ウマ娘、チョクセンバンチョー!   作:狐の行商人

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アンケートにご協力頂いた読者の皆様、大変ありがとうございました
バンチョーの所属チーム、決定です(加入はまだ先ですが)


第六走:入学と模擬レース前とトレーナー達

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トウカイテイオーとチョクセンバンチョーの出会いより2年の月日が流れた・・・

 

『帝王』は『番長』という自身へその名の通り行ってきた真っ直ぐな宣戦布告に対して、自身が慕う『皇帝』を追う為の行程として彼女の打倒を誓い

 

『番長』はかつての好敵手を思い出させる強敵『帝王』を前に更なる闘志を燃やす

 

そして2人の時間は、『黄金世代』が活躍する時期へと近付いていく

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

シンボリルドルフ視点

 

「歓迎!新入生諸君、ようこそ我がトレセン学園へ来てくれた!私が当学園理事長を務めている秋川やよいであるっ!!」

((((えっ、人間の女の子?))))

 

2月、入学式の理事長挨拶において、菫色の洋服とつばの広い帽子を被り、白いラインの入ったオレンジ色の髪色を靡かせながら宣言する小柄な少女こと秋川理事長の姿に大多数の新入生が驚愕している

まぁ最も、私も彼女の母親が海外に移籍し、新たに秋川理事長が就任した際には新入生達と同じ事を感じた記憶がある

が、秋川理事長のウマ娘を支えるという意志は本物であり、その為には自身の持つ資財を惜しげもなく投げ打ってくれる程だ

そういった手厚い献身のお蔭で我々トレセン学園在学生はレースに対して困知勉行していく事が出来ている、本当に頭が下がる思いだ

 

視線を秋川理事長の挨拶を聞く今年の新入生達を私は壇上横の生徒会長席から見渡す

・・・うん、今年の新入生のウマ娘達も皆良い顔をしているな

特にウオッカ・ダイワスカーレット・ツインターボ・チョクセンバンチョー・トウカイテイオー・ナイスネイチャ・メジロマックイーンの面々は今後この学年の顔になるだろう、そんな予感がする

 

(それにしても、2年前に私とヒシアマゾンの前で勝負を誓った者が遂に相まみえる事になったか・・・ふふ、どちらが勝つかな?)

 

互いにあの2年前よりも背丈も伸び顔付きも引き締まったものに変わっているし、さてテイオーとバンチョーはどんなレースでどんな勝負をするんだろうな?見てみたいものだ

 

「えー、続きまして生徒会長、シンボリルドルフより新入生へのご挨拶です」

 

む、私の番の様だな?さて、では新入生諸君に生徒会長として最初の挨拶をするとしようか

 

 

 

チョクセンバンチョー視点

 

「入学式の後に昼食食ったら早速最初の模擬レースなんだなトレセン学園は」

「みたいだね~、今年の新入生の実力とかをトレーナーさん達が把握する為にやるんだろうけど・・・いや~入学式でも思ってたけどネイチャさんよりキラキラした子が多くて勝てるかどうか不安ですよ~」

「ふふーん、そんな気持ちじゃダメだぞネイチャ!レースするからには全力全壊で勝ちに行かなきゃ!」

「おっ、いい事言うじゃねえかターボ?その通りだな・・・何かニュアンスが違う様な気がするがな?なはは」

 

入学式を終えた私達いつもの3人は他の生徒達と一緒に食堂にて昼飯を食った後にジャージに着替えてグラウンドに向かっていた

これから新入生全員で模擬レースを行うらしく、トレーナーの方々も見に来るらしい

 

「しっかしまぁ、他の同期の連中も速さには自信がありますって顔してていいねぇ・・・模擬レースとはいえど燃えて来るぜ、この感じ」

「・・・毎度のことながらレースに関してはメラメラ闘志燃やしてくるねぇバンチョーはさ」

「ん?ダメか?」

「全然?何時もらしくて安心しただけですよ~」

「まぁな・・・ネイチャ、お前も普段通りにしていきゃあそんな簡単にゃあ負けねぇよ?あんだけ3人で練習してきたんだからな、自信持って行け」

「・・・うん、ありがとバンチョー」

「なぁに、本当の事だしな?で、ターボお前さんは」

「何時も通り、大逃げする!」

「おう、お前のターボエンジンを同期の連中に見せつけてやれ」

「にひひっ、勿論だぞ!」

 

レース前に少しネガティブになってるように見えたネイチャに助言しながら、私は自信満々に大逃げ宣言するターボの頭をわしわしと撫でてやる

 

「で?そんなバンチョーは今日どうするの?」

「相手次第、だな。新入生同士だから相手がどんなスタンスか分かんねぇけど・・・けど、戦いたい相手が居るんだわ」

「それってオープンキャンパスの時の?」

「ああ・・・おっと、噂をすれば向こうから来たか?」

 

静かに走る音が近付いて来たので其方に向いてみれば、相変わらずの白い前髪と、綺麗な鹿毛の長いポニーテールのウマ娘が軽快な走りで此方に向かって来ていた

 

「あ、やっぱり。見た事ある後ろ姿だと思ったらバンチョーじゃん、久しぶりだね?」

「そうだな、オープンキャンパス以来か?テイオー・・・お前背、伸びたな?」

「いやちょっと、僕より伸びてる君がそれ僕に対して言うの!?スタイルいいし背なんて僕や隣の子達よりも高いじゃん!」

「オープンキャンパスの後に伸びたんだよ」

「僕よりちょっと高い位の背だった筈なのにー!ずるいよぉ~!」

「いやそう言われても困るんだがな?そういや知り合いの姉ちゃんも凹んでたな、背丈越されてるもんだから『私の方が昔は背丈高かったのになして~?姉としての威厳が~』って言ってた」

 

背については気にしてるんだからそう言うなし、女でしかも学校内では背丈ある部類だからリトルスクールでは悪目立ちしてたなぁ

いやでもトレセン学園ってもっと背丈ある同期先輩オープンキャンパスで見たし歳考えたら私も今後まだ伸びそうだしな、どうなる事やら

てかスタイルに関しては特に何もしてねぇよ、胸重くて苦労してるんだぞこれ?

 

 

 

「へぇ~、3人は同じ学校の生徒なんだ?」

「おう、と言っても入学が同じなのは私とターボでネイチャは学年途中からの転校生なんだ」

「同級生でウマ娘だったのは私達3人だけだしねぇ、自然と3人で集まる事が多かったかな?」

「ターボとバンチョーは勉強が苦手で困ってたけどネイチャが来てからは教えて貰って凄く助かったぞ!」

「いやぁ、体動かすのは得意なんだが頭使うのはちょっとなぁ、なはは・・・」

「あー僕も勉強はちょっと苦手だから、バンチョーとダブルターボの気持ちは分かるよ」

「ターボの名前はツインターボだぞ!?ダブルじゃないもん!」

「おいおい、あんまうちのターボをからかってやらんでくれテイオー?ターボは私のマブダチなんだからさ」

「え?何マブダチって?」

「バンチョーは自分と競い合えるウマ娘とは親友になれるって豪語するからねぇ、そういう相手に対しては大体マブダチって言うんだよね」

「そうなんだ・・・え、じゃあ僕もそれになるの?」

「なるに決まってるだろ?何か問題でもあるか?」

「んー、何かこう・・・微妙な感じがする」

「なんだとぉ?こいつめぇ~!」

「わー!?頭をわしゃわしゃしないでよー!?髪型が乱れる、乱れるぅ!」

 

やかましい、そんな失礼な事言う奴はわしゃわしゃの刑だコノヤロー・・・・・・結構キューティクルな髪してるんだなテイオーお前、元リーゼントしてた身として羨ましいんだが?

 

テイオーの髪をわしゃわしゃの刑に処しつつもグラウンドに移動した私達は、同期のウマ娘達と同じ様にくじを引いていく

どうやらこれに書かれたレース番号と枠順、番号で各々模擬レースを行うらしい

ちらりと視線をグラウンドの土手に向けてみれば今年の新入生を見に結構な数のトレーナー達が集まっており、双眼鏡やストップウォッチ、タブレット端末等を片手に私等のレースの様子を見守る構えだ

終わり次第早速スカウトしに来る連中も出るかもしれんなこれは、なんて思いつつくじ箱から私が引いたのは・・・5レースの7枠12番と書かれていた

 

「ネイチャ、ターボ、テイオーは何番だった?」

「僕は2レースの6枠11番」

「うわ、テイオーと同じかぁ・・・しかも隣の7枠12番だよ私」

「ターボは1枠!それの1番だぞ!」

「私は5レース7枠の12番だった、まぁお互い学園最初のレースだから着順とか考えずに今の全力出し切ってやろうぜ?」

「ふふーん、僕の圧倒的な走りを見て驚いても知らないからねバンチョー?」

「なはは、目ん玉開いてばっちりしっかり見届けてやるよテイオー?その後でお前さんにも私の走りを見せてやるから楽しみにしてろよな?」

「あのー、二人共?レース前にバチバチ始めて私のレース難易度上げるの止めて貰っていい?特にテイオーさんや?私と同じレースだからさ?」

「ターボも!ターボも二人に負けないもんね!」

「おーいターボさんや?火に油注ぐの止めて貰っていいかな?」

「スカーレット、何かあそこ盛り上がってるな?何だありゃあ?」

「知らないわよ、多分ライバル同士でどっちが勝つか勝負してるんじゃない?」

「全く、模擬とは言え入学後最初のレース前なのに落ち着きがありませんわね・・・」

 

自信満々な様子で私を焚き付けて来るテイオーに此方も負けじとニヤリと笑いながら言い返しながら、柔軟体操を始める

さぁて、トレセン学園最初のレースだ、楽しんで行くとしようか

 

 

 

 

 

 

 

トレーナー視点

 

「東条先輩も今年の新入生を見に来られたんですね」

「あら、南坂君?・・・まぁそうね、今年の新入生はうちの子達も結構気にしてる子が多いから見に来たのよ」

「そうでしたか・・・因みにどの子何ですか?」

「ルドルフが気にしてるのはあそこのトウカイテイオーだけど、ヒシアマゾンが気にしてるのはテイオーの隣にいるチョクセンバンチョーという子ね」

「確か、リンさんやキシさんの所の娘さんですよね?でもヒシアマゾンさんと接点が無い様な・・・」

「オープンキャンパスで彼女を担当したらしいわ、性格やレースに関しての熱意が自分に似てるとかで結構気に入ってるらしいのよ」

「成程・・・」

「まぁ、どんな走りをする子なのかはこれから見させてもらうけれどね」

「おっ、おハナさんも南坂君も来てたのか」

「沖野さんも来られたんですか?」

「まぁね、今うちのチームはゴルシだけだしさ?来るトゥインクルシリーズに向けてそろそろ新規メンバーを・・・ってね」

「・・・あのポスターで誰か来るの?マルゼンスキーは結構良い謳い文句だって褒めてたけど、私にはピンとこなかったわ」

「うぐっ、手厳しいねぇおハナさん・・・結構頑張って作ったんだがなぁ」

「ま、まぁ意外性を狙ってというのもあるでしょうし、それを見てどう受け取るかはウマ娘の皆さん次第ですから」

「どうだか?ああ、ところで南坂君、貴方私には聞いて来たけど貴方自身は誰に注目してるの?」

「僕ですか?僕としてはまだ情報が集めきれていなくて、誰をスカウトしたいとかは決まっていないんですが・・・チームの設立を許可されたのも今期からですし」

「そう言えばそうだったな、まぁ最初のチームメンバーになるんだから選ぶのはしっかり情報集めてから、かな?」

「ええ、ただ・・・チームに入ってくれる以上は、やはりトレーナーとして彼女達に勝たせてあげれるようにしたいですね」

「・・・バカね、南坂君?それはどのトレーナーも多かれ少なかれきっと持って此処に立っているわよ」

「ああ、ああやって騒いで笑っていられるようにしてやらないとな」

「だったらウマ娘達相手の放任主義は何とかしなさいよ」

「・・・何か今日おハナさん俺にちょっと当たりキツくない?」

「あ、あはは、僕には原因がわからないので何とも言えませんね」

 

(けど、僕も東条先輩の作ったチームリギルを率いるシンボリルドルフさんみたいな強いウマ娘さんのトレーナーになってみたいですね・・・そして、僕のチームも出来るんだって何時かお二人や他のトレーナーの皆さんに証明してみせたい、と思うのは贅沢なんでしょうか・・・?)

―――――――――

 

 

 

チョクセンバンチョー

 

遂に入学した我等がバンチョー

2年で背丈は結構伸びておりテイオーより大分高い

でも彼女以上に背丈が高くて中等部もいるトレセン学園の不思議

割と出るとこは出てて引っ込む所は引っ込んでるスタイルのいいウマ娘

彼女のステータスは現在作成中

 

 

 

トウカイテイオー

 

入学したと思ったら自分より背丈がちょっと大きかった子がまさかの大伸びしててびっくり

しかもスタイルまで負けてるし!ぐぬぬ・・・

でも走りでは負けるつもりは無いからね!

わしゃわしゃされたけどその後ネイチャが綺麗に整えてくれました

 

 

 

ナイスネイチャ

 

入学したら自分よりキラキラしたウマ娘が一杯で少し不安に

でも察してくれたのかバンチョーがそれとなく応援してくれたのでまぁ頑張りますかとやる気に

けどテイオーと同じレースで走るのは勘弁して欲しかった

 

 

 

ツインターボ

 

無事にバンチョーとネイチャと入学出来てとても嬉しいぞ!

模擬レースは大逃げ一択、無事に走り切れるのか?

バンチョーのナデナデも好き、もっと撫でて欲しい

 

 

 

トレーナー陣

 

新入生のウマ娘を見に来ている1期2期のトレーナー達

名前が無いと色々困るのでここではスピカのトレーナーは一部で呼ばれている沖野という名前に致します

アンケートの結果、3票という僅差でバンチョーはカノープスに所属する事に決定

果たして南坂トレーナーの運命は?




トレセン学園でバンチョーが所属する事になるチームは・・・
(49) チームスピカ
(52) チームカノープス☆
(47) オリジナルチーム

でカノープスに決定致しました
尚オリジナルチームだった場合のチームメイトは
黒い刺客、不屈の挑戦者、ハルウララがんばる、超光速のプリンセス等を候補にしておりました

1期軸終了後に多少幕間を挟む予定です、あるとすればどれが見たいですか?

  • チームスピカの話
  • チームリギルの話
  • チームカノープスの話
  • チームコールサックの話
  • 生徒会の話
  • 親や他のウマ娘との話
  • JWCの面々の話
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