来ているシャツのボタンを1つずつ外していく。
「クラリッサ!?何を!?」
俺の声を無視して、クラリッサは全てのボタンを外し、そのままシャツを脱ぎ去る。
その途端、当然ながら黒い下着に包まれた女性特有の2つの豊かな膨らみが露になる。
その事に、顔が一気に赤くなっていくのが分かる。
「一夏ぁ...」
クラリッサはそう言いながら、俺の服にも手を掛けて来る。
「クラリッサ!待て!!」
俺が何とか抵抗しながらそういうと、クラリッサが手を止めてくれる。
「クラリッサ、今何をしようとしてるのか、分かってるのか?」
「ああ...一夏と、そういう行為をしようとしていた」
クラリッサの口からハッキリと言われたことで、俺は更に顔が赤くなっていくのが分かる。
だが、ここで言葉を詰まらせてはいけない。
俺が何とかしないと...
「何で、急にそんな事を?」
俺がクラリッサにそう尋ねると、クラリッサはビクっと身体を震わせる。
そして、悲しそうな表情になりながら口を開く。
「私は、不安なんだ。私は22歳で、一夏はまだ15歳。年が開いている...チェルシーは18で一夏とも年が近いが、私は成人しているし、明らかに2人より年齢が高い」
俺はクラリッサの言葉を聞きながら考える。
確かに、俺はまだ誕生日を迎えてないから15、今年で16だ。
チェルシーとは2歳差だが、クラリッサとは6歳差。
確かに、年齢が離れている。
「一夏が、私の事を愛してくれているのは感じる。それは物凄く嬉しい。だけれども、分かっていても不安なんだ。年齢が離れてるから、何時か見放されるんじゃないかって。だから...」
クラリッサはより一層悲しそうな表情を浮かべる。
それを聞いて俺は唇を噛み締める。
恋人がこんなにも悩んでるのに、俺は気付けなかったなんて...
覚悟を決めろ、織斑一夏!!
「クラリッサ...」
「え、きゃ!?」
俺はクラリッサの名前を呼ぶと、そのままクラリッサの事を抱きしめ身体を引き寄せる。
そして、俺は引き寄せたクラリッサと自分の身体の位置を交換する。
今の体制は、先程までと逆で俺がクラリッサの上にまたがっている。
俺はそのままクラリッサにキスをする。
「ん、んぅ!?」
そして、俺はクラリッサの口の中に舌を入れる。
所謂ディープキスというやつだ。
クラリッサも、驚いていたものの、俺の舌に舌を絡ませくれる。
「ん、んぁ、んちゅ、あ...」
「んはぁ、んぁ、んん...」
俺とクラリッサのこんな声に合わせて、唾液が絡まり合う音も聞こえる。
俺とクラリッサは、何方を目を閉じず互いの眼を見続ける。
そして、俺は唇を離す。
口と口の間に銀の唾液の線ができ、ぷつりと途切れる。
「クラリッサ...ごめん。不安にさせちゃって。でも、俺がお前を見放すことなんてない!俺は、クラリッサ・ハルフォーフの事を、心の底から愛してるんだ!」
そして俺がそう言い切ると、クラリッサは
「一夏...ありがとう!」
さっきまでの悲しそうな表情から一転、一気に笑顔になる。
それを見て、俺も笑顔になりながら、自分の着ているシャツの前を開ける。
「クラリッサ...大好きだ。愛してる」
「一夏、私もだ。愛してる。だから、今夜は私を愛してくれ」
「ああ、勿論」
俺は、そのままクラリッサにキスをする。
そうして、俺とクラリッサは、朝まで愛し合ったのだった.....
一夏、クラリッサ、おめでとう!
お幸せに!
一夏、チェルシーもいるからね!
次回もいつになるか分かりませんが、楽しみにしていてください!
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