期待してない方も期待していた方も楽しんでいただければ幸いです
今日、金柱の屋敷には沢山の鬼殺隊士が集まっていた。
別にオークションの日では無いので悪どい事では無いからご安心を。
少し時間を巻き戻し何故こうなったのかを端的に説明すると、鬼の活動が落ち着いたので全柱で鬼殺隊士達を鍛え、来るべき最終決戦に備えたのだ。
柱達は己の技や知識を伝授し、そして受け継がせ次の世代に鬼の恐怖を無くすために精力的に活動している。
そして此処金屋敷でもだ。
ただ両津の性格上多数の隊士は見れないのでかなり少数に絞られているが。
「それで伊之助は子供になんて付けるつもりなの?」
「俺が伊之助だから鬼をぶっ殺すって意味でコロ助なんて良いだろ!
俺は山の王だからな!!!」
「五月蝿いよ伊之助!
そう言う炭治郎はなんて付けるの?」
「う~ん……家って代々長男には炭って字を入れるから炭吉とかかな?」
「え~なんかありきたりじゃない?」
「そうかな?」
「折角西洋の文化も入ってきたんだし、改造とかさ速人とか伊歩とかさぁ囚われない発想しないの?」
「西洋文化も良いけどやっぱり俺のおじいちゃんやそのおじいちゃん達が大事にしてきた文化を大事にしたいかな」
今面倒を見て貰っているのは炭治郎、善逸、伊之助のかまぼこ隊の面々。
とは言えやってることはこうやって仲良く雑談やベーゴマ等の遊び、そして花札等の博打でありとても訓練とは思えない内容だ。
「待たせたな、飯が出来たぜ」
「それより俺と戦え眉毛ジジイ!!!」
「うっさい!!!さっさと食え!」
両津のゲンコツが炸裂、それによりフラフラになってしまう伊之助と両津から出された美しい数々の握り寿司。
それを見て少し戸惑う表情の二人。
「両さん……これは?」
「なにぃ!?寿司も知らんのか!?」
「えっ?寿司ってもっと大きくて魚の切り身が乗ってる奴じゃん」
炭治郎の言葉に驚愕し、善逸の言葉に頭にハテナを浮かべる両津。
ちなみに寿司が今の形になったのは第二次世界大戦の少し後で、それまではおにぎりに魚の切り身を乗せた程度の物だった。
それを風呂上がりに二~三個摘まんで寝るのが江戸っ子だったのだ。
そのせいで変な病気が流行ったが蕎麦により解決など、昭和を境に日本人の食事は大きく変動しているのだ。
閑話休題
ちなみに両津は有名寿司店で板前をしており、その時の名前が「浅草一郎」だ。
それもあり霞柱とは互いに「一郎おじさん」や「むい」等と親しく出来ている。
「うめぇ!!!」
「た、確かに……」
「あんな太い指からこんなのが出来るなんて」
「ワッハッハッハッ、凄いだろ!
沢山食えよお前ら」
両津勘吉と言う男にとって、この三人は何処か懐かしい気配を感じるからかつい構ってしまうのだ。
それに霞柱も、だからかいつも以上に気を遣ってしまい懐かれそして戦える。
なんやかんや上手く回っているのだ。
おまけ
「雪柱……」
「確か……雷の呼吸の」
「獪岳だ」
「そうだったな」
かまぼこ隊の訓練が終わり、新たに三人の隊士(一名柱)が金屋敷の門前で顔を合わせるととんでもない気配が周りを支配した。
雪柱『素山狛治』
次期鳴柱と名高い『桑島獪岳』
そして水柱と同期の『村田清一郎』
この瞬間、村田は後悔した。
そうこの二人は鬼殺隊内でも有名な程の険悪な仲であり、顔を合わせれば即喧嘩な二人なのだ。
理由としては二人共両津を慕っているがその方向性の違いとかなんとか。
「なんで柱が此処に居るんですか?柱は柱らしく屋敷でその他大勢を鍛えててくださいよぉ」
「柱とは言えまだまだ未熟でな、こうやって先輩である金柱の元に鍛えて貰いに来たのだ」
「弱い柱は駄目じゃん」
「それより弱い隊士が何を言うか」
「「……殺す!!!」」
村田の苦悩は続くのだった。
何となくで書いてみた平和な回です
次回から最終決戦へと向かうのでやっばり平和を書きたくて……
やっぱり上弦の弐は
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ギャグで救うべき
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シリアスに行こうぜ
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気の向くままに
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ヒロイン増えちゃうね