どけ!儂は金柱の両津勘吉だぞ!   作:ジャックマン

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おまたせしました
そして何故短編から連載に変わったかと言いますと、流石に短編としては長くなりすぎてしまったからです
ですので何名かには上弦陸とは絡まないと言いましたが……めっちゃ絡ませます
蛇よりも絡ませます、そして鬼の救済ルートを突っ走ります
いやぁ、実は救済ルート自体考えてたのですが出来た順番が『狛犬兄さん』『兄上』『陸兄妹』で兄上めっちゃ救済ルート浮かんでるのですよね
何時になるかは解りませんが亀の歩みで続きますのであまり期待せずにお待ちください


両津と戸塚と不死川との巻

ある日の夜、両津は屋敷で大人しく眠りに着いていた。

理由としては友人達は皆任務で遠くに行っており、オークション等のイベントは胡蝶達の目が厳しいのでまだ開けないからだ。

 

だからか、普段は飲み歩いている時間なのに眠っているのだ。

そんな両津は懐かしい夢を見ている。

 

 

 

 

 

「あ、あぢぃ~」

 

「一々口にするな両津、此方まで暑くなるだろ」

 

「うるせぇ、暑いから暑いと言って何が悪い!」

 

亀有公園前派出所

そこで二人の男が軽い言い争いをしていた。

片方は両津で、もう片方は顔に傷が有りとてもではないが警察官には見えない男。

彼は戸塚金次と言い、この派出所に勤めている。

 

「おう両さんは居るか?」

 

「何だ不死川じゃねえか、どうしたんだ?」

 

「お、戸塚さんも居るのか

なら話は早い」

 

派出所に入ってきたのは白髪に全身傷だらけの男、制服からして警察官なのだが……人相の悪さと大量の傷のせいで休みの日は高確率で職務質問される警察官こと不死川だ。

彼は亀有駅前派出所勤務であり、たまに暇を見ては弟分の玄弥に仕事を押し付けて公園前派出所に遊びに来るのだ。

 

ちなみに今の不死川の持ち物は浮き輪やスイカと言ったとてもではないが勤務に無関係の物ばっかりだ。

 

「お、流石不死川じゃねえか」

 

「そのクーラーボックスは?」

 

「これはなぁ……男のガソリンだ!!!」

 

それを聞くとヨダレを垂らして喜ぶ戸塚と両津。

 

「よっ!日本一のイケメン警官!」

 

「流石だぜ実弥ちゃ~ん

後は足だな」

 

「それなら大丈夫ですよ戸塚さん、おい玄弥!」

 

「ま、待ってくださいよ先輩~」

 

不死川が呼ぶとパトカーを運転しながら呆れているモヒカンの巨漢。

彼は生川玄弥、不死川の弟分でありこうやって滅茶苦茶に付き合わされている哀れな後輩である。

 

「これで足は出来たな、後は見張りだが……」

 

「寺井が裏で寝てる、起こしてやらせるぞ」

 

そう言って二人はすぐに休憩室に向かうのだが、そこでは一人の太った男がイビキをかいて寝ていた。

 

「起きろ寺井、仕事だぞ!」

 

「くそダメだ、酒飲んで寝てやがる」

 

太った男こと寺井は飲酒しての就寝故に両津や戸塚の声では起きない。

そこで遅れてきた不死川は名案を閃いたかのように口を開いた。

 

「起きないなら寝たまま表で番でもさせませんか?」

 

「「それだ!」」

 

早速三人は寺井を運ぶと入り口の前に椅子を用意し、テープやヒモで体制を固定し目を開けさせた。

 

「うむ迫力が無いな、警棒でも持たせるか」

 

「それだけじゃ話しかけられた時にバレるだろ、拳銃も持たせるぞ」

 

「これだけじゃ堅気以外がホイホイ来ますからこれも必要ですね」

 

「ひ、酷い……同僚をオモチャにしてる」

 

完成した寺井は最早別人だった。

両津と戸塚により右手には警棒を持たされ肩に乗せ、左手には通行人に向けて拳銃を構えている。

そして髪は色付きのワックスにより金髪に染められ逆立たされ、手足にはマジックで刺青みたいなのを描かれている。

 

「じゃあ行くか!」

 

三人は玄弥が待っているパトカーに乗り込むなりクーラーボックスからビールを取り出し乾杯した。

 

「うめぇ!!!」

 

「夏はこれだよな!」

 

「オラァ退きやがれ!撃ち殺すぞ!」

 

三人は一気にビールを飲み干すと各々が好き勝手動き出した。

両津は二本目を開け戸塚はパトカーのサイレンを鳴らし不死川は窓から上半身を出すと空に向けて発砲して笑いながら車達を退かしている。

まさに地獄絵図その物だ。

 

「えぇい温い!もっと速くせんか!!!」

 

「ちょ!?両津さん!?」

 

酔っ払った両津が玄弥を退かし運転を変わるとアクセル全開、そして電柱に突っ込んでしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそ、両津のせいだからな」

 

「それを言うならビールを持ってきた不死川だろ」

 

「いやいや、下手くそな運転をした玄弥のせいっすよ」

 

「両津さんが運転を奪ったからですよ……」

 

「な、何で僕まで?」

 

五人は仲良く頭を丸め、派出所の前で正座をさせられるのだった。




今回は初期こち亀テイストの話しでした

個人的にはこの時のバカみたいなノリもかなり好きなのでこの話で興味を持った方は是非読んでみてください。
現代とはまったくノリが違うので軽い世代ギャップを感じられるのでオススメですよ♪



あまり期待されてなさそうな次回予告

宇随の奴め、三人を連れて遊郭に行くだと?
そんな面白そうな事に儂を誘わんなんて許さんぞ!こうなったら無理矢理にでも着いていってやる!
む?何だと行って良いのか産屋敷?しかも金まで出してくれるのか!?
よっ太っ腹、一生着いていくぜ旦那!
次回『両津と遊郭の巻』絶体見てくれよな




ちなみに初期案としては鬼滅組は皆警察官って考えてましたがそれだと原作の最後を無視しすぎるから悩みました
ちなみにこの案にしてたらかまぼこ隊と時透君は警察学校の生徒でそれ以外は鬼滅署の職員となっておりますwww

やっぱり上弦の弐は

  • ギャグで救うべき
  • シリアスに行こうぜ
  • 気の向くままに
  • ヒロイン増えちゃうね
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